2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

家計簿をつけていなくても年間の貯金額を正しく計算する方法

家計簿をつけていない場合でも実践できる!家計診断


貯金実績を計算してみよう!

あなたは、直近の過去1年で年間いくら貯金が出来ていたか、即答することができますか?

多分これくらいは貯められたんじゃないかなあというどんぶり勘定ではなく、年間で100万円でした!など根拠のある金額が言えますか?

10年以上迷走した我が家の場合は今いくらくらい貯金があるかの総額は答えられるけど、去年1年分、というと分からない、という状況でした。

今までの記事を読んでくださった方は、

・1年間でいくら収入があったか
・理想の年間貯金額はいくらか


この質問に即答できるハズです。

そこに、この貯金の実態を加えると、現在の家計の状況をよりはっきりとイメージすることができます。

これも家計簿をつけていなくても30分で簡単に計算できます。

面倒くさい、という気持ちを少し抑えてレッツチャレンジ!

必要なのは、やっぱり通帳と紙と鉛筆です。

家計で使用している通帳が複数ある場合は、その全てを引っ張り出しましょう。

その通帳すべてのある年度の3月末の残高と、その翌年度の3月末の残高を書き出していきます。

定期預金があればそれも書き出します。


<過去1年分の貯金額>
翌年度の3月末の残高 - ある年度の3月末の残高 = 過去1年分の貯金額


となります。

例えば、

A銀行のある年度の3月末の残高・・・200000円
B銀行のある年度の3月末の残高・・・50000円
C銀行のある年度の3月末の残高・・・400000円
定期預金のある年度の3月末の残高・・・1000000円



合計・・・約165万円



A銀行の翌年度の3月末の残高・・・250000円
B銀行の翌年度の3月末の残高・・・100000円
C銀行の翌年度の3月末の残高・・・600000円
定期預金のある年度の3月末の残高・・・1500000円



合計・・・約245万円



245万円 - 165万円 = 80万円


これで1年間でいくらの貯金があったかほぼ正確に計算することができます。

例では計算の基準日を3月末にしましたが、3月末ではなく12月末にしたいなど、比較する日付は自由に変えていただいて大丈夫です。

ここまで計算できたら、すでに計算した

・1年間でいくら収入があったか
・理想の年間貯金額はいくらか


この金額と合わせて家計の現状を見てみましょう。

例えば


・1年間でいくら収入があったか・・・600万円
・理想の年間貯金額はいくらか・・・60万円~120万円
・実際の年間貯金額・・・80万円


この場合は、


(80万円 ÷ 600万円 )× 100 = 約13%


つまり、収入の13%程度が貯金できたという計算になります。

収入の1割~2割の貯金に成功しているなら結果はまずまずといったところです。

ちなみに、家計簿をつけているのにあまり貯まらないなあと思っていた頃の我が家は、収入に対して約6%程度の貯金しかできていませんでした。

我ながらガッカリする結果でした(笑)。

何度も繰り返しになりますが、だからといってくれぐれも「よし、じゃあ貯金額を収入の20%にしよう」などとイキナリ目標貯金額を設定しないようにしましょう。

もちろん、ガツガツ貯めたい人はそれでもいいと思いますが、イキナリ目標貯金額を設定すると必要以上の努力をしなくてはならなくなり苦しくなります。

今は「これが我が家の貯金率の現状か~」と軽くとらえるくらいで大丈夫。

この中でどれくらい貯金するのが自分にとって丁度いいのか、つまり苦しいやりくりをしなくても貯められるのはいくらなのか
それを計算すればストレスを感じることなく「楽しい貯金ライフ」を始めることができます。

さて、ここでもはや恒例となった質問タイムです。

Q1.過去1年間で貯金できた金額はいくらでしたか?


この質問にも即答できるようになっていますね!バッチリです!

ここまでで、自分でできる家計診断の5つのステップのうち、3つ目までが終わりました。

ひとまず3つだけで終了しても構いませんが、本格的に家計診断をしたい場合は、ここまで計算できたら次は過去の支出総額を計算してみましょう。

↓次の記事はこちらです。
・我が家の支出総額とは?

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