2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

塾や習い事で、教育費貧乏や習い事貧乏にならないためのわが家の考え方

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさんのお宅では勉強や問題集の費用はどうされていますか?

塾や習い事など、子供の教育費にどこまでお金をかけていいか悩みます。

(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「わが家の子供の教育費や習い事費」についてですね。

わが家の子供の教育費


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わが家は子供が3人いますから、学費や習い事などどうしても教育費がかかってきます。

子供が小さいうちはそれほど気にならなかった教育費も、子供が大きくなるにつれてどんどん増加…。

子供の教育に力をいれたい親心もあり、かけようと思えばどこまでも教育費がかかり教育費貧乏になってしまう可能性もあります。

子供が成長するにつれてわが家では具体的にどのような教育費がかかるようになったのかまとめてみますね。

わが家なりの教育費を節約するためのコツも紹介します。

わが家が増えた!と感じる子供の教育費


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生まれたばかりの赤ちゃんにはそれほど教育費は必要ありません。

しかし、子供が成長するにしたがって家計に対する教育費はどんどん増えてきます。

わが家が具体的に増えた!と感じる教育費は以下のような支出です。

1.学費


まず子供の教育費の中でも私が増えたと感じるのは学費です。

わが家では幼稚園は私立幼稚園を選択したので、平均して月2,3万円の保育料がかかりました。

幼児教育無償化により保育料の負担は減りましたが、それでも遠足の費用など諸費用がかかりました。

小学校になると教材費以外の学費はかかりませんが、給食費がかかるようになりました。

低学年、中学年、高学年と学年が上がるごとに給食費も上がっていきました。

また、PTA会費なども別途かかります。

子供が中学校になると給食費はさらに増えました。

わが家は中学受験はせず公立中学校を選択しましたが、給食費だけでなく学校から徴収される教材費もあり、小学校のおおよそ2倍ほど学費がかかるようになりました。

2.習い事費


子供が赤ちゃんの頃は習い事にお金をかけることはありませんでしたが、わが家では子供が幼稚園になる頃から習い事を検討するようになりました。

学習系、運動系、芸術系など様々な分野の習い事があり、どれもやらせてみたかったのですが、主な習い事としてわが家では運動系を選択しました。

学習系の習い事として塾を選択することも検討しましたが、費用がかかりすぎるため断念。

わが家では通信教育を選択し、塾の費用を節約していました(ただ、子供があまりやらなかったので途中で解約しました)。

運動系の習い事も子供が興味を持たなかったらやめさせようと思っていましたが、やめたいということはなく、幼稚園から小学校卒業までは習い事をしていました。

3.その他の学習補助費


学校の学費と、習い事の通信教育だけで教育費が終わりになればいいのですが、子供が大きくなるにつれそれだけではすまなくなりました。

中学生になると公立中学校の場合は、高校受験に向けて内申点を意識した教育が必要になります。

英語検定、漢字検定などの資格試験を受けることも推奨されます。

残念ながらわが家の場合は学校の勉強だけでは追い付かず、問題集や参考書を購入して勉強しました。

受験するための費用もかかるようになりました。

教育費貧乏にならないためのわが家の考え方


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子供の教育費お金をかけることは必ずしも無駄遣いではないですよね。

子供の教育に投資することで、子供の成長を見ることができればその後の子供の人生にも大きな影響があります。

どのような教育を受けたかによって進路の選択だけでなく、将来の職業決定などにも影響するかもしれません。

ただし、お金をかけて教育を行うとしても、すべてのことにお金を使えば当然「教育費貧乏」になる可能性もあります。

親の収入とのバランスが大切だと思います。

わが家は子供が3人ですから、一人に月3万円の教育費をかけたら3人で月9万円です。正直言って月9万円も教育費にかけたら教育費貧乏街道まっしぐらです…。

そこでわが家では、教育費貧乏にならないよう以下の点を心がけています。

1.学費の節約


まず学費の節約についてですが、わが家では小学校、中学校は公立を選択することで学費を節約しました。

私立の小学校や中学校に通わせるだけの金銭的な余裕があればそれも一考ですが、わが家は子供3人。

1人私立に行ったら下の子も私立に行きたいというに決まっています。

3人とも私立に通わせる金銭的余裕はとてもありませんから、中学受験は最初から選択肢に入れませんでした。

小学校、中学校で私立を選択してしまうと、学費だけでなくお友達のご家庭の生活レベルに合わせて子供の習い事なども選択することになりますから、学費だけでなく全体的な教育費の上昇が見込まれます。

2.習い事の節約


子供の習い事もたくさんやらせてあげたい気持ちはありますが、わが家では一人につき一つまたは二つまでと数を決めるようにしています。

その分、その一つまたは二つまでの習い事についてはしっかり取り組むようにしています。

例えば、習い事で検定試験があるなら合格を目指すなど、取り組んだ習い事についてはひとつでも成果を出すことを目標にしました。

習い事を始める時には、月謝だけでなく教材費や発表会などその他にかかる費用も必ず確認。

年間でいくらかかるかということを意識しています。

また、学習については子供が小さいうちは塾ではなく自宅学習の充実をはかることで教育費を節約していました。

塾に行かせた方がより高度な学習ができるとは思いますが、わが家では小学校や中学校の受験を希望していないので、子供が小学生までのうちはそれほど高度な学習は必要ないと割り切りました。

英語や漢字や算数など、教科書にそった学習の補助教材は購入し、夏休みや春休みといったまとまった時間があるときや、休日や習い事がない日の食後など時間を決めて取り組ませました。

学習塾にいけば年間20万円~100万円程度の支出があることも多いので、年間数十万円の節約にはなったと思います。

ただ、より高度な学習が必要な方や資金的余裕がある方はわが家のように節約する必要はないと思います。

3.その他の学習費の充実


わが家では学費や習い事費を節約していますから、反対にその他の学習費は充実させるようにしています。

最近はポイ活でポイント還元があることも多いので、学習参考書などはポイントを使って無料で購入する機会も増えましたが、参考書や問題集を購入する費用は惜しまないようにしています。

図書館や無料できる学習アプリなども利用して、お金をかけないと勉強ができないということにならないように工夫しています。

小学校何年生までにこれくらいの学習は終えるなど具体的な目標もおおよそですが決めています。

今のところその他の学習費を充実させることで学校の勉強から大きく後れをとっている様子は見られません。

4.教育費以外の支出の整理


子どもの教育にはできる限りお金をかけてあげたいという気持ちがありますので、その他の費用で家計が圧迫されすぎないように気を付けています。

収支のバランスをみながらここまではかけられるがこれ以上はわが家には無理という身の丈に合った明確な線引きを行うようにしています。

どうしてもやらせてあげたい時は、収入を増やすことも検討しながら、貯金と支出のバランスは保つように気を付けています。

家計簿をつけるのもわが家では大切なこと。

家計簿をつけることで、収支を常に明確に把握しています。


教育費貧乏にならない工夫


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上記のように、わが家では教育にはある程度のお金はかけていますが、かけすぎて貯金ができないという事態にならないよう工夫しています。

一番大切なのは、習い事の費用などで「毎月赤字」という事態を引き起こさないようにしておくことだと考えています。

ボーナスや児童手当など、月収以外の収入を当てにして習い事の費用を払うようになってしまっているときは、身の丈以上になってしまっている証拠です。

受験などで1年間だけなど、期間限定で赤字になってしまうのは仕方がありませんが、教育費によって慢性的な赤字にならないようにしておくと、いざという時でもお金に困ることはありません。

人によっては、借金をしてでも子供がやりたいというなら子供のために塾や習い事をさせてあげるのが親の役目、そうでなければ子供がかわいそうと考える方もいると思いますが、私は子供が大学に行くための費用は貯めてあげたい、子供に大学の費用がないということで苦労をかけたくない、そのためには身の丈以上の教育費はかけないということを心がけています。

子供が小さいうちに教育費をかけすぎて、肝心の進学費が底をついてしまい、進学させてあげられなくなってしまったら本末転倒と私は考えるからです。

教育費のかけ方には様々な考え方があると思いますが、わが家の考え方という視点でお答えしました。

必ずしもわが家の考え方だけが正解ではありませんので、ぜひご自分のご家庭に合わせた考え方を取り入れてくださいね。


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皆さんからのその他の家計のやりくりに関するご質問は家計のやりくりアドバイスカテゴリーよりご覧ください。



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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. あさがお
    • July 13, 2017 08:41
    • 私もあきさんの考えに大賛成です!!
      うちにも3年生と1年生がいますが、塾や習い事は行ってません。でも、宿題だけは毎日必ずやるように促しています。
      うちも、二人とも割と勉強はできる方です。
      だから、それ以上は求めず小学生の間は遊んだり家族との時間の方を大事にしています。
      あと、睡眠も。塾や勉強頑張り過ぎなのか学校で居眠りする子もいると聞きます。
      話はそれましたが、家計的にも、塾に行かなくても勉強はついて行けているので助かっています。共感したのでコメントしてしまいました!これからもブログ楽しみにしています!
    • 2. あき
    • July 13, 2017 14:11
    • あさがおさん、コメントありがとうございます!
      あき家は、習い事は1人につきひとつふたつはさせています。
      主にスポーツ系です。
      身体能力はある程度あった方がいいと考えているからです。
      でも、塾など勉強系の習い事は最近始めた次女の通信教育半年分以外していないです~
      何を大事にするかは各御家庭によってですが、
      あさがおさんも勉強にはお金をかけられていないのですね!
      私も、小さいうちは勉強より遊びの方が大事だと思っています♡
      一緒ですね♪
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