毎月の収入の範囲内に支出を収めよう呪縛と節約を続けるコツはこれだと思う


毎月のお給料の範囲内に支出を収めるのが貯金の鉄則、と聞いたことがある方も多いかと思います。

この理論は間違いではありません。
いえ、間違っているどころか正しすぎて何も言い返すことが出来ないくらいの正論です。

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ボーナスや各種手当をないものとして考え、毎月のお給料の中に支出を収めることができれば収支は必ずプラスになります。

この方法で家計を回していけば100%、確実に貯金が増えることは間違いありません。

ですが、現実問題として、毎月の収入の範囲内に支出を収めることが出来ている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

総務省の家計調査(2016年版)によれば、貯蓄が100万円未満の世帯は、全体で11.1%、勤労者世帯で13.2%であるそうです。

金融広報中央委員会によれば、金融資産がゼロという世帯が全体の3割、という調査結果もあるそうです。
 
実際に貯金が出来ないことで悩んでいる方は多いと思います。
 
以前の私もそうでしたが、貯金が出来なくて悩んでいる方からしてみると、毎月のお給料の範囲内に支出を収める、これが簡単に出来れば苦労しないんだよ、という、ただの理想論のように聞こえてしまいます。

仮の家計を想定してみましょう。

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家賃9万円、電気ガス水道代1万2千円、生命保険料1万円、携帯電話・インターネット代1万円、食費4万円、日用品1万円、夫の小遣い3万円とすると、ここまでで合計20万2千円です。

もしも夫の給料が25万円だったとしたら約5万円の残りがありますが、そこから月2万円の積み立てをすると残りは3万円です。

残ったお金では、子供に習い事をさせたり、洋服を買ったり、外食や旅行などのレジャーを楽しむ費用はほとんどとれません。

妻はどんなに子供が幼くてもパートなどで働かなくてはとてもやっていけません。

しかも働きにでれば保育園代がかかります。

妻の仕事中の昼食代もかかってきますし、毎日忙しいので外食や出前やお総菜などの登場回数も増えるでしょう。

ですが、月の収支を黒字にしていくためには外食は敵です。

どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、自炊をするしかありません。

毎月を黒字にしなくてはいけないので、レジャーも厳禁です。

遊び場は無料で楽しめる公園がマストで、映画などにもなかなかいけませんし、美容室代も捻出が難しいので1000円カットなどを利用するしかありません。
もちろん習い事なんてもってのほかです。
どれだけ周りの子が習い事をさせていても、子供が習い事をしたいと言っても自治体が開催している無料のものしか習わせることはできません。洋服もプチプラ、医療費さえ出し渋りはじめます。

そんな生活を1年間続け、年間100万円が貯まり、1年に一度ご褒美で海外旅行に行けたとしても、かなりきつい予算を365日ずっと守り続けなくてはなりません。
生活を小さく回さなくてはいけないというストレスがかかります。
少し気を抜いたらすぐに赤字になってしまうので、仕事で疲れた体を休めるための息抜きのレジャー費はないに等しい、もしくは年数回、数える程度だけです。
もしかしたら毎晩のお楽しみの晩酌もやめなくはいけないかもしれません。

これはものすごく頑張りのいる節約術です。

月の収支を毎月黒字にできる、ということはお金を貯める、という点ではとても理想的な家計です。 

ですが、毎月黒字にするために、きつい予算を守って、頑張ってやりくりし続けることがストレスになっているのなら、そんな呪縛は早々に一度捨ててしまってもいいのではないかと私は思います。

私は、ノンストレスで回せる予算を立てることを推奨しています。

ノンストレスであることが第一優先なので、食費が月8万円の方に、「食費が高すぎるので来月から月5万円にしてください」とは絶対に言いません。

そんなことは分かっている、分かっているけどできない、もしやるとしたらものすごく頑張らないといけない、という予算は、しょせん絵に描いた餅なのです。

ストレスのかからない予算をストレスなく実現する。
 
たとえ月の収支が赤字でも年間で黒字ならよしとする。
 
それくらいの心の余裕を持つことが長い間節約をし続けるコツだと思います。

我が家がどんな節約術でお金を貯められるようになったのか、
は、↓こちらからご覧ください。
・我が家の家計簿見直し方法


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