2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

通帳の口座残高がマイナスになる。改善する方法を教えてください。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

2回目の質問をさせていただきます。

12/25から 家計簿付け始めました。

我が家の給与振込 支払い引き落としのメイン口座は 定期預金が ついている総合口座です。

そうすると給与前の数日になると残高が不足してくる月がありますが、マイナス表示になりますが、引き出す事はできます。

今までは 臨時収入のある月に なんとなく マイナス分が補てんされる感じでした。

通帳の見た目では マイナスが消えるわけです。

これまでのズルズルしたやり方は 改めてたいのですが やはりマイナス表示にならないように プール口座からメイン口座に入れた方が良いのでしょうか?

心機一転してお金を貯める家計簿をやり続ける為に良い方法を教えて下さい。

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「定期預金の口座残高がマイナスになる場合」についてですね。

定期預金の口座残高がマイナスになる時の原因と改善方法


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銀行の口座残高がマイナスになっているとびっくりしてしまいますよね。


総合口座の普通預金が残高不足となった場合に、定期預金があると自動的に融資が行われるため、口座の残高がマイナスになってしまうのですね。

今回の質問者様のような状況の場合、どのように家計を改善していけばよいのか考えてみましょう。

改善策1)生活費を把握する


口座残高がマイナスになってしまうのは「普通預金の残高以上の支出がある」ことが原因です。

このような状況になってしまう原因は、「家計管理を怠り月々の生活費をいくらまでに納めればよいかなどの計画を立てていない」ことがほとんどです。

従って、このような状況を改善するためには「家計管理を行い毎月の生活費を把握する」ことが大切です。

家計簿などを活用し、「毎月いくらの生活費が必要か」を確認しましょう。

「家計簿をつけるのは苦手」という人も多いかと思いますが、苦手だからと避けているために「口座残高がマイナスになってしまう」のです。

今の状況を改善したいなら家計簿などの家計管理のツールを積極的にとりいれましょう。

■参考:家計簿のつけ方について

改善策2)大きな支出を把握する


毎月の生活費が毎月の給料を超えてしまうことで口座残高がマイナスになってしまうこともありますが、「大きな出費が続いたために口座残高がマイナスになってしまう」こともあるでしょう。

家計管理が苦手な人は、このような場合に「急な出費が続いたので仕方がなかった」などと言うことが多いのですが、実はこのような大きな出費というのは「特別費」として「あらかじめ想定できる出費」であることが多いのです。

このような大きな出費まで毎月の給料で賄うことが難しい場合は、臨時収入・手当・ボーナスといった「給料以外の収入をうまく活用する」ことが大切です。

大きな出費がある月は「あらかじめ多めに口座に入金しておく」などの対策を取っておきましょう。

■参考:特別費について

改善策3)マイナスにしないという意識を持つ


通帳の口座残高がマイナスになってしまう人は、「口座の残高が一時的にマイナスになっても、あとから補てんされればいいだろう」という意識があることが多いものです。

そのため、本格的に家計の改善を行いたい場合は、まずは「口座の残高をマイナスにしない」という意識を持つことが大切になります。

実は、わが家もかつては口座の残高がマイナスになってしまうことがあったのですが、「子ども達のためにもしっかり家計管理をしなくては」と考えるようになってからは一度もマイナスになったことがありません。

精神論になってしまうようで恐縮ですが、「口座の残高をマイナスにしない」というモチベーションも大切です。

口座残高がマイナスになる時の家計管理の始め方


質問者様の場合は、まずは家計簿などを活用して、上記の改善策1,2に取り組むことをおすすめいたします。

まず現状を把握し、必要な額を口座に入金するという流れが習慣になってくれば自然と家計も改善されていくと考えられます。

年間の貯蓄額を把握するなどについては、その後徐々に検討してみてはいかがでしょうか。
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