2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

旦那の給料が月8万円さがった。貯金はあきらめるべき?

家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。

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今回のご相談内容

あきさん。はじめまして。

我が家は夫婦ふたりと犬が2匹ですが、貯金が年間50万円できるかできないかの状況のうえ、3ヶ月ほど前から、主人のお給料が8万円ほどダウン。

いつ、元に戻るかも不明。

こんな状況から、私が一念発起して家計を見直さなくては‼︎と、思い立ち、あきさんのブログにたどり着きました。

長々と書いてしまいましたが、貯金について2点質問させて頂きます。

①いまは貯金はひとまず諦め、毎月の家計を赤字にしない様(なるべく赤字を少なく)にしたほうがいいのか?
②そもそも、貯金は先取りのほうがいいのか?

以上の2点です。
お忙しいと思いますが、ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「旦那様のお給料が下がってしまった時」についてですね。

旦那様のお給料が下がってしまった時


質問者様のご状況を整理させていただくと

  • 旦那様のお給料が月8万円ダウンしてしまった

  • 以前は年間50万円くらいの貯金が出来ていた


ということでしょうか。

単純に考えると、月8万円の減収=年間96万円の減収となります。

年間50万円貯金ができていたということですので、96万円ー50万円=46万円

質問者様の場合は、現状と同じ家計を続けていくと年間46万円の赤字となります。

旦那様のお給料が下がってしまったときの家計への影響を考える場合は、上記のように

「減収となった金額-通常年間で貯金できる金額=家計の黒字・赤字額」

の計算式から家計の影響を計算してみましょう。

旦那様のお給料が下がっても家計を改善したいとき


上記の計算式を使い、減収後の家計が黒字になるのか赤字になるのかをまず確かめ、次に行うことは家計の改善です。

  • 減額できる固定費はないか

  • 旅行など娯楽に関連する特別費が多すぎないか


など、基本的な家計の見直しを行いましょう。

関連記事:毎月赤字の家計を改善する計算式

さらに行いたいことは「今後収入が上がる見込みはあるのか」を検討することです。

月8万円の減収があっても、家計全体を見直すことで赤字にならない場合は家計を継続することができます。

また、減収が期間限定でしばらくすれば元に戻るという確証があれば当面の赤字に耐えるだけの貯金があれば家計は自動的に再生されます。

しかし、月8万円の減収となることで家計が大幅な赤字に転落し、今後も改善する見込みがないと考えられる場合は、収入を上げる手段を考えることが大切です。

公的手当も含め、収入を見直しましょう。

関連記事:夫が失業・無職時の家計の考え方

旦那様のお給料が下がってしまった時の貯金


①いまは貯金はひとまず諦め、毎月の家計を赤字にしない様(なるべく赤字を少なく)にしたほうがいいのか?
②そもそも、貯金は先取りのほうがいいのか?

ご質問にお答えしますと、旦那様のお給料が下がってしまった時は質問者様もおっしゃるようにまず「毎月の赤字額を減らす」ことを中心に考えましょう。

その上で、余力があれば先取り貯金などにも挑戦しましょう。

ただし、毎月赤字の状況で先取り貯金を始めても、毎月の赤字額が増加するだけですので本末転倒となります。

旦那様のお給料が下がってしまいご不安な中ではあると思いますが、無理をせずご自分の家計にあわせた貯金額から始めましょう。

減収があっても耐えうる家計なのか、増収がなければ耐えられない家計なのかを見極めることができれば自然に家計は再生すると考えられます。

是非落ち着いて家計管理に取り組まれてみてくださいね。

関連記事:先取り貯金がうまくいかない人の対処方法
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