【夫婦二人暮らし】食費が月40000円!多すぎる?節約すべき?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさん、こんにちは☆
先日、年間で黒字がだせそうだ…と意気揚々とメールを送らせていただきましたが、早速壁に突き当たりました。
3ヶ月ほど支出がどのくらいあるのかを確認し、最初に食費を40,000円に設定しましたが、2ヶ月連続で3,000円ほどオーバーしています。
我が家は夫婦二人ですが、旦那がよく食べること、私も家事が苦手な為、私の昼食はだいたいコンビニや買い物のついでにスーパーで買ってくるパターンが多いです。
朝が早い旦那の朝食はおこづかいの中から出してもらい、昼食は会社の仕出し弁当の為給料から天引きされているので、特に考える必要はありません。
話は戻りますが、食費の中にお米、晩酌用の酒代も込み(頻繁に買うわけではないので)で、お菓子などの嗜好品もほとんど買っていません。
食材もなるべく高くならないように買い物には気をつけて、たまーにちょっと高めのお肉やお刺身を購入しますが、そんなに高すぎるというものではありません。
ネックは私の昼食代かなと思いつつ、別設定にすると集計が面倒になるかなと思ったり、3,000円予算を多くして赤字になることを嘆くことから脱出した方が良いか、二人で43,000円は多すぎるかなと、あれこれ悩み中です。
あきさんならどう考えるか、ご意見をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夫婦二人暮らしの食費」についてですね。
総務省統計局の家計調査によると、2020年(令和2年)の調査年報の世帯人員2人のひと月の食費は66,543円となっています。
内訳に含まれている外食6,942円を除くと59,601円となります。
したがって2人暮らしの食費の平均は、外食を除いて約6万円と考えられます。
なお、同調査の2022年(令和4年)の同調査では、世帯人員2人のひと月の食費は67,573円となっています。そのうち外食は7,675円となっていますから、同調査でも2人暮らしの食費の平均は、外食を除いて約6万円と言えます。
参考引用:家計調査年報(家計収支編)
質問者様の月の食費の予算は、夫婦2人で「40000円」ということです。
食費の中にお米、晩酌用の酒代も込み。お菓子などの嗜好品もほとんど買っておらず、毎月「3000円」くらい食費がオーバーしがちであるということですね。
食費が2人で月4万円で高いか安いかということですが、酒代と米代こみであればそれほど高すぎることはないでしょう。
その他、外食の頻度もあわせて考えてみて下さい。
夫婦二人暮らしの場合、お子さんがいないことで比較的自由に外出できるため、外食が多くなっているという場合があります。
娯楽費の外食が月に数万円+食費が月4万円という場合は、食費が高くなっていると判断することもできます。
その場合は、少し頑張って食費をさげることを考えてもいいよいでしょう。
しかし、そうでない場合は、思い切って食費の予算を43000円にしてしまってもかまわないのではないでしょうか。
3000円予算を上げると、その分家計は年間で36000円分負担が増えることになります。
その金額を上乗せすることで赤字になるほど窮屈な家計の場合は、そもそもの家計状況に問題があると言えます。
年間36000円程度の予算増であれば、その他の支出を節約できないかを考えることで充分吸収できる範囲なのではないでしょうか。
日用品の予算を1000円下げる。
ガソリン代の予算を1000円下げる。
そのようなちょっとしたその他の予算調整で吸収できないかを考えてみるとよいでしょう。
「どうしても月3000円ほど食費を節約したい」という場合は、今よりさらに食費の無駄を省く必要が出てきます。
「月3000円」食費を節約したいのであれば、1日に節約すべき金額は100円です。
1日100円の節約であれば、おかしをひとつ我慢するなどの工夫をするだけでも達成することができます。
■参考:食費の予算が守れない時については以下の記事で詳しく紹介しています。
それからひとつ気になるのは、質問者様のお昼ご飯についてです。
ということですが、こちらは必須でしょうか?
私も家でお昼を食べることが多いですが、夕飯を少し多めに作っておいてそこから毎食取り分けて済ませています。
お刺身などを出すと鮮度の問題で次の日のお昼までは持たないので、そのような時はちょっと買い足したりすることもありますが、それ以外は残り物で充分に済ませられます。
わが家も夫がよく食べるのですが、それでも足りるように少しお肉やお魚を多めに買う。
ピーマンを炒めるなら明日の昼食用に1つ多めに一緒に炒める。
このようなことをすれば、お昼ご飯くらいは何とかなるのではないでしょうか。
もちろん、家族全員が休みの時のお昼はこのようにはいきませんので、あくまで自分ひとりのお昼ご飯ということになります。
このような工夫をすることで、もう少し食費を節約ができる可能性があります。
あわせて確認してみてください。
■参考:外食を減らしたい時については以下の記事で詳しく紹介しています。
・食費の節約は、ストレスになることが多いので一番最後に考えましょう。
・それでも節約したい時は、1日いくら節約するか?を考えてみることから始めましょう。
■参考:貯金に成功している節約主婦の食費はいくら?
■参考:2人暮らしの食費
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:食費・日用品に関するご質問は以下の記事にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさん、こんにちは☆
先日、年間で黒字がだせそうだ…と意気揚々とメールを送らせていただきましたが、早速壁に突き当たりました。
3ヶ月ほど支出がどのくらいあるのかを確認し、最初に食費を40,000円に設定しましたが、2ヶ月連続で3,000円ほどオーバーしています。
我が家は夫婦二人ですが、旦那がよく食べること、私も家事が苦手な為、私の昼食はだいたいコンビニや買い物のついでにスーパーで買ってくるパターンが多いです。
朝が早い旦那の朝食はおこづかいの中から出してもらい、昼食は会社の仕出し弁当の為給料から天引きされているので、特に考える必要はありません。
話は戻りますが、食費の中にお米、晩酌用の酒代も込み(頻繁に買うわけではないので)で、お菓子などの嗜好品もほとんど買っていません。
食材もなるべく高くならないように買い物には気をつけて、たまーにちょっと高めのお肉やお刺身を購入しますが、そんなに高すぎるというものではありません。
ネックは私の昼食代かなと思いつつ、別設定にすると集計が面倒になるかなと思ったり、3,000円予算を多くして赤字になることを嘆くことから脱出した方が良いか、二人で43,000円は多すぎるかなと、あれこれ悩み中です。
あきさんならどう考えるか、ご意見をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夫婦二人暮らしの食費」についてですね。
二人暮らしの食費の平均は?
総務省統計局の家計調査によると、2020年(令和2年)の調査年報の世帯人員2人のひと月の食費は66,543円となっています。
内訳に含まれている外食6,942円を除くと59,601円となります。
したがって2人暮らしの食費の平均は、外食を除いて約6万円と考えられます。
なお、同調査の2022年(令和4年)の同調査では、世帯人員2人のひと月の食費は67,573円となっています。そのうち外食は7,675円となっていますから、同調査でも2人暮らしの食費の平均は、外食を除いて約6万円と言えます。
参考引用:家計調査年報(家計収支編)
夫婦二人暮らしの食費
質問者様の月の食費の予算は、夫婦2人で「40000円」ということです。
食費の中にお米、晩酌用の酒代も込み。お菓子などの嗜好品もほとんど買っておらず、毎月「3000円」くらい食費がオーバーしがちであるということですね。
食費は節約すべき?
食費が2人で月4万円で高いか安いかということですが、酒代と米代こみであればそれほど高すぎることはないでしょう。
その他、外食の頻度もあわせて考えてみて下さい。
夫婦二人暮らしの場合、お子さんがいないことで比較的自由に外出できるため、外食が多くなっているという場合があります。
娯楽費の外食が月に数万円+食費が月4万円という場合は、食費が高くなっていると判断することもできます。
その場合は、少し頑張って食費をさげることを考えてもいいよいでしょう。
しかし、そうでない場合は、思い切って食費の予算を43000円にしてしまってもかまわないのではないでしょうか。
3000円予算を上げると、その分家計は年間で36000円分負担が増えることになります。
その金額を上乗せすることで赤字になるほど窮屈な家計の場合は、そもそもの家計状況に問題があると言えます。
年間36000円程度の予算増であれば、その他の支出を節約できないかを考えることで充分吸収できる範囲なのではないでしょうか。
日用品の予算を1000円下げる。
ガソリン代の予算を1000円下げる。
そのようなちょっとしたその他の予算調整で吸収できないかを考えてみるとよいでしょう。
それでも食費を節約したい時
「どうしても月3000円ほど食費を節約したい」という場合は、今よりさらに食費の無駄を省く必要が出てきます。
「月3000円」食費を節約したいのであれば、1日に節約すべき金額は100円です。
1日100円の節約であれば、おかしをひとつ我慢するなどの工夫をするだけでも達成することができます。
■参考:食費の予算が守れない時については以下の記事で詳しく紹介しています。
専業主婦のお昼ご飯
それからひとつ気になるのは、質問者様のお昼ご飯についてです。
私の昼食はだいたいコンビニや買い物のついでにスーパーで買ってくるパターンが多いです。
ということですが、こちらは必須でしょうか?
私も家でお昼を食べることが多いですが、夕飯を少し多めに作っておいてそこから毎食取り分けて済ませています。
お刺身などを出すと鮮度の問題で次の日のお昼までは持たないので、そのような時はちょっと買い足したりすることもありますが、それ以外は残り物で充分に済ませられます。
わが家も夫がよく食べるのですが、それでも足りるように少しお肉やお魚を多めに買う。
ピーマンを炒めるなら明日の昼食用に1つ多めに一緒に炒める。
このようなことをすれば、お昼ご飯くらいは何とかなるのではないでしょうか。
もちろん、家族全員が休みの時のお昼はこのようにはいきませんので、あくまで自分ひとりのお昼ご飯ということになります。
このような工夫をすることで、もう少し食費を節約ができる可能性があります。
あわせて確認してみてください。
■参考:外食を減らしたい時については以下の記事で詳しく紹介しています。
夫婦二人暮らしの食費(まとめ)
・食費の節約は、ストレスになることが多いので一番最後に考えましょう。
・それでも節約したい時は、1日いくら節約するか?を考えてみることから始めましょう。
■参考:貯金に成功している節約主婦の食費はいくら?
■参考:2人暮らしの食費
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:食費・日用品に関するご質問は以下の記事にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
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