ピアノを買いたい。貯金を崩す?それとも積み立てをはじめる?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
いつもブログを楽しみに拝見させていただいてます。 家計が全く管理できておらず、何とかしようと色々調べていて、あきさんの家計簿に出会い、衝撃を受けました。
これなら、家計を立て直せるかもしれない!と現在1年3ヶ月目に入りました。引き続き頑張りたいと思います。
前置きが長くなりましたが、質問がありお問い合わせいたしました。 あきさんの家計簿では、貯金は絶対に使わないものとして、旅行などのお金は特別費で管理しますよね。
貯金は、車、家、学費、老後などに使うために貯めておくと読みましたが、例えば、以下のものは貯金から使っても良いのでしょうか?
貯金から出さない場合は、別で積立などで貯めていくのでしょうか?
・ピアノ
→ アップライトなら 50〜100万
電子ピアノなら 10〜20万
高額な出費なので、もし買うとなれば、貯金でも積立でも毎月貯めていかないといけないのですが、家計簿上はどうしたらよいのか迷ったので、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「ピアノなど高額なものを買いたい時」についてですね。
私が考える貯金とは、質問者様がおっしゃる通り「車、家、学費、老後、もしもの時など」人生でも大きな節目に必要となるお金を貯めたものです。
そのような大きな節目以外は一度「貯金」としたお金は1円たりとも崩さないという姿勢が、貯金を効率よく残す上では大切だと考えています。
とはいえ、ピアノなど、高額ではあるものの、マイホームや車ほど高額ではないという程度の支出は、貯金から出してよいのかということが疑問になるということですね。
質問者様がピアノを想定するように、家の修理や工事、リフォーム、歯科矯正、急な入院、高額家電の買い替えなど、ものすごく高額というほどではないけれど、それなりに高額という出費はたくさん存在しますよね。
私の個人的な考えとしては、このような出費に対し貯金を崩してしまうと、いつまでたっても少し貯まると貯金がなくなってしまうのではないかと考えます。
では、代わりにどのように対策するか、というと「積立」がお勧めです。
■参考:家計簿で積立をする方法はこちらにまとめてあります。
ピアノを習い始めたら、いつか購入するものとして予定し、ボーナスのたびに20万円ずつピアノ積立を行い、積立専用の貯蓄口座などに貯めておくなどの方法です。
「ピアノのために年間で40万円もの貯蓄をするのが難しい」と感じる場合は、2年、3年と年数をかけて少しずつ貯めていくと良いでしょう。
どうしても先に購入したく、ローンを利用したい等の場合は、かわりにローンが支払い終わるまでは他の大きな支出は我慢するなどの調整が必要です。
わが家の場合は、このような出費に対しどのように対策をしているかというと、やはり活用しているのは「積立」です。
毎月5000円から1万円、ボーナス時にはやや増額など、積み立てている金額はそれほど多くありませんが、長期間貯めることで、「歯科矯正」「急な家電の買換え」「家の修繕」など、マイホームやマイカーなどよりは少額な支出に対して対策をしております。
このような支出にローンなどを組んでしまうと、金利などが上乗せされますし、別の大きな出費がある時に対応できなくなる可能性が高まるため、できる限り「やや高額程度の支出であれば、貯まった積立の範囲内で考える」という習慣をつけるようにしていますよ。
貯金は、貯めるのは時間がかかるものですが、使うのは一瞬です。
お子さんの習い事などでピアノなどを買ってあげたいと思うのは親心ですよね。わが家にも三人の子どもがいますから、お気持ちはよく分かります。
とはいえ、だからといって安易に貯金を崩してしまうと家計が苦しくなってしまい、将来の学費など肝心な支出に対応できなくなるのも問題です。
このあとまた同じ金額を貯めるのにどれだけ時間がかかるのか?ということを考えると、「できる限り貯金を崩さない仕組み」を日頃からつくっておくことが健全な家計管理に役立つと考えられます。
家計簿をご利用いただき早1年3ヶ月。長きにわたり、ご利用いただき誠にありがとうございます。
「積立」は、継続した期間とともに効果を発揮するものなので、よろしければ焦らず続けてみて下さいね。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
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※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。
いつもブログを楽しみに拝見させていただいてます。 家計が全く管理できておらず、何とかしようと色々調べていて、あきさんの家計簿に出会い、衝撃を受けました。
これなら、家計を立て直せるかもしれない!と現在1年3ヶ月目に入りました。引き続き頑張りたいと思います。
前置きが長くなりましたが、質問がありお問い合わせいたしました。 あきさんの家計簿では、貯金は絶対に使わないものとして、旅行などのお金は特別費で管理しますよね。
貯金は、車、家、学費、老後などに使うために貯めておくと読みましたが、例えば、以下のものは貯金から使っても良いのでしょうか?
貯金から出さない場合は、別で積立などで貯めていくのでしょうか?
・ピアノ
→ アップライトなら 50〜100万
電子ピアノなら 10〜20万
高額な出費なので、もし買うとなれば、貯金でも積立でも毎月貯めていかないといけないのですが、家計簿上はどうしたらよいのか迷ったので、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「ピアノなど高額なものを買いたい時」についてですね。
ピアノなどやや高額なものを買いたい時
私が考える貯金とは、質問者様がおっしゃる通り「車、家、学費、老後、もしもの時など」人生でも大きな節目に必要となるお金を貯めたものです。
そのような大きな節目以外は一度「貯金」としたお金は1円たりとも崩さないという姿勢が、貯金を効率よく残す上では大切だと考えています。
とはいえ、ピアノなど、高額ではあるものの、マイホームや車ほど高額ではないという程度の支出は、貯金から出してよいのかということが疑問になるということですね。
ピアノなどの支出には貯金を崩す?
質問者様がピアノを想定するように、家の修理や工事、リフォーム、歯科矯正、急な入院、高額家電の買い替えなど、ものすごく高額というほどではないけれど、それなりに高額という出費はたくさん存在しますよね。
私の個人的な考えとしては、このような出費に対し貯金を崩してしまうと、いつまでたっても少し貯まると貯金がなくなってしまうのではないかと考えます。
では、代わりにどのように対策するか、というと「積立」がお勧めです。
■参考:家計簿で積立をする方法はこちらにまとめてあります。
ピアノを習い始めたら、いつか購入するものとして予定し、ボーナスのたびに20万円ずつピアノ積立を行い、積立専用の貯蓄口座などに貯めておくなどの方法です。
「ピアノのために年間で40万円もの貯蓄をするのが難しい」と感じる場合は、2年、3年と年数をかけて少しずつ貯めていくと良いでしょう。
どうしても先に購入したく、ローンを利用したい等の場合は、かわりにローンが支払い終わるまでは他の大きな支出は我慢するなどの調整が必要です。
わが家の場合はどうしてる?
わが家の場合は、このような出費に対しどのように対策をしているかというと、やはり活用しているのは「積立」です。
毎月5000円から1万円、ボーナス時にはやや増額など、積み立てている金額はそれほど多くありませんが、長期間貯めることで、「歯科矯正」「急な家電の買換え」「家の修繕」など、マイホームやマイカーなどよりは少額な支出に対して対策をしております。
このような支出にローンなどを組んでしまうと、金利などが上乗せされますし、別の大きな出費がある時に対応できなくなる可能性が高まるため、できる限り「やや高額程度の支出であれば、貯まった積立の範囲内で考える」という習慣をつけるようにしていますよ。
貯金を守る仕組みを作ろう
貯金は、貯めるのは時間がかかるものですが、使うのは一瞬です。
お子さんの習い事などでピアノなどを買ってあげたいと思うのは親心ですよね。わが家にも三人の子どもがいますから、お気持ちはよく分かります。
とはいえ、だからといって安易に貯金を崩してしまうと家計が苦しくなってしまい、将来の学費など肝心な支出に対応できなくなるのも問題です。
このあとまた同じ金額を貯めるのにどれだけ時間がかかるのか?ということを考えると、「できる限り貯金を崩さない仕組み」を日頃からつくっておくことが健全な家計管理に役立つと考えられます。
家計簿をご利用いただき早1年3ヶ月。長きにわたり、ご利用いただき誠にありがとうございます。
「積立」は、継続した期間とともに効果を発揮するものなので、よろしければ焦らず続けてみて下さいね。
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