独身実家暮らしの家計簿。お一人様の家計の基本の考え方は?!
-
- カテゴリ:
- 家計のやりくりアドバイス
こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
書籍が出ていることは知っていたのですが最近ブログの存在を知り、家計管理について熟読しています。
書籍やブログで紹介されている内容で自分に当てはめた時にピンとこない部分があり質問させていただきます。
私は実家暮らし独身です。
今年に入り貯金を切り崩してしまい、取り戻さないとと思っていたところに引越や結婚の話が出てきて取り戻す以上に貯金をしないといけない状況になりました。
家計の状況把握と見直しを行っているのですが家計簿の項目をどうするか悩んでいます。
生活費について食費がかからないため、家計簿の品目を分けようとするとほぼ娯楽費となってしまいます。
予算立てや何に多く使っているかの分析をしようにも「娯楽費」のくくりだけではよくわからなくなりそうなので分けた方がいいのかなとも思いますが、しっくりくる分け方が見つかりません。
あきさんだったら実家暮らしの家計簿はどのように対応をしますか?
ご回答よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「独身、実家暮らしの家計簿」についてですね。
家庭を持っている方の家計簿ですと、住宅費、光熱費などの固定費に加え、仕事関連の支出、プライベートな支出、子どもに関する支出など多岐にわたる支出を管理していくことになります。
一方独身、実家暮らしで生活している方の家計は非常にシンプルですよね。
場合によっては、住宅費や光熱費や食費といった支出が必要なくなることもあります。
今回は、このような「独身、実家暮らしの家計簿」についてのご質問ですね。
独身、実家暮らしの方の家計簿のポイントは、固定で払うお金、仕事で使うお金、プライベートで使うお金の3本の柱に分けて考えるとよいと私は考えます。
まず、固定の支出について。
実家暮らしとはいえ、成人しているなら携帯電話や生命保険の費用、通勤費などは自分で払っていること思います。
また、いくらかは実家にお金をいれているのではないでしょうか?
その他、ファンクラブに加入している、友の会の会費を払っているなど毎月支払う趣味などに使う固定費はありませんか?
私だったら、そのような毎月決まっている支出を「家計簿の固定費」として「年間の家計簿」で管理します。
年間の家計簿で管理する項目(費目)→ 実家に入れるお金、携帯電話、生命保険、その他趣味費
次に、仕事で使うお金について。
実家暮らしで両親からお小遣いをもらって生活しているということなら話は別ですが、結婚を考える年ごろの娘さんと考えるとお仕事もされているのではないでしょうか。通勤費や仕事で使う交通費、仕事に関する飲み会などが想定されます。
私だったら通勤費については上記の固定費の扱いでよいと考え、その他の支出については別途項目を作成して管理します。
年間の家計簿で管理する項目(費目)→ 通勤費
毎月の家計簿で管理する項目(費目)→ 仕事費(仕事のランチや交通費の立て替え払い)、娯楽費(飲み会)
さらに、プライベートで使うお金について。
彼とのデートや、衣服費、雑誌、カフェでの休憩、プライベートのランチなどもあるでしょう。
また、自己啓発で資格を取ったり、セミナーを受講したりするようなことや、旅行などに出かけることもあると思います。
化粧品代など美容に関するお金もかかるかもしれません。
このようなプライベートにかかる支出についても、私だったら固定費とは別に項目を作成して管理します。
毎月の家計簿で管理する項目(費目)→ 娯楽費(プライベートな支出)、特別費(セミナー受講や旅行や誕生日プレゼントなど)、美容費(化粧品。一般家庭の日用品のような扱いで)
このような感じで家計簿を仕分けると分かりやすくなると考えます。
私だったら、特に趣味などで使う固定費と、プライベートに使うお金(娯楽費、特別費)が大きく肥大しすぎないように予算を決めて気をつけるようにすると思いますよ。
上記を踏まえ、独身、実家暮らしの家計簿の項目を分類すると以下のようになります。
■年間の家計簿
実家に入れるお金、生命保険、携帯電話、通勤費、その他趣味費
※クリックで拡大できます。
■毎月の家計簿
美容費、仕事費、娯楽費、特別費
※クリックで拡大できます。
このような項目(費目)で家計簿をつけていくと上手に管理できると思います。
■参考:一人暮らしの家計簿の項目(費目)については以下の記事で詳しく紹介しています。
・実家暮らし独身の場合は、費目は最低限に絞った方がいいでしょう。
家計管理ついて熟読ありがとうございます。実家暮らしの家計でも上手に管理できると思いますので、是非チャレンジしてみて下さいね!
独身、実家暮らしで家族と同居されている方の実際の家計簿や家計のご相談もご紹介しますので、合わせて参考になさってみてください。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:こんな時はどうする?家計のやりくりアドバイス
・家計のやりくりアドバイス(まとめ)
■参考:その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
書籍が出ていることは知っていたのですが最近ブログの存在を知り、家計管理について熟読しています。
書籍やブログで紹介されている内容で自分に当てはめた時にピンとこない部分があり質問させていただきます。
私は実家暮らし独身です。
今年に入り貯金を切り崩してしまい、取り戻さないとと思っていたところに引越や結婚の話が出てきて取り戻す以上に貯金をしないといけない状況になりました。
家計の状況把握と見直しを行っているのですが家計簿の項目をどうするか悩んでいます。
生活費について食費がかからないため、家計簿の品目を分けようとするとほぼ娯楽費となってしまいます。
予算立てや何に多く使っているかの分析をしようにも「娯楽費」のくくりだけではよくわからなくなりそうなので分けた方がいいのかなとも思いますが、しっくりくる分け方が見つかりません。
あきさんだったら実家暮らしの家計簿はどのように対応をしますか?
ご回答よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「独身、実家暮らしの家計簿」についてですね。
独身、実家暮らしの家計簿
家庭を持っている方の家計簿ですと、住宅費、光熱費などの固定費に加え、仕事関連の支出、プライベートな支出、子どもに関する支出など多岐にわたる支出を管理していくことになります。
一方独身、実家暮らしで生活している方の家計は非常にシンプルですよね。
場合によっては、住宅費や光熱費や食費といった支出が必要なくなることもあります。
今回は、このような「独身、実家暮らしの家計簿」についてのご質問ですね。
独身、実家暮らしの家計簿の基本
独身、実家暮らしの方の家計簿のポイントは、固定で払うお金、仕事で使うお金、プライベートで使うお金の3本の柱に分けて考えるとよいと私は考えます。
1.毎月固定の支出
まず、固定の支出について。
実家暮らしとはいえ、成人しているなら携帯電話や生命保険の費用、通勤費などは自分で払っていること思います。
また、いくらかは実家にお金をいれているのではないでしょうか?
その他、ファンクラブに加入している、友の会の会費を払っているなど毎月支払う趣味などに使う固定費はありませんか?
私だったら、そのような毎月決まっている支出を「家計簿の固定費」として「年間の家計簿」で管理します。
年間の家計簿で管理する項目(費目)→ 実家に入れるお金、携帯電話、生命保険、その他趣味費
2.仕事で必要な支出
次に、仕事で使うお金について。
実家暮らしで両親からお小遣いをもらって生活しているということなら話は別ですが、結婚を考える年ごろの娘さんと考えるとお仕事もされているのではないでしょうか。通勤費や仕事で使う交通費、仕事に関する飲み会などが想定されます。
私だったら通勤費については上記の固定費の扱いでよいと考え、その他の支出については別途項目を作成して管理します。
年間の家計簿で管理する項目(費目)→ 通勤費
毎月の家計簿で管理する項目(費目)→ 仕事費(仕事のランチや交通費の立て替え払い)、娯楽費(飲み会)
3.プライベートな支出
さらに、プライベートで使うお金について。
彼とのデートや、衣服費、雑誌、カフェでの休憩、プライベートのランチなどもあるでしょう。
また、自己啓発で資格を取ったり、セミナーを受講したりするようなことや、旅行などに出かけることもあると思います。
化粧品代など美容に関するお金もかかるかもしれません。
このようなプライベートにかかる支出についても、私だったら固定費とは別に項目を作成して管理します。
毎月の家計簿で管理する項目(費目)→ 娯楽費(プライベートな支出)、特別費(セミナー受講や旅行や誕生日プレゼントなど)、美容費(化粧品。一般家庭の日用品のような扱いで)
このような感じで家計簿を仕分けると分かりやすくなると考えます。
私だったら、特に趣味などで使う固定費と、プライベートに使うお金(娯楽費、特別費)が大きく肥大しすぎないように予算を決めて気をつけるようにすると思いますよ。
独身、実家暮らしの家計簿の項目(費目)まとめ
上記を踏まえ、独身、実家暮らしの家計簿の項目を分類すると以下のようになります。
■年間の家計簿
実家に入れるお金、生命保険、携帯電話、通勤費、その他趣味費
※クリックで拡大できます。
■毎月の家計簿
美容費、仕事費、娯楽費、特別費
※クリックで拡大できます。
このような項目(費目)で家計簿をつけていくと上手に管理できると思います。
■参考:一人暮らしの家計簿の項目(費目)については以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
・実家暮らし独身の場合は、費目は最低限に絞った方がいいでしょう。
家計管理ついて熟読ありがとうございます。実家暮らしの家計でも上手に管理できると思いますので、是非チャレンジしてみて下さいね!
独身、実家暮らしで家族と同居されている方の実際の家計簿や家計のご相談もご紹介しますので、合わせて参考になさってみてください。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:こんな時はどうする?家計のやりくりアドバイス
・家計のやりくりアドバイス(まとめ)
■参考:その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
コメント