【手取り年収500万円台の家計簿】夫婦2人暮しの生活費の内訳は?
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当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
いつも拝見させていただいております。
いままでどんぶり勘定でまったく貯金をしていませんでしたが、数か月前より管理をはじめてみました。
貯蓄を増やしていきたいのですが(築10年を過ぎた為家の修繕費なども必要かな…と)現状がひどすぎる状態で貯蓄できる現状ではない為アドバイスいただけたらと思います。
30代夫婦+ペット1匹でオール電化住宅です。
旦那年収373万(手取)
嫁年収155万(手取)
(旦那嫁共に住宅ローン控除しています。後4年ほど)
あき計算補足 528万円
住宅ローン106.8万
固定資産税11万
浄化槽5.4万
水道1.08万
電気20万
携帯・光回線Wi-Fi込み 33.6万
車リース代42万(旦那職業柄変更できず)
車ローン代36万
車保険代16.4万(2台分 企業割で加入)
車検6万(1台分のみ)
車税金1.1万(1台分のみ)
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
嫁生命医療保険20.1万(掛け捨て)※体調を崩した為保険変更できません
旦那ガン保険4.9万
嫁ガン保険3万
旦那所得補償1.5万
嫁所得補償1.5万
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
猫に関する費用4万(ワクチン、餌、砂等)
町内会費0.5万
家電・家修繕費5万
旦那小遣い36万(昼食代も含む)
奨学金返済18万
あき計算補足 約395.5万円
★食費48万
★日用品6万
★ガソリン代9.6万(1台分のみ)
★病院代12万
★遊行費12万(嫁小遣い含む)
あき計算補足 約87.6万円
その他20万(イベント事など)
ふるさと納税4万
★の項目が現金管理しており、プラスがでたら貯蓄していっています。
逆にマイナスになった時にはプラス時の貯蓄からおろしています。
他、定期預金で月々5,000円しておりますが、現状赤字なのになぜやっていけてるのかが謎です。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。ブログへのご訪問もありがとうございます!「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
収支は年間約21万円の黒字の予定ということですね。
定期預金 月々5,000円 は、この黒字で上手く回せていると考えていいと思います。
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
こちらもあるので、返戻率が100%以上なら年間41.6万円の黒字となります。
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
また、こちらもあるので貯蓄はもう少しありそうなのですが、こちらは年間1万円で間違いないのか不明なためひとまず貯蓄としてカウントはしません(計算間違いがある場合は、再計算をしてみてくださいね)。
質問者様の家計で気になるのは、銀行引き落としになる支出が多く、現金での支出が少ないという点です。
と、銀行系の支出に極端に家計が偏っていると言えます。
私の感覚で言うと、銀行から引き落とされる支出が多すぎる家計というのは、全体的にカツカツ感が漂いやすく、自分でも「何で毎月こんなにやりくりが厳しいの?」というやりくりの重苦しさを抱えやすい家計と言えます。
■お金が貯められないタイプ別診断!生活費貧乏タイプ
・毎月生活が苦しい。娯楽費はほとんどゼロ!お金がないのが不安な家計
家計をラクにするという視点で言うと、
1.銀行系の支出を徹底的に減らす事
2.1で減らした金額の一部を貯金に回す
3.1で減らした金額の一部を現金での支出に振り分ける
この3ステップを行うことで家計をラクにする→家計の質を高めることができます。
この3つのステップを行うことが出来ない場合は、収入を上げることも視野に入れる必要があります。
毎月の固定費として必要な支出は以下のようなところかなと思います。
月27万円は固定費として引かれてしまっている状況です。
特に、車と保険に関する支出が多い印象です。職業柄、体調的にこれは絶対に削れないというところもあると思いますが、それでももう少し減らせないか?再度検討してみて下さい。
また、携帯電話もWIFI込みであってもやや高い印象ですので、月5千円でも削れないか再検討してみましょう。
また車のローンや奨学金の返済もいつまでに終わるのかを調べておきましょう。
はっきり言って、質問者様の家計は、現金での支出にそれほど無駄遣いは多くありません。
ご主人の小遣いをいれても月12万円ほどで生活している現状ですから、そこから何とか毎月数千円節約してお金を残す…ということにこだわっても、労力のわりに得られる節約効果は少ないと言えます。
生活をラクにするには、この上記の支出をいかに減らせるか?を検討することが一番重要なことになってきます。
この支出を全く削ることができない。どれも大切だ。と思うのであれば、細かい節約で何とかしようと考えるより、思い切って収入を上げる方法はないか検討したほうがいい家計です。
体調を崩されている場合は、今後収入が上がるというよりは減ることも考えておかなくてはいけないので、このままではその時にさらに苦しい家計になってしまう可能性があります。
今の時点では収入も決して少ないわけではないので、やはり固定で支払っている支出がいつの間にか多くなってしまっていることが一番家計のネックになっていると言えます。
こちらの支出を少なくとも年間12万円~24万円ほど削れれば、黒字もふえ、もうすこし生活費にゆとりも生まれ、お楽しみにかける費用も捻出できると思います。
現状では、
年間21万円の黒字
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
年間44.2万円
があるので、貯蓄はゼロではありません。
ただし、全体的に現金が残しにくく、やや苦しさの残る家計と感じますので、あと年間12万円~24万円の固定費の圧縮を行うことで、
年間30万円の黒字(生命保険など貯蓄除く)
年間53.2万円の貯蓄
くらいの収支にもっていけると随分印象が変わると思います。また、さらに出ている余剰に関しては娯楽費用などに回すと潤いの感じられる家計になるでしょう。
生命保険や個人年金でおそらく60歳以降の蓄えについてはある程度できていると思うので、60歳までの家計のやりくりがよりスムーズになるように検討するといいですね。
・固定支出によって家計が苦しい場合は、まず固定費の削減ができなくては家計改善は進みません。
小さな節約術で頑張るより、まず固定費から!ここをクリアして家計を根本から立て直していけるとよいですね!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
いつも拝見させていただいております。
いままでどんぶり勘定でまったく貯金をしていませんでしたが、数か月前より管理をはじめてみました。
貯蓄を増やしていきたいのですが(築10年を過ぎた為家の修繕費なども必要かな…と)現状がひどすぎる状態で貯蓄できる現状ではない為アドバイスいただけたらと思います。
30代夫婦+ペット1匹でオール電化住宅です。
旦那年収373万(手取)
嫁年収155万(手取)
(旦那嫁共に住宅ローン控除しています。後4年ほど)
あき計算補足 528万円
住宅ローン106.8万
固定資産税11万
浄化槽5.4万
水道1.08万
電気20万
携帯・光回線Wi-Fi込み 33.6万
車リース代42万(旦那職業柄変更できず)
車ローン代36万
車保険代16.4万(2台分 企業割で加入)
車検6万(1台分のみ)
車税金1.1万(1台分のみ)
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
嫁生命医療保険20.1万(掛け捨て)※体調を崩した為保険変更できません
旦那ガン保険4.9万
嫁ガン保険3万
旦那所得補償1.5万
嫁所得補償1.5万
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
猫に関する費用4万(ワクチン、餌、砂等)
町内会費0.5万
家電・家修繕費5万
旦那小遣い36万(昼食代も含む)
奨学金返済18万
あき計算補足 約395.5万円
★食費48万
★日用品6万
★ガソリン代9.6万(1台分のみ)
★病院代12万
★遊行費12万(嫁小遣い含む)
あき計算補足 約87.6万円
その他20万(イベント事など)
ふるさと納税4万
★の項目が現金管理しており、プラスがでたら貯蓄していっています。
逆にマイナスになった時にはプラス時の貯蓄からおろしています。
他、定期預金で月々5,000円しておりますが、現状赤字なのになぜやっていけてるのかが謎です。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。ブログへのご訪問もありがとうございます!「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
年間収支は?
収入528万円
支出507万円
支出507万円
収支は年間約21万円の黒字の予定ということですね。
定期預金 月々5,000円 は、この黒字で上手く回せていると考えていいと思います。
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
こちらもあるので、返戻率が100%以上なら年間41.6万円の黒字となります。
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
また、こちらもあるので貯蓄はもう少しありそうなのですが、こちらは年間1万円で間違いないのか不明なためひとまず貯蓄としてカウントはしません(計算間違いがある場合は、再計算をしてみてくださいね)。
気になるところは?
質問者様の家計で気になるのは、銀行引き落としになる支出が多く、現金での支出が少ないという点です。
銀行系の支出 395.5万円-夫小遣い36万円=359.5万円
現金での支出 116.6万円+夫小遣い36万円=152.6万円
現金での支出 116.6万円+夫小遣い36万円=152.6万円
と、銀行系の支出に極端に家計が偏っていると言えます。
私の感覚で言うと、銀行から引き落とされる支出が多すぎる家計というのは、全体的にカツカツ感が漂いやすく、自分でも「何で毎月こんなにやりくりが厳しいの?」というやりくりの重苦しさを抱えやすい家計と言えます。
■お金が貯められないタイプ別診断!生活費貧乏タイプ
・毎月生活が苦しい。娯楽費はほとんどゼロ!お金がないのが不安な家計
家計をラクにするという視点で言うと、
1.銀行系の支出を徹底的に減らす事
2.1で減らした金額の一部を貯金に回す
3.1で減らした金額の一部を現金での支出に振り分ける
この3ステップを行うことで家計をラクにする→家計の質を高めることができます。
この3つのステップを行うことが出来ない場合は、収入を上げることも視野に入れる必要があります。
月の生活費は?
毎月の固定費として必要な支出は以下のようなところかなと思います。
住宅ローン106.8万
水道1.08万
電気20万
携帯・光回線Wi-Fi込み 33.6万
車リース代42万(旦那職業柄変更できず)
車ローン代36万
車保険代16.4万(2台分 企業割で加入)
車検6万(1台分のみ)
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
嫁生命医療保険20.1万(掛け捨て)※体調を崩した為保険変更できません
旦那ガン保険4.9万
嫁ガン保険3万
旦那所得補償1.5万
嫁所得補償1.5万
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
奨学金返済18万
合計333.48万円(月27万円)
水道1.08万
電気20万
携帯・光回線Wi-Fi込み 33.6万
車リース代42万(旦那職業柄変更できず)
車ローン代36万
車保険代16.4万(2台分 企業割で加入)
車検6万(1台分のみ)
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
嫁生命医療保険20.1万(掛け捨て)※体調を崩した為保険変更できません
旦那ガン保険4.9万
嫁ガン保険3万
旦那所得補償1.5万
嫁所得補償1.5万
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
奨学金返済18万
合計333.48万円(月27万円)
月27万円は固定費として引かれてしまっている状況です。
特に、車と保険に関する支出が多い印象です。職業柄、体調的にこれは絶対に削れないというところもあると思いますが、それでももう少し減らせないか?再度検討してみて下さい。
また、携帯電話もWIFI込みであってもやや高い印象ですので、月5千円でも削れないか再検討してみましょう。
また車のローンや奨学金の返済もいつまでに終わるのかを調べておきましょう。
はっきり言って、質問者様の家計は、現金での支出にそれほど無駄遣いは多くありません。
ご主人の小遣いをいれても月12万円ほどで生活している現状ですから、そこから何とか毎月数千円節約してお金を残す…ということにこだわっても、労力のわりに得られる節約効果は少ないと言えます。
生活をラクにするには、この上記の支出をいかに減らせるか?を検討することが一番重要なことになってきます。
この支出を全く削ることができない。どれも大切だ。と思うのであれば、細かい節約で何とかしようと考えるより、思い切って収入を上げる方法はないか検討したほうがいい家計です。
体調を崩されている場合は、今後収入が上がるというよりは減ることも考えておかなくてはいけないので、このままではその時にさらに苦しい家計になってしまう可能性があります。
今の時点では収入も決して少ないわけではないので、やはり固定で支払っている支出がいつの間にか多くなってしまっていることが一番家計のネックになっていると言えます。
こちらの支出を少なくとも年間12万円~24万円ほど削れれば、黒字もふえ、もうすこし生活費にゆとりも生まれ、お楽しみにかける費用も捻出できると思います。
貯金と今後は?
現状では、
年間21万円の黒字
旦那生命医療保険20.6万(貯蓄性あり)
旦那個人年金1万
嫁個人年金1万
年間44.2万円
があるので、貯蓄はゼロではありません。
ただし、全体的に現金が残しにくく、やや苦しさの残る家計と感じますので、あと年間12万円~24万円の固定費の圧縮を行うことで、
年間30万円の黒字(生命保険など貯蓄除く)
年間53.2万円の貯蓄
くらいの収支にもっていけると随分印象が変わると思います。また、さらに出ている余剰に関しては娯楽費用などに回すと潤いの感じられる家計になるでしょう。
生命保険や個人年金でおそらく60歳以降の蓄えについてはある程度できていると思うので、60歳までの家計のやりくりがよりスムーズになるように検討するといいですね。
まとめ
・固定支出によって家計が苦しい場合は、まず固定費の削減ができなくては家計改善は進みません。
小さな節約術で頑張るより、まず固定費から!ここをクリアして家計を根本から立て直していけるとよいですね!
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コメント
コメント一覧 (2)
で回答いただきましてありがとうございます。
夫婦ともに個人年金の額が間違っていました。(年12万ずつでした…)
あきさんのアドバイスより固定費の見直しを行っていきたいと思います。
なにをどうしていったらいいのか分からず右往左往していましたので、
本当に感謝しております。
この度はありがとうございました。
これからも参考にし頑張っていきたいと思います。
まるさんの家計もきちんと行動できれば必ず立て直せる家計だと思います!
最初のうちはなかなか思い通りにならずに落ち込むこともあるかもしれません。
でも、少しずつを積み上げていけばまるさんならきっとよい方向にいけると信じていますー!