特別費の4つのパターン別家計簿の書き方!(まとめ)
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
今年度から何とか特別費を取り分けることができ、まだまだ返済はありますが、安心して買い物などが出来ています!
そこでやっと使うようになった家計簿の特別費欄ですが…
あきさんの本を見つつ、年間家計簿の特別費欄と現金支出の特別費欄の使い分けが今ひとつ分からず、うまく使いこなせません;;
同じような質問があったらすみませんが教えてください!
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費の家計簿の書き方」についてですね。

特別費を家計簿に書く時には、いくつかのケースが想定されます。
・現金で支払う
・口座引き落としで支払う
・カード払いで支払う
・カード払いで支払ったが現金を取り分けた(現金払いと同じ扱い)
おもに想定されるのは上記の4パターンです。
この4パターンのうちどのパターンの特別費を扱うのか?ということをまず考えましょう。
特別費を現金で支払う場合の家計簿のつけ方は、以下の通りとなります。
※クリックで拡大できます。
1.家計簿に「特別費」という費目を作り、支出として記入する。
2.使った金額を残高から減らす。
これは通常の家計簿のつけ方なので、何も特殊なことはありません。
特別費を口座引き落としで支払う場合の家計簿のつけ方は、以下の通りとなります。
※クリックで拡大できます。
1.口座引き落としを書く欄に「特別費」という費目を作り、引き落とされた月に支出として記入する。
口座引き落としになる支出はこのように管理すると、残高をどう合わせればいいのか?などに迷いません。
カード払いの場合も、こちらに書いてもかまいません。
ただ、私の場合は、口座引き落としのうち、固定資産税、車税、車検、車保険など、ショッピングではなく必ずかかる特別費だけを書くようにしています。
その方が、合計欄を見た時に、来年も必ず支払わなくてはいけない特別費がいくらあるか?というのを確認しやすいためです。
カード払いで支払う時は、使った時に現金をとりわけ、現金払いと同じ扱いにするのがオススメです。
※クリックで拡大できます。
1.家計簿に「特別費」という費目を作り、カードを使った日に支出として記入する。
2.使った金額をお財布から取り分け、残高から減らす。
こちらも通常の家計簿のつけ方と同じなので、特別な書き方ではありません。
ただ、書いた時にお金を封筒などに取り分けるだけです。
取り分けたお金は引き落とされる月に口座に入金します。
現金を都度取り分けるのが面倒な場合は、残高を気にしないキャッシュレス対応の家計簿のつけ方にすると簡単です。
わが家の場合は、ほとんどの支払いがクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスですので、残高を記入しないキャッシュレス家計簿のつけ方を採用しています。
■参考:クレジットカードで支払う時の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。

なかには、家計簿アプリで家計簿をつけているという人もいると思いますが、家計簿アプリの特別費には注意してください。
多くの家計簿アプリでは、クレジットカードや口座を連携することで、自動的に支出が振り分けられます。
しかし、ほとんどの家計簿アプリが「特別費」を自動で認識してくれることはありません。
例えば、旅行で新幹線を利用し、特別費として処理したいと思っても、交通費などに分類されてしまうことがほとんどです。
そのため、特別費にあたる支出は自分で振り分けなおすという作業が必要になることがあります。
・特別費の家計簿のつけ方は、口座引き落としか現金払いかカード払いかで考えてみましょう。
書籍のご利用までありがとうございます。特別費は家計の中で一番管理が難しい支出なので、攻略するまでには時間がかかるかもしれませんが、ぜひ上手に管理できるようになられてくださいね。
特別費の書き方については、拙書「あきのズボラ家計簿(講談社)」でも紹介しています。よろしければ合わせてご覧ください。


合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:特別費についてのご質問は以下にまとめてあります。
・特別費についてのご質問まとめ
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
今年度から何とか特別費を取り分けることができ、まだまだ返済はありますが、安心して買い物などが出来ています!
そこでやっと使うようになった家計簿の特別費欄ですが…
あきさんの本を見つつ、年間家計簿の特別費欄と現金支出の特別費欄の使い分けが今ひとつ分からず、うまく使いこなせません;;
同じような質問があったらすみませんが教えてください!
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費の家計簿の書き方」についてですね。
特別費の家計簿の書き方

特別費を家計簿に書く時には、いくつかのケースが想定されます。
・現金で支払う
・口座引き落としで支払う
・カード払いで支払う
・カード払いで支払ったが現金を取り分けた(現金払いと同じ扱い)
おもに想定されるのは上記の4パターンです。
この4パターンのうちどのパターンの特別費を扱うのか?ということをまず考えましょう。
特別費を現金で支払う場合
特別費を現金で支払う場合の家計簿のつけ方は、以下の通りとなります。
※クリックで拡大できます。
1.家計簿に「特別費」という費目を作り、支出として記入する。
2.使った金額を残高から減らす。
これは通常の家計簿のつけ方なので、何も特殊なことはありません。
特別費を口座引き落としで支払う場合
特別費を口座引き落としで支払う場合の家計簿のつけ方は、以下の通りとなります。
※クリックで拡大できます。
1.口座引き落としを書く欄に「特別費」という費目を作り、引き落とされた月に支出として記入する。
口座引き落としになる支出はこのように管理すると、残高をどう合わせればいいのか?などに迷いません。
カード払いの場合も、こちらに書いてもかまいません。
ただ、私の場合は、口座引き落としのうち、固定資産税、車税、車検、車保険など、ショッピングではなく必ずかかる特別費だけを書くようにしています。
その方が、合計欄を見た時に、来年も必ず支払わなくてはいけない特別費がいくらあるか?というのを確認しやすいためです。
特別費をクレジットカードで支払う場合
カード払いで支払う時は、使った時に現金をとりわけ、現金払いと同じ扱いにするのがオススメです。
※クリックで拡大できます。
1.家計簿に「特別費」という費目を作り、カードを使った日に支出として記入する。
2.使った金額をお財布から取り分け、残高から減らす。
こちらも通常の家計簿のつけ方と同じなので、特別な書き方ではありません。
ただ、書いた時にお金を封筒などに取り分けるだけです。
取り分けたお金は引き落とされる月に口座に入金します。
現金を都度取り分けるのが面倒な場合は、残高を気にしないキャッシュレス対応の家計簿のつけ方にすると簡単です。
わが家の場合は、ほとんどの支払いがクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスですので、残高を記入しないキャッシュレス家計簿のつけ方を採用しています。
■参考:クレジットカードで支払う時の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
家計簿アプリの特別費

なかには、家計簿アプリで家計簿をつけているという人もいると思いますが、家計簿アプリの特別費には注意してください。
多くの家計簿アプリでは、クレジットカードや口座を連携することで、自動的に支出が振り分けられます。
しかし、ほとんどの家計簿アプリが「特別費」を自動で認識してくれることはありません。
例えば、旅行で新幹線を利用し、特別費として処理したいと思っても、交通費などに分類されてしまうことがほとんどです。
そのため、特別費にあたる支出は自分で振り分けなおすという作業が必要になることがあります。
まとめ
・特別費の家計簿のつけ方は、口座引き落としか現金払いかカード払いかで考えてみましょう。
書籍のご利用までありがとうございます。特別費は家計の中で一番管理が難しい支出なので、攻略するまでには時間がかかるかもしれませんが、ぜひ上手に管理できるようになられてくださいね。
特別費の書き方については、拙書「あきのズボラ家計簿(講談社)」でも紹介しています。よろしければ合わせてご覧ください。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:特別費についてのご質問は以下にまとめてあります。
・特別費についてのご質問まとめ
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