2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

毎月赤字の家計が年単位では黒字?!家計の誤解に気をつけて!

当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして。

毎月赤字の家計で悩み、こちらのブログにたどり着きました。

【毎月赤字の家計は、こう計算!家計を確実に黒字にする方法】という記事で驚きました!

書かれている年単位の計算をしてみると、うちの家計でも黒字にできそうなのです。

そこで、こちらで計算した生活費の予算でやっていこう!と心に決めたものの…
6月請求のクレジットカードカード費(車検2台分などその他出費が重なり)で、6月のボーナスをほとんど使用してしまいました。
メイン口座(給料・引落・積立)は積立分からマイナスの残高になってしまっています。底がつきそうです。
次回ボーナスは12月です。

お恥ずかしい話なのですが…
このまま年単位で黒字になる予算の生活費を使うと、メイン口座にあるお金では足りないという状況です。

その他には子供のためにと義理実家より貰った50万円(こらも元々は100万でしたが、赤字補てんに使用しここまで減ってしまいました。)と
子供の保育費を12月分まで口座にとってある分が10万円ほど、があるのみです。


このような場合、どのようにしていけばいいのでしょう…
ひとまず貯金を食いつぶすしかないのでしょうか…

お忙しいところ申し訳ございませんが、ご指南頂ければ幸いでございます。
よろしくお願い致します。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。あきです。

ブログへのご訪問もありがとうございます^^

「年単位で黒字にする方法」についてですね。
毎月赤字でも年単位では黒字?


毎月赤字でわが家の家計はどうしようもない…と思っている方でも、当ブログが推奨している年単位の家計管理に変更すると、「あれ?実はうちの家計も黒字にできる?」ということがよく起こります。

それまでは毎月赤字だから…とお金にたいして自信が持てなかった人でも、「なんだ!これでやっていけばうちの家計は回るんだ!」と肩の荷がおり、安心して家計のやりくりをすることができるようになるケースが多発しています。

■参考:赤字家計が変わりそうです!(クチコミ)
毎月赤字で落ち込むばかり。そんな家計が変わりそうです!

質問者様もまさに、月単位では赤字でも、年単位でも黒字になることが分かった!ということですね。

予算を守ると貯金が減る?


今まであまり家計管理をされてこなかった方が、家計管理を始めた最初のうちは「予算を守ると貯金が減る」という現象が起こることがあります。

例えば、今まで「車検」「固定資産税」などの大型支出に対して、特に対策をせず、大きな支払いが来た時にとりあえずその場しのぎで何とかしてきたというような場合。

家計管理を始め「事前に車検に備えようとボーナスから取り分けをする」ようにしたとします。

しかし、今回のボーナスはすでに固定資産税を払うために使ってしまった。さらに3ヶ月後の車検の分まで今あるボーナスからとりわけると、ボーナスから貯金に回せるお金がなくなってしまうということになる。

このような時に、「予算を立てたために貯金ができなくなった」と感じることがあります。

ボーナスの場合だけでなく、しばらくは次の大型支出に備え、毎月貯金に回していた分を特別費用の口座に回すように変更した。

このような場合も同様に「予算を立てたために貯金ができなくなった」と感じることがあります。

しかし、たとえいったん貯金に回したとしてもいずれ支払いをするお金を事前に取り分けただけのことです。

のちのちは貯金を崩すことになりますから、「全額貯金」した場合と「支払い分を取り分けた」場合の結果は同じになります。

つまり、「本当の貯金」と「使う予定のお金」に分けて保管することで、今まで「見せかけの貯金」だったお金がよりクリアに「本当の貯金」の数字として表れてくるという現象が起こることになります。

質問者様の場合は?


さて、質問者様の場合はというと、毎月では赤字だけれど、年間では黒字になるということが分かったということで、予定通りのお金を毎月使っていくと毎月赤字になるということですね。

その赤字を埋める手段がないため、貯金を崩して対応するのはどうかということかと思います。

結論からお伝えすると、「貯金を崩して対応する」ということには慎重になった方がいいでしょう。

上記の例の場合は、ひとまず取り分けるお金がどこかにある場合の対応となります。

しかし、質問者様には取り分けるお金の用意が次のボーナスまでなさそうだということかと思います。

確かに、次のボーナスまでの赤字を補てんするためのお金として貯金を使う…という手段もあることにはありますが、今まで貯金が上手にできなかった方が、家計を上手く回すために貯金に手をつけても、結局その崩した貯金が取り戻せない可能性があります。

ですから、ひとまず「次のボーナス」など大きな収入で家計の清算ができそうな時までは、計算で出た生活費よりもさらに厳しく生活費を落とすなど、なんとかして貯金を崩さなくても回せる方法はないか?ということを考えることが先決かと思います。

ギリギリまで貯金を崩さずに頑張ってみて、それでもどうしてもだめだったら仕方がないというくらいの感覚でいないと、せっかくの貯金もあっという間になくなってしまうことになりかねません。

それくらい貯金に手をつけるのは最終手段という意識を持った方がいいでしょう。

やるべきことのまとめ


貯金を崩す前にやるべきことをまとめてみます。

1.計算した生活費で次のボーナスまで生活した場合にでる赤字額はいくらか?を計算する。


例えば・・・

月収が28万円で、毎月30万円で6月~次のボーナスである12月まで生活した場合。

月2万円赤字×6ヵ月=12月までの赤字額は合計12万円。

2.足りないお金をどのように用意するか考える。


上記の例の場合の当面必要な赤字を埋めるためのお金は12万円です。

この12万円をどのように用意できますか?

貯金を崩さない限りどこからも用意できない場合、貯金を崩すことをすぐに考えず、月2万円支出を削ることが本当にできないのかもういちど考えてみましょう。

次の12月までの半年間くらいは月5000円でも小遣いを我慢できませんか?

旅行などのお楽しみを半年間だけすべてやめることはできませんか?

洋服を買うのを我慢できませんか?

家計が整う準備期間の半年だけの我慢と思ってできることはありませんか?

このようなことを繰り返し繰り返し本当に厳しく考えましょう。

それくらい削りに削って、頑張るだけ頑張ってもどうにもならないのであれば仕方がないでしょう。

仕方なく貯金を崩す場合は、どのようにしてその貯金を戻すかについても計画しておきましょう。

例えば次のボーナスで全額いったん崩した貯金を戻せるなど、具体的にいついくら戻せるかということもあわせて計画します。

ちなみに、上記のやり方で半年間をしのぐ方法は、あくまで次のボーナスなどがくれば家計が確実に黒字に傾いていくという場合の方法になります。

次のボーナスが来ても家計が崩れたままの計画では、いずれまたおかしな家計管理に逆戻りする可能性があります。

まずはしっかり家計の計画を立てましょう。

今までいい加減にラクな方に流れてうまくいったことがありましたか?

今度こそ!と今本当に家計が苦しい方ほど、計画はしっかり立てた方が賢明です。

家計が重症化していない方であれば多少ズボラにラクをしてもなんとかなるのですが、厳しい家計の方ほどラクはひと山越えたあとからやってくると思っていただけたらと思います。

今は厳しい山を登っている最中なのです。厳しい山をある程度超えれば、しばらくは平地が続きますから、平地にたどり着くまでは多少は厳しい道のりになると考えて取り組んでみて下さいね!

せっかくある大切な貯金です。お義母さまもせっかくお子様のためにと大金をはたいてくださったのですから、その想いをムダにしないように、今一度家計を見直してみて下さいね!

まとめ

・毎月赤字の家計を立て直すのに貯金を崩すのは最終手段と考えましょう。

ブログの記事を参考にしていただきありがとうございます!是非月単位で赤字でも年単位では黒字になる家計を目指していかれてくださいね!

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赤字のご質問(まとめ)


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