2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

【1人暮らしの家計簿】給料日前に生活がカツカツになるのですが?

当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさん、こんにちは。
いつも楽しみにしています。

現在一人暮らしをしており、毎月、支払いを済ませたり引き落とし口座に振り分けて、その他に生活費の予備のためにも多めに口座に残しておくようにしています。

しかし、お恥ずかしいのですが給料日前になると、残り一週間のうち全財産(貯金、予備含めて)で残り2000円などとなってしまいます。

単純に意思が弱かったり使い過ぎなことはわかるのですが、ここ数カ月毎月こんな感じです。

何かアドバイスを頂けませんか?

お忙しい中恐れ入りますが、どうぞ宜しくお願い致します。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。あきです。

ブログへのご訪問もありがとうございます^^

「一人暮らしの家計のやりくり」についてですね。
ひとり暮らしの家計のやりくり法は?

ひとり暮らしの家計というのは、子育て世帯と違って「家計をシンプルに考えることができる」という点がとてもメリットになります。

子育て世帯は「修学旅行代」「ランドセル」「制服代」など学校にかかるお金に加えて、「発表会代」「教材費」など習い事の費用までかかり、加えて「学資保険」「個人年金」といった将来への備えまでしているという方が多いので、家計はより複雑にぐちゃっとなりやすい傾向があります。

「歯科矯正」や「ピアノ」や「リフォーム」などの高額な出費や「予期せぬところから急にやってくる出費」も多く、次から次へとわいてくる高額支出という荒波を渡っていかなくてはいけないことが多いです。当然特別費もかさみやすくなります。

それにくらべ一人暮らしの家計の場合は「すべての支出を自分でコントロールすることができる」という点が大変なメリットとなります。

しかし同時に「ついつい自分の趣味や交際にお金を使いすぎてしまう」というデメリットもありますので、1人暮らしでお金が貯められないという場合はこのデメリットが強く出ていないかを検討する必要があります。

また、2人以上の世帯と比べ、特に若年層だと世帯の収入自体が少ないということもありますので、収入に合わせた暮らしを選択していく知恵が必要になります。
ひとり暮らしの家計のやりくりのポイントは?

ひとり暮らしの家計をうまくやりくりするためのポイントは、家計をできるだけ身軽にシンプルに整えておくことです。
固定費

●家賃

お住まいの地域によりますが、月収にあわせた住宅を選びたいものです。
●光熱費

日中は仕事などで不在になることを考えると電気+ガス+水道をあわせて月1万円前後になるようにしておきたいものです。
●通信費

スマホ1台+WIFIで月1万5千円以下には最低限しておきたいものです。
●生命保険

一人暮らしですので大きな保障が必要か相談しながら決めましょう。

人によってはその他奨学金や税金関連の支出もある可能性もありますが、ひとり暮らしの場合、本当に必要な基本の固定費というのはこれくらいではないかと思います。これ以上に引かれるものがある場合は家計の整理を検討しても良いでしょう。この固定費を出来る限り身軽にしておくこと一人暮らしの家計のポイントです。

月収からここまでの固定費を引いていくら残るか?に合わせて変動費(生活費)+特別費+貯蓄の枠を決めていくことになります。

一般的な手法だと、ここから変動費(生活費)の枠だけを考える方法を紹介するというパターンが多いのですが、長年の経験上、家計のやりくりは生活費+特別費+貯蓄の3本柱をどれが優先ということではなく、同時に考えなくては上手く回りません(固定費をいれると4本柱)。

質問者様の生活に合わせて、残りの生活費+特別費+貯蓄の3つにお金を割り振っていくということが必要になります。
給料日前にお金がなくなる現象は?

質問者様がお悩みなのは、「給料日前になるとお金がなくなってしまう」ということですね。

このような家計になってしまう原因はいくつか考えられます。

1つ目は、交際などが多く「生活費」が大きく膨らんでいること。

2つ目は、そもそも固定費が多い(または収入が少ない)ため「生活費」「特別費」「貯金」に割り振れるお金がないこと。

3つ目は、先取り貯金などをしていて、そもそも設定している「生活費」「特別費」の予算が厳しすぎること。

4つ目は、カード払いやリボ払いや借金やローンなど通常の固定費以外にも大きくのしかかっている支払いがあること。

だいたいの場合はこの4つに該当すると考えられます。

質問者様の場合がどのパターンに該当しやすいのかをまず検討してみるといいでしょう。
生活費が膨らんでしまう場合は?

ひとり暮らしの方でよくありがちなのはついつい生活費が膨らんでしまうという上記の1つ目のパターンです。

例えば飲み会や友人との小旅行などにも誘われるがまま何度でも付き合ってしまうというようなことが考えられます。

このような場合は、いくらまでなら使えるか?という金額の意識があまりないことが原因になる場合が多いです。

また、仕事で使うお金とプライベートで使うお金がごちゃごちゃになってしまい、自分があといくら使っても大丈夫なのか分からなくなってしまうということもあります。

せっかく予算を決めても守れないというパターンになりやすいのです。

給料日前にカツカツになってしまう理由が仕事で使うお金とプライベートで使うお金がごちゃごちゃになっていることが原因になっていないか確認してみて下さい。
仕事で使うお金とプライベートで使うお金を分けよう

ひとり暮らしの方の生活費がついつい膨らんでしまうという時にオススメなのが「仕事用で使うお金」と「プライベートで使うお金」のお財布を分けることです。

仕事のランチ、仕事の飲み会の費用は仕事用のお財布から出し、日々の食費や交際費などの費用はプライベートのお財布から出す。

仕事用のお財布には毎月同じ金額になるようにお金を入れ、1週間でいくらまでならいいというような基準を作るといいでしょう。

また、プライベートのお財布にも同様に今週はいくらまでなら使ってもいいという基準を作るといいですね。

仕事用のお財布から日々の食費や日用品を払って…というようにゴチャゴチャにしてしまうと、とたんにあといくら使っていいのかが分からなくなる可能性があります。

もし、質問者様の家計が生活費が膨らんでいることによって給料日前にカツカツになってしまうのであれば、このようにお財布を使い分けることで、予算が守りやすく予定通りの家計にしやすい状態をキープできるようになると思います。

給料日前にカツカツになるということも少なくなると考えられます。
まとめ

・一人暮らしの家計のやりくりのポイントはまず「固定費」を身軽にしておくことです。

・仕事用のお財布とプライベート用のお財布を分けることで予算を守りやすい状況を作るのもオススメです。

ご利用ありがとうございます!おそらく質問者様は基本的にお金の管理はできないわけではないと思うので、多分予算が途中でよく分からなくなることによってつい使ってしまうお金があるのかな?という印象を持ちました。

一人暮らしの方はついつい使いすぎてしまうことが多いので、自分の中でより支出が整理しやすい方法で運用するといいですね。
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家計のやりくりの質問(まとめ)



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