共働き夫婦で給料日が違う時の家計簿の締め日について教えてください!
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
初めまして(^^)
最近、アキさんの家計簿を知って家計簿をつけさせて頂いてます。
1つ気になった事がありまして、質問させて下さい。
給料の事なのですが、私は毎月15日が給料日で、夫は毎月25日が給料日です。
年間の家計簿に書く時に、例えば7月に頂いた給料は7月の欄に書いて、7月のやりくりにあてるのでしょうか?
それとも、頂いた給料の金額は7月の欄に書いて、8月のやりくりにあてるという感じでいいのでしょうか?
長文申し訳ありません。
回答をよろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「共働き夫婦で給料日が違う時の家計簿の締め日」についてですね。
夫婦で給料日が違うと、夫の給料でいつまでの家計を回して、妻の給料でいつまでの家計を回して…と家計簿を2重に回さなくてはいけないのでは?などと考えてしまうことってありますよね。
結論からお伝えすると、夫婦で給料日が別でも家計簿を2つ作ったり、締め日を2回にしたりということをする必要はないということです。
家計簿を始める時に決めるのは「締め日」です。
いつからいつまでを1ヵ月分として家計簿につけるか?ということを決める必要があります。
よくある例としては、
毎月1日~末日を締め日にする
給料日が25日のため、毎月25日~24日(休日の場合は給料日前日まで末日を2,3日ずらす)を締め日にする
というようなパターンです。
質問者様がどのパターンの家計簿にしているかによって、いつの給料を何月分としてつけるか判断しましょう。
夫婦で給料日が違う場合は、どちらかの給料日にあわせるか、月初はじまり月末締めにしてしまうと簡単です。
毎月1日~末日を締め日にする場合は、例えば4月の場合は4月1日~30日を1ヶ月分として家計簿につけるということになります。
その場合は、4月15日と25日の給料を4月分として記入します。
毎月25日を締め日にする場合は、4月の場合は3月25日~4月24日を4月分として家計簿につけるということになります。
その場合は、3月25日の給料と4月15日の給料を4月分として記入します。
祝日などの関係で給料日がずれた場合は、締め日も給料日に合わせてずらします。
なぜこのように収入をつけるのかというと、あきの家計簿では銀行の残高を追っていく家計簿になっているからです。
例えば4月1日~30日までで締め日としている家計簿に、3月25日の給料を4月分として記入すると銀行の残高と収支が合わなくなります。
このように記述するのが気持ちが悪い、どうしても3月25日の給料を4月分として記入したいという場合は、残高と収支は合わなくてもいいという意識をもっていただければかまいません。
家計簿はぴったり計算を合わせることが大事なのではなく、だいたいこれくらいのお金を動かしているということがザックリ分かればいいのであまり残高や計算の正確性にこだわる必要はありません。
また、当方の家計簿でなく、家計簿アプリなどを利用する場合も、ほとんどの場合締め日は一つしか設定できませんので、当方のやり方と同じになります。
ご夫婦で給料日が違う時に、ご主人のお給料で〇月〇日までの生活費をやりくりして、奥様のお給料で〇月〇日までの生活費をやりくりして・・・というように家計を2つにわけてやりくりしようとする方が多くみられます。
しかしこのようなやりくりの方法は家計全体が複雑になるだけでなく、自分自身でも何が何だか分からない家計になる可能性が高くなります。
そのため何度も生活費の計算をしたりと電卓をたたくような作業が増え、全体として家計管理に時間のかかる家計になってしまいます。
このような時間のかかる家計管理にならないように、その月の収入としてご夫婦両方の収入を合算して考える仕組みにしておきましょう。
また、具体的にお金の流れを作る時には、夫の給料では住宅ローンと光熱費にお金を入金、妻の給料では生活費を入金など役割を分けたり、毎月夫の給料からの生活費は〇〇円、妻の給料からの生活費は〇〇円と振り分ける金額を固定したりして、なるべく毎月再計算をしなくてもいい家計状況にしておくと家計が複雑になりません。
・家計簿の締め日によっていつの給料をいつの分としてつけるか工夫しましょう。
ご夫婦で給料日が違うからうちは家計管理ができない…と思い込んでいる方も意外とたくさんいます。ご夫婦で給料日が違っていても家計管理は充分にできますので安心してくださいね。
■参考:同じような質問が届いています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■他にもある、家計簿のつけ方に関するご質問はこちらから
・家計簿のつけ方の質問(まとめ)
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初めまして(^^)
最近、アキさんの家計簿を知って家計簿をつけさせて頂いてます。
1つ気になった事がありまして、質問させて下さい。
給料の事なのですが、私は毎月15日が給料日で、夫は毎月25日が給料日です。
年間の家計簿に書く時に、例えば7月に頂いた給料は7月の欄に書いて、7月のやりくりにあてるのでしょうか?
それとも、頂いた給料の金額は7月の欄に書いて、8月のやりくりにあてるという感じでいいのでしょうか?
長文申し訳ありません。
回答をよろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「共働き夫婦で給料日が違う時の家計簿の締め日」についてですね。
共働き夫婦で給料日が違う時の家計簿のつけ方
夫婦で給料日が違うと、夫の給料でいつまでの家計を回して、妻の給料でいつまでの家計を回して…と家計簿を2重に回さなくてはいけないのでは?などと考えてしまうことってありますよね。
結論からお伝えすると、夫婦で給料日が別でも家計簿を2つ作ったり、締め日を2回にしたりということをする必要はないということです。
夫婦で給料日が違う時の家計簿の始め方
家計簿を始める時に決めるのは「締め日」です。
いつからいつまでを1ヵ月分として家計簿につけるか?ということを決める必要があります。
よくある例としては、
毎月1日~末日を締め日にする
給料日が25日のため、毎月25日~24日(休日の場合は給料日前日まで末日を2,3日ずらす)を締め日にする
というようなパターンです。
質問者様がどのパターンの家計簿にしているかによって、いつの給料を何月分としてつけるか判断しましょう。
夫婦で給料日が違う場合は、どちらかの給料日にあわせるか、月初はじまり月末締めにしてしまうと簡単です。
毎月1日~末日を締め日にする
毎月1日~末日を締め日にする場合は、例えば4月の場合は4月1日~30日を1ヶ月分として家計簿につけるということになります。
その場合は、4月15日と25日の給料を4月分として記入します。
毎月25日~24日を締め日にする
毎月25日を締め日にする場合は、4月の場合は3月25日~4月24日を4月分として家計簿につけるということになります。
その場合は、3月25日の給料と4月15日の給料を4月分として記入します。
祝日などの関係で給料日がずれた場合は、締め日も給料日に合わせてずらします。
夫婦で給料日が違う時の家計簿の工夫
なぜこのように収入をつけるのかというと、あきの家計簿では銀行の残高を追っていく家計簿になっているからです。
例えば4月1日~30日までで締め日としている家計簿に、3月25日の給料を4月分として記入すると銀行の残高と収支が合わなくなります。
このように記述するのが気持ちが悪い、どうしても3月25日の給料を4月分として記入したいという場合は、残高と収支は合わなくてもいいという意識をもっていただければかまいません。
家計簿はぴったり計算を合わせることが大事なのではなく、だいたいこれくらいのお金を動かしているということがザックリ分かればいいのであまり残高や計算の正確性にこだわる必要はありません。
また、当方の家計簿でなく、家計簿アプリなどを利用する場合も、ほとんどの場合締め日は一つしか設定できませんので、当方のやり方と同じになります。
夫婦で給料日が違う時にやらない方がいいこと
ご夫婦で給料日が違う時に、ご主人のお給料で〇月〇日までの生活費をやりくりして、奥様のお給料で〇月〇日までの生活費をやりくりして・・・というように家計を2つにわけてやりくりしようとする方が多くみられます。
しかしこのようなやりくりの方法は家計全体が複雑になるだけでなく、自分自身でも何が何だか分からない家計になる可能性が高くなります。
そのため何度も生活費の計算をしたりと電卓をたたくような作業が増え、全体として家計管理に時間のかかる家計になってしまいます。
このような時間のかかる家計管理にならないように、その月の収入としてご夫婦両方の収入を合算して考える仕組みにしておきましょう。
また、具体的にお金の流れを作る時には、夫の給料では住宅ローンと光熱費にお金を入金、妻の給料では生活費を入金など役割を分けたり、毎月夫の給料からの生活費は〇〇円、妻の給料からの生活費は〇〇円と振り分ける金額を固定したりして、なるべく毎月再計算をしなくてもいい家計状況にしておくと家計が複雑になりません。
まとめ
・家計簿の締め日によっていつの給料をいつの分としてつけるか工夫しましょう。
ご夫婦で給料日が違うからうちは家計管理ができない…と思い込んでいる方も意外とたくさんいます。ご夫婦で給料日が違っていても家計管理は充分にできますので安心してくださいね。
■参考:同じような質問が届いています。
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・家計簿のつけ方の質問(まとめ)
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