2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

家計簿が続かない人にオススメ!家計簿をつけない家計管理とは?

お金を貯めるためにはやっぱり家計簿!と考える方は多いですよね。

でも、実際にやろうと思うと日々の忙しさに忙殺されどうしても家計簿が続かない…という方も多いもの。

実際に家計簿をつけ続けられている方は全体の中でもかなりの少数。

実は私も家計簿歴18年以上、今では家計簿・家計管理アドバイザーとして活動していますが、恥ずかしながら今まで続かなかった家計簿は数知れず…。

私自身がたくさんの家計簿に挫折してきたからこそ分かる家計簿がどうしても続かないのに、それでも家計簿をつけなくちゃいけないの?というお悩みに、家計簿が続かない人でも続きやすい家計簿家計簿をつけなくてもできる家計管理を紹介します。

家計簿がどうしても続かない理由




家計簿をつけなくてもできる家計管理を紹介する前に、なぜ家計簿が続かないのか?について考えてみましょう。

1.細かくつけすぎている


家計簿が続かない理由の一つが、家計簿を細かくつけすぎているということです。

食費だけでも主食、野菜、調味料、酒などと細かくつけていると、だんだんつけるのが面倒になりますよね(私もそんな家計簿をつけて挫折した経験があるのでお気持ちがよく分かります)。

きゅうり1本いくら、たまねぎ1個いくらまで書いていたら時間がいくらあっても足りません。

毎日仕事に育児に家事にで忙しい毎日なのに、家計簿に毎日1時間もかけていたら挫折してしまうのも当然です。

2.凝りすぎている


家計簿をつけ始めると、ものすごく凝り始めてしまう方がいます。

例えばマスキングテープを貼ったり、シールを貼ったり、カラーペンで着色したり…。

このようなデコレーションは、始めは楽しいのですが、だんだん面倒くさくなる傾向があります。

学生の時、まっさらなノートを開くと、つい最初の1ページだけはすごくキレイに書きたくなる心理と一緒ですね。

だんだんデコレーションに飽きてくると途端に挫折してしまうものです。

家計簿をつける時には、これから10年、20年と家計簿をつけ続けていくのに、同じことをし続けられるか?という視点で考えてみてくださいね。

3.やってもやっても効果が出ない


家計簿を一生懸命つけているのに、つけてもつけても効果が出ない。

つまりお金が貯まらない。

こんな時にも家計簿に挫折しやすくなります。

一生懸命やっているのに何の成果も出なかったら「家計簿なんてつけても意味がない」なんて思ってしまうもの。続けていても楽しくもないですよね。


家計簿が続かない人に続く人が思う事


家計簿が続かないという方にたいして、家計簿が続く人の多くが思うことがあります。

それは「家計簿をつけなくてもお金の管理ができるなんてうらやましい!」ということです。

家計簿をつけ続けている人のほとんどが「つけなくても貯まるならつけません」と言います。

つまり、「家計簿が続かなくて…」と堂々と言えるということは、つけなくても何とかなっている証拠。

たとえ貯金額がそれほど多くなくても、少なくとも借金を背負うほどではない。つけなくてもとりあえず何とかなっている。

それに対し、家計簿をつけている人は「家計簿をつけないとお金のことが心配になってしまう」「とてもじゃないけどやりくり不能な状態に陥ってしまう」とよく言います。

このように家計簿をつけている方のほとんどが、必要にせまられて家計簿をつけています。

そのため、家計簿をつけている人からすると、家計簿をつけなくても何とかなる家計の方がうらやましいとさえ感じるようです。

やっぱり家計簿をつけよう!と思ったら


今まで何度も家計簿に挫折してきたけど、やっぱり家計簿をつけよう!今度こそ頑張ろう!と思ったなら、ごくごく簡単な家計簿から始めるのがオススメです。

いきなり張り切りすぎずに、始めはこれくらいからでもいいやというユルさをもって始めてみてくださいね。

徐々に慣れてきたら少しずつ難易度を上げていくというのもオススメです。

私がこれまで見させていただいた家計の方のなかには、家計簿をつけるだけで年間で50万円以上節約できる方も多いので、もしかしたら家計簿をつけるのを面倒くさがっていることで、年間50万円損しているかも?!なんて考えてみるとやる気が出るかもしれません。

■家計簿が続かない方向けの家計簿とは?



■難易度別に家計簿を選ぼう!


家計簿アプリもオススメ


手書きの家計簿が続かない方には、家計簿アプリという手もあります。

家計簿アプリなら一度口座などの情報を連携してしまえば「自動的に家計簿を作成」してくれるものがあります。

どうしても自力で家計簿が続かない時は、家計簿アプリに家計簿を作ってもらってはいかがでしょうか?

ただし、家計簿アプリを導入したからと言って家計管理がいきなり完ぺきにできるようになるかというとそうではないので、月に数回は家計簿アプリを開いて振り返りをすることが大切です。


どうしても家計簿はムリ!と思ったら


家計簿をつけましょうと言われるだけでゾッとしてしまう。絶対絶対ムリ!という方には家計簿をつけなくてもできる家計管理もオススメします。

1.予算を守って生活しよう


家計簿をつけずに上手に家計を管理するコツというのは、実は1つしかありません。

それは「決められた予算を守って生活する」ということです。

もちろん、いくらお金を貯めるためとはいえ、食費や医療費さえも出し惜しんでお金のために命を削るような予算を守るのはNGです。

あくまで自分なりにこれくらいなら現実的にムリがないという範囲の予算を組みましょう。

子どもの時に両親からお小遣いをもらった経験はありませんか?

その時に、もらったお小遣いを全部使ってしまい「お金がなくなったから追加でお小遣いをちょうだい!」なんて言おうものなら怒られませんでしたか?

また、ご家庭をお持ちのご夫婦で、例えば奥様が毎月ご主人にお小遣いを渡している場合に「今月飲み会が多かったから追加でお小遣いちょうだい」なんて言ったら、とんでもない修羅場になったりするようなこともあるかもしれません。

その感覚と一緒です。

決められた金額以上を使えばお金が足りなくなるのです。

大人になると、お金が足りなくなっても「今回だけよ」と言って両親からお金をもらうわけにもいきません。

間違った方向に行っていてもいつも見ていてしかってくれる人はいません。

魔法のように次から次へとお金が湧き出てくることもありません。

大人になったら自分でお金の管理をしなくてはいけないのです。お金に苦労するのもラクをするのも自己責任ということになります。

そのため、やらなくても誰に怒られるわけでもないのでついつい忙しい毎日の中でお金の管理は後回し。

やらなきゃなーと思いながら気づけば何年もたってしまっている。いよいよ苦しくなってもうどうにもならないという事態になってから家計管理を始める方が多いです。

もう崖っぷち!という事態になってからでは正常に戻すまでに非常な時間と労力がかかることが多いです。

まだ傷が浅い、またはほとんど無傷のうちに正常なサイクルを維持できれば、あまりに大きな不測の事態が起こらない限り一生涯にわたって健全な家計を保ち続けられます。

家計簿はどうしてもつけられない!という方は、家計簿をつけなくても最低限これくらいは知っておいた方がいいという家計の基本だけでも頭に入れておくことをオススメします。

■これだけはおさえておきたい!いまさら聞けない家計の基本!


2.銀行の口座の管理方法を変えよう


家計簿をどうしてもつけられない方にもう一つオススメなのは、通帳口座の管理法を変えることです。

お金が貯まらない…という方は、ほとんどの場合「いくらまでなら使っていいか」が分かっていないのです。

また、このお金を使ったらこの後の家計がどうなるかが分かっておらず、何とかなるだろうと勢い任せに高額な家電を買ってしまったりローンを組んでしまったりするのです。

反対に、お金を使うのが怖くて旅行に行くことさえビクビクしてお金を出し惜しんでしまう方もいます。

とりあえず安いものにしておけばいいと考えて「本当はこっちが欲しいけど、安いからこっちにしよう…」なんて値段に振り回された買い物しかできない方もいます。

そんな方にオススメなのが通帳を分けてお金を管理する事。

家計簿がつけられなくても、あといくらまでなら使っても大丈夫なのかを通帳を使ってはっきりさせると、いつでも安心してお金を使うことができます。

■家計簿がつけられないなら口座分け!


3.年間予算表を作ろう


どうしても家計簿がムリな方は、せめて年間予算表だけでも作ってみるというのもオススメです。

あんまり細かく考えず、ざっくりとした年間予算表を作成して、だいたいこれくらいの金額でやりくりしようという計画を立てておくと参考になります。

お金の管理が苦手なら実績の入力まではしなくても良いでしょう。年に1回計画だけは立てておき、だいたいこの金額以下になればいいんだなと参考にする程度でも充分に「使ってもいいお金の安全圏」の目安になります。

■年間予算だけでも立ててみよう!


まとめ


お金の管理は一日にしてならずです。急にすべてを理想通りにすることは不可能なので、負担にならない範囲で少しずつできることを増やしていくというのが正解です。

家計簿がどうしても続かないなら、無理をせず家計簿をつけずに出来る家計管理から始めてみるのがオススメですよ。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

↓正しい家計管理で家計を立て直しましょう!
・正しい家計管理の仕方(まとめ)
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