一人暮らしの家計簿公開!月収19万円独身。手取り年収200万円台の支出は?
-
- カテゴリ:
- 手取り年収200万円の家計
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理の質問や疑問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんはじめまして!
私は独身一人暮らしの34歳です!
去年、転職を機に貯蓄が底をつき、本当に絶望感でいっぱいの時にあきさんのブログに出会いました。
私の20代は貯まったら旅行に行き、年間通して微々たる貯金が残るだけの生活でした。
今思えば、あきさんの言うように「旅行貯金は貯金じゃない」が身にしみて分かります。。
そして現在は、あきさん流の家計簿を付けだして4か月めです!
ですが毎月の特別費、毎月の娯楽費がよく分かっておらず、一括りにお小遣いとして計上していました。
これではどこが無駄か分からないのと、そろそろ次のステージへ進みたい!と思っています!
一度私の家計簿を見ていただけませんか?
手取り19万(端数は無かったものにして貯金)
住居62000
生命保険掛け捨て5000
車の保険7800
駐車場代7000
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
wi-fi 4320
携帯2500
食費10000
日用品3000
ガソリン5000
お小遣い10000
封筒貯金(年間特別費)12000
車税、車検、医療費、美容、衣類、旅行、アパート更新
→実際はよけているだけで、一年経っても満額には届きません。
その理由は、自身でも分かっています。
先取り貯金56000として貯金用口座に入れているからです。
やはり年間特別費を多くして、純粋な貯金は少ない方が良いのでしょうか?足りない時はこちらから下ろすのは目に見えています( ; ; )
なので四カ月たちましたけど、いくらまで使っていいか分からないので、使ってません。。
ちなみに口座は貯金用、支払い用、特別費用のプール金の3つ作りました。
アドバイスお願いします!!
こんにちは。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。

質問者様は、貯蓄が底をついたことを機に家計簿つけ始めて4ヵ月目ということですね。
月収19万円ということですので、年間収入は228万円。ボーナスはなしということでよろしいでしょうか?
ひとまずボーナスなしとして進めさせていただきます。
より貯められる家計にするために、どのような点に気をつけていくとよいか一緒に考えていきましょう。
質問者様の家計は、月収19万円。そのうち銀行から確実にひかれていると思われる支出は以下の通りです。
現状のままだと月収19万円から10.5万円は引かれているので、残り8.5万円で生活費と貯蓄をまかなうという計画を立てるということになります。
そのうち生活費は?というと以下の支出の通りとなります。
封筒貯金(年間特別費)12000
車税、車検、医療費、美容、衣類、旅行、アパート更新が別途あるようですが、こちらを加算してしまうと合計で20.1万円になってしまうので、もしかしたらこちらは貯金額の5.6万円のうち1.2万円が封筒積み立てということで、貯金は4.4万円なのかな?と思います。
(違うようでしたら計算がどこで違ってしまっているのか今一度ご確認ください)
月の生活費はなんと2.8万円!
とても少ないお金で1ヵ月の生活をしていることが分かります。
質問者様の家計ですべきことは、生活費からムダを省いていくことではありません。
月々2.8万円の生活費の中からムダを見つけて節約をしたところで、得られる効果は月に数千円程度でしょう。
また、食費も小遣いも大変に少ない金額の中でやりくりされていますので、これ以上無理をして何かを削る必要はないと考えます。
したがって、やるべきことは毎月引かれている支出を見直すことです。
の中から削れるものを削っていきましょう。
車の保険も生命保険もやや高いと感じますので、専門窓口で相談してみるといいですね。(当ブログでは保険については詳細のお伝えはしておりません)
光熱費もお一人にしては大変に高いので、もう少し見直してみるといいですね。
交際費などもほとんどないようですので、もしかしたら自宅にいることが多いのかもしれませんが、もう少し削れないか見直してみて下さい。
■参考:二人暮らしだった時のわが家の電気代
■参考:二人暮らしだった時のわが家のガス代
■参考:二人暮らしだった時のわが家の水道代
■参考:電気代の節約方法
また、車の費用も高いので、通勤にどうしても必要なら仕方がありませんが、本当に必要なのか今一度考えてみましょう。
私だったら…という視点で言うと
これくらいの予算を考えると思います。
月11800円の節約になるので、年間約14万円ほど節約できます。
その代わりに少し積み立てを増やし、もう少しお楽しみの多い家計にしてもいいでしょう。
積立の分配が現在は月12000円ということですが、それではとても足りない、残りの月4.4万円の貯金をどうしても崩してしまう…ということなら、やはり積立に対する配分をもう少し上げたほうがいいでしょう。
最低限必ず必要になる車税、車検、アパート更新は必要額÷12ヵ月分で取り分けておきましょう。
こちらは高額になりやすいので封筒積立より特別費口座にとり置いておいた方がおうちに高額なお金を置いておくことになりませんので安心です。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
車検+車税でも年間12万円を想定するならそれだけでも月1万円は必要です。
そこにアパートの更新料が1年に6万円とすると月5千円。
さらに医療費(冠婚葬祭兼ねる)、美容、衣類、旅行の封筒に月に3千円ずついれるとしても月1.2万円。大体月2.7万円くらいを積み立てにし、純粋な貯蓄は月約3万円くらいの配分でもいいかもしれません。
先ほど固定費の削減で浮いた年間14万円を上乗せすれば貯蓄額を増やすことも可能です。ボーナスがあればさらに貯蓄に上乗せできます。
全体的に大きなムダはありませんので、どれだけ固定費を下げられるかを検討するのが一番かと思います。
ボーナスがない家計は月収から生活費だけでなく特別費や貯蓄まで賄う必要がありますので、現状のように特別費を積み立てるなどしてあらかじめ準備しておきましょう。
■参考:ボーナスがない家計の特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
車が削減できればさらに浮かせられますが、ひとまずすぐに取り掛かれそうなところから。
実際にはできるできないがあると思いますので、自由に変更して計算してみてくださいね。
・一人暮らしの家計は、固定費、生活費、特別費のどこの割合が高いかによって見直すポイントをかえましょう。
■参考:一人暮らしの家計の考え方
■参考:一人暮らしの家計簿の項目と予算の決め方
貯蓄がほとんど底をついてからの立て直しということで、とても頑張っていらっしゃることが伝わってくる家計の内容です。
とても貯蓄がほとんどなく散財していた方とは思えない変貌ぶりです。
今は貯蓄がほとんどないところからの立て直し期間と考えれば、しばらくの間は貯蓄重視の家計でもかまいませんが、少しゆとりができたらもう少し趣味などにお金が配分できるようになるとよりメリハリのついた家計になるでしょう。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収200万円台の家計のまとめ
■参考:一人暮らしのリアルな家計簿については、以下の記事にまとめて紹介しています。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんはじめまして!
私は独身一人暮らしの34歳です!
去年、転職を機に貯蓄が底をつき、本当に絶望感でいっぱいの時にあきさんのブログに出会いました。
私の20代は貯まったら旅行に行き、年間通して微々たる貯金が残るだけの生活でした。
今思えば、あきさんの言うように「旅行貯金は貯金じゃない」が身にしみて分かります。。
そして現在は、あきさん流の家計簿を付けだして4か月めです!
ですが毎月の特別費、毎月の娯楽費がよく分かっておらず、一括りにお小遣いとして計上していました。
これではどこが無駄か分からないのと、そろそろ次のステージへ進みたい!と思っています!
一度私の家計簿を見ていただけませんか?
手取り19万(端数は無かったものにして貯金)
住居62000
生命保険掛け捨て5000
車の保険7800
駐車場代7000
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
wi-fi 4320
携帯2500
食費10000
日用品3000
ガソリン5000
お小遣い10000
封筒貯金(年間特別費)12000
車税、車検、医療費、美容、衣類、旅行、アパート更新
→実際はよけているだけで、一年経っても満額には届きません。
その理由は、自身でも分かっています。
先取り貯金56000として貯金用口座に入れているからです。
やはり年間特別費を多くして、純粋な貯金は少ない方が良いのでしょうか?足りない時はこちらから下ろすのは目に見えています( ; ; )
なので四カ月たちましたけど、いくらまで使っていいか分からないので、使ってません。。
ちなみに口座は貯金用、支払い用、特別費用のプール金の3つ作りました。
アドバイスお願いします!!
こんにちは。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
家計を確認

質問者様は、貯蓄が底をついたことを機に家計簿つけ始めて4ヵ月目ということですね。
月収19万円ということですので、年間収入は228万円。ボーナスはなしということでよろしいでしょうか?
ひとまずボーナスなしとして進めさせていただきます。
より貯められる家計にするために、どのような点に気をつけていくとよいか一緒に考えていきましょう。
月々の生活費
質問者様の家計は、月収19万円。そのうち銀行から確実にひかれていると思われる支出は以下の通りです。
住居62000
生命保険掛け捨て5000
車の保険7800
駐車場代7000
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
wi-fi 4320
携帯2500
合計 105120円
生命保険掛け捨て5000
車の保険7800
駐車場代7000
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
wi-fi 4320
携帯2500
合計 105120円
現状のままだと月収19万円から10.5万円は引かれているので、残り8.5万円で生活費と貯蓄をまかなうという計画を立てるということになります。
そのうち生活費は?というと以下の支出の通りとなります。
食費10000
日用品3000
ガソリン5000
お小遣い10000
合計 28000円
日用品3000
ガソリン5000
お小遣い10000
合計 28000円
封筒貯金(年間特別費)12000
車税、車検、医療費、美容、衣類、旅行、アパート更新が別途あるようですが、こちらを加算してしまうと合計で20.1万円になってしまうので、もしかしたらこちらは貯金額の5.6万円のうち1.2万円が封筒積み立てということで、貯金は4.4万円なのかな?と思います。
(違うようでしたら計算がどこで違ってしまっているのか今一度ご確認ください)
月の生活費はなんと2.8万円!
とても少ないお金で1ヵ月の生活をしていることが分かります。
無駄を省くよりすべきことは?
質問者様の家計ですべきことは、生活費からムダを省いていくことではありません。
月々2.8万円の生活費の中からムダを見つけて節約をしたところで、得られる効果は月に数千円程度でしょう。
また、食費も小遣いも大変に少ない金額の中でやりくりされていますので、これ以上無理をして何かを削る必要はないと考えます。
したがって、やるべきことは毎月引かれている支出を見直すことです。
生命保険掛け捨て5000
車の保険7800
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
合計 29300円
車の保険7800
電気代5000
ガス 7000
水道 4500(二カ月で9000の為)
合計 29300円
の中から削れるものを削っていきましょう。
車の保険も生命保険もやや高いと感じますので、専門窓口で相談してみるといいですね。(当ブログでは保険については詳細のお伝えはしておりません)
光熱費もお一人にしては大変に高いので、もう少し見直してみるといいですね。
交際費などもほとんどないようですので、もしかしたら自宅にいることが多いのかもしれませんが、もう少し削れないか見直してみて下さい。
■参考:二人暮らしだった時のわが家の電気代
■参考:二人暮らしだった時のわが家のガス代
■参考:二人暮らしだった時のわが家の水道代
■参考:電気代の節約方法
また、車の費用も高いので、通勤にどうしても必要なら仕方がありませんが、本当に必要なのか今一度考えてみましょう。
私だったら…という視点で言うと
生命保険掛け捨て5000→月4000円
車の保険7800→月3500円
電気代・ガス・水道で月16500→月10000円
合計 29300円→17500円
車の保険7800→月3500円
電気代・ガス・水道で月16500→月10000円
合計 29300円→17500円
これくらいの予算を考えると思います。
月11800円の節約になるので、年間約14万円ほど節約できます。
その代わりに少し積み立てを増やし、もう少しお楽しみの多い家計にしてもいいでしょう。
特別費が足りない
積立の分配が現在は月12000円ということですが、それではとても足りない、残りの月4.4万円の貯金をどうしても崩してしまう…ということなら、やはり積立に対する配分をもう少し上げたほうがいいでしょう。
最低限必ず必要になる車税、車検、アパート更新は必要額÷12ヵ月分で取り分けておきましょう。
こちらは高額になりやすいので封筒積立より特別費口座にとり置いておいた方がおうちに高額なお金を置いておくことになりませんので安心です。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
車検+車税でも年間12万円を想定するならそれだけでも月1万円は必要です。
そこにアパートの更新料が1年に6万円とすると月5千円。
さらに医療費(冠婚葬祭兼ねる)、美容、衣類、旅行の封筒に月に3千円ずついれるとしても月1.2万円。大体月2.7万円くらいを積み立てにし、純粋な貯蓄は月約3万円くらいの配分でもいいかもしれません。
先ほど固定費の削減で浮いた年間14万円を上乗せすれば貯蓄額を増やすことも可能です。ボーナスがあればさらに貯蓄に上乗せできます。
全体的に大きなムダはありませんので、どれだけ固定費を下げられるかを検討するのが一番かと思います。
ボーナスがない家計は月収から生活費だけでなく特別費や貯蓄まで賄う必要がありますので、現状のように特別費を積み立てるなどしてあらかじめ準備しておきましょう。
■参考:ボーナスがない家計の特別費については以下の記事で詳しく紹介しています。
今回の診断結果
年間節約額は年間10~14万円を目標にしてみましょう。
年間貯蓄額は年間36~50万円を目標にしてみましょう。
年間節約額は年間10~14万円を目標にしてみましょう。
年間貯蓄額は年間36~50万円を目標にしてみましょう。
車が削減できればさらに浮かせられますが、ひとまずすぐに取り掛かれそうなところから。
実際にはできるできないがあると思いますので、自由に変更して計算してみてくださいね。
まとめ
・一人暮らしの家計は、固定費、生活費、特別費のどこの割合が高いかによって見直すポイントをかえましょう。
■参考:一人暮らしの家計の考え方
■参考:一人暮らしの家計簿の項目と予算の決め方
貯蓄がほとんど底をついてからの立て直しということで、とても頑張っていらっしゃることが伝わってくる家計の内容です。
とても貯蓄がほとんどなく散財していた方とは思えない変貌ぶりです。
今は貯蓄がほとんどないところからの立て直し期間と考えれば、しばらくの間は貯蓄重視の家計でもかまいませんが、少しゆとりができたらもう少し趣味などにお金が配分できるようになるとよりメリハリのついた家計になるでしょう。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収200万円台の家計のまとめ
■参考:一人暮らしのリアルな家計簿については、以下の記事にまとめて紹介しています。
コメント