正しい家計管理の方法

夫婦別財布はNG?仕事費・生活費など別財布がオススメな支出とは?

財布

結婚したらお金の管理はどのようにすればいいの?と悩んでしまうことってありますよね。

とくに最近は夫婦共働きの世帯も増え、家計管理の方法も多様化。

「夫婦の稼ぎを夫か妻のどちらか一括管理。夫(妻)は小遣い制」という家計管理から、「夫婦それぞれ別々に管理」という家計管理まで、ご夫婦の働き方によって様々なスタイルが取り入れられています。

このような様々な家計管理の中でも、「自分の収入は自分で管理し夫婦で別々に家計を管理する」スタイルを「夫婦で別財布の家計管理」ということが多いようです。

今回は、この「夫婦で別財布の家計管理」についてと、この家計管理とは別の意味で「別財布を使って家計管理を分かりやすくする方法」を紹介します。

一般的な夫婦別財布とは?

一般的に「夫婦別財布」と言う時には、夫と妻がそれぞれ別に家計を管理している状況を指すことが多いようです。

具体的に夫の月収が25万円、妻の月収が8万円の場合で家計を「夫婦別財布」で管理する場合。

■ケース1:夫婦で支出の担当を決める

収入の高い夫の方が高額になりやすい住宅費などを担当。妻は食費などを担当するなど夫婦それぞれで支出の担当を決めるというもの。

■ケース2:夫婦で出し合う金額を決める

夫の収入のうち20万円を家計に、妻の収入のうち5万円を家計になど出し合う金額を決める。

■ケース3:夫婦で完全に役割を分ける

家計のやりくり全般は夫の収入で。妻の収入は全額貯蓄に回すなど、夫婦のうち片方だけが家計を担う。

分担の割合は様々ですが、夫婦がそれぞれ別々にお金を管理している状況です。

一般的な夫婦別財布のメリット・デメリット
夫婦別財布のメリット

□お互いにお金の使い方に干渉されない
□残ったお金を自由に使える
□夫婦どちらかに依存することなくお互いに独立した状況を保てる

お金の管理を完全に夫婦別にすることで「お金の自由度が上がる」「依存心がなくなり自立する」というメリットがあります。

夫婦別財布のデメリット

□お互いに何に使っているか不明。使途不明金が増える。
□お互いにしっかりしているならいいが、お互い浪費家だと何も残らないことが多い。
□どちらかがしっかりしていてどちらかが浪費家だったりとお金の使い方に差があると、自分ばかりが頑張っている気がしてパートナーのお金の使い方に不満が出る。

お金の管理を別々にしていると、順調に貯まっている場合はいいのですが、浪費傾向の強い夫婦だとお互いに散財してしまい何も残らない可能性が高まります。

お金が貯まりやすい家計管理の方法は?

もちろんやり方や方法にもよりますが、お金をより残しやすい家計管理の方法は、「夫婦共同で家計を一括管理する方法」です。

なぜなら、夫婦別財布によるデメリットの1つ「お互いの使途不明金を減らす」ことができるからです。

「夫婦共働きで収入が1000万円以上でも夫婦別財布による使途不明金が多すぎて貯金ゼロ」という家計の例もよくあります。

別財布とは?

一般的に「別財布」というと、上記のように夫婦でのお金の管理方法の仕方についてと思う方もいるかもしれません。

しかし、「別財布」とは家計管理一般のことだけでなく、「別の財布を持つ」という意味とも解釈できます。

家計管理全般においては「夫婦別財布」はあまりオススメできませんが、私がオススメしたいのは「支出ごとの別財布」です。

「それぞれの支出ごとに必要な分だけ財布を分ける」という方法です。

別財布がオススメの支出とは?

私が特に別財布をオススメしたいのは以下の支出です。

「小遣い」の別財布

毎日スーパーで食材を買う時にお金を出すような「生活費の財布」と「小遣いの財布」を分けるということです。

自分の小遣いを財布に入れ、仕事のランチ代を支払う。

帰りに自分の小遣いの財布から夕飯の食材を購入する。

独身で実家暮らしの方や1人暮らしの方はこのようなお金の使い方をしてもかまいません。

しかし、家族がある方が上記のようなお金の使い方をすると、お財布の中に残っているお金が「小遣いなのか家計のお金なのか区別がつかない」状態になります。

そのため、家計のためのお金でいつの間にか自分の服を買ってしまっていたり、反対に自分の小遣いのはずが家族の食費に消えてしまったりと「自分のお金と家族のお金なのかがあいまい」になります。全体として浪費も増え、支出も大きく膨らむことになりかねません。

生活費と小遣いの財布は分ける。

このようにすることで、生活費を小遣いとして使ってしまったり、小遣いを生活費として使ってしまったりということがなくなります。

「遊びのお金」の別財布

今度の週末は遊びにいこう!と張り切っておろしたお金を普段の生活費の財布にイン。

生活費の財布から食費や日用品なども支払っていたら、遊びに行こうと思っていた日になった時には「あれ?遊びに行くお金をおろしたはずなのに足りない…」なんていうことになりがちです。

反対に、生活費としてとっておくべきお金も遊びに使い込んでしまい、月末にはカツカツになってしまう…なんていうこともにもなりがちです。

遊びに行くお金は遊び用専用のお財布にイン。生活費と混ぜない。

遊びに行く日までお金は使わずに保管しておく。

このようにすることで遊びに行くお金をいつの間にか生活費に使い込んでしまったり、逆に生活費を遊びに使い込んでしまったりということがなくなります。

オススメの別財布の数は3つ!

オススメの別財布の数は「生活費」「小遣い」「遊び」の3つです。

ただし、「遊び」の財布は遊びに行く時だけ持ち歩けばいいので、普段は「生活費」と「小遣い」の2つの財布を持ち歩くだけで充分です。

また、遊びに行く時は自分の小遣いの財布はおうちに置いておいてもOKなので、「生活費」「遊び」または「生活費」「小遣い」のどちらかの組み合わせでふたつの財布を持ち歩くイメージを持つといいでしょう。

お財布を2つも持ち歩くとかさばるのでイヤ!という場合は、一つは100円均一ショップの小銭入れなど薄くて小さめの財布を使ってもいいですね。

わが家も昔はお金をおろすとすべて「生活費」の財布に入れていましたが、遊びに行こうと思って多めにおろしておいたお金が「いつの間にか生活費に消えてしまう」という現象に悩まされていました。

またせっかく遊びに行っても生活費の財布とお金が一緒になっているのでいくらまでなら使っていいのかが分からず、生活費に響くのが怖くて少しでもお金を使わないようにしなくてはと気持ちが焦ることがありました。

せっかく遊びに行ってもお金ことにいつもビクビクしてしまったものです。

しかし、「生活費」と「遊び」の財布を分けたことで、「今日はいくらまでなら遊んでもいい」と遊びの財布に入れたお金を気持ちよく使えるようになりました。

別財布を持つことで使えるお金の上限が分かるようになると、やみくもにお金を使いすぎることがありません。

家計簿をつけていなくても予算管理の一部がと入れられる手法となりますので、家計簿がつけられない方にもオススメします。

まとめ

・夫婦別財布の家計管理はオススメできませんが、支出ごとに財布を分ける別財布は「使えるお金の上限が分かる」ようになるのでオススメです。

家計簿がどうしても続かないなら、家計簿をつけなくてもできる家計管理をオススメします。

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この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿
年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理
1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)

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ABOUT ME
あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

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