夫の浪費癖の対応策!10年かかったわが家の場合
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- 簡単な家計管理の方法
夫が浪費家で、家計の負担になっているという方は意外と多いものです。
今では家計簿・家計管理アドバイザーとして活動している私の夫も、若い時はお金はあればあるだけ使ってしまうタイプでした。
しかし今は毎月定額の小遣いをきっちり守るお金の使い方が上手な夫です。
結婚して15年以上がたちますが、夫のお金の使い方がどのように変わっていったのかを紹介します。
わが家の夫も昔はお金はあればあるだけ使ってしまうタイプでした。
結婚する前に1人暮らしだった時も、給料日前になるとカツカツになりカップ麺で数日をしのぐようなことをしていたようです。
結婚した後も飲み会などの付き合いが多く、しかも終電に間に合わずタクシーでご帰宅…ということが何度もありました。
もちろんそのタクシー代は全てカード払いで、多い月はタクシー代の請求が月に10万円以上になることもありました。
子供なしで夫婦共働きだった頃は、それでもなんとかなっていましたが、子どもが産まれて私が専業主婦になると途端に夫のタクシー代が大きな家計の負担になりました。
そこで夫婦で話し合い夫の小遣いをあり方を次のように見直しました。
まずわが家がとった対策は、夫の小遣いを「週払い制にする」ということです。
給料日前になるとカツカツになってしまうタイプですので、週にいくらという金額を渡すことで、今週はこれだけはつかってもいいという使えるお金の上限をはっきりさせることにしました。
当時渡していたのはランチ代1日800円×5日分=4000円と、ちょっとしたものを買うお金として週5000円。
飲み会代は別途都度数千円ずつ渡していました。アポなしで飲み会になることも多かったので、週末など飲み会がありそうな日に前もって飲み会代としてお金を渡し、飲み会がなかったら回収するということもしていました。
上記のようにしても、それでも時々タクシーでご帰宅…ということがありました。
もちろん当時はタクシー代までは渡していなかったので、タクシー代はクレジットカード払いです。
夫も持っているとついクレジットカードに頼ってしまうという自覚があり、クレジットカードを持ち歩かないようにしていた時期がしばらくあります。
もちろん銀行のカードも持っていかないようにしていました。
一時期はクレジットカードも銀行のカードも持ち歩かない。現金だけしか持たない。というやりくりをしていたのですが、最終的にはクレジットカードは会社の立て替えなどが発生した時に急に必要になることがあり、持たざるを得ない状況になってしまいました。
そこで用意したのが、「夫の小遣い専用口座」です。
この口座は、夫の会社の立て替え払いからの戻り金や、小遣いの残りのみの「夫の小遣い専用口座」です。
夫のカード払いの引き落とし先は「自分の小遣い専用口座」からにしました。
家計のお金を管理している口座とは全く別なので、クレジットカードの引き落としに家計のお金をあてにせず、自分のやりくりだけで支払う仕組みにしました。
週払い制とクレジットカードは自分の専用口座からというスタイルにして10年近くが経過すると、夫はランチ代は完全に小遣いの中でやりくりできるようになってきていました。
しかし、飲み会の回数が上手くコントロールできないところがあり、都度飲み代を渡していると際限がないこともありました。
そこで、最終的には月払いの定額制に変更しました。この月払いの定額制は、週払いの定額制という時期を経たからこそ踏み切ることができました。
今では毎月いくらという決められた金額の中で、ランチ代、タクシー代、飲み代は全て賄ってもらっています(月にいくら渡しているかなどは非公開とさせていただいております)。
会社の経費の立て替えと精算も自分でやりくりしていますし、趣味にかかる費用も含めてお金を渡しても違うことに使い込まなくなりました。
私は毎月定額+その他必要なお金を夫に渡すだけで夫の基本的な費用のやりくりは終わりになるのでとてもラクになりました。
ただし、今でもスーツなどの高額な支出やその他欲しいものは一部家計で負担するようにしています。
家計で負担する部分も残しているので、欲を言えばもっと小遣いが欲しいところでしょうが、今のところはそれほど窮屈すぎない状態を維持できているようです。
最近では電子マネーの利用もずいぶん普及してきました。
自分で小遣いとして決めた金額をチャージしてランチ代などを電子マネーで支払うことで、ポイントが貯まり小遣いを少し増額することもできるようになってきました。
オートチャージなど浪費につながりそうな機能は使わずにポイントだけを集めるようにすると浪費家夫には安心ですね。
わが家の夫の場合は、月にどれくらいというよりも、まずは週にどれくらいまでは使っても大丈夫なのかということが分かるようになり、その後、月にいくらまで何に使えるかが分かるようになったようです。
今では、飲み会がありそうな時には財布にお金を多めにいれますが、それ以外の時はお金は多くいれない。
趣味などに使うお金は、小遣いとは別に封筒に入れて保管する。
このようなことを自発的に行いながら、決められた金額の中で上手にやりくりしています。
残ったお金が多い時は、もちろん大きな贅沢ができるような金額ではありませんが、多少なりとも自分の好きなものを追加で買ったりもしているようです。
このように書くと「私のおかげでお金の管理ができるようになった夫」というように感じるかもしれませんが、そうではありません。
10年以上の年月はかかりましたが、夫自身が自分で家族のためにと頑張ってくれたことです。
自分自身で家族のためにと考えてくれる家族思いの夫だったからこそ、できたのだと思います。
私も夫のおかげで家計がなりたっていることを忘れないように、少しずつですが昇給するたびに夫の小遣いを上げるようにしています。
もしご主人が浪費家で困っているという場合は、よほどひどい状態でない限りは、長い年月で見た方がよいかもしれません。
お金の管理は、明日から別人のように上手にできるようになればいいのですが、なかなかそうは上手くいかないという方の方が多いようです。
わが家の夫も浪費癖が治るまでには、10年以上の年月がかかりました。
話し合いを続けながら、少しずつ時には失敗しながら、徐々にできるようになっていくものだと考えてみてはいかがでしょうか。
夫が浪費家で…というお悩みは当方にも多数寄せられています。
わが家のケースだけでなく、よろしければ他の方のお悩みも合わせてご覧ください。
夫が小遣いを渡しても、コーヒーやタバコなど妻からすると浪費と思われる支出に使ってしまうというお悩みです。
夫の小遣いが月5万円でも足りず、銀行からお金をひきだしてしまうというご相談です。
夫が営業職で、月10万円でも小遣いが足りないというご相談です。
夫の借金の肩代わりをしたものの、再び夫が借金を繰り返していたというご相談です。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
↓正しい家計管理で家計を立て直しましょう!
・正しい家計管理の仕方(まとめ)
今では家計簿・家計管理アドバイザーとして活動している私の夫も、若い時はお金はあればあるだけ使ってしまうタイプでした。
しかし今は毎月定額の小遣いをきっちり守るお金の使い方が上手な夫です。
結婚して15年以上がたちますが、夫のお金の使い方がどのように変わっていったのかを紹介します。
あればあるだけ使う浪費家の夫
わが家の夫も昔はお金はあればあるだけ使ってしまうタイプでした。
結婚する前に1人暮らしだった時も、給料日前になるとカツカツになりカップ麺で数日をしのぐようなことをしていたようです。
結婚した後も飲み会などの付き合いが多く、しかも終電に間に合わずタクシーでご帰宅…ということが何度もありました。
もちろんそのタクシー代は全てカード払いで、多い月はタクシー代の請求が月に10万円以上になることもありました。
子供なしで夫婦共働きだった頃は、それでもなんとかなっていましたが、子どもが産まれて私が専業主婦になると途端に夫のタクシー代が大きな家計の負担になりました。
そこで夫婦で話し合い夫の小遣いをあり方を次のように見直しました。
浪費家の夫対策:その1
まずわが家がとった対策は、夫の小遣いを「週払い制にする」ということです。
給料日前になるとカツカツになってしまうタイプですので、週にいくらという金額を渡すことで、今週はこれだけはつかってもいいという使えるお金の上限をはっきりさせることにしました。
当時渡していたのはランチ代1日800円×5日分=4000円と、ちょっとしたものを買うお金として週5000円。
飲み会代は別途都度数千円ずつ渡していました。アポなしで飲み会になることも多かったので、週末など飲み会がありそうな日に前もって飲み会代としてお金を渡し、飲み会がなかったら回収するということもしていました。
浪費家の夫対策:その2
上記のようにしても、それでも時々タクシーでご帰宅…ということがありました。
もちろん当時はタクシー代までは渡していなかったので、タクシー代はクレジットカード払いです。
夫も持っているとついクレジットカードに頼ってしまうという自覚があり、クレジットカードを持ち歩かないようにしていた時期がしばらくあります。
もちろん銀行のカードも持っていかないようにしていました。
浪費家の夫対策:その3
一時期はクレジットカードも銀行のカードも持ち歩かない。現金だけしか持たない。というやりくりをしていたのですが、最終的にはクレジットカードは会社の立て替えなどが発生した時に急に必要になることがあり、持たざるを得ない状況になってしまいました。
そこで用意したのが、「夫の小遣い専用口座」です。
この口座は、夫の会社の立て替え払いからの戻り金や、小遣いの残りのみの「夫の小遣い専用口座」です。
夫のカード払いの引き落とし先は「自分の小遣い専用口座」からにしました。
家計のお金を管理している口座とは全く別なので、クレジットカードの引き落としに家計のお金をあてにせず、自分のやりくりだけで支払う仕組みにしました。
浪費家の夫対策:その4
週払い制とクレジットカードは自分の専用口座からというスタイルにして10年近くが経過すると、夫はランチ代は完全に小遣いの中でやりくりできるようになってきていました。
しかし、飲み会の回数が上手くコントロールできないところがあり、都度飲み代を渡していると際限がないこともありました。
そこで、最終的には月払いの定額制に変更しました。この月払いの定額制は、週払いの定額制という時期を経たからこそ踏み切ることができました。
浪費家の夫対策:その後は…
今では毎月いくらという決められた金額の中で、ランチ代、タクシー代、飲み代は全て賄ってもらっています(月にいくら渡しているかなどは非公開とさせていただいております)。
会社の経費の立て替えと精算も自分でやりくりしていますし、趣味にかかる費用も含めてお金を渡しても違うことに使い込まなくなりました。
私は毎月定額+その他必要なお金を夫に渡すだけで夫の基本的な費用のやりくりは終わりになるのでとてもラクになりました。
ただし、今でもスーツなどの高額な支出やその他欲しいものは一部家計で負担するようにしています。
家計で負担する部分も残しているので、欲を言えばもっと小遣いが欲しいところでしょうが、今のところはそれほど窮屈すぎない状態を維持できているようです。
最近では電子マネーの利用もずいぶん普及してきました。
自分で小遣いとして決めた金額をチャージしてランチ代などを電子マネーで支払うことで、ポイントが貯まり小遣いを少し増額することもできるようになってきました。
オートチャージなど浪費につながりそうな機能は使わずにポイントだけを集めるようにすると浪費家夫には安心ですね。
わが家の夫の場合
わが家の夫の場合は、月にどれくらいというよりも、まずは週にどれくらいまでは使っても大丈夫なのかということが分かるようになり、その後、月にいくらまで何に使えるかが分かるようになったようです。
今では、飲み会がありそうな時には財布にお金を多めにいれますが、それ以外の時はお金は多くいれない。
趣味などに使うお金は、小遣いとは別に封筒に入れて保管する。
このようなことを自発的に行いながら、決められた金額の中で上手にやりくりしています。
残ったお金が多い時は、もちろん大きな贅沢ができるような金額ではありませんが、多少なりとも自分の好きなものを追加で買ったりもしているようです。
このように書くと「私のおかげでお金の管理ができるようになった夫」というように感じるかもしれませんが、そうではありません。
10年以上の年月はかかりましたが、夫自身が自分で家族のためにと頑張ってくれたことです。
自分自身で家族のためにと考えてくれる家族思いの夫だったからこそ、できたのだと思います。
私も夫のおかげで家計がなりたっていることを忘れないように、少しずつですが昇給するたびに夫の小遣いを上げるようにしています。
自分の夫が浪費家だった場合
もしご主人が浪費家で困っているという場合は、よほどひどい状態でない限りは、長い年月で見た方がよいかもしれません。
お金の管理は、明日から別人のように上手にできるようになればいいのですが、なかなかそうは上手くいかないという方の方が多いようです。
わが家の夫も浪費癖が治るまでには、10年以上の年月がかかりました。
話し合いを続けながら、少しずつ時には失敗しながら、徐々にできるようになっていくものだと考えてみてはいかがでしょうか。
夫が浪費家で…というお悩みは当方にも多数寄せられています。
わが家のケースだけでなく、よろしければ他の方のお悩みも合わせてご覧ください。
夫が浪費家:ケース1
夫が小遣いを渡しても、コーヒーやタバコなど妻からすると浪費と思われる支出に使ってしまうというお悩みです。
夫が浪費家:ケース2
夫の小遣いが月5万円でも足りず、銀行からお金をひきだしてしまうというご相談です。
夫が浪費家:ケース3
夫が営業職で、月10万円でも小遣いが足りないというご相談です。
夫が浪費家:ケース4
夫の借金の肩代わりをしたものの、再び夫が借金を繰り返していたというご相談です。
夫が浪費家:ケース5
夫の小遣いが月6万円でも足りないというご相談です。
夫が浪費家:ケース6
夫婦共働きで手取り年収は990万円。妻は貯金が趣味で貯金が1000万円でも夫は浪費家で貯金がほぼゼロという方の家計診断の結果です。
夫が浪費家:ケース7
夫はすでに定年退職。定年後も仕事を見つけたものの家にお金を入れてくれない。金遣いが荒いというご相談です。
夫が浪費家:ケース8
毎月夫と生活費を折半しているが、夫が小遣いが足りなくなり生活費の折版がうまくいかないというご相談です。
夫が浪費家:ケース9
旦那のお金の使い方が気になる。いくら言っても治らない場合はどうしたらよいかというご相談です。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
↓正しい家計管理で家計を立て直しましょう!
・正しい家計管理の仕方(まとめ)
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