食費とは?家計簿ではどこまでが食費か分け方を決めるのがコツ!
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- 家計簿の費目(項目)
食費といっても、家計簿ではどこまでを食費として扱えばいいのか迷うことはありませんか?
家計簿につける時は、外食もお総菜も食事に関わる支出はすべて食費として書くべき?
酒は酒費など食事に関わる支出を細かく分類し別の項目を作って管理したほうがいい?
実は、食費ひとつでも家計簿の仕分け方のルールを決めることで、お金が貯まりやすい家計簿になるかの差が出ると私は考えています。
反対に、ルールのない家計簿はつけているだけでお金の貯まらないただの記録帳。家計簿としての役割を果たさなくなる可能性が高まってしまいます。
家計簿歴18年以上、家計簿アドバイザーとして1000件以上の家計相談に答えてきた経験と実績から、お金が貯まりやすい家計簿にするためのわが家の家計簿の「食費」の内訳や分類の方法を紹介します。
「家計簿の食費とは?」に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
一般的に「食費」とは、食材、調味料、酒、おやつなど、家庭内で消費するもの以外にも、外食や給食までも食費としてみなす場合があります。食費の平均として一般的に引用されることの多い総務省の家計調査でも食費には外食や給食までが含まれています。
一方で、雑誌などで良く掲載されている「〇人家族で食費〇万円!」というような場合には、「外食」「酒代」は含まれていない場合もあったりと、食費の定義は意外とまちまちであることが多い傾向があります。
雑誌や統計でも基準がそれぞれなので、何を食費として家計簿につけているかも「家庭によってまちまちになりやすい」と言えます。
以下、「これって食費?」と迷ってしまうものの分類法をまとめていきます。
あくまで私が家計簿につける際の食費の分類方法ですが、参考になれば嬉しいです!
家計簿をつけていると、「外食」は「食費」なのかどうか?ということに迷うことがありますよね。
ときには、家族で楽しむ外食だけでなく、仕事上の付き合いで誘われたバーベキューなどに参加することもあり、これは「食費」ではなくて「交際費」では?と思うこともあり分類に迷ってしまいますよね。
私の長年の経験と実績から判断すると、「食費」のなかに「外食」を含めている家計簿はお金が貯まらない傾向があります。
なぜなら、外食はいつ何回行くか決めていないことも多く、人から誘われる外食もいつ誘われるか分からないことが多いからです。
つまり、不確定要素によって「食費の金額が大きく左右されてしまう」ことになります。
予算を決めても、1回の外食であっという間に予算オーバー。予算の意味がなくなる傾向があります。
なかには「外食費」という費目を作っている方もいますが、私の経験上ではこれもオススメできません。
なぜなら、「外食費」という費目を作ったところで、外食は不確定要素が高いものには変わりがありません。
食費から外食を外すことで食費の予算が守れるようになっても、外食の予算は月によってバラバラで全然守れないということになりやすいからです。
食費の予算も外食の予算も両方守れるようにするためには、外食は食費ではなく「娯楽費」という複合費を使うことをオススメします。
■参考:「外食」と「食費」を分けることについては以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:「娯楽費」とは?娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。
「酒代」は「食費」にした方がいいのか「酒費」という費目を作って管理したほうがいいのかと迷うこともありますよね。
結論からお伝えすると、酒代は、基本的には「食費」2020でよいと私は考えます。
酒の量が多く「月に数万円は当たり前」という場合は「酒費」という費目を作ってもよいかもしれませんが、それ以外の毎月数千円分、だいたい一定量を購入しているという場合はわざわざ「酒費」という費目を作る必要はないと私は考えます。
なぜなら、毎月だいたい一定量を購入している場合は、わざわざ費目にしなくてもだいたい毎月一定額で収まっているからです。
そのような支出に毎月集計をしたりする作業は時間がかかりますし、手間になるのではないでしょうか。
また、今月は買うけど来月は買わないというようなバラつきがある買い方をしている場合は、わざわざ費目にしても予算が守れない支出になりやすいと思うので、「酒費」をつくるとかえって管理しにくい支出になる可能性があると私は考えます
したがって、基本的には私のオススメは「食費」です。
■参考:「酒」については以下の記事で詳しく紹介しています。
こどものお菓子などのおやつもどこまで食費にするべきかということは迷うことがありませんか?
例えば、お友達のおうちに行く時に手土産代わりに持たせるお菓子は「食費」なのか「交際費」なのかというようなケースです。
私のオススメは、基本的には「食費」です。
なぜなら、こどものおやつ程度の支出は、普段の買い物のついでに購入する事が多いからです。
普段の買い物のついでに買っている品物ですから、普段の食費のレシートにおやつ代が紛れていることになります。
それをいちいちレシートの中から抜き出して集計するというのは非常に手間がかかり、効率が良くないと私は考えます。
ですから、基本的には「食費」がオススメです。
わが家でも、子ども達が普段食べるおやつだけでなく、習い事の帰りにお友達と交換するおやつや、お友達のおうちにお邪魔させていただく時にもたせるおやつや、遠足の時に持たせるおやつなどが月に数千円かかっていますが、すべて「食費」で処理しています。
ただし、「ドーナツ1000円分を差し入れした」など毎月頻繁には買わない特別なおやつの場合は「娯楽費」にしています。
特に節約を頑張りたいという場合のみ、おやつはすべて「娯楽費」にすると節約効果が高まると私は考えます。
■参考:子どものお菓子などのおやつ代については以下の記事で詳しく紹介しています。
大人が個人的に購入するお菓子については、各自の小遣いから出してもよいと思います。
■参考:大人が個人的に購入するお菓子代については以下の記事で詳しく紹介しています。
例えば、公園などちょっとしたお出かけをしたついでにかったコンビニ弁当や、旅行に行った時の外食は「食費」なのか迷うことがあります。
私のオススメは「食費」ではなく「娯楽費」「特別費」です。
「娯楽費」「特別費」のどちらにいれるかは、私の場合はイベント性が高いかどうか、めったに行かないかどうかで判断します。
例えば、旅行などは一般的には毎月行くようなものではないですよね。そのような場合の「外食」は、旅行代の一部として考え、「特別費」にします。
■参考:特別費とは?特別費については、こちらの記事でまとめています。
一方、公園にいったついでに買ったコンビニ弁当などは、イベント性は高くないので私の場合は「娯楽費」にします。
このように分類することで、普段の食費の予算が守れないという現象を防ぐだけでなく、いくらまでなら外食につかってもいいのかということが分かるようになる効果が期待できると私は考えています。
自動販売機で買ったジュースなども「食費」ではなく「娯楽費」にするのが私のオススメです。
コンビニで買ったコーヒー、ふらっとたちよったカフェ代なども「食費」ではなく私の場合は「娯楽費」に分類します。
■参考:ジュース代については以下の記事で詳しく紹介しています。
普段は手作りの夕食を準備しているのだけど、「疲れてしまって」「体調不良で」などの理由で今日だけはすべてお総菜ですませるというような日もありますよね。
そのような日の食費は「いつもは1日2000円で済む食費が5000円になってしまった」というような場合があります。
この5000円をいつもの食費にいれると、月末に食費の予算がカツカツになってしまって、結局いつもの食費の予算がオーバーしてしまう。
このような現象に悩まされる方もいます。
このような場合は、いつもの食費としてかかる2000円分だけを食費に計上し、残り3000円を「娯楽費」に計上するのもオススメです。
こうすることで、いつもの食費の予算を守ることができます。
これは家計簿の予算を守るための裏ワザで、経理の方などが会社でやったら違反になりますが、家庭の家計簿でしたらこの程度の裏ワザは許容範囲と私は考えます。
■参考:予定外のお惣菜などの購入で食費の予算がオーバーしてしまう時については以下の記事で詳しく紹介しています。
普段は、給食を食べてくるので子どものお昼ご飯代は給食費で済ませられているのに、子ども達が長期休みに入るとお昼ご飯代がかかるようになってしまう。
そのため、子どもの長期休みがあると、普段の食費や娯楽費がカツカツになってしまうという場合があります。
このような場合は、「夏休み費」として月数千円でも「特別費」に予算を計上しておくことをオススメしています。
■参考:夏休みなど長期休みの時の対策法については以下の記事で詳しく紹介しています。
ひとくちに「食費」といっても、何を食費とするのかは特に家計簿をつけ始めたばかりの初心者の方は迷うことがありますよね。
なおかつ、特にルールを決めずに何でも食事に関わる支出は食費にしていると「予算が守れない家計簿=つけても貯まらない家計簿」になる可能性が高まってしまうのではないでしょうか。
上記のように分類のルールを決めると、予算が立てやすく守りやすい家計簿にすることができると私は考えていますので、したがって「つけるだけでお金が貯まる家計簿」にすることもできると考えています。
もしよろしければ、参考にしてみてくださいね。
■参考:食費の平均はいくら?貯蓄ができている節約主婦の食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:家計簿初心者が迷いやすい費目についての記事は以下にまとめてあります。
・費目(項目)の考え方(まとめ)
家計簿につける時は、外食もお総菜も食事に関わる支出はすべて食費として書くべき?
酒は酒費など食事に関わる支出を細かく分類し別の項目を作って管理したほうがいい?
実は、食費ひとつでも家計簿の仕分け方のルールを決めることで、お金が貯まりやすい家計簿になるかの差が出ると私は考えています。
反対に、ルールのない家計簿はつけているだけでお金の貯まらないただの記録帳。家計簿としての役割を果たさなくなる可能性が高まってしまいます。
家計簿歴18年以上、家計簿アドバイザーとして1000件以上の家計相談に答えてきた経験と実績から、お金が貯まりやすい家計簿にするためのわが家の家計簿の「食費」の内訳や分類の方法を紹介します。
「家計簿の食費とは?」に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
食費とは?
一般的に「食費」とは、食材、調味料、酒、おやつなど、家庭内で消費するもの以外にも、外食や給食までも食費としてみなす場合があります。食費の平均として一般的に引用されることの多い総務省の家計調査でも食費には外食や給食までが含まれています。
一方で、雑誌などで良く掲載されている「〇人家族で食費〇万円!」というような場合には、「外食」「酒代」は含まれていない場合もあったりと、食費の定義は意外とまちまちであることが多い傾向があります。
雑誌や統計でも基準がそれぞれなので、何を食費として家計簿につけているかも「家庭によってまちまちになりやすい」と言えます。
以下、「これって食費?」と迷ってしまうものの分類法をまとめていきます。
あくまで私が家計簿につける際の食費の分類方法ですが、参考になれば嬉しいです!
これって食費?(外食)
家計簿をつけていると、「外食」は「食費」なのかどうか?ということに迷うことがありますよね。
ときには、家族で楽しむ外食だけでなく、仕事上の付き合いで誘われたバーベキューなどに参加することもあり、これは「食費」ではなくて「交際費」では?と思うこともあり分類に迷ってしまいますよね。
私の長年の経験と実績から判断すると、「食費」のなかに「外食」を含めている家計簿はお金が貯まらない傾向があります。
なぜなら、外食はいつ何回行くか決めていないことも多く、人から誘われる外食もいつ誘われるか分からないことが多いからです。
つまり、不確定要素によって「食費の金額が大きく左右されてしまう」ことになります。
予算を決めても、1回の外食であっという間に予算オーバー。予算の意味がなくなる傾向があります。
なかには「外食費」という費目を作っている方もいますが、私の経験上ではこれもオススメできません。
なぜなら、「外食費」という費目を作ったところで、外食は不確定要素が高いものには変わりがありません。
食費から外食を外すことで食費の予算が守れるようになっても、外食の予算は月によってバラバラで全然守れないということになりやすいからです。
食費の予算も外食の予算も両方守れるようにするためには、外食は食費ではなく「娯楽費」という複合費を使うことをオススメします。
■参考:「外食」と「食費」を分けることについては以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:「娯楽費」とは?娯楽費については以下の記事で詳しく紹介しています。
これって食費?(酒)
「酒代」は「食費」にした方がいいのか「酒費」という費目を作って管理したほうがいいのかと迷うこともありますよね。
結論からお伝えすると、酒代は、基本的には「食費」2020でよいと私は考えます。
酒の量が多く「月に数万円は当たり前」という場合は「酒費」という費目を作ってもよいかもしれませんが、それ以外の毎月数千円分、だいたい一定量を購入しているという場合はわざわざ「酒費」という費目を作る必要はないと私は考えます。
なぜなら、毎月だいたい一定量を購入している場合は、わざわざ費目にしなくてもだいたい毎月一定額で収まっているからです。
そのような支出に毎月集計をしたりする作業は時間がかかりますし、手間になるのではないでしょうか。
また、今月は買うけど来月は買わないというようなバラつきがある買い方をしている場合は、わざわざ費目にしても予算が守れない支出になりやすいと思うので、「酒費」をつくるとかえって管理しにくい支出になる可能性があると私は考えます
したがって、基本的には私のオススメは「食費」です。
■参考:「酒」については以下の記事で詳しく紹介しています。
これって食費?(こどものおやつ)
こどものお菓子などのおやつもどこまで食費にするべきかということは迷うことがありませんか?
例えば、お友達のおうちに行く時に手土産代わりに持たせるお菓子は「食費」なのか「交際費」なのかというようなケースです。
私のオススメは、基本的には「食費」です。
なぜなら、こどものおやつ程度の支出は、普段の買い物のついでに購入する事が多いからです。
普段の買い物のついでに買っている品物ですから、普段の食費のレシートにおやつ代が紛れていることになります。
それをいちいちレシートの中から抜き出して集計するというのは非常に手間がかかり、効率が良くないと私は考えます。
ですから、基本的には「食費」がオススメです。
わが家でも、子ども達が普段食べるおやつだけでなく、習い事の帰りにお友達と交換するおやつや、お友達のおうちにお邪魔させていただく時にもたせるおやつや、遠足の時に持たせるおやつなどが月に数千円かかっていますが、すべて「食費」で処理しています。
ただし、「ドーナツ1000円分を差し入れした」など毎月頻繁には買わない特別なおやつの場合は「娯楽費」にしています。
特に節約を頑張りたいという場合のみ、おやつはすべて「娯楽費」にすると節約効果が高まると私は考えます。
■参考:子どものお菓子などのおやつ代については以下の記事で詳しく紹介しています。
大人が個人的に購入するお菓子については、各自の小遣いから出してもよいと思います。
■参考:大人が個人的に購入するお菓子代については以下の記事で詳しく紹介しています。
これって食費?(おでかけついでの外食)
例えば、公園などちょっとしたお出かけをしたついでにかったコンビニ弁当や、旅行に行った時の外食は「食費」なのか迷うことがあります。
私のオススメは「食費」ではなく「娯楽費」「特別費」です。
「娯楽費」「特別費」のどちらにいれるかは、私の場合はイベント性が高いかどうか、めったに行かないかどうかで判断します。
例えば、旅行などは一般的には毎月行くようなものではないですよね。そのような場合の「外食」は、旅行代の一部として考え、「特別費」にします。
■参考:特別費とは?特別費については、こちらの記事でまとめています。
一方、公園にいったついでに買ったコンビニ弁当などは、イベント性は高くないので私の場合は「娯楽費」にします。
このように分類することで、普段の食費の予算が守れないという現象を防ぐだけでなく、いくらまでなら外食につかってもいいのかということが分かるようになる効果が期待できると私は考えています。
これって食費?(自動販売機で買ったジュースやカフェ代など)
自動販売機で買ったジュースなども「食費」ではなく「娯楽費」にするのが私のオススメです。
コンビニで買ったコーヒー、ふらっとたちよったカフェ代なども「食費」ではなく私の場合は「娯楽費」に分類します。
■参考:ジュース代については以下の記事で詳しく紹介しています。
これって食費?(大量のお総菜)
普段は手作りの夕食を準備しているのだけど、「疲れてしまって」「体調不良で」などの理由で今日だけはすべてお総菜ですませるというような日もありますよね。
そのような日の食費は「いつもは1日2000円で済む食費が5000円になってしまった」というような場合があります。
この5000円をいつもの食費にいれると、月末に食費の予算がカツカツになってしまって、結局いつもの食費の予算がオーバーしてしまう。
このような現象に悩まされる方もいます。
このような場合は、いつもの食費としてかかる2000円分だけを食費に計上し、残り3000円を「娯楽費」に計上するのもオススメです。
こうすることで、いつもの食費の予算を守ることができます。
これは家計簿の予算を守るための裏ワザで、経理の方などが会社でやったら違反になりますが、家庭の家計簿でしたらこの程度の裏ワザは許容範囲と私は考えます。
■参考:予定外のお惣菜などの購入で食費の予算がオーバーしてしまう時については以下の記事で詳しく紹介しています。
これって食費?(夏休みなど子供の長期休みのお昼ご飯)
普段は、給食を食べてくるので子どものお昼ご飯代は給食費で済ませられているのに、子ども達が長期休みに入るとお昼ご飯代がかかるようになってしまう。
そのため、子どもの長期休みがあると、普段の食費や娯楽費がカツカツになってしまうという場合があります。
このような場合は、「夏休み費」として月数千円でも「特別費」に予算を計上しておくことをオススメしています。
■参考:夏休みなど長期休みの時の対策法については以下の記事で詳しく紹介しています。
家計簿の食費(まとめ)
ひとくちに「食費」といっても、何を食費とするのかは特に家計簿をつけ始めたばかりの初心者の方は迷うことがありますよね。
なおかつ、特にルールを決めずに何でも食事に関わる支出は食費にしていると「予算が守れない家計簿=つけても貯まらない家計簿」になる可能性が高まってしまうのではないでしょうか。
上記のように分類のルールを決めると、予算が立てやすく守りやすい家計簿にすることができると私は考えていますので、したがって「つけるだけでお金が貯まる家計簿」にすることもできると考えています。
もしよろしければ、参考にしてみてくださいね。
■参考:食費の平均はいくら?貯蓄ができている節約主婦の食費については以下の記事で詳しく紹介しています。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:家計簿初心者が迷いやすい費目についての記事は以下にまとめてあります。
・費目(項目)の考え方(まとめ)
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