予備費・臨時費で家計のピンチを切り抜けよう!みんなはいくら?
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
私は夫婦と小1、幼稚園年中の子供がいる4人家族です。
今までなんとなく付けていた家計簿ですが、先月からあきさんの付け方を参考にしてやっております。
一時保管口座、貯金口座、引き落とし口座と別に、緊急予備費(入院、失業等のもしもの時用)を保管しておく口座を作ったのですが、この金額について迷っております。
色々調べると生活費の3ヶ月~半年分、あるいは一年分と書かれていることが多いので、とりあえず200万円ほど取っております。
あきさんは緊急予備費についてどう考えていますか?また、緊急予備費というのを貯金とは別に用意していますか?
家計簿のやりくりとは少しずれた質問ですし、もし既出でしたら申し訳ありません。
お忙しい中すみません。
よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「予備費・臨時費」についてですね。
家計簿をつけていると、必ずと言っていいほど「緊急事態」というものが発生します。
「こんなはずじゃなかったのに」というような予定外の出来事が起こってしまうということですね。
例えば、急な入院、急な失業、急な自宅の修理、災害による被害…。
このような「不測の事態」への備えをしているかしていないかによって家計管理でも大きく差が出てきます。
ただし、この「予備費」についての考え方は、非常にまちまちであると言えます。
色々調べると生活費の3ヶ月~半年分、あるいは一年分と書かれていることが多いので、とりあえず200万円ほど取っております。
と質問者様はおっしゃっていますが、おそらくこれは貯金とは別に予備費をこれくらいをとっておく、ということではなく、貯金としてこれくらいはある状態にしておかないと心配ということではないかと推測します。
つまり、予備費を200万円ほど用意しようということではなく、当面使う予定のない貯金を200万円(金額はひとによって異なります)ほど用意しようという意味ではなないかと思われます。
したがって、私の考えで言うと、質問者様のおっしゃる予備費とは、「貯金」の一部ではないかと推測いたします。私としては、このような貯金は予備費や臨時費とは呼ばないようにしています。
では何を「予備費」や「臨時費」とするか?というと、私の考えで言うと「比較的小さな金額の緊急事態に備えるお金」と考えます。
例えば「大規模なリフォームではなく家の給湯器が壊れて、急に40万円ほど必要になった」「急に入院することになり20万円ほどかかった」など、大規模に貯金を崩すというほどではないけれど、そこそこ大きなお金が必要という時に使うお金です。
私の考えで言うと、このような「予備費」は「あらかじめ支出として積み立てておき、家計の管理外にしてしまう」ようにしています。つまり、貯金とはカウントしないお金です。
わが家では、この予備費や臨時費は、使う時も貯金とは考えていないお金なので、なくなっても貯金総額には響かないという構造にしています。
もちろん足りなかったら貯金を崩すということになりますが、予備費があれば貯金を崩す前のワンクッションになります。
さて、上記の通り、質問者様のおっしゃる予備費や臨時費と、私の考える予備費や臨時費には少しズレがあると考えられます。
ズレがあることを踏まえたうえで、わが家の場合で言うと、わが家では50万円~100万円前後のお金を常に予備費・臨時費としてキープするようにしています。
予備費・臨時費を高額にしてしまうと、肝心の貯蓄が進みませんので、ほどほどを維持するようにしています。
毎年50万円~100万円ずつ貯めるということではなく、常にそれくらいがキープできているように調整しておくということです。
例えば、一度50万円ほど貯まって、その後特に使う予定がなければ、次年度からは少な目の金額にして積み立てを続けるというようなイメージで、予備費・臨時費を維持しております。
質問者様がおっしゃるような大きな額のお金は、予備費・臨時費ではなく、貯金として別途確保しております。
わが家の場合は、このように予備費や臨時費を確保することで、急な家電の故障などがあっても貯蓄の計画を大きく崩すことなく対応することができています。
なお、わが家の場合は、貯蓄や予備費・臨時費はある程度までとして、一部は投資に回すなど、運用を考えたお金の使い方もしております。
今回はわが家の「家計簿の臨時費・予備費」の考え方を紹介しましたが、家計の解釈は人それぞれですので、質問者様の家計に合わせた考えをぜひ取り入れていかれてくださいね。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
↓他にもある!食費・日用品に関するご質問はこちらから
・家計のやりくりアドバイスのご質問(まとめ)
↓その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
■参考:家計簿の予備費とは?
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。
私は夫婦と小1、幼稚園年中の子供がいる4人家族です。
今までなんとなく付けていた家計簿ですが、先月からあきさんの付け方を参考にしてやっております。
一時保管口座、貯金口座、引き落とし口座と別に、緊急予備費(入院、失業等のもしもの時用)を保管しておく口座を作ったのですが、この金額について迷っております。
色々調べると生活費の3ヶ月~半年分、あるいは一年分と書かれていることが多いので、とりあえず200万円ほど取っております。
あきさんは緊急予備費についてどう考えていますか?また、緊急予備費というのを貯金とは別に用意していますか?
家計簿のやりくりとは少しずれた質問ですし、もし既出でしたら申し訳ありません。
お忙しい中すみません。
よろしくお願いいたします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「予備費・臨時費」についてですね。
家計簿の予備費・臨時費
家計簿をつけていると、必ずと言っていいほど「緊急事態」というものが発生します。
「こんなはずじゃなかったのに」というような予定外の出来事が起こってしまうということですね。
例えば、急な入院、急な失業、急な自宅の修理、災害による被害…。
このような「不測の事態」への備えをしているかしていないかによって家計管理でも大きく差が出てきます。
家計簿の予備費・臨時費とは?
ただし、この「予備費」についての考え方は、非常にまちまちであると言えます。
色々調べると生活費の3ヶ月~半年分、あるいは一年分と書かれていることが多いので、とりあえず200万円ほど取っております。
と質問者様はおっしゃっていますが、おそらくこれは貯金とは別に予備費をこれくらいをとっておく、ということではなく、貯金としてこれくらいはある状態にしておかないと心配ということではないかと推測します。
つまり、予備費を200万円ほど用意しようということではなく、当面使う予定のない貯金を200万円(金額はひとによって異なります)ほど用意しようという意味ではなないかと思われます。
したがって、私の考えで言うと、質問者様のおっしゃる予備費とは、「貯金」の一部ではないかと推測いたします。私としては、このような貯金は予備費や臨時費とは呼ばないようにしています。
では何を「予備費」や「臨時費」とするか?というと、私の考えで言うと「比較的小さな金額の緊急事態に備えるお金」と考えます。
例えば「大規模なリフォームではなく家の給湯器が壊れて、急に40万円ほど必要になった」「急に入院することになり20万円ほどかかった」など、大規模に貯金を崩すというほどではないけれど、そこそこ大きなお金が必要という時に使うお金です。
私の考えで言うと、このような「予備費」は「あらかじめ支出として積み立てておき、家計の管理外にしてしまう」ようにしています。つまり、貯金とはカウントしないお金です。
わが家では、この予備費や臨時費は、使う時も貯金とは考えていないお金なので、なくなっても貯金総額には響かないという構造にしています。
もちろん足りなかったら貯金を崩すということになりますが、予備費があれば貯金を崩す前のワンクッションになります。
家計簿の予備費・臨時費はいくら?
さて、上記の通り、質問者様のおっしゃる予備費や臨時費と、私の考える予備費や臨時費には少しズレがあると考えられます。
ズレがあることを踏まえたうえで、わが家の場合で言うと、わが家では50万円~100万円前後のお金を常に予備費・臨時費としてキープするようにしています。
予備費・臨時費を高額にしてしまうと、肝心の貯蓄が進みませんので、ほどほどを維持するようにしています。
毎年50万円~100万円ずつ貯めるということではなく、常にそれくらいがキープできているように調整しておくということです。
例えば、一度50万円ほど貯まって、その後特に使う予定がなければ、次年度からは少な目の金額にして積み立てを続けるというようなイメージで、予備費・臨時費を維持しております。
質問者様がおっしゃるような大きな額のお金は、予備費・臨時費ではなく、貯金として別途確保しております。
家計簿の予備費・臨時費(まとめ)
わが家の場合は、このように予備費や臨時費を確保することで、急な家電の故障などがあっても貯蓄の計画を大きく崩すことなく対応することができています。
なお、わが家の場合は、貯蓄や予備費・臨時費はある程度までとして、一部は投資に回すなど、運用を考えたお金の使い方もしております。
今回はわが家の「家計簿の臨時費・予備費」の考え方を紹介しましたが、家計の解釈は人それぞれですので、質問者様の家計に合わせた考えをぜひ取り入れていかれてくださいね。
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■参考:家計簿の予備費とは?
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