【家計簿公開】手取り年収500万円台!30代夫婦子ども1人。年間100万円以上貯金?!
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- 手取り年収500万円の家計
当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして、いつも、参考にさせていだだいてます。
夫(36)妻(31)子(4)
今年から住宅ローンが始り、固定資産税やらなんやら まだ不明な部分があり貯蓄がうまく増やせるか。
また2800万35年ローンにしたため、最低でも11年分の繰り上げ返済をしなくてはなりません。相談にのっていただけないでしょうか。
◎夫、月の手取28.7万
ボーナスが55万×2回であわせて455万
ボーナスが少しずつ上がる傾向
◎妻、パートで3万~5万ほど。年間40万~50万
◎児童手当て、年間12万(そのままJr.NISA行き)
【約500万手取り】
支出【月】
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
普通車から軽に乗り換えたばかりなので予算です。
あき計算補足 月22.8万円(年間273.6万円)
支出【年払】
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
自動車保険 2.1万
車検5万
車税1万未満?
家族旅行20万(毎年一回は北海道の実家へ行くので飛行機だけで12万なくなります。)
浄化槽管理費1.3万その他、薬やら、くみ取りは経験がないので不明。
自治会費6000円
衣服12万
交際費8万(◎の日、お誕生日、お年玉などの贈り物)
予備費12万(冠婚葬祭など)
他8万(外食、病院などの不定期なもの)
固定資産税不明
あき計算補足 年間102万円
希望は毎年100万は繰り上げ返済に回したい。
しかし、固定資産税などの不明金を足したら家の貯蓄は年間50万?くらいしか出来ない。
毎月の支出などで、どこか削れるところを教えていただきたいです。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます!
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
収支は年間約50万円の黒字の予定ということですね。
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
こちらがあるので、貯蓄としては、年間82万円となります。
質問者様の家計は、不明金がやや多めという特徴があります。
今回書き出しをしていただいた支出の合計額は387.6万円。
全て貯金できていれば、119.4万円ほど貯金ができ、教育費用の保険もあわせて151.4万円の貯蓄ができるハズなんですね(NISAも入れたらさらに12万円貯蓄追加)。
しかし、実際は50万円くらいになりそうだ、ということは、不明金が69.4万円ほどあるということになります。
質問者様の家計が変わるには、この不明金をなくし、しっかり予算を配分していくということが重要になります。
これができれば100%家計が変わるということになりますね。
まず質問者様の月の家計から見ていきましょう。
月収は、ご主人のお給料28.7万円と奥様のお給料3.3万円をあわせて32万円なので、毎月10万円ほど黒字になるハズなんですね。
年の支出はボーナスととんとんくらいになっているとしても、月単位でこの予算しか使っていないなら、本来は月10万円貯金ができているハズです。
この月収の余りはどこへ行っているのでしょうか?
また、全体的にボーナスに費用の負担が偏っている印象がありますので、この辺を少し考えながら予算配分を少し考えてみましょう。
まず、保険が掛け捨てだけにしてはやや高めと感じますので、今一度見直しを検討された方がいいでしょう。
特に、教育費用の保険でしっかり保険に入っているような気がいたしますので、年払いにしている教育費用の保険の補償内容とダブりがないか、補償が大きすぎないかをチェックしてみて下さい。
携帯電話も見直しを検討中ということですので、少し減らしました。
節約できそうなところはこの辺で、あとはよく節約していると思います。
また、娯楽費の設定がないので、これ以外の足りないものはすべて特別費にしてしまえばいいや…という心理が働きやすい家計と言えます。
ちょっと月の支出からはみ出してしまうようなものはボーナス頼みになりやすい傾向があるので、娯楽費月2万円を追加いたしました。
こちらの費用で、今は特別費にのっている「その他の支出」「臨時費の積み立て」を月収から行ってみましょう。
おそらくこの予算配分にするだけで、「月収の余りの行方不明がなくなる」と考えられます。
月収32万円のうち、毎月25.5万円はおろし、上記のようにふりわけ、残った6.5万円は毎月「貯金専用口座」に移しましょう。
この残った6.5万円のうち、2万円を繰り上げ返済、4.5万円をおろさない貯金にするなど、繰上返済との配分はご自由に決めて下さい。
ちなみに繰り上げ返済は住宅ローン控除の金額によっては今すぐしない方がいい場合もあるので、そちらも調べた上で検討したほうがいいでしょう。
続いて、年の支出にあたる「特別費」を見てみましょう。
年間の支出は、398万円になりますので、507万円の収入があれば年間109万円~119万円の貯金ができます。
そんなことをいっても不明金があるし、、と思われるかもしれませんが、おそらく娯楽費を設定することと、臨時費と家電・インテリアの積立をすることで、だいぶこの不明金はなくなると思います。今回記載していない大きな支出がなければ、予算通りの家計とすることが充分可能と感じます。
ちなみに、幼稚園ということなので、幼稚園の助成金が出ているのではないかと思います。収入ももう少しあるのではないかと思いますので、そちらもあわせてご検討ください!
家計のやりくりをしていると、「欲張りたくなる瞬間」というのがあるんですよね。
例えば、わが家は子どもがふたりもいるし、大学の費用を考えたら月3万円は貯金したい。
住宅ローンもあるから月5万円は繰り上げ返済にあてたい。
車も一括で買いたいから月3万円は貯金したい。
老後に3000万円も用意しないといけないから、月8万円は老後のためにためたい。
自由に使える現金も欲しいから自由に使える現金のために月5万円は貯金したい。
あれもこれもしたいと考えていたら、月24万円は貯金しないといけない!なんてことになってしまいます…。
月24万円も貯金できるなんて、よほど収入が高い人でないとムリですよね…。
収入がそこそこなのに、高収入の人と同じ家計のやりくりをしようとしても無理です。
現実的にできることとできないことは優先順位をつけて見極めていく必要があります。
質問者様も年間100万円は繰り上げ返済にしたい、子どもの学費のために保険で年間32万円は用意したい、他にも使える現金や老後の資金を貯めたいということなら、年間200万円以上貯金しなくてはならないのではないでしょうか。
手取り収入500万円前後で、200万円貯金をするとなったら、年間支出は300万円以下にしなくてはいけません。
現在、住宅ローンなどの固定の支出だけでも約15万円、年間180万円の支出があり、つづいて固定資産税、車の税金、車の保険、車検といった支出があるとすると、最低でも200万円は支出があると考えられます。
年間300万円以下の支出にしたい場合は、ご主人と奥様の小遣い、食費、日用品、旅行、衣類を含めて、月8.3万円以下でやりくりしなくてはいけません。現状ではご主人と奥様のお小遣いに3万円は使っていますので、食費、日用品、旅行、衣類を含めて月5.3万円以下にするのは無理があると考えられます。
収入を上げればもちろんなんとかなるかもしれませんが、そうでない場合はいつの間にか欲張りになりすぎないように、現実的にこれくらいならできるというラインから攻めていくと、頑張りすぎてリバウンドしてしまうということもなくなり、結果として残せるお金は多くなるのではないかと思います。
・家計は頑張りすぎるとリバウンドし、結局残らない家計になりがちです。
質問者様は基本的にはとても節約上手な奥様だと思います!
ただ、将来への不安が大きく、今は少し頑張りすぎてしまいそうな印象がありますので、現実的にできることとできないことを見極めながら、できることを確実にやっていくといいかな?と感じます!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
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今回のご相談内容
はじめまして、いつも、参考にさせていだだいてます。
夫(36)妻(31)子(4)
今年から住宅ローンが始り、固定資産税やらなんやら まだ不明な部分があり貯蓄がうまく増やせるか。
また2800万35年ローンにしたため、最低でも11年分の繰り上げ返済をしなくてはなりません。相談にのっていただけないでしょうか。
◎夫、月の手取28.7万
ボーナスが55万×2回であわせて455万
ボーナスが少しずつ上がる傾向
◎妻、パートで3万~5万ほど。年間40万~50万
◎児童手当て、年間12万(そのままJr.NISA行き)
【約500万手取り】
支出【月】
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
普通車から軽に乗り換えたばかりなので予算です。
あき計算補足 月22.8万円(年間273.6万円)
支出【年払】
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
自動車保険 2.1万
車検5万
車税1万未満?
家族旅行20万(毎年一回は北海道の実家へ行くので飛行機だけで12万なくなります。)
浄化槽管理費1.3万その他、薬やら、くみ取りは経験がないので不明。
自治会費6000円
衣服12万
交際費8万(◎の日、お誕生日、お年玉などの贈り物)
予備費12万(冠婚葬祭など)
他8万(外食、病院などの不定期なもの)
固定資産税不明
あき計算補足 年間102万円
希望は毎年100万は繰り上げ返済に回したい。
しかし、固定資産税などの不明金を足したら家の貯蓄は年間50万?くらいしか出来ない。
毎月の支出などで、どこか削れるところを教えていただきたいです。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます!
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
年間収支は?
収入507万円
支出??万円
支出??万円
収支は年間約50万円の黒字の予定ということですね。
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
こちらがあるので、貯蓄としては、年間82万円となります。
気になる支出は?
質問者様の家計は、不明金がやや多めという特徴があります。
今回書き出しをしていただいた支出の合計額は387.6万円。
全て貯金できていれば、119.4万円ほど貯金ができ、教育費用の保険もあわせて151.4万円の貯蓄ができるハズなんですね(NISAも入れたらさらに12万円貯蓄追加)。
しかし、実際は50万円くらいになりそうだ、ということは、不明金が69.4万円ほどあるということになります。
質問者様の家計が変わるには、この不明金をなくし、しっかり予算を配分していくということが重要になります。
これができれば100%家計が変わるということになりますね。
まず質問者様の月の家計から見ていきましょう。
(月の支出)
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
合計 22.8万円
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
合計 22.8万円
月収は、ご主人のお給料28.7万円と奥様のお給料3.3万円をあわせて32万円なので、毎月10万円ほど黒字になるハズなんですね。
年の支出はボーナスととんとんくらいになっているとしても、月単位でこの予算しか使っていないなら、本来は月10万円貯金ができているハズです。
この月収の余りはどこへ行っているのでしょうか?
また、全体的にボーナスに費用の負担が偏っている印象がありますので、この辺を少し考えながら予算配分を少し考えてみましょう。
(月の支出)
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)→0.8万円(3万5千円)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万→0.8万円(3万5千円)
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
娯楽費 2万円(24万円。外食費含む)
臨時費積立 1万円(12万円)
家電・インテリア積立 0.5万円(6万円)
合計 22.8万円→25.5万円
住宅ローン7.9万
電気1.1万(夏場しか分からないオール電化)
水道2ヶ月分/0.25万
幼稚園2.7万
習い事0.5万
夫小遣い2.5万
妻小遣い0.5万
保険1.35万(全て掛け捨て)→0.8万円(3万5千円)
携帯夫0.8万妻0.2万=合計1万→0.8万円(3万5千円)
夫の携帯キャリアを見直す予定
食費日用品4.5万(食4万:日0.5万ほど)
ガソリン0.5万
娯楽費 2万円(24万円。外食費含む)
臨時費積立 1万円(12万円)
家電・インテリア積立 0.5万円(6万円)
合計 22.8万円→25.5万円
まず、保険が掛け捨てだけにしてはやや高めと感じますので、今一度見直しを検討された方がいいでしょう。
特に、教育費用の保険でしっかり保険に入っているような気がいたしますので、年払いにしている教育費用の保険の補償内容とダブりがないか、補償が大きすぎないかをチェックしてみて下さい。
携帯電話も見直しを検討中ということですので、少し減らしました。
節約できそうなところはこの辺で、あとはよく節約していると思います。
また、娯楽費の設定がないので、これ以外の足りないものはすべて特別費にしてしまえばいいや…という心理が働きやすい家計と言えます。
ちょっと月の支出からはみ出してしまうようなものはボーナス頼みになりやすい傾向があるので、娯楽費月2万円を追加いたしました。
こちらの費用で、今は特別費にのっている「その他の支出」「臨時費の積み立て」を月収から行ってみましょう。
おそらくこの予算配分にするだけで、「月収の余りの行方不明がなくなる」と考えられます。
月収32万円のうち、毎月25.5万円はおろし、上記のようにふりわけ、残った6.5万円は毎月「貯金専用口座」に移しましょう。
この残った6.5万円のうち、2万円を繰り上げ返済、4.5万円をおろさない貯金にするなど、繰上返済との配分はご自由に決めて下さい。
ちなみに繰り上げ返済は住宅ローン控除の金額によっては今すぐしない方がいい場合もあるので、そちらも調べた上で検討したほうがいいでしょう。
続いて、年の支出にあたる「特別費」を見てみましょう。
(特別費)
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
自動車保険 2.1万
車検5万
車税1万未満?
家族旅行20万(毎年一回は北海道の実家へ行くので飛行機だけで12万なくなります。)
浄化槽管理費1.3万その他、薬やら、くみ取りは経験がないので不明。
自治会費6000円
衣服12万
交際費8万(◎の日、お誕生日、お年玉などの贈り物)
予備費12万(冠婚葬祭など)→0万円(月の支出へ)
他8万(外食、病院などの不定期なもの)→0万円(月の支出へ)
固定資産税不明→10万円
年間102万円→92万円
教育費用の保険 32万(満期460万の受取り)
自動車保険 2.1万
車検5万
車税1万未満?
家族旅行20万(毎年一回は北海道の実家へ行くので飛行機だけで12万なくなります。)
浄化槽管理費1.3万その他、薬やら、くみ取りは経験がないので不明。
自治会費6000円
衣服12万
交際費8万(◎の日、お誕生日、お年玉などの贈り物)
予備費12万(冠婚葬祭など)→0万円(月の支出へ)
他8万(外食、病院などの不定期なもの)→0万円(月の支出へ)
固定資産税不明→10万円
年間102万円→92万円
年間の支出は、398万円になりますので、507万円の収入があれば年間109万円~119万円の貯金ができます。
そんなことをいっても不明金があるし、、と思われるかもしれませんが、おそらく娯楽費を設定することと、臨時費と家電・インテリアの積立をすることで、だいぶこの不明金はなくなると思います。今回記載していない大きな支出がなければ、予算通りの家計とすることが充分可能と感じます。
ちなみに、幼稚園ということなので、幼稚園の助成金が出ているのではないかと思います。収入ももう少しあるのではないかと思いますので、そちらもあわせてご検討ください!
欲張りすぎにも注意して
家計のやりくりをしていると、「欲張りたくなる瞬間」というのがあるんですよね。
例えば、わが家は子どもがふたりもいるし、大学の費用を考えたら月3万円は貯金したい。
住宅ローンもあるから月5万円は繰り上げ返済にあてたい。
車も一括で買いたいから月3万円は貯金したい。
老後に3000万円も用意しないといけないから、月8万円は老後のためにためたい。
自由に使える現金も欲しいから自由に使える現金のために月5万円は貯金したい。
あれもこれもしたいと考えていたら、月24万円は貯金しないといけない!なんてことになってしまいます…。
月24万円も貯金できるなんて、よほど収入が高い人でないとムリですよね…。
収入がそこそこなのに、高収入の人と同じ家計のやりくりをしようとしても無理です。
現実的にできることとできないことは優先順位をつけて見極めていく必要があります。
質問者様も年間100万円は繰り上げ返済にしたい、子どもの学費のために保険で年間32万円は用意したい、他にも使える現金や老後の資金を貯めたいということなら、年間200万円以上貯金しなくてはならないのではないでしょうか。
手取り収入500万円前後で、200万円貯金をするとなったら、年間支出は300万円以下にしなくてはいけません。
現在、住宅ローンなどの固定の支出だけでも約15万円、年間180万円の支出があり、つづいて固定資産税、車の税金、車の保険、車検といった支出があるとすると、最低でも200万円は支出があると考えられます。
年間300万円以下の支出にしたい場合は、ご主人と奥様の小遣い、食費、日用品、旅行、衣類を含めて、月8.3万円以下でやりくりしなくてはいけません。現状ではご主人と奥様のお小遣いに3万円は使っていますので、食費、日用品、旅行、衣類を含めて月5.3万円以下にするのは無理があると考えられます。
収入を上げればもちろんなんとかなるかもしれませんが、そうでない場合はいつの間にか欲張りになりすぎないように、現実的にこれくらいならできるというラインから攻めていくと、頑張りすぎてリバウンドしてしまうということもなくなり、結果として残せるお金は多くなるのではないかと思います。
まとめ
・家計は頑張りすぎるとリバウンドし、結局残らない家計になりがちです。
質問者様は基本的にはとても節約上手な奥様だと思います!
ただ、将来への不安が大きく、今は少し頑張りすぎてしまいそうな印象がありますので、現実的にできることとできないことを見極めながら、できることを確実にやっていくといいかな?と感じます!
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今年になり、私のパート事情が変わり手取りが10万近く増えました。来年度は娘も小学生になるので、園の費用がなくなり、またパート手取りも年間で140万程に増やす予定です。【学童など通ればなので未定】
いろいろ計算の間違いや検討ズレ、別途収入などありましたので。また改めて質問の方へ投稿させていただこうと考えてます。
家計簿をつけていると状況が変わるというのはよくあることです。
そのたびに予算は作り直しましょう。
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