夫が失業・無職で家計がピンチ!どうしても赤字な時の考え方は
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- 簡単な家計管理の方法
順調に貯金ができていると思ったら、夫が失業・無職・無収入になってしまい家計がピンチに…
どうやっても赤字になり、どうしたら家計をうまくやりくりできるのか分からない…
そんな、思わず青ざめてしまうような家計の緊急事態のためのやりくり術を紹介します。
順調に家計管理ができていたと思っていたのに、突然夫が失業して無職に…。夫の収入が家計の柱になっている場合は家計は大打撃!
このような想定外の出来事があると、家計管理はどうしたらいいのかと路頭に迷ってしまいますよね。
そんな時はまず落ち着いて、以下のような点を確認しながら家計を管理してみましょう。
夫が急に失業してしまったら、夫の再就職が現実的に可能なのかどうかを考えてみましょう。
例えば、体調による失業の場合。
体調回復までに時間がかかるのかかからないのか。その後再就職が可能な程度の状況なのか。
このような点を考えてみましょう。
もし夫の再就職が当面見込めないようでしたら、収入の柱として夫が復帰することは当面は考えられません。
このような場合は、妻またはその他の家族が家計のおもたる収入の担い手になれるかどうか検討しましょう。
夫の再就職が当面見込めない場合は、家計のやりくりも夫の収入を除いた金額で調節できるように全体を見直す必要があります。
長期的に夫の収入がない状態でも回せるような家計づくりが必要です。
しかし、もし夫の再就職が充分に見込める状態の場合。
一時的に家計はピンチになるかもしれませんが、夫が再就職すれば再度収入の増加が見込めます。
そのような場合は家計のピンチは一時的と判断できます。短くて1、2ヵ月。長くても半年、1年くらいの期間だけ一時的に家計を重点的に見直す必要があります。
夫が失業中の家計をやりくりする際には、夫が失業している間に見込まれる収入について考えてみましょう。
妻が働いているならその給料、失業給付など当面の間に得られる収入の金額を計算してみましょう。
生活の基準は一時的にこの期間内にある収入の範囲でやりくりできなければ赤字が発生し貯金を崩さなくてはならなくなります。
夫が社会保険に加入していて、妻が扶養になっている場合、夫が失業するとあらたに国民年金、国民健康保険の支払いが発生するようになります。
この金額が意外と高額になる場合がありますので、よく調べておくと安心です。
どうしてもという時は国民年金の支払い免除を申請する方法もあります。
夫の再就職が決まるまでは、家計は緊急事態。ピンチが続くわけですから、当然支出はできる限り最小限になるように努力することが必要です。
もちろんどうしても赤字になってしまうものは仕方がないので貯金を崩すこともやむをえませんが、できるだけ貯金に手をつけずに生活できる工夫を心がけたいものです。
例えば、夫の再就職が決まるまでは「外食・旅行・衣服・夫の小遣い」などの支出はほぼゼロをキープするなど、多少我慢をすることで支払いが減らせるものは減らしましょう。
しかし食費など、命にかかわる支出はあまりに削りすぎないように注意しましょう。
夫の再就職が決まるまでの一時的な緊急的措置です。一生続くわけではありません。
夫が再就職するまでの期間だけでも、短期アルバイトなどを検討するという方法も収入を得る手段としては心強いものです。
例えば祝日や休日に1日だけで済むような短期アルバイトなどをするなど、収入を少しでも得る手段を確保しておくと少しでも生活の足しになります。
ただし失業給付の条件などをよく確認し、失業給付金が減ってしまうようなら短期アルバイトはやめる、夫以外の家族が行うなど、臨機応変に考えた方がいいでしょう。
例えばどう考えても月20万円は必要で、月の収入が15万円しか見込めない時、家計は毎月5万円ずつ赤字が発生します。
月5万円の赤字が発生した場合は、3ヵ月で15万円、6ヵ月で30万円、1年で60万円の赤字です。
この赤字分の金額を補えるだけの貯金があれば、貯金を崩してなんとかしのぐことも可能です。
もちろんなるべく貯金を崩さないように上記のような対策を考える必要はありますが、対策をあれこれ考えてもどうしても赤字の場合は貯金を崩してもやむをえません。
ただし、ダラダラと赤字にしないよう、「半年間での赤字は30万円以下に抑えよう」など具体的な金額を決め、その範囲内で収まるように工夫するとムダな赤字拡大を防ぐことができます。
予定内の赤字なら「これは仕方がない赤字だった」と割り切ってしまうのもいいでしょう。
出てしまった赤字にくよくよと悩み続けるよりは、再就職後に家計をしっかり立て直せるように前向きに準備しておきましょう。
・夫が失業してしまったら、一時的な家計のピンチなのか長く続く家計のピンチなのかを見極めましょう
家計を一時的に見直す時に有効なのは、「固定費」「生活費」「特別費」のうち、「生活費」「特別費」にあたる支出です。
もちろん「固定費」を見直すことも大切ですが、一時的に数ヵ月間だけなんとかしなくてはいけないというような時には「生活費」「特別費」をグッと抑える工夫を取り入れると即効性があります。
「生活費」「特別費」をグッと抑えるような応急処置的な対応は我慢が必要になりますので、あまり長く続けるとリバウンドを起こす可能性もあります。長く続けなくてもすむように計画できると一時的で済ませられます。
※生活費とは、一般的には「変動費」「流動費」「やりくり費」と表現されることもありますが、当方では「生活費」と表現しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
↓正しい家計管理で家計を立て直しましょう。
正しい家計管理の仕方(まとめ)
どうやっても赤字になり、どうしたら家計をうまくやりくりできるのか分からない…
そんな、思わず青ざめてしまうような家計の緊急事態のためのやりくり術を紹介します。
夫が失業・無職・無収入になってしまったら
順調に家計管理ができていたと思っていたのに、突然夫が失業して無職に…。夫の収入が家計の柱になっている場合は家計は大打撃!
このような想定外の出来事があると、家計管理はどうしたらいいのかと路頭に迷ってしまいますよね。
そんな時はまず落ち着いて、以下のような点を確認しながら家計を管理してみましょう。
1.夫は再就職が可能かを考える
夫が急に失業してしまったら、夫の再就職が現実的に可能なのかどうかを考えてみましょう。
例えば、体調による失業の場合。
体調回復までに時間がかかるのかかからないのか。その後再就職が可能な程度の状況なのか。
このような点を考えてみましょう。
もし夫の再就職が当面見込めないようでしたら、収入の柱として夫が復帰することは当面は考えられません。
このような場合は、妻またはその他の家族が家計のおもたる収入の担い手になれるかどうか検討しましょう。
夫の再就職が当面見込めない場合は、家計のやりくりも夫の収入を除いた金額で調節できるように全体を見直す必要があります。
長期的に夫の収入がない状態でも回せるような家計づくりが必要です。
しかし、もし夫の再就職が充分に見込める状態の場合。
一時的に家計はピンチになるかもしれませんが、夫が再就職すれば再度収入の増加が見込めます。
そのような場合は家計のピンチは一時的と判断できます。短くて1、2ヵ月。長くても半年、1年くらいの期間だけ一時的に家計を重点的に見直す必要があります。
2.当面の間の収入について考える
夫が失業中の家計をやりくりする際には、夫が失業している間に見込まれる収入について考えてみましょう。
妻が働いているならその給料、失業給付など当面の間に得られる収入の金額を計算してみましょう。
生活の基準は一時的にこの期間内にある収入の範囲でやりくりできなければ赤字が発生し貯金を崩さなくてはならなくなります。
3.当面の間の支出について考える
夫が社会保険に加入していて、妻が扶養になっている場合、夫が失業するとあらたに国民年金、国民健康保険の支払いが発生するようになります。
この金額が意外と高額になる場合がありますので、よく調べておくと安心です。
どうしてもという時は国民年金の支払い免除を申請する方法もあります。
4.当面の間の支出はぐっとおさえる
夫の再就職が決まるまでは、家計は緊急事態。ピンチが続くわけですから、当然支出はできる限り最小限になるように努力することが必要です。
もちろんどうしても赤字になってしまうものは仕方がないので貯金を崩すこともやむをえませんが、できるだけ貯金に手をつけずに生活できる工夫を心がけたいものです。
例えば、夫の再就職が決まるまでは「外食・旅行・衣服・夫の小遣い」などの支出はほぼゼロをキープするなど、多少我慢をすることで支払いが減らせるものは減らしましょう。
しかし食費など、命にかかわる支出はあまりに削りすぎないように注意しましょう。
夫の再就職が決まるまでの一時的な緊急的措置です。一生続くわけではありません。
5.一時的な収入になる仕事を探す
夫が再就職するまでの期間だけでも、短期アルバイトなどを検討するという方法も収入を得る手段としては心強いものです。
例えば祝日や休日に1日だけで済むような短期アルバイトなどをするなど、収入を少しでも得る手段を確保しておくと少しでも生活の足しになります。
ただし失業給付の条件などをよく確認し、失業給付金が減ってしまうようなら短期アルバイトはやめる、夫以外の家族が行うなど、臨機応変に考えた方がいいでしょう。
6.ある程度は割り切りも必要
例えばどう考えても月20万円は必要で、月の収入が15万円しか見込めない時、家計は毎月5万円ずつ赤字が発生します。
月5万円の赤字が発生した場合は、3ヵ月で15万円、6ヵ月で30万円、1年で60万円の赤字です。
この赤字分の金額を補えるだけの貯金があれば、貯金を崩してなんとかしのぐことも可能です。
もちろんなるべく貯金を崩さないように上記のような対策を考える必要はありますが、対策をあれこれ考えてもどうしても赤字の場合は貯金を崩してもやむをえません。
ただし、ダラダラと赤字にしないよう、「半年間での赤字は30万円以下に抑えよう」など具体的な金額を決め、その範囲内で収まるように工夫するとムダな赤字拡大を防ぐことができます。
予定内の赤字なら「これは仕方がない赤字だった」と割り切ってしまうのもいいでしょう。
出てしまった赤字にくよくよと悩み続けるよりは、再就職後に家計をしっかり立て直せるように前向きに準備しておきましょう。
まとめ
・夫が失業してしまったら、一時的な家計のピンチなのか長く続く家計のピンチなのかを見極めましょう
家計を一時的に見直す時に有効なのは、「固定費」「生活費」「特別費」のうち、「生活費」「特別費」にあたる支出です。
もちろん「固定費」を見直すことも大切ですが、一時的に数ヵ月間だけなんとかしなくてはいけないというような時には「生活費」「特別費」をグッと抑える工夫を取り入れると即効性があります。
「生活費」「特別費」をグッと抑えるような応急処置的な対応は我慢が必要になりますので、あまり長く続けるとリバウンドを起こす可能性もあります。長く続けなくてもすむように計画できると一時的で済ませられます。
※生活費とは、一般的には「変動費」「流動費」「やりくり費」と表現されることもありますが、当方では「生活費」と表現しています。
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↓正しい家計管理で家計を立て直しましょう。
正しい家計管理の仕方(まとめ)
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