家計簿の基本のつけ方

予備費とは?予定外の支出にあわてない家計簿にするコツは

家計管理をする時にオススメなのが「予備費」という考え方です。

特に、毎月「予備費」を作っておくのではなく、年間を通じて使える「予備費」というお金を準備しておくのが私のオススメです。

「予備費」があると、予定外の支出にも対応しやすく、家計がピンチ!の時に家計が崩れるのを防いでくれます。

そんな家計簿の「予備費」の作り方と活用法をまとめて紹介します。

予備費とは?

そもそも家計における「予備費」とは何?というと、「想定外の万が一に備える費用」と言えます。

とはいえ、具体的にどのような資金を予備費というのかは人によってマチマチになりやすい費用です。

例えば、「万が一夫が失業した場合に備えて予備費として200万円をとりわけてあります」などと表現する方もいます。

この方にとっての予備費とは、貯金の一部を指します。

しかし、おもに会計用語では「想定外の支出に備える予算上の費用」として扱われることが多いようです。

家計における予備費の概念ははっきりしないところもありますが、ここでは「その年の支出の一部として予算上確保する費用」として「予備費」を扱います。

家計の予備費の役目

家計管理をしている方だと、予定通りにできれば予定通りの貯金ができるはずだったのに、急な出費により予定が崩れてしまった…という経験が一度や二度は必ずあるのではないでしょうか。

そのような予定外の支出に備えるために、家計の予算を立てる時には「予備費」をいうものを準備するのがオススメです!

例えば想定される予定外の出来事として、

急に自転車がパンクしたと思ったら予定外にタイヤまで取り換えることになってしまった、
急に歯が痛くなり歯医者にかかったところ予定外に数回通院することになった、

というようなちょっとした出来事から、

急に遠方の結婚式に呼ばれ10万円が必要になった、

というような中程度の予定外の出来事、

地震で被災し、家財がほぼ全損してしまった

というような大きな出来事まで様々な出来事が考えられます。

でも、このような想定不可能な出来事のすべてに完璧に備えておくというのは無理がありますよね。

あまりに高額な支出に対しては、予備費を準備しすぎることで使えないお金が増えすぎてしまい、かえって家計を圧迫してしまう可能性もあります。

ですから「予備費」を準備しておくといいですよ!とオススメはしますが、その「予備費」は比較的金額の小さな出来事への備えとして準備するのがオススメです。

家計における予備費は、「金額が大きすぎる出来事への備え」と言うよりは、「比較的小さな出来事への備え」として予算を見ておく費用という理解がちょうどよいと私は考えています。

家計で予備費を作る時

家計では、せっかく予算を組んでもちょっとした想定外であっという間に貯金計画が崩れてしまうということが本当によくあります。

そのようなことがないように、「予備費」を「年間予算として数万円程度」予算に入れておくという方法を使うと便利です。

これは私も行っていますが、「特別費」の一部として「予備費」を年間数万円ほどあらかじめ計上しておくという方法です。

特別費予算表(臨時費・予備費)特別費予算表(臨時費・予備費)記入例

こちらは記入例ですが、年度末に「予備費2万円」が計上されています。

この予備費2万円は、小さな規模で予定外の出来事があった時に計上していた予算を実際に支出として計上します。

予算は予備費2万円をふくめた金額で計算していますので、2万円以内の小規模なことなら想定外の出来事が起きても「予定していた貯金を減らさなくてはいけない」という事態を防ぐことができるということになります。

わが家でも今のところ予備費として毎年数万円ほどを計上しています。

この金額が数万円ではとても足りないと思うなら金額を増やしても構いませんが、あまり高額になるとかえって家計が圧迫されて何もできない状況になってしまうので、ほどほどの金額から始めることをオススメします!

現状の家計が赤字ならあえて予備費はつくらず、家計に少しゆとりができてきてから始めるといいですね。

さらに高額になる想定外の支出については、わが家では予備費では対応せず、臨時費積立というものを行って対応しています。

わが家の家計の構造としては、

予定外の支出が発生

数千円程度の少額なら予備費(家計簿につける時は特別費として記入)の予算から

ちょっと高額で10万円以上の時は臨時費から

予備費でも臨時費でも対応できない時は貯金を崩す

このように貯金を崩すまでに4段階のステップにしているので、今ある貯金はちょっとしたことではなかなか崩れない仕組みになります。

また、貯金を崩さないだけでなく、今年貯金できる予定だった金額も減らすことなく予定通りの貯金ができる可能性を高めることができます。

まとめ

・特別費の中に予備費を見ておくと、貯金を簡単に崩さない仕組みにすることができます。

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家計簿の基本のつけ方(まとめ)

この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

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