2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

手取り年収500万円台の家計簿公開!ボーナスなしの家計を上手にやりくりするには?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理の質問や疑問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさんの家計簿でいつもお勉強させて頂いております。

ここまでのきちんと整理された内容をご自分で編み出したとは感心するばかりです!

ズボラ?!いえいえご謙遜を!(笑)というのが正直な第一声でした!

私なりにブログ内容を熟読し家計整理を試みたのですが、特別費への財源やりくりについて頭を悩ませております。

既出の質問も目を通せる範囲で読みましたが、我が家のパターンでのアドバイスを頂きたくご連絡を差し上げました。

お忙しいとは思ったので質問するかを迷ったのですが、是非お知恵を貸して頂きたいです!宜しくお願いします。

【家族構成】
夫 39歳会社員
私 38歳専業主婦
長男 4歳・幼稚園年中
次男 2歳・週3日保育園一時預かり

【貯蓄の現状】
今年1月~現在までは特別支出やら散財などで、貯金口座に手を付け、更に月の収入もほとんど使い果たすという始末でした。
原因は、欲しいものはすぐに買ってしまうという無駄遣いや毎月のレジャー費用がほとんどです。
買うのはブランド物とかでは無く、電動自転車だったり子供達の物、レジャーは毎週有料施設へ出かけて行ったりなどでした。
特に夏休み期間は暑くて外遊びがしにくかったので、有料施設でも思い切り遊べるなら!と頻繁に。。

【昨年12.31時点の貯蓄】
3,000,000円
【本日現在】
1,200,000円

【年収・手取額】
5,000,000円 ~5,2000,000
※ボーナス別途支給はなし
※月収は残業手当により変動。35万の月もあれば50万の月もあります。
※給与は毎月25日支給
※家計管理は1月スタートにしています。

【毎月の固定費】

☆自動積立 30,000円
☆住宅ローン 77,905円
☆住宅ローン保険 350円
☆電気ガス 月により9,000~24,000円
☆水道(偶数月) 10,000円
☆浄水ろ過棒(年3回) 3,888円
☆夫スマホ(docomo)7,000円
☆私スマホ(Ymobile)6,000円
↑私のスマホ代は、今年は毎月4万くらいでした。電子コミックにハマってしまい、ケータイ払いにしていたので。。
ケータイ払いが出来ないように設定額を改善しました!

【現金支出】
※今後の希望予算です
☆宅配食材(ヨシケイのキット楽:私と子供達の夕飯および夫の弁当おかず、夕飯分として))40,000円
☆その他食材、米代 12,000
☆日用品(オムツ込み)10,000円
☆ガソリン代(毎日車は使用) 3,000円
☆保育園代 30,000円
☆夫こづかい(昼は弁当持参) 30,000円
☆私こづかい 15,000円
☆外食娯楽 15,000
☆子供貯金(二人合計) 10,000円
☆習い事 10,000円
☆予備費 10,000円

【税金・保険】
☆3月車税 34,500円
☆4月収入保障保険(年払い) 40,140円
☆固定資産税(5,7,10,12月)130,000円
☆生命保険(年払い) 82,482円
※還付金ありのタイプ
☆車保険 30,000円

【その他追記】
☆児童手当・幼稚園奨励金は長男の毎月の保育料(33,000円)に当てています。
☆年末調整の還付金があります。
230,000円(住宅ローン控除のため2022年末分まで支給あり)
【特別費年間予算】
来年1月~12月を書き出したところ、100万になってしまいました。

悩む点は2点です。
①地元のお祭りに行く費用、運動会のお弁当を作る食材費用、夫の会社の集まり会食費などは特別費に入れるのか月の娯楽費から出したほうが良いのか

②特別費の財源はどうするか?
今年度の年末調整還付金→1月~3月までを賄う。
4月~は月々の積立から出す。
その場合、5月にいきなり高額支出があると積立が足りない。
貯金は今以上目減りさせたくない。

長くなりましたがこのような内容です。
うまく伝えられてるか不安ですが、家計内容も含めて特別費の財源についてアドバイスを頂けたら嬉しいです。


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

年間収支の確認


setuyaku350


具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。

収入500万円
支出???万円

収支は年間約???万円の黒字の予定ということですね。

☆自動積立 30,000円
☆子供貯金(二人合計) 10,000円

こちらがあるので、貯金としては年間48万円があるようです。

しかし、実際には貯金を減らしているということなので、一度積み立てたものを崩しているものと思われます。

家計を確認




質問者様の家計では、ボーナスがないということですね。

年間の手取り収入が500万円なら、月の収入は平均41.6万円。年間520万円なら平均43.3万円となります。

ボーナスがない家計をやりくりする場合は、まず月の固定費・変動費(生活費)をはっきりさせることからはじめましょう。
固定費・変動費(生活費)【毎月の固定費】
☆自動積立 30,000円
☆住宅ローン 77,905円
☆住宅ローン保険 350円
☆電気ガス 月により9,000~24,000円
☆水道(偶数月) 10,000円
☆浄水ろ過棒(年3回) 3,888円
☆夫スマホ(docomo)7,000円
☆私スマホ(Ymobile)6,000円【現金支出】
※今後の希望予算です
☆宅配食材(ヨシケイのキット楽:私と子供達の夕飯および夫の弁当おかず、夕飯分として))40,000円
☆その他食材、米代 12,000
☆日用品(オムツ込み)10,000円
☆ガソリン代(毎日車は使用) 3,000円
☆保育園代 30,000円
☆夫こづかい(昼は弁当持参) 30,000円
☆私こづかい 15,000円
☆外食娯楽 15,000
☆子供貯金(二人合計) 10,000円
☆習い事 10,000円
☆予備費 10,000円合計 約32.7万円(電気ガス水道は平均的にならして計上しました)

質問者様の家計は、月35万円のときもあれば月50万円の時もあるということなので、基準は月35万円にあわせておくというのが大切です。

この支出を年間にすると、392.4万円。

さらに、実際にはこれらの支出の他にも「特別費」の支払いが税金など含めて132万円ほどあるということですね。

そうなると、実際の支出は積立貯金を除き477万円。

年間43万円の黒字になることが分かります。

ただし、「予定通りに行けば」ということになります。

家計の見直し




ボーナスがない時の家計のやりくりは、「簡単だ」と感じる人と「難しい」と感じる人に分かれる傾向があります。

質問者様の場合は、ボーナスはないものの月額給料は高めなので、比較的計画が立てやすい家計と言えます。

細かな点では少しずつ節約できそうな点もありますが、今回は大きくざっくりと気になる点をお伝えいたします。

1.光熱費


質問者様の家計では特に「電気ガス」の料金が高めと言えます。一番高い月でも電気とガスで月2万円くらいにできるように調整できると良いのではと感じます。
ただ、光熱費に関しては地域柄どうしても安くすることが難しいなど理由がある場合もあるので、理由がある時は多少高くても仕方がないと割り切りましょう。

2.保険・携帯電話


保険と携帯電話もやや高めと言えます。携帯電話はすでに見直してこれ以上は難しいと感じるかもしれませんが、もう少し見直せないか頑張ってみましょう。二人分でこの金額の場合、お子さんが携帯電話を持ちたがる頃にさらに携帯電話代が高額になる可能性があります。

3.保育園


可能であれば保育園の一時預かりの金額をもう少し減らせると良いのではないでしょうか。

奥様はお仕事をされていないようですので、こちらは奥様の息抜きとしての利用なのかなと思います。

1時間利用時間を減らしてみるなど、あと少し減らせると節約になります。

どうしてもそれは難しいいうことなら奥様のお小遣いを少し減らしてみるのもいいでしょう。

おそらく美容院や衣服代は特別費で計上していると思うので、他に計上しているならお小遣いを計上することで浪費が拡大する可能性もあります。

お小遣いを減らさない場合は、お小遣いの中で自分の衣服と美容院と化粧品くらいは何とか払うなど、負担する支出を増やすなどして調整するしても良いでしょう。

4.特別費


大まかな点で考えると、質問者様の家計の場合は、月々の生活費よりも、まず特別費をなんとかした方が良いというのがキーワードです。

上記で、光熱費、保険、携帯電話、保育園代、奥様の小遣いについての見直しをご提案いたしましたが、それでも月10000円、年間12万円くらいの節約につながるかどうかというところです。

できれば上記の点の節約で月3万円くらい節約できると理想的なのですが、おそらく今貯金を崩してしまっているということは、厳しめの予算をご提案してもやりくりが難しいのではないか感じます。したがって、今の段階ではそこまでのことをする必要はないのではないかと感じます。

それよりも、今回は特別費の記載がありませんが、お子さんの年齢から考えると、特別費が年間132万円はやや多すぎると感じます。

これ以上削りようがない…と思っているかもしれませんが、なんとかまず年間24万円(月2万円)ほどは節約できないか予算表を作成しなおしてみましょう。

5.貯金


今は自動積立と子供貯金で月4万円ずつ貯金をしていますが、それを上記の点を節約することで月1万円は浮くはずです。月1万円ほど浮かせることが可能になったら子供貯金を月1万円増やしてみましょう。

もちろん月1万円以上の節約ができたならその分追加していただくのはかまいません。

6.月におろす金額を決める


質問者様の家計の場合は、固定費・変動費(生活費)含めてまず給料がでたら月33万円をおろすということから始めるとよろしいのではないでしょうか。

今の時点では33万円ではややおさまらないですが、全体的にすこしずつ削ってそれくらいにおさめることを当面の目標にしてみて下さい。

この金額には月々の貯金5万円を含みます。

これが定着できると家計が変わる可能性があります。

7.特別費にかかる金額を入金する


特別費は年間108万円程度に収めることを当面の目標とすると、月9万円です。

質問者様の家計ではボーナスがないということですから、毎月の給料の中から特別費を準備する必要があります。

とりあえず今の時点では、月5万円貯金口座に入金するプランになっていますので、残りはすべていったん特別費口座に入金するという仕組みでいいと思います。

ご質問に関して


以下、ご質問にお答えしますね。

①地元のお祭りに行く費用、運動会のお弁当を作る食材費用、夫の会社の集まり会食費などは特別費に入れるのか月の娯楽費から出したほうが良いのか
1.地元のお祭りに行く費用

数千円程度なら娯楽費で充分です。わが家でも、ちょっとしたお祭りに行く費用は娯楽費にしています。ただ年に1回ほどある花火大会については「夏休み費用」で特別費に計上しています。
2.運動会のお弁当の費用

わが家の場合はこちらも娯楽費にしています。お弁当代は2000円くらいで済むからです。ただ、親せきなどをよんで盛大なお弁当を作るので1万円くらいかかるというような場合は特別費で毎年見ておいた方がいいでしょう。
3.夫の会社の集まり会食費

こちらもわが家の場合、例えば夫の会社の友人とバーベキューなどをする場合の会費3000円などは娯楽費にしています。ただ、毎年一回社長会食で1万円の会費がとられるなど時期などが決まっている場合は特別費でもかまいません。

突発的なお誘いが多い家計の場合は、年間で5万円など特別費で予備費をいくらか計上しておくなどしてもよいのではないでしょうか。
まとめ

数千円程度の支出なら、気軽に特別費に計上せずに娯楽費でなるべく吸収するようにすると特別費の予算が必要以上に増加することを防ぐことができます。

気軽に特別費を増やしてしまわないようにすることで、特別費の管理が破たんするのを防止することができますので、試してみてください。

②特別費の財源はどうするか?

特別費の捻出方法については上記を参考にされてみて下さいね。

まずは一度月4万円の積立を今まで通り行う。

そのため、まず毎月33万円をおろし、各引き落とし口座、現金に振り分ける。

33万円以上の収入がある月に残りをすべて特別費口座に入金する。特別費は特別費口座から予算表に従っておろして使う。積立は崩さない。

このような流れを基本にしてみて下さい。徐々に支出を減らすことができたら月5万円、月6万円など徐々に積立額が増やせるようになると理想的です。

ひとまずサイクルが整うまでは、間に合わない支出などはいったん積み立てたお金をおろして対応するのも仕方がありませんが、徐々にサイクルが整ってくるとおろさなくてもいいようになると思います。

まとめ


・ボーナスがない家計のやりくりはまず固定費・変動費(生活費)をおよその金額で固定してしまいましょう。

月の収入が月によってばらつく方は、使うお金も月によってばらつきやすいので、それを安定させることから始めましょう。

ブログをご覧いただきありがとうございます。私の場合は、面倒くさいこと、手間のかかることがとにかく苦手なので相当ズボラです。育児に家事にとやらないといけないことややりたいことで忙しい毎日なので、家計簿ごく簡単に済ませております。

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