「もう節約はしない」節約をしなくても貯金できる理由
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「節約しなくても貯金ができる」なんていうと「それは無理」と思う方も多いですよね。
ただでさえお金がないのに、節約しなかったら家計はますます苦しくなるだけ。
節約しなくても貯まる人なんているの?!そんな人は収入が高い人だけでしょ?!
そんな風に考えている方のほうが多いかもしれません。
2年で350万円貯めた私も昔はそんな風に考えていました。
(※2年で350万円の金額には、現金だけでなく株、生命保険などの貯蓄も含まれています。)
確かに、残念ながら一部の家計の方はそのように苦しい節約をしなければならないこともあります。
でも、今まで1000件以上の家計相談に答えてきた実績から考えると、そのようなどうにもならない家計の方はごく一部。今は苦しい家計でも、しっかり見直せば将来的には楽になれる可能性のある家計の方のほうが多いと感じます。
多くの家庭では、「節約はそれなりで充分。節約しなくてもいいところは節約しない」というメリハリのついた家計を維持することで充分にお金が貯まる状況をキープできます。
今回は、そんな「節約しなくても貯金ができる方法」について紹介します。

私、節約はやめました。
私、節約はしていません。
それでもお金は貯まっています。
最近ではそんな風に自分のことを表現する方が増えてきました。
ただ、ここでいう「節約していない。それでもお金が貯まっている」というのは、もう少し正確にいうと「過度な節約をしない」ということで、「全く節約をしない」ということではないと私は考えます。
どんな人でも、収入以上の支出があれば赤字になってしまいます!
「節約をしなくても貯金ができる人」というのは、このようなことができている人と私は考えます。
・収入以上の支出にならないように気をつけてお金を使う
・収入の中でいかに過度な節約をしなくてもいい状況を作れるかに労力を割く
特に大切なのはこの2点と考えています。
さらにこの2つの中で、「自分に合わない」「やりたくない」という節約はしないという選択ができている状況が「節約をしなくても貯金ができている状況」と考えられます。
つまり、自分の収入の範囲内に、何が自分がやりたくない節約なのか、しなくてもいい節約は何なのかを決めていくこと。
これが「節約をしなくてもお金が貯まる状況」と言えます。

ちなみに私は…というと、私がしたくない節約術NO1は「時間と手間がかかってその割に効果が薄い節約術」です。
例えば
・電気代・ガス代・光熱費の節約は最低限のことはするけど、水道からポタポタだしで水をためるなどは時間と手間がかかることはしたくない
・夫にお弁当を持たせて昼食費をうかせると、小遣いが少なくできる反面、いつもの食費が高くなるのでしなたくない(バランスの良い食事のためにお弁当を作るのはすばらしいことです)
・スーパーのチラシをチェックして1円でも安いものを買うなどは、チラシやアプリをチェックする時間がもったいないのでしたくない
・安い食材でも、調理に手間のかかるものは買いたくない
このような節約術は一生懸命やっても月に節約できる金額は数千円程度のことが多いです。
たかが数千円のために、自分の大切な時間を何時間費やすのか…と考えるとぞっとしてしまいます。
もちろんそれをすることが毎日楽しくて仕方がない、自分の趣味という方がこれらの節約術を続けるのは素晴らしいと思います。
しかし、それをすることが「はっきり言って苦痛」「そんなことやってられるほど暇じゃない」という方は、すっぱりとやるのをあきらめてしまっていいのではないかと思うのです。
そんなことをしている時間があるなら、資格を取る勉強や投資の勉強をしたり、副業を始める準備をしたりして収入を上げるために時間を使った方がいいと私は考えます。
もちろんそのような努力をしたくないなら、家族で一緒に過ごす時間を増やすというのも素敵ですよね!
つまり、私が数ある節約術の中で大切にしているのは自分の大切な時間を自分のやりたくないことに割かないということです。
このようなポリシーをもって「節約をするしない」を選択できた時「私は節約はしていない」と表現することができると考えます。
もちろんその「するしない」の選択は個人の自由です。私がやりたくないということが好きな方は続けても全く問題ありません。
つまり、自分なりのポリシーに従って選択しているかということが大切で、誰かの真似をすることが大切なのではないと私は考えます。

もう一つ「節約をしなくてもお金が貯まっている」と言える家計になっているかどうかのチェックポイントは「自分の満足のいく支出があるかどうか」と考えられます。
例えば、いくらお金が貯まっていても「やりたいことは全部我慢」という状況の場合は「節約をしなくてもお金が貯まっている状況」とは言えません。
「節約をしなくても貯金ができている状況」にするには、少なくとも自分なりに「これはしたい、これは欲しい」と思うことにしっかりお金がさけている状況を指します。
わが家の場合で言えば、数年に一度の海外旅行がこれにあたります。
昔は「子供を連れて海外旅行ができるなんてどこぞのセレブしかいない」と思っていました。
でも、毎年少しずつ海外旅行の費用を積み立てることで、セレブでなくても何年かに一度くらいは海外旅行にいけるということが分かりました。

節約をしていないというのは、全く節約をしていないことではなく、
1.適度な節約をしつつ、自分なりのポリシーを持って「したくない節約はしない」と選べること
2.我慢だけの生活ではなく、適度に自分なりのお楽しみにお金がさけていること
この2点を「収入の範囲内」で「貯金をしつつ」満たしているかどうかが「節約しなくても貯金ができているかどうか」のポイントと考えられます。
「節約しなくても貯まる」という状況にしたい場合は、そのような家計にできるような家計設計をすることが重要なのです。

そんなことを言ってもどうしても家計が赤字で火の車で…どうやっても今すぐ節約しなくても貯まる状況にはできない。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
そんな時には、丁寧に支出を見直し、そもそもの収入も見直してみましょう。
ひとつでもやめられるものはやめ、身軽になることから始めましょう。
時には家計を正常に戻すまでに年単位の時間がかかることもありますし、多少痛みを伴うこともありますが、支払いを減らすことでゆとりが生れるようになります。
支払いはこれ以上どう頑張っても減らせない。
そんな時はいよいよ収入を上げることにもチャレンジする必要が出てきます。
私は主婦だからパートしかできない、子どもが小さいから働けない、自分はもう年だからというような固定概念を捨てて、より自由に家計を設計していく必要があります。
主婦でも正社員の方はたくさんいますし、子どもが小さくて外に出れないからと在宅ワークを始める方もいます。
そんなことをいってもそんな仕事がないという方もいますが、みなさん自分で仕事を作っています。
在宅で経理の入力補助、在宅でネイルサロン、在宅でフェイシャルマッサージ、在宅でオシャレのアドバイザー、在宅で占い師、在宅でハンドメイド作家、在宅で翻訳者、在宅で雑誌編集者…。
私の知人には在宅でお仕事を得ている人が山ほどいます。そして皆さん、昔からやっているわけではなく、ある時から必要に迫られゼロから自分で仕事を起こしている方が多いです。なかには定年後の年齢から起業する方もいます。
在宅で起業…とまでいかなくても、1日だけの短期のアルバイトに登録し、選挙の受付や住宅販売の受付や試験会場の見回りなど、夫の休日に夫に子供を預けて月に数回働きに出ているという方もいました。
子どもと一緒に自転車でフリーペーパーの配布をしている方もいました。
私の知人で、まつぼっくりとどんぐりや落ち葉を拾って販売してお小遣いを稼いでいる人もいますよ。
本当に稼がなくては!と思う方は、まつぼっくりやどんぐりや落ち葉拾いさえ仕事にしてしまうのです。
人から仕事を与えられるまで待つ必要はないのです。
どうしても家計がピンチの時にはそんな風に稼ぐことを考えるのも一つの手です。
今は副業も解禁になってきている社会ですし、投資もしやすい社会になってきています。
今家計で苦しんでいる方には、このようなことをしていくのがとても大変な時期もあります。
これができれば苦労しないよとあっさりあきらめてしまう方もいます。でも、あきらめてしまえばそこで終わりです。
もちろん大変な時期は休むことも必要です。理由があってどうしても働けないという方もいます。
でも、少しずつできる範囲で整えていくことで、きっと少しずつ家計は変わっていきます。

私も過度な節約主婦ではありません。
私より節約上手な方は世の中にはたくさんいます。
わが家の場合は、そんな過度な節約をしなくてもいいように家計をコントロールすることができているので、過度な節約は必要ないのです。
「節約しなくてもお金が貯まる」なんて、うちにはムリ。
そんな風に自分で自分をあきらめてしまう前に、もうひと頑張りしてみることをオススメします!
自分ならきっとできる!と自分を信じられた方はどんどん家計が変わっていきますよ!
あきらめなければ可能性は無限大なのです!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
↓他にもある!こんな時はどう考える?お金を貯める節約術や考え方の一覧はこちら
お金を貯める節約術や考え方(まとめ)
ただでさえお金がないのに、節約しなかったら家計はますます苦しくなるだけ。
節約しなくても貯まる人なんているの?!そんな人は収入が高い人だけでしょ?!
そんな風に考えている方のほうが多いかもしれません。
2年で350万円貯めた私も昔はそんな風に考えていました。
(※2年で350万円の金額には、現金だけでなく株、生命保険などの貯蓄も含まれています。)
確かに、残念ながら一部の家計の方はそのように苦しい節約をしなければならないこともあります。
でも、今まで1000件以上の家計相談に答えてきた実績から考えると、そのようなどうにもならない家計の方はごく一部。今は苦しい家計でも、しっかり見直せば将来的には楽になれる可能性のある家計の方のほうが多いと感じます。
多くの家庭では、「節約はそれなりで充分。節約しなくてもいいところは節約しない」というメリハリのついた家計を維持することで充分にお金が貯まる状況をキープできます。
今回は、そんな「節約しなくても貯金ができる方法」について紹介します。
節約しない節約術とは?

私、節約はやめました。
私、節約はしていません。
それでもお金は貯まっています。
最近ではそんな風に自分のことを表現する方が増えてきました。
ただ、ここでいう「節約していない。それでもお金が貯まっている」というのは、もう少し正確にいうと「過度な節約をしない」ということで、「全く節約をしない」ということではないと私は考えます。
どんな人でも、収入以上の支出があれば赤字になってしまいます!
「節約をしなくても貯金ができる人」というのは、このようなことができている人と私は考えます。
・収入以上の支出にならないように気をつけてお金を使う
・収入の中でいかに過度な節約をしなくてもいい状況を作れるかに労力を割く
特に大切なのはこの2点と考えています。
さらにこの2つの中で、「自分に合わない」「やりたくない」という節約はしないという選択ができている状況が「節約をしなくても貯金ができている状況」と考えられます。
つまり、自分の収入の範囲内に、何が自分がやりたくない節約なのか、しなくてもいい節約は何なのかを決めていくこと。
これが「節約をしなくてもお金が貯まる状況」と言えます。
私がしたくない節約術

ちなみに私は…というと、私がしたくない節約術NO1は「時間と手間がかかってその割に効果が薄い節約術」です。
例えば
・電気代・ガス代・光熱費の節約は最低限のことはするけど、水道からポタポタだしで水をためるなどは時間と手間がかかることはしたくない
・夫にお弁当を持たせて昼食費をうかせると、小遣いが少なくできる反面、いつもの食費が高くなるのでしなたくない(バランスの良い食事のためにお弁当を作るのはすばらしいことです)
・スーパーのチラシをチェックして1円でも安いものを買うなどは、チラシやアプリをチェックする時間がもったいないのでしたくない
・安い食材でも、調理に手間のかかるものは買いたくない
このような節約術は一生懸命やっても月に節約できる金額は数千円程度のことが多いです。
たかが数千円のために、自分の大切な時間を何時間費やすのか…と考えるとぞっとしてしまいます。
もちろんそれをすることが毎日楽しくて仕方がない、自分の趣味という方がこれらの節約術を続けるのは素晴らしいと思います。
しかし、それをすることが「はっきり言って苦痛」「そんなことやってられるほど暇じゃない」という方は、すっぱりとやるのをあきらめてしまっていいのではないかと思うのです。
そんなことをしている時間があるなら、資格を取る勉強や投資の勉強をしたり、副業を始める準備をしたりして収入を上げるために時間を使った方がいいと私は考えます。
もちろんそのような努力をしたくないなら、家族で一緒に過ごす時間を増やすというのも素敵ですよね!
つまり、私が数ある節約術の中で大切にしているのは自分の大切な時間を自分のやりたくないことに割かないということです。
このようなポリシーをもって「節約をするしない」を選択できた時「私は節約はしていない」と表現することができると考えます。
もちろんその「するしない」の選択は個人の自由です。私がやりたくないということが好きな方は続けても全く問題ありません。
つまり、自分なりのポリシーに従って選択しているかということが大切で、誰かの真似をすることが大切なのではないと私は考えます。
満足のいく支出ができているか

もう一つ「節約をしなくてもお金が貯まっている」と言える家計になっているかどうかのチェックポイントは「自分の満足のいく支出があるかどうか」と考えられます。
例えば、いくらお金が貯まっていても「やりたいことは全部我慢」という状況の場合は「節約をしなくてもお金が貯まっている状況」とは言えません。
「節約をしなくても貯金ができている状況」にするには、少なくとも自分なりに「これはしたい、これは欲しい」と思うことにしっかりお金がさけている状況を指します。
わが家の場合で言えば、数年に一度の海外旅行がこれにあたります。
昔は「子供を連れて海外旅行ができるなんてどこぞのセレブしかいない」と思っていました。
でも、毎年少しずつ海外旅行の費用を積み立てることで、セレブでなくても何年かに一度くらいは海外旅行にいけるということが分かりました。
節約をしていないと言える人になるには

節約をしていないというのは、全く節約をしていないことではなく、
1.適度な節約をしつつ、自分なりのポリシーを持って「したくない節約はしない」と選べること
2.我慢だけの生活ではなく、適度に自分なりのお楽しみにお金がさけていること
この2点を「収入の範囲内」で「貯金をしつつ」満たしているかどうかが「節約しなくても貯金ができているかどうか」のポイントと考えられます。
「節約しなくても貯まる」という状況にしたい場合は、そのような家計にできるような家計設計をすることが重要なのです。
節約をしないとお金が貯まらない人は

そんなことを言ってもどうしても家計が赤字で火の車で…どうやっても今すぐ節約しなくても貯まる状況にはできない。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
そんな時には、丁寧に支出を見直し、そもそもの収入も見直してみましょう。
ひとつでもやめられるものはやめ、身軽になることから始めましょう。
時には家計を正常に戻すまでに年単位の時間がかかることもありますし、多少痛みを伴うこともありますが、支払いを減らすことでゆとりが生れるようになります。
支払いはこれ以上どう頑張っても減らせない。
そんな時はいよいよ収入を上げることにもチャレンジする必要が出てきます。
私は主婦だからパートしかできない、子どもが小さいから働けない、自分はもう年だからというような固定概念を捨てて、より自由に家計を設計していく必要があります。
主婦でも正社員の方はたくさんいますし、子どもが小さくて外に出れないからと在宅ワークを始める方もいます。
そんなことをいってもそんな仕事がないという方もいますが、みなさん自分で仕事を作っています。
在宅で経理の入力補助、在宅でネイルサロン、在宅でフェイシャルマッサージ、在宅でオシャレのアドバイザー、在宅で占い師、在宅でハンドメイド作家、在宅で翻訳者、在宅で雑誌編集者…。
私の知人には在宅でお仕事を得ている人が山ほどいます。そして皆さん、昔からやっているわけではなく、ある時から必要に迫られゼロから自分で仕事を起こしている方が多いです。なかには定年後の年齢から起業する方もいます。
在宅で起業…とまでいかなくても、1日だけの短期のアルバイトに登録し、選挙の受付や住宅販売の受付や試験会場の見回りなど、夫の休日に夫に子供を預けて月に数回働きに出ているという方もいました。
子どもと一緒に自転車でフリーペーパーの配布をしている方もいました。
私の知人で、まつぼっくりとどんぐりや落ち葉を拾って販売してお小遣いを稼いでいる人もいますよ。
本当に稼がなくては!と思う方は、まつぼっくりやどんぐりや落ち葉拾いさえ仕事にしてしまうのです。
人から仕事を与えられるまで待つ必要はないのです。
どうしても家計がピンチの時にはそんな風に稼ぐことを考えるのも一つの手です。
今は副業も解禁になってきている社会ですし、投資もしやすい社会になってきています。
今家計で苦しんでいる方には、このようなことをしていくのがとても大変な時期もあります。
これができれば苦労しないよとあっさりあきらめてしまう方もいます。でも、あきらめてしまえばそこで終わりです。
もちろん大変な時期は休むことも必要です。理由があってどうしても働けないという方もいます。
でも、少しずつできる範囲で整えていくことで、きっと少しずつ家計は変わっていきます。
節約をしない主婦たち

私も過度な節約主婦ではありません。
私より節約上手な方は世の中にはたくさんいます。
わが家の場合は、そんな過度な節約をしなくてもいいように家計をコントロールすることができているので、過度な節約は必要ないのです。
「節約しなくてもお金が貯まる」なんて、うちにはムリ。
そんな風に自分で自分をあきらめてしまう前に、もうひと頑張りしてみることをオススメします!
自分ならきっとできる!と自分を信じられた方はどんどん家計が変わっていきますよ!
あきらめなければ可能性は無限大なのです!
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