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お金を貯める節約術や考え方

家計簿をつける意味ってホントにある?つけた方がいいの?

家計簿ってつけた方がいいの?それともつけなくてもいいの?

そもそも家計簿をつける意味や目的ってなに?

そんな風に疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

ここでは家計簿をつけるということについての目的や意味について紹介します。

家計簿とは?

家計簿とは何か?というと、家計の収支の状況を記録した帳簿のことです。

家計簿の種類やつけ方については、アプリ、エクセル、手書き、袋分けなど、様々な手法や種類に分かれています。

家計簿をつける効果は?

家計簿をつけている人の割合は、全体の3割、6割などさまざまなことが言われます。でも実は、あまりはっきりした統計の結果ではない場合が今のところ多いです。

正確な割合は情報のしっかりしたところによる大規模な調査結果というのはあまり残っていない傾向があり何とも言えません。

また、家計簿をつけている人とつけていない人ではいくらの貯蓄額の差があるかという点についても、年間100万円差があるというようなデータも見受けられましたが、大規模な調査結果はあまり残っていない傾向があります。

小規模な調査結果はちらほらと見受けられますが、どこまで有効なデータなのかという点ははっきりしません。

したがって、家計簿をつけることがお金を貯めることに効果があるかどうかということは、現状では大規模な調査結果としては伝えにくいところがあります。

家計簿をつけるとお金が貯まる?

私の個人的な考えで言うと「家計簿をつけてもお金は貯まらない」といえます。

じゃあ家計簿をつける意味ってないんじゃない?と思いがちですが、そうとは言えません。

「家計簿さえつければお金が貯まる」ということではなく、「家計簿をどう活用しているかが大切」と言えます。

もちろん全く家計簿をつけていないよりは、つけていた方が支出の傾向を把握するのに役立ちます。

その意味では、ただつけるだけでも家計簿の効果は一定まではあると考えられます。

しかし、そこから「より効果的に家計簿を活用できるかどうか」というのは、家計簿をただつけているだけではダメで、きちんとしたつけ方でつけていることが大切だと感じています。

私は今までに1000件以上の家計相談にお答えしてきましたが「家計簿は何年もつけてきたのですが、つけていても全く効果がなく、意味がないのではと感じていました」というご相談が後を絶ちません。

しかし、家計簿のつけ方を変えていただくだけで「家計簿が意味のあるものになり、家計改善に役立った」と感じていただける方が増えています。

つまり、「効果的な家計簿のつけ方をしていなければ、家計簿をつけていてもお金は貯まらない」と考えられます。

家計簿をつける目的とは?

家計簿をつける目的は、貯蓄。

そう答える方も多いですよね。

しかし、実はそれを目的にする家計簿というのはあまり面白みがないことが多いです。

私がオススメする家計簿をつける目的とは「お金をいかに効果的に使うかを考える」ということ。

貯蓄をするために家計簿をつけるのではなく、よりお金を効果的に使うために家計簿をつけるようになると、「家計簿をつけることが楽しくなった」という方が多いです。

「お金を上手に使えるようになった結果、貯蓄もできるようになった」という家計簿が一番よい家計簿の活用の仕方ではないかと考えます。

効果的な家計簿とは?

ではどのような家計簿が「お金をより効果的につかえる家計簿」になるのでしょうか。

1.収支を把握する

家計簿をつけることで、まず分かるようになるのは「収支」です。

いくらの収入があり、いくらの支出があったのかということが把握できることが基本です。

これは基本中の基本。家計簿をつけているなら当たり前に分かることなのですが、じつはそんな基本さえよく分からない家計簿というのが数多く存在します。

家計簿をつけているのに「現在までの総貯金額が分からない」「今月黒字か赤字かは分かるけれど、最終的に赤字になっているのか黒字になっているのか分からない」。

このような悩みに直面した時は、家計簿が効果的に活用できていないと考えられます。

2.支出のクセが分かる

家計簿を効果的に活用するには、家計簿をつけていることで「自分の支出のクセ」が分かるようになることが大切です。

自分はすぐにカフェに行ってしまうクセがある。1回数百円だから…という支出を繰り返し、気付いたら月に数千円になっていた!

自分はショッピングモールに行くと、外食の他にもついで買いで洋服など本来の目的とは違うものまで買い込んでしまう。

というような「自分の支出のクセ」が家計簿をつけていることで自然に分かるようになっているでしょうか。

家計簿をつけているのに「一向に自分の行動のクセが見えてこない」

このような家計簿になっている時も、家計簿は効果的に活用できているとはいえません。

3.何をどうしたらいいかが分かる

家計簿は、ただ収支を記録するだけの帳簿ではなく、より戦略的にお金を使うにはどうしたらいいかが考えられるようになった時により効果的な意味を持つと言えます。

家計簿をつけているのに「何をどう改善したらいいか分からない」

このような家計簿になっている時も、家計簿は効果的に活用できているとはいえません。

例えば、お金が全く貯められない時、「浪費がちだから貯められないのか、そもそもの収入が足りなくて貯められないのか」でとるべき行動は違いますよね。

浪費がちなら、月にどれくらい節約したらお金が貯められるようになるのか。

収入が足りないなら、月どれくらい収入があれば足りるのか。

このようなことが「客観的に把握できる家計簿になっているか」という点が大切です。

家計簿はつけなくてはダメ?

家計簿をつけることで、家計がしっかりと改善し、お金をより効果的に使えるようになることで貯蓄が加速していく。

これが家計簿をつける意味や目的です。

つまり、家計簿をつけることが大切なのではなく、家計簿をつけることで「自分の行動をコントロールすることができたかどうか」が大切なのです。

今月は外食に行き過ぎてしまったから、その分この支出は控えた方がいいな。

この家電を今月買ってしまったら、あとの支払いが苦しくなるから、来月にしよう。

子どもが習い事をしたいと言っているけれど、これ以上増やしたらとてもじゃないけれど払っていけない。

このようなことが家計簿をつけることで判断できるようになることが大切です。

今月は旅行にこれだけ使っても大丈夫。

ここで家電を買い替えても予定していた貯蓄額には影響ない。

ただ、支出を削るだけでなく、安心してお金を使うことができることも大切です。

「家計簿をつけること」が絶対的な意味を持つのではありません。

あくまでも「自分の行動をコントロールすることができているか」がポイントなので、行動をコントロールできるなら、家計簿をつけなくてもかまいません。袋分けでもなんでもいいということになります。

ただ、はじめのうちは家計簿をつけることで自分の収支を具体的に見える化することができますので、「より早く改善点を見つけやすくなる」ということが言えます。

はじめて家計を管理するなら、家計簿から始めるのもオススメです。

まとめ

家計簿はただつけるだけでは意味がなく、意味を持たせるつけ方をしているかがポイントです。

家計簿をつけることで貯蓄ができるようになるのではなく、自分の行動をコントロールする指針になることが大切です。

この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」

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