2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

家計簿はつける意味ない?つけた方がいいの?家計簿の目的は?

家計簿をつける意味ってあるの?

家計簿ってつけた方がいいの?それともつけなくてもいいの?

そもそも家計簿をつける意味や目的ってなに?

そんな風に疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上の家計相談をお引き受けしてまいりましたが、ここでは家計簿をつけることについての目的や意味について紹介します。

家計簿をつけている人の割合は?


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家計簿をつけている人の割合は、全体の3割、6割などさまざまなことが言われます。

公益財団法人「家計経済研究所」の調べによれば、30代~50代子どもがいる核家族世帯のうち、今はつけていないが以前はつけていたという人も含めると、家計簿をつけた経験のある人は全体の8割。

しかし、定期的に家計簿をつけていると答えたのは全体の4 分の1 弱(23.2%)だったそうです。

また、同上の調べによれば、4年間定期的に家計簿をつけ続けていた世帯は、全体の13%。

しかし、4年間定期的に家計簿をつけ続けていた世帯は4年とも一定額の貯蓄ができていた割合は34%。

これまでに一度も家計簿をつけたことがない世帯の場合、4年とも一定額の貯蓄ができていた割合は17%とされていますので、家計簿を全くつけたことのない人よりも4年間継続して家計簿をつけている人の方が貯蓄が継続的にできている割合が高いと言えます。

家計簿をつけるとお金が貯まる?


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上記の調査では、家計簿を継続してつけている人は、家計簿を全くつけたことがない人よりも定期的に貯蓄ができる方の割合が多かったそうです。

しかし、それでも家計簿をつけ続けることで定期的に貯蓄ができている人の割合は34%であり、残りの7割弱の方は家計簿をつけていてもお金があまり貯まらない、以前は貯められていたが今は貯められないといった何らかの問題を抱えている事が分かります。

上記を踏まえ、家計簿&家計管理アドバイザーとしての実績や経験から私の個人的な考えをお伝えすると「家計簿をつけてもお金は貯まらない人が大半である」といえます。

じゃあ家計簿をつける意味ってないんじゃない?と思いがちですが、そうとは言えません。

「家計簿さえつければお金が貯まる」ということではなく、「家計簿をどう活用しているかが大切」と私は考えます。

もちろん全く家計簿をつけていないよりは、つけていた方が支出の傾向を把握するのに役立ちます。

その意味では、ただつけるだけでも家計簿の効果は一定まではあると考えられます。

しかし、そこから「より効果的に家計簿を活用できるかどうか」というのは、家計簿をただつけているだけではダメで、きちんとしたつけ方でつけていることが大切だと感じています。

私は今までに1000件以上の家計相談にお答えしてきましたが「家計簿は何年もつけてきたのですが、つけていても全く効果がなく、意味がないのではと感じていました」というご相談が後を絶ちません。

しかし、家計簿のつけ方を変えていただくだけで「家計簿が意味のあるものになり、家計改善に役立った」と感じていただける方が増えています。

家計簿をつける目的とは?


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家計簿をつける目的は、貯蓄。

そう答える方も多いですよね。

しかし、実はそれを目的にする家計簿というのはあまり面白みがないことが多いです。

私がオススメする家計簿をつける目的とは「お金をいかに効果的に使うかを考える」ということ。

貯蓄をするために家計簿をつけるのではなく、よりお金を効果的に使うために家計簿をつけるようになると、「家計簿をつけることが楽しくなった」という方が多いです。

「お金を上手に使えるようになった結果、貯蓄もできるようになった」という家計簿が一番よい家計簿の活用の仕方ではないかと考えます。

効果的な家計簿とは?


ではどのような家計簿が「お金をより効果的につかえる家計簿」になるのでしょうか。

1.収支を把握する


家計簿をつけることで、まず分かるようになるのは「収支」です。

いくらの収入があり、いくらの支出があったのかということが把握できることが基本です。

これは基本中の基本。家計簿をつけているなら当たり前に分かることなのですが、じつはそんな基本さえよく分からない家計簿というのが数多く存在します。

家計簿をつけているのに「現在までの総貯金額が分からない」「今月黒字か赤字かは分かるけれど、最終的に赤字になっているのか黒字になっているのか分からない」。

このような悩みに直面した時は、家計簿が効果的に活用できていないと考えられます。

2.支出のクセが分かる


家計簿を効果的に活用するには、家計簿をつけていることで「自分の支出のクセ」が分かるようになることが大切です。

自分はすぐにカフェに行ってしまうクセがある。1回数百円だから…という支出を繰り返し、気付いたら月に数千円になっていた!

自分はショッピングモールに行くと、外食の他にもついで買いで洋服など本来の目的とは違うものまで買い込んでしまう。

というような「自分の支出のクセ」が家計簿をつけていることで自然に分かるようになっているでしょうか。

家計簿をつけているのに「一向に自分の行動のクセが見えてこない」

このような家計簿になっている時も、家計簿は効果的に活用できているとはいえません。

3.何をどうしたらいいかが分かる


家計簿は、ただ収支を記録するだけの帳簿ではなく、より戦略的にお金を使うにはどうしたらいいかが考えられるようになった時により効果的な意味を持つと言えます。

家計簿をつけているのに「何をどう改善したらいいか分からない」

このような家計簿になっている時も、家計簿は効果的に活用できているとはいえません。

例えば、お金が全く貯められない時、「浪費がちだから貯められないのか、そもそもの収入が足りなくて貯められないのか」でとるべき行動は違いますよね。

浪費がちなら、月にどれくらい節約したらお金が貯められるようになるのか。

収入が足りないなら、月どれくらい収入があれば足りるのか。

このようなことが「客観的に把握できる家計簿になっているか」という点が大切です。

家計簿はつけなくてはダメ?


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家計簿をつけることで、家計がしっかりと改善し、お金をより効果的に使えるようになることで貯蓄が加速していく。

これが家計簿をつける意味や目的です。

つまり、家計簿をつけることが大切なのではなく、家計簿をつけることで「自分の行動をコントロールすることができたかどうか」が大切なのです。

今月は外食に行き過ぎてしまったから、その分この支出は控えた方がいいな。

この家電を今月買ってしまったら、あとの支払いが苦しくなるから、来月にしよう。

子どもが習い事をしたいと言っているけれど、これ以上増やしたらとてもじゃないけれど払っていけない。

このようなことが家計簿をつけることで判断できるようになることが大切です。

今月は旅行にこれだけ使っても大丈夫。

ここで家電を買い替えても予定していた貯蓄額には影響ない。

ただ、支出を削るだけでなく、安心してお金を使うことができることも大切です。

「家計簿をつけること」が絶対的な意味を持つのではありません。

あくまでも「自分の行動をコントロールすることができているか」がポイントなので、行動をコントロールできるなら、家計簿をつけなくてもかまいません。袋分けでもなんでもいいということになります。

ただ、はじめのうちは家計簿をつけることで自分の収支を具体的に見える化することができますので、「より早く改善点を見つけやすくなる」ということが言えます。

はじめて家計を管理するなら、家計簿から始めるのもオススメです。

まとめ


家計簿はただつけるだけでは意味がなく、意味を持たせるつけ方をしているかがポイントです。

家計簿をつけることで貯蓄ができるようになるのではなく、自分の行動をコントロールする指針になることが大切です。

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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:他にもある!家計簿見直し術については以下にまとめてあります。
・家計簿見直し術

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