2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

エクセル家計簿の作り方!無料で簡単に自作できる!項目の例は?

手書きやアプリで家計簿をつける人もいますが、エクセルで家計簿をつけたいという人も多いのではないでしょうか。

エクセル家計簿は、手書きの家計簿と違い、自動で集計させたり、項目を増やしたり減らしたりといったアレンジのしやすさがあります。

実は、わが家もメインの家計簿はエクセルです。

ここでは、わが家のエクセル家計簿の作り方やアレンジ方法を紹介します。

計算式の入れ方や家計簿の項目の例も合わせて紹介しますので、よろしければ参考になさってみてください。

エクセル家計簿の作り方


わが家が実際に使用しているエクセル家計簿の仕様は、以下のようになります。

1.使用するシート


まず、用意するシートは3つです。

↓こちらのようにシートを3つ用意します。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)
自作エクセル家計簿の作り方(画像)


※クリックで拡大できます。

わが家が用意しているエクセル家計簿は以下の3つです。

・毎月の家計簿
・年間の家計簿
・ライフプラン

年間の家計簿と毎月の家計簿は年ごとに毎年シートを増やしていきます。

年間の家計簿は、家計の1年の年間予算表も一緒に1シートで作成しています。

わが家の場合は3年で1ファイルぐらいにして保存しています。

2.毎月の家計簿


毎月の家計簿(主に現金でのやりくりを記録する家計簿)は以下のように作成しています。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)毎月の家計簿
自作エクセル家計簿の作り方(画像)毎月の家計簿


※クリックで拡大できます。

はじめに入力する月、次に費目や合計、1週間ごと(わが家は7行おき)に小計と続きます。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)毎月の家計簿2
自作エクセル家計簿の作り方(画像)毎月の家計簿2


※クリックで拡大できます。

小計は5週分用意し、合計が入ります。

翌月の分はそのまま下に入れていきます。

毎月の家計簿には現金でのやりくりを1日1行で記入していきます。

3.年間の家計簿


年間の家計簿(主に銀行引き落としでのやりくりを記録する家計簿)は以下のように作成しています。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)年間の家計簿
自作エクセル家計簿の作り方(画像)年間の家計簿


※クリックで拡大できます。

年間の家計簿では、毎月銀行引き落としになる支出と、毎月の家計簿で入力した現金でのやりくりを入力し、収支全体の集計を行います。

1年間の収支の状況が全て記録できるので、家計を年間でみることができるようになります。

4.ライフプラン表


ライフプラン表もあわせて作成しておくと、中長期的なお金の計画も立てやすくなります。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)ライフプラン表
自作エクセル家計簿の作り方(画像)ライフプラン表


※クリックで拡大できます。

西暦、年齢、イベント、大きな支出予定、目標額、目標額累計、実績額、実績額累計の項目で簡易的にライフプランを作成します。

エクセルで毎月の家計簿を作成する方法


主に現金のやりくりを入力する毎月の家計簿は以下のように作成します。

入力項目は「日付」「費目(項目)」「支出計」「入金」「残高」とします。

1週間ごとに「小計」を入れます。

エクセル家計簿(毎月の家計簿)
エクセル家計簿(毎月の家計簿)


各項目は以下のように利用します。

■日付

日付の列は家計簿をつけた日を記録する欄です。

わが家の場合は細かく日付を書くのが面倒くさいので、一週間区切りで月~日の日付を以下のように記入するだけにしています。

日付列の一番上には何月分の家計簿なのかということも記入します。

エクセル家計簿(毎月の家計簿)月と日付の入力例
エクセル家計簿(毎月の家計簿)月と日付の入力例


■エクセル家計簿の項目(費目)
エクセル家計簿(費目欄記入例)


毎月の家計簿にはおもに現金でやりくりする家計簿の項目を入力します。

わが家の入力費目は「食費」「日用品」「小遣い」「娯楽費」「教育費」「習い事」「特別費」の7費目です。

各ご家庭により入力する項目はアレンジしてください。

家計簿の項目(費目)決めというのは、家計簿においてとても重要な役割を果たします。

項目の選び方しだいで家計簿をつけているのにお金が貯まらないという原因にもなりますので、慎重に選びましょう。

エクセル家計簿だから項目を変えるということではなく、エクセル家計簿でも手書き家計簿でも同じように項目(費目)を決めるというのがコツです。

■参考:家計簿の費目分けについては以下の記事で詳しく紹介しています。



■支出計

支出計には、その日の支出が自動で計算できるように計算式を入力します。

わが家の場合は、1日分の「食費」+「日用品」+「小遣い」+「娯楽費」+「教育費」+「習い事」+「特別費」=「支出計」となるように計算式が入れてあります。

(支出計の列の計算式)

=C3+E3+F3+H3+I3+K3+M3

のように、1行の該当セルを単純に加算します。

■入金の列の使い方

入金の列は、銀行からお金をおろした時など、手持ちのお金が増えた時に増やした金額を入力します。

■残高の列の計算式

=先月の残高-N3+O3

のように、先月の残高から支出計を引き、入金額を加算するという式にします。

なお、残高の一番上に、前年の現金の残高を入力する欄を設けておくと、年度を切り替えた時に「前年の現金の残高」を引き継ぐことができますので便利です。

前年の現金残高を引き継ぐ例)

前年の現金残高が50000円で終了した場合、今年の残高列の1行目は前年の残高から今日の支出計を引いた金額にします。

前年50000円の現金残高があり、4月1日に1000円の買い物をした場合の4月1日の現金残高は49,000円になります。

■小計の行の計算式

エクセル家計簿(毎月の家計簿小計欄記入例)

1週間ごとに小計の行を入れて、1週間に使ったお金を各費目ごとに計算できるようにします。

=SUM(C3:C9)

のように、行すべてを加算します。

■1週間分の家計簿の記入例

実際に1週間分の支出や残高を家計簿に記入していくと、以下のようになります。

エクセル家計簿(毎月の家計簿支出記入例)

■翌月の家計簿への繰り越し方法

毎月の家計簿は月末に小計を合計して1ヵ月分の支出計を各費目ごとに集計します(※A)。

※A
毎月の家計簿の支出計は、集計表となる年間の家計簿にも転記します。

今月の残高は翌月に繰り越します。

エクセル家計簿(毎月の家計簿翌月へ繰越し)

エクセルで年間の家計簿を作成する方法


年間の家計簿(主に銀行引き落としでのやりくりを記録する家計簿)は以下のように作成します。

自作エクセル家計簿の作り方(画像)年間の家計簿
自作エクセル家計簿の作り方(画像)年間の家計簿


4つのパートに分けて作成すると分かりやすいエクセル家計簿になります。

■月と収入


エクセル家計簿(年間の家計簿)収入欄の作り方

月を記入する欄には1月~12月、または4月~3月など、1年分の月を記入します。

収入欄には、給料やその他の収入などいくつかの項目に分けて手取り額を記入します。

合計欄を作成し、各収入を合計します。


■引き落とし


エクセル家計簿(年間の家計簿)固定費、引き落とし欄の作り方

収入欄の次に毎月引き落としになる支出を記入する欄を作成します。

年間の家計簿に記入する項目(費目)は、「毎月支払うことが決まっている支出」の分だけ作成します。

わが家では「住宅ローン」「管理費」「電気」「ガス」「水道」「携帯電話」「生命保険」「幼稚園」「小学校」「中学校」「繰り上げ返済」「特別費」「クレジットカード払い」の13項目を費目にしています。

最後に引き落としになる支出を合計する欄を作成します(※B)。

※B
引き落としになる支出の合計額は次の収支の計算にも使います。


■支出計と収支


エクセル家計簿(年間の家計簿)収支欄の作り方

引き落とし欄の次に「支出計」と「収支」を記入する欄を作成します。

1番上の現金支出には「毎月の家計簿」で記入した支出の合計額を記入します。

2番目の支出合計には「現金支出(A)」と「引き落としの支出の合計額(B)」を合算した金額を計算して表示するように計算式をいれます。

収支は「収入合計」から「支出合計」を引いて計算します。

■支出合計の行の計算式

=C22+C23

のように、引き落としの支出合計セルと現金支出のセルを加算し、1ヵ月の支出合計を計算します。

■収支の行の計算式

=C8-C24

のように、収入ー支出合計を差し引き、その月の収支を出します。

■銀行残高



最後に毎月の銀行の残高を入力する欄を作成します。

今月の銀行残高から先月の銀行残高を引くと上記で計算した収支と合致します。

合致していない場合は、記入した家計簿に何らかの計算ミスが発生しているということになります。

■年間の家計簿(エクセル記入例)

1年間エクセルで家計簿をつけると以下のようになります。

年間の家計簿(エクセル)年間収支表記入例

※クリックで拡大できます。

エクセルでライフプラン表を作成する方法


自作エクセル家計簿の作り方(画像)ライフプラン表 記入例
自作エクセル家計簿の作り方(画像)ライフプラン表 記入例


ライフプラン表も一緒に作成しておくと、中長期的な家計の計画が立てられます。

毎年いくらお金を貯めていけば老後にはいくら貯まるということが自動的に計算できるようにしてあります。

ライフプラン表の作り方は以下の記事で詳しく紹介しています。


まとめ


わが家のエクセル家計簿はいかがでしたか?

計算式も入力する箇所もできるだけシンプルに簡単にまとめています。

特に計算式は、小学生で習う足し算引き算しかいれていません。

手書き家計簿も私は大好きですし、初めての方には手書き家計簿の方がオススメなのですが、それでもエクセルでつけたい!という方のためにエクセル家計簿のつけ方を紹介しました。

1年の収支だけでなくライフプラン表まで作成することで、お金はより現実的に貯まりやすい状況を維持することができますよ。

お知らせ


わが家のエクセル家計簿は、NHK「人生レシピ」にて撮影、放送されました。
わが家のエクセル家計簿が、日本テレビ「ヒルナンデス」にて撮影、放送されました。
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

↓皆さまから寄せられたエクセル家計簿に関するご質問のまとめはこちらから
・エクセル家計簿に関するご質問(まとめ)

↓その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. すみれ
    • December 31, 2018 15:08
    • あきさん、今年もお世話になりました!あきさんの家計簿をはじめてもうすぐ1年とりあえずかきつづけることはできました。でも予算オーバーだったり、特別費と娯楽費、等々ごちゃごちゃになったりでした。来年はあきさんに相談させてもらいながら、意味のある家計簿になったしたいです。来年もよろしくお願い致します。よいお年を。。。
    • 2. あき
    • January 06, 2019 07:09
    • すみれさんコメントありがとうございます!
      無事家計簿を1年間続けることができたとのこと!素晴らしいですね。
      でも、まだ特別費と娯楽費がごちゃごちゃになったりとご自分の中でスッキリされていないご様子ですね。
      特別費と娯楽費の区別については、基本的に特別費でないものはすべて娯楽費と考えると分かりやすいと思います。
      特別費予算表で予算を組んでいない支出は全部娯楽費にするという方法ですね。
      年末のコメントに年明けのコメントになってしまいすみませんでした!
      あけましておめでとうございます♡今年一年がすみれさんにとってより実りある1年になりますように…★
      ご相談いつでも楽しみにお待ちしております♡
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