2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

5人家族の家計簿公開!お手本にしたいくらい素晴らしい家計です。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして。

家計診断をお願いしたく、ご連絡させていただきました。

今までは、年間大体50~100万くらいの貯金が出来ていたと思うのですが、特別費と貯蓄が混ざっていたりで、うまく家計簿管理が出来ていなかったように思います。

貯金は出来ていても、これで良いのか不安がありました。また、収入が低くはないと思うのですが、どれくらい使って良いのかわからない状態でした。

去年は車を購入し、不足分をローンを組んでしまい生活がキツキツ感がありました。それでも2年ローンを1年半で返済し、今後は住宅ローン以外は二度と組みたくないと感じました。

あきさんの家計簿に出会ったのは、車のローンを返し始めて1年くらい後だったとおもいます。なので、現在10か月目くらい?

そこから、自分の家計簿プラスあきさんの家計簿を参考に家計簿を作り直し、今に至ります。

あきさんの考え方なども参考に、スマホを格安SIMに変え、私のスマホは格安スマホへ変更し、月1.7万円ほど節約できました。

また、月々の支出も見直し、特別費の予算組も出来ました。

義母との同居で、毎週のように姪っ子も来て生活するので、二世帯ということもあり光熱費の削減は難しいと考えています。

次は保険の見直しをと考えていますが、貯蓄としては450万ほどありますが、教育費を除くと現金での貯金が70万ほどしかないので、まずは生活防衛費を貯めることが先かなと思っています。

子供の教育費は、学資保険と児童手当をこのまま貯められれば、大学入学前に1人300万は貯められる計算となっています。

毎月の娯楽費が予算オーバーとなっていますが、夫がシフト制で夜勤などをやっていて土日休みが合わない事も多く、休みが合った時に少し遠出などして子供が着いてきてくれるうちに思い出作りをしたいと思い高めとなっています。

あきさんから見て、今後削れるところがありそうか、それとももっとお楽しみを増やしても良いのではないか?などアドバイスを頂けたらと思いましてご連絡させていただきました。

長々とまとまりのない文章で申し訳ありません。あきあさんの家計簿に出会って、家計管理が楽しいです!ありがとうございます!!
よろしくお願いします。

●家族構成●
夫(37)、妻(33)、長女(小4)、次女(小3)、義母(63)

1、収入

夫 手取年間330万円
夫 手取ボーナス140万円
妻 手取年間190万円
妻 手取ボーナス18万円
児童手当 年間24万円
年末調整 年間14万円

合計 年間716万円

2、銀行支出

住宅ローン 年間68.5万円(繰上返済なし)
水道光熱費 年間36万円(夫婦もち)
通信費 年間0万円(義母もち)
携帯代 年間6万円(格安スマホ、夫婦各1台+子供1台)
夫保険 17.4万円
妻保険 0万円(保険加入検討中)
車保険 6.5万円(2台分)
学資保険 26万円
個人年金 12万円
小学校集金 13万円(現金集金含む)
固定資産税 13.4万円
自動車税 4.7万円(2台分)
浄化槽更新料 2万円
家財保険 1万円
NHK 1.4万円
定期積立 36万円
スカパー 5万円(夫と子供の趣味)
寺修繕費 8.4万円(平成32年まで)

合計 年間257.3万円

3、現金支出

食費 年間60万円(コープ含む、ビール代年間6万円含む)
米代 年間4.8万円(義母分も)
日用品 年間12万(医療費含む)
ガソリン費 年間18万円(レジャーなどに使用する場合も含む)
被服費 年間16万円
娯楽費 年間40万円(月3万予算をオーバー)
美容費 年間11万円(家族美容院+化粧品+コンタクト)
夫小遣い 年間46万円(収入の1割)
妻小遣い 年間16万円
習い事 21万円

合計 年間244.8万円

(特別費予定)

レジャー 13万円
イベント 15万円
家族旅行 15万円
冠婚葬祭 10万円(親戚が多いので多めに設定)
スマホ機種代変更分積立 10万円(夫iPhone)
子供矯正費積立 20万円
家電・インテリア用品積立 15万円(今年洗濯機購入予定のため多めに設定)
車検積立 10万円
予備費 10万円

合計 年間118万円


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。
年間収支は?

収入716万円
支出620万円

収支は年間約96万円の黒字の予定ということですね。

学資保険 26万円
個人年金 12万円
定期積立 36万円

と、別途保険などがあるので、貯蓄としては170万円。

スマホ機種代変更分積立 10万円(夫iPhone)
子供矯正費積立 20万円

さらに他にも使っていない積み立てがあるようなので、年間200万円くらいは貯蓄と積み立てに回している状況と言えます。

家計のやりくりはどうする?

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質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

1.貯金が消えている?

上記の通りに年間で170万円貯蓄ができていれば、結婚して10年ほどとしても現在では1700万円ほどの貯蓄があってもおかしくありません。

しかし、「貯蓄としては450万ほどありますが、教育費を除くと現金での貯金が70万ほどしかない」ということなので、実際には貯めているようでどこかで使っていたということが分かります。

おそらく質問者様もご自分で気づかれている通り「貯金」と「特別費」の線引きがなく、大きな出費の度に貯金を崩して対応してこられたのかな?と感じます。

そこから今回このようにしっかりと特別費にお金を配分されたというのは、とても素晴らしいことだと思います!

今後は「崩してもいい貯金」と「崩してはいけない貯金」を明確にしていくことでしっかりお金を残していきましょう。

2.予算の立て方

さらに全体的な予算の立て方もとても上手です。

特に全体を通して、ただ必要な支出があるだけでなく、娯楽費、衣服費、レジャー費などがお楽しみにもしっかりお金が配分できているという点がとても素晴らしいです。

締めるところは締めつつもしっかりレジャーにもお金がさけているので、家計に窮屈な印象がなく、予備費まで予算を配分してもそれでも余りがでるというとても優秀な家計です。

予算としてもここをこうしたら…という点が特に見当たらない「ほぼ完ぺきな家計」です。

唯一気になるのは、ガソリン代にレジャーにかかるガソリンも含まれている点です。

ここにレジャーにかかるガソリン代が含まれていることで、年間を通じてガソリン代の予算が守りにくいという現象が起こる可能性があります。

しかし、この現象が特に起きていない、毎年同じくらいのガソリン代にできているということならこのままでもかまいません。

3.習い事費や小遣いや携帯代も素晴らしい

お子さんの年齢がこれくらいになると「子どもにもう少し習い事を…」と検討し始める方が多いのですが、習い事にかける費用も高すぎないところが素晴らしいですね。

収入がある方というのは、どうしても「子どもの習い事」や「夫婦の小遣い」が高くなりがちです。

質問者様の場合は、そのようなこともなく、夫婦の小遣いも低めに設定できています。

特に奥様の小遣いがお仕事をしているわりには少なすぎるのでは?と思いましたが、その他で美容や衣服の予算を取られているので特に窮屈すぎることもないのかなと感じました。

スマホ代も3台でこの金額はとても素晴らしい!としかいいようのない金額をキープできています。

4.唯一見直すとしたら保険

質問者様の場合は、光熱費と保険の割合がやや高めという特徴があります。

しかし、光熱費は削ることが難しいということですので、特に気にしなくても良いでしょう。

保険については、掛け捨ての保険があればその重要性について今一度見直してみるくらいで良いでしょう。

5.問題は実績

質問者様の場合は、計画という意味ではこの内容はとても素晴らしいです。

ただ、気になるのは実績です。

1年後本当にこの通りにお金が残せているか?を確認してみて下さいね。

今回は貯金と特別費をしっかり分けて予算組みされていますから、今までのように貯金を崩して様々な支出に対応するという場面はかなり減ると思います。

きっと予定通りに残せると思いますので、是非取り組んでみて下さいね!

まとめ

・厳しくない予算を組みながらお楽しみにもお金を配分しつつお金を貯めるのが一番ストレスなく長続きする方法です。

おそらく数年後、お子さんが大きくなるにつれてもう少し教育費への配分が高くなり、今と同じ貯金額を維持するには、今よりもう少しレジャー関連の費用を削らなくてはいけない場面がくると思います。

しかしそれまではせっかくなのでこのままお楽しみがしっかりある家計を維持されて行ってもいいのではないかな?と思います。

今の時点では何もいうことがないくらいしっかりとした家計になってしますので自信を持ってくださいね!

家計簿のご利用10ヶ月にしてここまでできるようになっているのは素晴らしいことです。

是非しっかりと「特別費」と「貯金」の区別をつけられていってくださいね!それさえできればほぼ今の時点では完ペキです!!

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この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. ゆかりん
    • December 06, 2018 08:27
    • 家計診断、ありがとうございます!
      家計の話となると、なかなか人には相談できず、これで大丈夫なのか?と不安がありました。
      結婚して10年は、出産、住宅購入(それに伴い家具家電購入)、車2台目の購入があり、今のように収入もなく貯蓄も増えたり減ったりを繰り返して来ました。
      あきさんの家計簿に出会い、特別費と貯蓄の区別をしっかりとつける。と言うことを目標にこの10ヶ月は家計管理をしてきました!
      今のところ、はぼ予算通りにまわっています。
      主人は、もう少しお小遣いを増やして欲しいようなのですが、増やして良いものか悩んでいます(笑)
      またご相談にのっていただけると、ありがたいです。
      毎日の更新、楽しみにしています!
    • 2. あき
    • December 12, 2018 04:57
    • ゆかりんさんコメントありがとうございます!
      この度はこちらこそご相談ありがとうございました!
      家計のことはなかなかお友達にも相談できないことが多いですし、一人で悩んでしまうことが多いですよね。
      貯金と特別費をしっかりとわける!ということを実践され、着実に貯金が残せるようになったとのこと、何よりです★
      結果がしっかりと残せる家計管理になり、これからがますます楽しみですね。
      でも、お小遣い、ご主人はもう少し欲しいのですね(笑)
      色々な調整をしつつ今後も進められて行ってくださいね!
      またいつでもご利用下さい♡楽しみにお待ちしております!
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