年収600万円台の家計簿公開!まとまったお金を作れません!
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- 手取り年収600万円以上の家計
当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。家計簿診断をお願いしたくメールを送らせて頂きました。
よろしくお願い致します。
2016年からあきさんの家計簿をつけていたのですが、育休時期だったこともあり毎月の収入も不安定でした。2017年5月に時短勤務で復帰し、毎月の収入が大体安定した10月から1年間をまとめてみました。
●家族構成●
夫(39)、妻(35)、子供(2) 犬1匹
①収入
夫給料 年300万
夫ボーナス 年70万
妻給料 年200万
妻ボーナス 年12万
児童手当 年24万
合計 年606万
②銀行支出
住宅ローン 113万/月93,804
水道・光熱費 24万/月20,155
通信費(スマホ2台、Wi-Fi) 25万/月21,018
保険 掛け捨て 14万/月12,007
保険 貯蓄 24万/月20,336
保育園 36万/月28,500
(9月から41,000円に上がった)
貯金 24万/月20,000
特別費積立 15万/月13,000
合計275万
③現金支出
食費 60万/月50,000
(お米は実家.酒代込み)
日用品(犬のオムツ、エサ代込み)
19万/月16,221
ガソリン 13万/月11,078
(夫 車通勤)
小遣い(夫) 31万/月26,115
小遣い(妻) 12万/月10,046
娯楽費 32万/月27,198
特別費 73万
合計 年240万
④特別費内訳 (2017.10~2018.10)
賃貸更新 31,790
町内会費 3,600
Amazon年会費 3,900
車税、オイル交換、車検、車保険 212,000
インフルエンザ予防接種、健康診断実費分 10,700
妻年払い保険 34,800
パソコン買い替え 96,000
美容院 夫婦 41,160
帰省 114,660
免許更新 5,500
夫 仕事関係の試験 12,600
夫 仕事費、忘年会 32,500
誕生日、クリスマス、記念日 45,000
保育園イヤーブック 10,000
保育園遠足、父母会 7,500
犬 狂犬病、フィラリア 18,976
プレゼント、お祝い 15,000
病院 29,784
合計 年725,470
⑤貯金(2017.10~2018.10)
手当24万 子供の教育費
年10万 子供貯金
保険貯蓄 24万
毎月の先取り貯金 24万
合計82万
ボーナス内訳は夫お小遣い5万 妻 3万
その他は特別費に使用しています。
年に1回は家族旅行に行きたいのですが、いつもまとまったお金を作れません。
また今後子供もあと1人考えています。
アドバイスよろしくお願い致します。
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
収支は年間約82万円の黒字の予定ということですね。
ただ、質問者様の家計では、やや不明点が残るので以下一緒に見ていきましょう。
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです!
光熱費については、毎回家計の見直しポイントとして挙げております。
質問者様は、家族構成のわりには光熱費がやや高めと感じます。
もし出来るなら今一度挿しっぱなしのコンセントが多くないかなど基本的なところを見直してみて下さい。
ただ、光熱費については、「地域柄」や「契約会社」によって非常に左右されやすいので、事情がある場合は無理をしないでください。
保険についても毎回家計の見直しポイントとして挙げております。
質問者様も、全体的に「掛け捨ての保険」の割合がやや高いように感じます。
ただ、やはり保険についても個人の考えがあることが多いので、無理のない範囲で見直しをされてみて下さい。
その他の配分については「特別費」以外はそれほど高すぎるという点は見当たらないので、まずまずと言えます。
基本的な方向性は間違っていないので安心してくださいね!
質問者様の家計のうち、月の予算になるのは以下の支出です。
住宅ローン 113万/月93,804
水道・光熱費 24万/月20,155
通信費(スマホ2台、Wi-Fi) 25万/月21,018
保険 掛け捨て 14万/月12,007
保険 貯蓄 24万/月20,336
保育園 36万/月28,500
(9月から41,000円に上がった)
食費 60万/月50,000
(お米は実家.酒代込み)
日用品(犬のオムツ、エサ代込み)
19万/月16,221
ガソリン 13万/月11,078
小遣い(夫) 31万/月26,115
小遣い(妻) 12万/月10,046
娯楽費 32万/月27,198
特別費積立 15万/月13,000
合計 約36万円
ここまでが月の支出になりそうです。
月の支出が貯金と二重計上されているようなので、実際には年間支出は505万円。
貯蓄は101万円になりそうです。
月のやりくりとしては毎月36万円をおろす。
月収は41.6万円ありますから、毎月5.6万円は貯金に回す(毎月の貯金含む)という流れがよさそうです。
おもにご主人のボーナスから特別費を支払い、残った奥様のボーナス、児童手当をさらに貯金にあてるという流れになります。
質問者様の家計の場合、必要なのは特別費の整理ですね。
なんとなく来た支出になんとなくお金を使っている感じがあるので、そこを整理できるともう少し分かりやすくなるでしょう。
特に、なんとなく使っている支出や、今年だけの支出が特別費に含まれていそうなので、それらの支出を整理しながら今年はこの費用を旅行にあてるなど、メリハリをつけていくとよいでしょう。
それから、毎月特別費の積み立ても行っているようですが、こちらの使い道はなんでしょうか?
例えば、積立のうちいくらかは旅行積立にするなどすると、旅行なども行きやすい状況にできると思います!
具体的に、今年だけ、もう少し金額が見直せないか検討したいのは以下の支出です。
誕生日、クリスマス、記念日 45,000
パソコン買い替え 96,000
賃貸更新 31,790
車税、オイル交換、車検、車保険 212,000円
免許更新 5,500円
合計 年39万円
この39万円は今年だけだったり、もう少し減らしたりができる支出だと思いますので、この金額を上手く旅行などに振り分けて行けるように考えてみて下さいね。
月の支出から娯楽費を月5000円減らして考えると、年間6万円はうきますから、それを旅行費用にするというプランでもよいでしょう。
2人目のお子さんを考えていらっしゃるということですが、費用の負担などは1人より2人の方が確実に増えます。
その時には、光熱費や掛け捨ての保険の見直しをしつつ、今は高い保育料がどうなっているか、今より収入は上がっているか、すでにできている貯金額はいくらかなどを念頭に入れながら支出全体を調節すれば当面は何とかなりそうな感じがいたします!
もし二人目のご出産を機に奥様が退職され、ご主人の収入だけでなんとか…ということをお考えの場合は、だいぶ苦しい家計になると予測できます。
できるなら収入が長い期間減らないような計画を立てて置くとより安心できると感じます。
・特別費は今年だけの支出を来年以降も予算に入れる必要はありません。今年ならではのお楽しみを入れるといいでしょう
なんと2016年から家計簿をご利用いただきありがとうございます!家計のやりくりの基本はできていますので、安心してくださいね。
あとは特別費の配分の調整をするくらいで旅行などにも充分行けると思います!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
このように、ブログ内のメールフォームなどからいただいたご質問にブログでお答えいたします。
友達にもなかなか本音が聞けない家計のちょっとした質問、いつでもお待ちしています!
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。
おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。家計簿診断をお願いしたくメールを送らせて頂きました。
よろしくお願い致します。
2016年からあきさんの家計簿をつけていたのですが、育休時期だったこともあり毎月の収入も不安定でした。2017年5月に時短勤務で復帰し、毎月の収入が大体安定した10月から1年間をまとめてみました。
●家族構成●
夫(39)、妻(35)、子供(2) 犬1匹
①収入
夫給料 年300万
夫ボーナス 年70万
妻給料 年200万
妻ボーナス 年12万
児童手当 年24万
合計 年606万
②銀行支出
住宅ローン 113万/月93,804
水道・光熱費 24万/月20,155
通信費(スマホ2台、Wi-Fi) 25万/月21,018
保険 掛け捨て 14万/月12,007
保険 貯蓄 24万/月20,336
保育園 36万/月28,500
(9月から41,000円に上がった)
貯金 24万/月20,000
特別費積立 15万/月13,000
合計275万
③現金支出
食費 60万/月50,000
(お米は実家.酒代込み)
日用品(犬のオムツ、エサ代込み)
19万/月16,221
ガソリン 13万/月11,078
(夫 車通勤)
小遣い(夫) 31万/月26,115
小遣い(妻) 12万/月10,046
娯楽費 32万/月27,198
特別費 73万
合計 年240万
④特別費内訳 (2017.10~2018.10)
賃貸更新 31,790
町内会費 3,600
Amazon年会費 3,900
車税、オイル交換、車検、車保険 212,000
インフルエンザ予防接種、健康診断実費分 10,700
妻年払い保険 34,800
パソコン買い替え 96,000
美容院 夫婦 41,160
帰省 114,660
免許更新 5,500
夫 仕事関係の試験 12,600
夫 仕事費、忘年会 32,500
誕生日、クリスマス、記念日 45,000
保育園イヤーブック 10,000
保育園遠足、父母会 7,500
犬 狂犬病、フィラリア 18,976
プレゼント、お祝い 15,000
病院 29,784
合計 年725,470
⑤貯金(2017.10~2018.10)
手当24万 子供の教育費
年10万 子供貯金
保険貯蓄 24万
毎月の先取り貯金 24万
合計82万
ボーナス内訳は夫お小遣い5万 妻 3万
その他は特別費に使用しています。
年に1回は家族旅行に行きたいのですが、いつもまとまったお金を作れません。
また今後子供もあと1人考えています。
アドバイスよろしくお願い致します。
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
年間収支は?
収入606万円
支出515万円
支出515万円
収支は年間約82万円の黒字の予定ということですね。
ただ、質問者様の家計では、やや不明点が残るので以下一緒に見ていきましょう。
家計のやりくりはどうする?
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです!
1.光熱費について考えよう
光熱費については、毎回家計の見直しポイントとして挙げております。
質問者様は、家族構成のわりには光熱費がやや高めと感じます。
もし出来るなら今一度挿しっぱなしのコンセントが多くないかなど基本的なところを見直してみて下さい。
ただ、光熱費については、「地域柄」や「契約会社」によって非常に左右されやすいので、事情がある場合は無理をしないでください。
2.保険についても考えてみよう!
保険についても毎回家計の見直しポイントとして挙げております。
質問者様も、全体的に「掛け捨ての保険」の割合がやや高いように感じます。
ただ、やはり保険についても個人の考えがあることが多いので、無理のない範囲で見直しをされてみて下さい。
3.その他の予算配分
その他の配分については「特別費」以外はそれほど高すぎるという点は見当たらないので、まずまずと言えます。
基本的な方向性は間違っていないので安心してくださいね!
4.月の予算は?
質問者様の家計のうち、月の予算になるのは以下の支出です。
住宅ローン 113万/月93,804
水道・光熱費 24万/月20,155
通信費(スマホ2台、Wi-Fi) 25万/月21,018
保険 掛け捨て 14万/月12,007
保険 貯蓄 24万/月20,336
保育園 36万/月28,500
(9月から41,000円に上がった)
食費 60万/月50,000
(お米は実家.酒代込み)
日用品(犬のオムツ、エサ代込み)
19万/月16,221
ガソリン 13万/月11,078
小遣い(夫) 31万/月26,115
小遣い(妻) 12万/月10,046
娯楽費 32万/月27,198
特別費積立 15万/月13,000
合計 約36万円
ここまでが月の支出になりそうです。
月の支出が貯金と二重計上されているようなので、実際には年間支出は505万円。
貯蓄は101万円になりそうです。
月のやりくりとしては毎月36万円をおろす。
月収は41.6万円ありますから、毎月5.6万円は貯金に回す(毎月の貯金含む)という流れがよさそうです。
おもにご主人のボーナスから特別費を支払い、残った奥様のボーナス、児童手当をさらに貯金にあてるという流れになります。
5.特別費の配分を考えてみよう
質問者様の家計の場合、必要なのは特別費の整理ですね。
なんとなく来た支出になんとなくお金を使っている感じがあるので、そこを整理できるともう少し分かりやすくなるでしょう。
特に、なんとなく使っている支出や、今年だけの支出が特別費に含まれていそうなので、それらの支出を整理しながら今年はこの費用を旅行にあてるなど、メリハリをつけていくとよいでしょう。
それから、毎月特別費の積み立ても行っているようですが、こちらの使い道はなんでしょうか?
例えば、積立のうちいくらかは旅行積立にするなどすると、旅行なども行きやすい状況にできると思います!
具体的に、今年だけ、もう少し金額が見直せないか検討したいのは以下の支出です。
誕生日、クリスマス、記念日 45,000
パソコン買い替え 96,000
賃貸更新 31,790
車税、オイル交換、車検、車保険 212,000円
免許更新 5,500円
合計 年39万円
この39万円は今年だけだったり、もう少し減らしたりができる支出だと思いますので、この金額を上手く旅行などに振り分けて行けるように考えてみて下さいね。
月の支出から娯楽費を月5000円減らして考えると、年間6万円はうきますから、それを旅行費用にするというプランでもよいでしょう。
6.二人目のお子さんは
2人目のお子さんを考えていらっしゃるということですが、費用の負担などは1人より2人の方が確実に増えます。
その時には、光熱費や掛け捨ての保険の見直しをしつつ、今は高い保育料がどうなっているか、今より収入は上がっているか、すでにできている貯金額はいくらかなどを念頭に入れながら支出全体を調節すれば当面は何とかなりそうな感じがいたします!
もし二人目のご出産を機に奥様が退職され、ご主人の収入だけでなんとか…ということをお考えの場合は、だいぶ苦しい家計になると予測できます。
できるなら収入が長い期間減らないような計画を立てて置くとより安心できると感じます。
まとめ
・特別費は今年だけの支出を来年以降も予算に入れる必要はありません。今年ならではのお楽しみを入れるといいでしょう
なんと2016年から家計簿をご利用いただきありがとうございます!家計のやりくりの基本はできていますので、安心してくださいね。
あとは特別費の配分の調整をするくらいで旅行などにも充分行けると思います!
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この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。
おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
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コメント
コメント一覧 (2)
家計診断をして頂きありがとうございました!
基本ができていると言って頂きホッとしたのと、これからどこを整理すべきなのか明確になって嬉しいです。
さっそく特別費の整理をして、来年は旅行に行けるようにしたいと思います!
ありがとうございました!
また相談させて頂くかもしれませんが、宜しくお願い致します。
また家計診断のご利用もありがとうございました。
YOUさんは基本はできているので方向性としては大丈夫です^^
あとちょっとのところだけなので、来年1年かけてマスターすればあとは安心できると思います!
またいつでもご利用下さい★楽しみにお待ちしています!