月収20万円から「確実に貯金をする方法」とは?
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当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
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はじめまして、あきさん。
クロワッサンを読んでこちらを知りました。私は44歳独身実家暮らし介護士です。家は裕福です。
しかし20歳で就職してから一度も貯金に成功したことがなく、貯金ゼロです。服が好きでほとんどを使っています。さすがにこれからのことを考えると貯金せねばと思いました。
美容院も毎月高いところに行っています。収入は手取り20万です。どうか御指南ください。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「確実に貯金をする方法」についてですね。
質問者様は、手取り20万円で独身。ご実家暮らしということですね。
一般的に考えれば「貯金はしやすい家計」の方です。
なぜなら、一般的にかかる「家賃」「光熱費」などの支払いをしなくても済むからです。
そんな環境の中でも「貯金ができていない」ということは、月20万円をすべて使ってしまっているということになります。
そんな時に「確実に貯金をする方法」について考えてみましょう。
今まで貯金ができていなかった方が貯金を成功させるコツのひとつは、「お金を見えないところに入れる」ということです。
例えば給料が入金された口座に貯金も一緒に入れていると、「いくら貯まっているのか、いくらなら使っていいのか」が分からなくなります。
ですから、まず手始めに毎月2万円くらいは「貯金専用口座」に給料が入ったと同時に先取りで貯金してしまいましょう。
徐々になれてきたら月5万円くらいは入金してみるなど、金額は自由に調整してください。
先取り貯金は、支払いが多く現在赤字でまず立て直すから始めなくてはいけない場合はオススメできません。
しかし、質問者様の場合は、ご実家暮らしで家賃など支払わなくてはいけないものも少ないと考えられますし、どちらかというと浪費により貯められない状況と考えられますので、先取り貯金には適しています。
「貯金専用口座」に入金したお金は、「なかったお金」として考え、当面の間絶対におろさないようにしましょう。
残ったお金は全部自由に使っても構いません。
それからもうひとつ有効なのは「貯金をする理由」について考えてみることです。
質問者様はご実家暮らしで、しかもご実家は裕福とのこと。
この場合、「何のために貯金をするのか」という動機があいまいになってしまう可能性があります。
「私の貯金がゼロでも、将来的には親の遺産が入るからどうせお金には困らない」など、貯める必要性をどこかで感じていないのかもしれません。
なぜ自分が「貯金をしなくてはいけない」と考えているのかという点をもう少しハッキリさせましょう。
「なんとなくみんな貯めているし…」という理由ではなく、「将来的にこれだけのお金はないと自分が困るから」という理由を具体的に考えてみましょう。
ご実家暮らしでもご両親にお金がなく、自分の老後のお金さえ危ういようでしたら貯金しなくては、という危機感がもっとあるはずです。
それを考えてみた時に、全く貯金をしなくてはいけない理由がない場合。
「貯金は必要ない、全部使っても構わない」といううらやましい家計ということになります(笑)。
美容室も高いところに行っているし、洋服だってたくさん買ってしまう…
と自分のことをお考えのようですが、質問者様はどんな自分になりたいのでしょうか?
美容室を安いところに変え、洋服も買わない自分になりたいのでしょうか?
それとも、美容室は今と同じ、洋服だって買いたい、でもお金も貯めたいのでしょうか?
どんな自分でいたいのかを考えてみて下さい。
もし、今と同じ美容室を使い洋服も買いながら貯金もしたいなら、まず先取りで貯金口座にお金をうつし、それ以外は自由に使ってもいいんだと考えてみてはいかがでしょうか。
今は独身で自由に自分のためのお金が使える時期なのですから、美容室を変える必要もありませんし、洋服を買わないようになる必要もありません。エステに行ってもいいわけです!
ただ、先取りで貯金したお金さえ残せていれば、ということになります。
使いすぎているなと思うのであれば、美容室を変えるのではなく2ヵ月に一度にする、洋服の枚数を減らしてみるなど、頻度や量を変えてみましょう。
使えるお金の限度内でやりくりできればあとは自由!
必要以上になんでもやめなくては!と思う必要はありません。
・貯金ができない人は、貯金をしなくてはいけない理由を考えよう
質問者様の場合は、まず貯金をしなくてはいけない理由と、なりたい自分像がはっきりしてくると、貯金をしよう!という目標ができるような気がいたします!
クロワッサンまでご覧いただきありがとうございます^^少しでもお役に立てたら嬉しいです!
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
このように、ブログ内のメールフォームなどからいただいたご質問にブログでお答えいたします。
友達にもなかなか本音が聞けない家計のちょっとした質問、いつでもお待ちしています!
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして、あきさん。
クロワッサンを読んでこちらを知りました。私は44歳独身実家暮らし介護士です。家は裕福です。
しかし20歳で就職してから一度も貯金に成功したことがなく、貯金ゼロです。服が好きでほとんどを使っています。さすがにこれからのことを考えると貯金せねばと思いました。
美容院も毎月高いところに行っています。収入は手取り20万です。どうか御指南ください。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「確実に貯金をする方法」についてですね。
確実に貯金をするには
質問者様は、手取り20万円で独身。ご実家暮らしということですね。
一般的に考えれば「貯金はしやすい家計」の方です。
なぜなら、一般的にかかる「家賃」「光熱費」などの支払いをしなくても済むからです。
そんな環境の中でも「貯金ができていない」ということは、月20万円をすべて使ってしまっているということになります。
そんな時に「確実に貯金をする方法」について考えてみましょう。
「貯金を成功させるコツ」とは?
今まで貯金ができていなかった方が貯金を成功させるコツのひとつは、「お金を見えないところに入れる」ということです。
例えば給料が入金された口座に貯金も一緒に入れていると、「いくら貯まっているのか、いくらなら使っていいのか」が分からなくなります。
ですから、まず手始めに毎月2万円くらいは「貯金専用口座」に給料が入ったと同時に先取りで貯金してしまいましょう。
徐々になれてきたら月5万円くらいは入金してみるなど、金額は自由に調整してください。
先取り貯金は、支払いが多く現在赤字でまず立て直すから始めなくてはいけない場合はオススメできません。
しかし、質問者様の場合は、ご実家暮らしで家賃など支払わなくてはいけないものも少ないと考えられますし、どちらかというと浪費により貯められない状況と考えられますので、先取り貯金には適しています。
「貯金専用口座」に入金したお金は、「なかったお金」として考え、当面の間絶対におろさないようにしましょう。
残ったお金は全部自由に使っても構いません。
「貯金をする理由」を考えよう
それからもうひとつ有効なのは「貯金をする理由」について考えてみることです。
質問者様はご実家暮らしで、しかもご実家は裕福とのこと。
この場合、「何のために貯金をするのか」という動機があいまいになってしまう可能性があります。
「私の貯金がゼロでも、将来的には親の遺産が入るからどうせお金には困らない」など、貯める必要性をどこかで感じていないのかもしれません。
なぜ自分が「貯金をしなくてはいけない」と考えているのかという点をもう少しハッキリさせましょう。
「なんとなくみんな貯めているし…」という理由ではなく、「将来的にこれだけのお金はないと自分が困るから」という理由を具体的に考えてみましょう。
ご実家暮らしでもご両親にお金がなく、自分の老後のお金さえ危ういようでしたら貯金しなくては、という危機感がもっとあるはずです。
それを考えてみた時に、全く貯金をしなくてはいけない理由がない場合。
「貯金は必要ない、全部使っても構わない」といううらやましい家計ということになります(笑)。
「どんな自分でいたいのか」を考えよう
美容室も高いところに行っているし、洋服だってたくさん買ってしまう…
と自分のことをお考えのようですが、質問者様はどんな自分になりたいのでしょうか?
美容室を安いところに変え、洋服も買わない自分になりたいのでしょうか?
それとも、美容室は今と同じ、洋服だって買いたい、でもお金も貯めたいのでしょうか?
どんな自分でいたいのかを考えてみて下さい。
もし、今と同じ美容室を使い洋服も買いながら貯金もしたいなら、まず先取りで貯金口座にお金をうつし、それ以外は自由に使ってもいいんだと考えてみてはいかがでしょうか。
今は独身で自由に自分のためのお金が使える時期なのですから、美容室を変える必要もありませんし、洋服を買わないようになる必要もありません。エステに行ってもいいわけです!
ただ、先取りで貯金したお金さえ残せていれば、ということになります。
使いすぎているなと思うのであれば、美容室を変えるのではなく2ヵ月に一度にする、洋服の枚数を減らしてみるなど、頻度や量を変えてみましょう。
使えるお金の限度内でやりくりできればあとは自由!
必要以上になんでもやめなくては!と思う必要はありません。
まとめ
・貯金ができない人は、貯金をしなくてはいけない理由を考えよう
質問者様の場合は、まず貯金をしなくてはいけない理由と、なりたい自分像がはっきりしてくると、貯金をしよう!という目標ができるような気がいたします!
クロワッサンまでご覧いただきありがとうございます^^少しでもお役に立てたら嬉しいです!
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この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
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