貯金をした時の家計簿の書き方は?(まとめ)
-
- カテゴリ:
- 積み立て・口座・貯金
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
今回もお世話になります。
次々と質問攻め、すみません。
たぶん、きちんと探せばどこかにあるのでしょうが、お聞きしたほうが早いと思いまして、質問させていただきました。
貯金の家計簿の記入方法に関してです。
先月残の現金を家計管理外の通帳(家計管理している通帳の後ろにある定額貯金)に移した場合の毎月の家計簿の記入はどのようになるのですか?
家計管理通帳のように残高を減らして記入するのでしょうか?
そのように記入すると、今月の収支と総額が合いません。合わなくて正解なのですか?
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「貯金をした時の家計簿の書き方」についてですね。
家計簿をつけていると、貯金をした時はどのように家計簿につければいいのかと迷うことがありますよね。
また、貯金と言っても、家計簿で集計をしている通帳と、集計をしていない家計管理外の通帳がある場合もあり、何の残高を家計簿のどこに書けばいいのか混乱しがちです。
ここでは、わが家が実際に行っている「貯金の家計簿の書き方」を紹介します。貯金の家計簿の書き方に迷っている人は、良かったら参考にしてみてくださいね。
わが家では、家計簿で集計している口座の貯金額は家計簿では以下のように書いて集計しています。
※クリックで拡大できます。
このように、家計簿で貯金額を記入する欄は、「貯金簿」と呼ばれることもあります。
毎月決めた日の口座残高を「現在の貯金額」として家計簿に書き出す方法です。
わが家の家計簿の貯金の書き方は、基本的には上記の通りです。
家計簿アプリでも口座を連携すれば上記の画像と同じような集計を自動的に行ってくれますし、お使いの家計簿に貯金を記入する欄がなければ空いているところにメモなどで残しても良いと思います。
以下、貯金の家計簿の書き方で迷いがちなポイントをまとめて紹介します。上記の基本の方法で対応できない場合は、以下のポイントを確認してみてください。
通帳の残高を記入するといっても、何の通帳を記入するかが明確になっていないと、集計がうまくいきません。
そんな時は、まず「家計簿で集計をしている通帳」と「集計をしていない通帳」に分けてみてください。
例えば、わが家の場合は…
「積み立てを行ったものを一時的に保管しておく通帳」
「子ども達に将来プレゼントしようと思っている通帳」
「夫と私の個人的な通帳(主に小遣い)」
は「家計簿をつける際に集計などの対象にしておらず、完全に家計管理外の通帳」となっています。
それ以外の
「住宅費などが引き落とされる通帳」
「特別費口座」
「貯金口座」
「定期預金」
は家計簿で集計しているので、「家計簿に金額を記入する通帳」としています。
このように、家計に関係ない口座を貯金として記入してしまうと、集計が合わなくなります。
家計簿アプリの口座残高の集計でも同様です。何の口座を連携するかはしっかり確認しないと集計がおかしくなり、家計簿アプリを使っている意味がなくなってしまうことがあります。
家計簿の貯金の書き方で意外と迷いやすいのが、貯金をした時の家計簿の書き方です。
口座間でお金を移動した場合は家計簿にどう書いたらよいのか、貯金をした時は支出として貯金を書いた方がいいのかなど、貯金を動かしたときに家計簿の書き方が分からなくなってしまうのです。
そのような場合の対処方法を以下にまとめておきますので、こちらも合わせて参考になさってみてください。
家計で管理している通帳間でお金を移動するだけの時は、家計簿には支出としては何も書きません。
よくある家計簿上の混乱は、貯金を支出として記入してしまうことです。
貯金を支出として記入しても、家計簿上間違いではありませんが、支出にしてしまうことで頭の中が混乱し、純粋な貯金額と残高のつじつまをどう合わせればいいのか分からなくなります。
ですから、私のオススメは貯金を支出としては記入しない方法です。
家計簿を1ヵ月つけ終わった後、手元に多くの現金が残ったので、通帳に戻した場合。
このような時は、家計簿の残高を減らし、通帳に入れます。
こちらも貯金は増えますが、支出が増えたわけではないので、支出として記入する必要はありません。
家計管理外の通帳に移す場合のみ支出として家計簿に記入する必要があります。
家計管理外の通帳ですから、家計簿上貯金としては存在しないお金です。
その通帳にお金を移すということは支出の扱いになります。
特別費欄などに支出として記入しましょう。
ちなみにですが、わが家の場合は、毎月「封筒積み立て」をしていますが、この封筒に入っているお金が「お家に置いておくには高額過ぎる金額」になった時は、家計管理外の通帳に入れて保管するようにしています。
「封筒積立」は、「積み立てをした時に支出として家計簿につけている」ので、その時は家計簿には何も書かずに家計管理外の口座に入金しています。
質問者様の場合は、まず本当に家計管理外の通帳なのか?という点をご確認ください。
家計簿に口座の残高を毎月記入している通帳は「家計管理外」ではありません。
その口座に「手元の現金」を入金した場合は、上記の2番目で処理してください。計算も合うはずです。
家計管理外としていて、貯金としてもカウントしていないということでしたら、支出としてみなす3番目で処理が必要ということになります。
家計管理外の通帳なのかを今一度お確かめの上ご検討くださいませ。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
今回もお世話になります。
次々と質問攻め、すみません。
たぶん、きちんと探せばどこかにあるのでしょうが、お聞きしたほうが早いと思いまして、質問させていただきました。
貯金の家計簿の記入方法に関してです。
先月残の現金を家計管理外の通帳(家計管理している通帳の後ろにある定額貯金)に移した場合の毎月の家計簿の記入はどのようになるのですか?
家計管理通帳のように残高を減らして記入するのでしょうか?
そのように記入すると、今月の収支と総額が合いません。合わなくて正解なのですか?
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「貯金をした時の家計簿の書き方」についてですね。
貯金と家計簿
家計簿をつけていると、貯金をした時はどのように家計簿につければいいのかと迷うことがありますよね。
また、貯金と言っても、家計簿で集計をしている通帳と、集計をしていない家計管理外の通帳がある場合もあり、何の残高を家計簿のどこに書けばいいのか混乱しがちです。
ここでは、わが家が実際に行っている「貯金の家計簿の書き方」を紹介します。貯金の家計簿の書き方に迷っている人は、良かったら参考にしてみてくださいね。
貯金の家計簿の書き方
わが家では、家計簿で集計している口座の貯金額は家計簿では以下のように書いて集計しています。
※クリックで拡大できます。
このように、家計簿で貯金額を記入する欄は、「貯金簿」と呼ばれることもあります。
毎月決めた日の口座残高を「現在の貯金額」として家計簿に書き出す方法です。
家計簿の貯金の書き方の注意点
わが家の家計簿の貯金の書き方は、基本的には上記の通りです。
家計簿アプリでも口座を連携すれば上記の画像と同じような集計を自動的に行ってくれますし、お使いの家計簿に貯金を記入する欄がなければ空いているところにメモなどで残しても良いと思います。
以下、貯金の家計簿の書き方で迷いがちなポイントをまとめて紹介します。上記の基本の方法で対応できない場合は、以下のポイントを確認してみてください。
通帳の整理をする
通帳の残高を記入するといっても、何の通帳を記入するかが明確になっていないと、集計がうまくいきません。
そんな時は、まず「家計簿で集計をしている通帳」と「集計をしていない通帳」に分けてみてください。
例えば、わが家の場合は…
「積み立てを行ったものを一時的に保管しておく通帳」
「子ども達に将来プレゼントしようと思っている通帳」
「夫と私の個人的な通帳(主に小遣い)」
は「家計簿をつける際に集計などの対象にしておらず、完全に家計管理外の通帳」となっています。
それ以外の
「住宅費などが引き落とされる通帳」
「特別費口座」
「貯金口座」
「定期預金」
は家計簿で集計しているので、「家計簿に金額を記入する通帳」としています。
このように、家計に関係ない口座を貯金として記入してしまうと、集計が合わなくなります。
家計簿アプリの口座残高の集計でも同様です。何の口座を連携するかはしっかり確認しないと集計がおかしくなり、家計簿アプリを使っている意味がなくなってしまうことがあります。
貯金をした時の家計簿の書き方
家計簿の貯金の書き方で意外と迷いやすいのが、貯金をした時の家計簿の書き方です。
口座間でお金を移動した場合は家計簿にどう書いたらよいのか、貯金をした時は支出として貯金を書いた方がいいのかなど、貯金を動かしたときに家計簿の書き方が分からなくなってしまうのです。
そのような場合の対処方法を以下にまとめておきますので、こちらも合わせて参考になさってみてください。
1.口座間でお金を移動する時
家計で管理している通帳間でお金を移動するだけの時は、家計簿には支出としては何も書きません。
よくある家計簿上の混乱は、貯金を支出として記入してしまうことです。
貯金を支出として記入しても、家計簿上間違いではありませんが、支出にしてしまうことで頭の中が混乱し、純粋な貯金額と残高のつじつまをどう合わせればいいのか分からなくなります。
ですから、私のオススメは貯金を支出としては記入しない方法です。
2.手元に残っているお金を口座に移動する時
家計簿を1ヵ月つけ終わった後、手元に多くの現金が残ったので、通帳に戻した場合。
このような時は、家計簿の残高を減らし、通帳に入れます。
こちらも貯金は増えますが、支出が増えたわけではないので、支出として記入する必要はありません。
3.家計管理外の通帳に移動する時
家計管理外の通帳に移す場合のみ支出として家計簿に記入する必要があります。
家計管理外の通帳ですから、家計簿上貯金としては存在しないお金です。
その通帳にお金を移すということは支出の扱いになります。
特別費欄などに支出として記入しましょう。
ちなみにですが、わが家の場合は、毎月「封筒積み立て」をしていますが、この封筒に入っているお金が「お家に置いておくには高額過ぎる金額」になった時は、家計管理外の通帳に入れて保管するようにしています。
「封筒積立」は、「積み立てをした時に支出として家計簿につけている」ので、その時は家計簿には何も書かずに家計管理外の口座に入金しています。
質問者様の貯金の家計簿の書き方
質問者様の場合は、まず本当に家計管理外の通帳なのか?という点をご確認ください。
家計簿に口座の残高を毎月記入している通帳は「家計管理外」ではありません。
その口座に「手元の現金」を入金した場合は、上記の2番目で処理してください。計算も合うはずです。
家計管理外としていて、貯金としてもカウントしていないということでしたら、支出としてみなす3番目で処理が必要ということになります。
家計管理外の通帳なのかを今一度お確かめの上ご検討くださいませ。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
↓他にもある!積み立て・口座・貯金のご質問のまとめはこちらから
積み立て・口座・貯金のまとめ
積み立て・口座・貯金のまとめ
コメント
コメント一覧 (2)
もやもやがすっきりしました。
通帳を確認しましたが、やはり、年間の収支計算には入っていないので、3番で処理をしました。
ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。
メリークリスマス。
お答えになっていないかも?と少し心配したのですが、
3番で処理で落ち着かれたのですね(#^^#)
後日再度ご質問へのお返事を掲載させていただきますね~!
いつもありがとうございます♡またいつでもご利用下さいね!