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洋服代(被服費)は月いくら?家計簿のつけ方のメリット・デメリット

洋服代(被服費・衣服費)にはいくらまで使ってもいい?

洋服代を家計簿につける時はどのようにつけるのが効果的?

そもそも洋服代にはどこまで含めるの?

家計簿をつけていると、洋服代(被服費)の取り扱いに迷うこともありますよね。

本記事では、家計簿・家計管理アドバイザーとしてこれまで1000件以上のご相談をお引き受けしてきた実績から洋服代(被服費)の家計簿のつけ方と統計調査の結果を紹介します。

家計簿の洋服代(被服費・衣服費)の一般的なつけ方


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被服費の家計簿のつけ方としては「被服費(衣服費)」などの項目を家計簿に作って管理するのが一般的です。

「被服費(衣服費)」に、肌着、靴下、子ども服、大人の服、礼服、帽子、靴、カバンなど身につけるものをすべて「被服費(衣服費)」にするという考え方になります。

なかには、クリーニングや布団などの寝具やタオルなどもすべて「被服費(衣服費)」という方もいます。

家計簿のつけ方としてこのように分類するのに間違いはありませんし、被服にかかる支出がいくらだったか合計しやすいというメリットもあります。

しかし、この一般的な方法を利用すると「被服費の予算を立てても守れない」という現象が起きやすくなりますので注意が必要です。

予算が守れないのはなぜ?


一般的な家計簿のつけ方として、「被服費(衣服費)」で洋服代を管理している方は非常に多いと考えられます。

しかし、なぜこのような一般的なつけ方をすると「予算を立てても守れない」という現象が起きてしまうのでしょうか。

その理由はカンタンです。

このような家計簿のつけ方をしてしまうと、「支出がコントロールしにくくなるから」です。

例えば、被服費に5000円の予算を毎月さいても、子ども服をまとめ買いして10000円になってしまうことも月によってはありますよね。

そのようなことは一切ないという方なら問題ありませんが、ほとんどの方は毎月5000円ずつ洋服を買うという買い方はせず、2,3ヶ月に一度まとめて買うというスタイルの方が多いものです。

そのように時々まとめて買う場合、月によっては5000円の予算にたいして実績は0円になり、また月によっては5000円の予算にたいして実績が10000円になるという支出の波が起こるようになります。

支出の波が起こると、予算を5000円にしている意味がなくなり、予算は守れたり守れなかったり、いったいいくらが本来の予算として適切かが分からなくなってしまうのです。

予算が守りやすい家計簿のつけ方は?


上記のような「予算を立てても守れない」という現象を解消するために、以下のような家計簿のつけ方をオススメしています。

1.家計簿に「娯楽費」「特別費」という費目を作る

2.安価な服は「娯楽費」としてつける

3.高価な服は「特別費」としてつける

2は、節約のために行うものなので、お好みによってすべて3の「特別費」に計上しても構いません。

このように分類すると、被服費は「単体で予算を守る支出」ではなく「他の支出と合わせて複合的に予算を守る支出」にすることができます。

洋服代の予算の決め方


2022年の総務省の家計調査年報(二人以上の世帯/世帯人員・世帯主の年齢階級別)によれば、被服及び履物の支出は約月9,106円(世帯員数平均2.91人)。

月9,106円ですので、年間にすると109,272円になります。

平均の世帯員数が2.91人ですので、おおよそ3人家族の方の参考にしていただくと丁度良いのではないでしょうか。

参考までに当方がお預かりしている家計の方の予算例も紹介しますので、参考になさってみてください。

■手取り年収200万円台 2人家族 年間10万円(子ども1人)

■手取り年収300万円台 3人家族 年間8万円(子ども1人)

■手取り年収500万円台 5人家族 年間21万円(子ども3人)

■手取り年収700万円台 5人家族 年間16万円(子ども3人)

世帯構成人数が増えるほど衣類にかかる支出は多くなっていきます。

洋服代の家計簿のつけ方


ちなみに上記では「被服費(衣服費)」という費目を作らず「娯楽費」「特別費」で洋服代を管理する方法を紹介しましたが、洋服代は「個人の小遣い」で計上するという方法も推奨しております。

例えば、子どもの服は「娯楽費」などで家計簿につけるが、大人の服は各自の小遣いの中から捻出する。

小遣いの内訳は家計簿にはつけなくていいというルールにすれば、被服費を家計簿につける手間を省くことができ、時短になります。

ただ、もともと浪費傾向が強い方はこうすることでさらに洋服代が浪費につながるというデメリットがあることがありますので、注意してください。

浪費家という認識がある場合は、小遣いを少なめにし、洋服代は家計簿につけるようにすると浪費防止になります。

状況に応じて使い分けると効果的です。

まとめ


・洋服代は「被服費(衣服費)」の費目を作るより、「娯楽費」「特別費」で管理するのがオススメです。
・洋服代は「小遣い」で計上するという方法もオススメです。

※ただし、小遣いにすると浪費が増える場合がありますので、注意しましょう。
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:家計簿のつけ方に関するご質問はこちらから
・家計簿のつけ方(まとめ)

■参考:家計簿に作ってはいけない項目については以下の記事で詳しく紹介しています。


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