2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

手取り年収600万円台の家計簿公開!中学生が2人。まとまった貯蓄ができません。

ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容


あきさん初めまして。

結婚して家計管理するようになり14年以上が経ちますが、色々な事情がありなかなかまとまった貯蓄にたどり着きません。

思い切って現在の収支をまとめましたので、一度家計診断をしていただけないでしょうか。

宜しくお願いします。

主人40代、妻30代、中学生2人、姑の5人家族です

月収330,000円(主人)
月収140,000円(私)

あき計算補足 47万円(564万円)

住宅ローン① 42,000円
住宅ローン② 30,000円
車ローン 30,000円
通信費 24,000円
新聞代 4,000円
水道光熱費 23,000円
自動車保険 6,000円
医療保険 10,000円
学資保険 13,000円
教育費 30,000円
主人小遣 40,000円
妻小遣 5,000円
義母援助 35,000円
食費 70,000円
外食代 10,000円
日用品 5,000円
医療費 5,000円
ガソリン代 5,000円
娯楽費 20,000円
タバコ費 7,000円

貯蓄 52,000円
車検積立 4,000円

ここまで 44万円(528万円)

賞与内訳
 684,000円(夫婦合算・年間)

特別費 280,000円
(ふるさと納税、自動車税、固定資産税、NHK、火災保険)
主人小遣 140,000円
旅行代 100,000円
その他交際費、帰省費など 164,000円

主人の小遣いが多めですが、ハードな仕事のためあまり減らすのも本人の意欲低下に繋がり多めに出している自覚はあります。

タバコもなかなか辞められず、以前はおサイフケータイから購入しびっくりするような請求があることもあったため、今は家計費としてねん出するようになりました。

経済観念が全く違うため、出来るだけ貯めて余力を残したい私と頑張って働いた分贅沢をしたい(働いた以上の贅沢になっている)主人との考えは平行線ですが、逆にお金の管理が苦手なため家計の一切は私に任せてくれています。

住宅ローン②はあと半年で終了するため、その分の3万は貯蓄にスライドし子供の進学に少しでも蓄えを増やす予定です。

74歳になる義母が無年金者のため、このさき援助金を減らすことは難しいです。

どうぞよろしくお願いします。

「家計診断」についてですね。

質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
全体的な感想について

まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
年間収支は?

収入620万円
支出約534万円

収支は年間約86万円の黒字の予定ということですね。

学資保険15.6万円がありますので、貯蓄としては101.6万円になります。

家計のやりくりはどうする?

質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです!
1.気になる点は

質問者様の家計の素晴らしいところは、食べ盛りの中学生のお子さん2人と、お義母さまを扶養されて、この支出内容で済ませられているという点です!

上記の通り年間約138万円の貯蓄が毎年できているならとても素晴らしい家計の内容だと思います。

しかし、「まとまった貯蓄ができない」と感じていらっしゃるということは、実際には毎年この金額の貯金はできていないのではないかと考えられます。

もしかしたら「貯まったら使う」ということを繰り返してしまっているのかもしれません。

2.口座は分けている?


質問者様は「特別費」と「貯金」の口座はわけているでしょうか。

まず口座の中で「特別費」と「貯金」がゴチャゴチャになっていないかを確認してみて下さい。

これがゴチャゴチャになっている人は、せっかくしっかり貯金をしていても、貯金が崩れやすい傾向があります。

このふたつをしっかりと区別することが大切です。

3.外食費を分けている意味は?


外食費という費目を立てているようですが、この費目は予算通りに毎月できているでしょうか。

外食費というのは、行く月もあれば行かない月もあるというバラつきの出やすい支出です。

このような支出に予算をたてても、予算より少なくなったり多くなったりと、結局予算が守れないということになりがちです。

そのような現象がおきていないか確認してみて下さい。

もし予算が守れていないようでしたら「娯楽費」に外食は含めてもよいでしょう。

4.これ以外の支出がないか確認しよう


今の予算の内容はとても素晴らしいものです。

しかし、実際にこの通りの支出になっているのか今一度確認してみて下さい。

特に中学生のお子さんが2人いて、2人とも今のところ何の習い事もしていないということならよいのですが、これから受験などがあり実は他に習い事の費用などがあるなどですと、家計の状況は大分様子が変わってきます。

5.見直しをするなら


質問者様の家計の中で見直しを検討するなら、

通信費 24,000円
水道光熱費 23,000円
自動車保険 6,000円

この3つくらいで充分かなと思います。

通信費にはWIFIなども含まれていて、5台契約していると考えるとまずまずですが、数千円でも安くできないか検討してみて下さい。

特に自動車保険は、月のガソリン代が5000円とそれほど多くないにしてはやや高めという印象があります。

6.ご夫婦の小遣い


ご主人の小遣い、お義母様への小遣い、奥様の小遣いとたくさんの小遣いが必要であるにもかかわらず、よく家計は管理できています。

ご主人への気遣いからしっかりお小遣いを渡されている点など、とても素晴らしいですね!

ただ、反面奥様の小遣いが少ない気がしますので、その辺のバランスも考えていくといいでしょう。

ご家族を大切にする気持ちも分かりますが、自分のことも大切になさってください。

もっとご自分にも価値があることをみとめてあげてもいいのではないかなと思います。

なんとなくお小遣いの渡し方から、ご自分のことは後回しにされる方なのかなという印象を受けましたので、余計なお世話かと思いましたがお伝えさせていただきました。

まとめ


質問者様の家計は、基本的に現状通りの家計が実践できていればほとんど問題がない家計です。

今後についても、住宅ローン30000円分があと半年もするとなくなると思えば、月8万円以上貯金し、さらに学資保険が月1万3千円と月9万5千円ずつ貯蓄が可能な家計になります。

年間114万円の貯蓄にさらに児童手当分も加算されますから、年間貯蓄額は138万円になります。

上記の光熱費、通信費、自動車保険から月5000円ほど支出を減らすことができれば年間でさらに6万円貯蓄が加算できます。

ただ、問題は本当にこの通りにできているかなので、もし家電などの買い替えなどにはその都度貯金を崩しているということなら、特別費をさらに年間20万円くらい追加することを検討してみて下さい。

いったん貯金にしたとしても結局崩しているならしていないのと一緒。

それなら初めから予算として組んでしまった方が崩してはいけない貯金が明確になるでしょう。

なんと14年も家計を管理してきた方からのご相談!とても光栄です。

長年家計を管理してきたシニアの方からのお便りも届いていますので、長年家計を管理してきたベテランさんにもご連絡いただけることはとても光栄なことだと感じています!

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この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. hapiko
    • January 24, 2019 14:18
    • あきさんこんにちは。
      家計診断ありがとうございます。
      hapikoです。
      こうしていざ診断してもらうと、グサリグサリと刺さる部分はあります(汗)
      お察しの通り何だかんだと支出も重なる時期があり、貯められていません。
      一昨年はこの先二度とないであろう大型旅行(国内)、その直後に兄の結婚式。場所も遠方だった為移動費や宿泊費、お祝いなどで数十万単位が飛びました。
      その翌年はあと15年乗り続け独身時代及び乳幼児の子育て時代を支えてくれた車が壊れ買い替えを余儀なくされる。
      月々のローン負担を減らすためわずかな貯蓄も頭金としてねん出しました。
      そんな中、最近下の子も進学を希望し始めお尻に火がついたような状況です。
      主人や義母が浪費的な考え方をする中私一人で理解もされない節約に励む状況にストレスもあり、自分自身も「絶対に使わないお金」の枠組みが甘かったのだと思います。
      ご指摘があり貯蓄に入れていただいていた児童手当ですが、小学生までは習い事に使っていたり中学校や高校入学の制服などに使っていたりと、もともと貯められる数字とは考えていませんでした。
      周囲は通塾する子も多いですが、塾費は車のローンを払うのと同じぐらいお金がかかる!と知りA3までの拡大コピー機を買いコピー用紙、インク、問題集や参考書はメルカリでそれなりに揃え家塾。
      塾費に1万~3万かかると思えば、月平均5,000円以下で5教科対策出来るならありがたいもんです。
      田舎なため大学受験をするための予備校も無いので、恐らくこのまま家塾と高校での勉強で進路を決める予定です。
      貯蓄ゼロ家計は精神的につらい。
      今年になってからようやくまともに貯められるようになった気がします。
      今さら・・・ですが、まずはやる。思いついたら実行する。
      そんな気持ちで励んでいます。
      私へのお気遣いありがとうございます。
      もともと数字を見る事は好きなので、どこを削りどこにねん出するかを考えるのは楽しいです。
      実は毎日エクセルで作った家計簿を眺めてます。
      今回あきさんに診断してもらった事で全体的なバランスはそう悪くは無いのだと自信にも繋がりました。
      後はこれがどこまで実践で守られているか再度見直しですね。
      その上でまた予算見直しをしたいと思います。
      本当に本当にありがとうございました。
    • 2. あき
    • January 26, 2019 06:37
    • hapikoさんコメントありがとうございます!
      hapikoさんは本当に一生懸命頑張っているお母さんだと思います^^
      パパのため、お子さんのため、お義母さんのため…家族のために一生懸命に家計を切り盛りされているのがよく伝わってきます!
      家塾まで開講され、本当に頑張られていると思います!
      すでに予算を立てるのは上手なのですからあとは実践のみ★
      実践さえできれば大丈夫です!
      hapikoさんは今年に入ってからやっとまともに貯められるようになったなど、すでに効果は始めているようですし、もともと頑張り屋さんなのできっと大丈夫だと思います!
      またいつでもご利用下さい!楽しみにお待ちしております♡
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