クレジットカードの使いすぎを防止する7つの方法
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クレジットカードは便利なものですが、つい使いすぎてしまう人も多いのではないでしょうか。
なかには、クレジットカードの支払いが膨らみすぎ、生活に困窮してしまう人も。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが、1000件以上の家計相談にお答えしてきた経験から、「クレジットカードの使いすぎを防止する方法」を紹介します。
クレジットカードを使いすぎてしまった経験のある人や、実際に家計の立て直しに困っている人は、よろしければ参考になさってみてください。わが家の過去の経験談も紹介していますので、合わせて参考になさってみてください。
クレジットカードは、キャッシュレス社会の現代では非常に便利なものです。
しかし、これまでにお引き受けした過去の家計相談でも、「ついクレジットカードを使いすぎてしまう」という人からのご相談は後を絶ちません。
実際に、クレジットカードを使いすぎると、どのような家計状況になっていくか想像できるでしょうか。
最悪の場合は、クレジットカードの支払いが多すぎることで、破産してしまう人もいます。
クレジットカードは便利なものですが、このような家計状況にならないよう、使いすぎを防止することが大切です。
クレジットカードを使いすぎを防止する方法として、私は以下のような対策をオススメしています。
クレジットカードの怖いところは、いくら使った実感がないうちに使いすぎてしまうところです。
来月いくら引き落とされるのか請求書がくるまで分からないというようなことになると、給料が入ったと思ったらすぐにクレジットカードでの支払いでお金がなくなってしまうということになりやすいのです。
数百円の支払いにもクレジットカードを使っている人は少し面倒かもしれませんが、日々使った金額をメモすることから始めましょう。
4月1日 コンビニ1000円
4月2日 スーパー2000円
4月4日 洋服 15000円
など、端数までしっかり書く必要はないのでだいたいの金額を記してみましょう。
書き出すことで「日々いくら使っているか」という「お金を使った」という実感がわくようになってきます。
クレジットカードを使っている時に一番問題になる「お金を使っている実感がない」という現象を解消するのが目的です。
クレジットカードの明細を確認するだけでもかまいませんが、明細は使ってすぐには反映されないことも多いものです。明細が更新されるまで待っている間に使いすぎてしまうことも多いので、クレジットカードの使い過ぎが防止できるようになるまでは、手を使って書き出すことをオススメします。
クレジットカードの支払いが多くなりすぎてしまう方の特徴のひとつとして「何でも分割にすれば払える」という意識があることが挙げられます。
例えば、テレビを10万円で購入したいと思った時に、「10万円なんて大金は払えない」と分割払い。「10万円の支払いも月々1万円くらいからなら払える」などと考えてしまう傾向があります。
このような分割払いがひとつだけで済めばまだいいのですが、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」など、高額になりやすい支出を全て「分割払い」。
このような支払いをしている人は、高額なものが壊れる度にローンが増えていく傾向があります。
月1万円なら払えるかな…なんて思って始めた分割払いやリボ払いが気付けば月3万円、4万円になっていた、という話もよくあることです。
私がこれまでお引き受けしてきたご相談でも、ローンがつみ重なって毎月の生活がままならなくなってしまっている方がたくさんいました。
一方、無理なくお金を貯めている節約上手な方で家電の分割払いが複数あったりリボ払いが多い人というのは見たことがありません。
分割払いとリボ払いに頼った生活こそが、クレジットカードを使いすぎる生活の元凶なのだと考えましょう。
クレジットカードでの買い物の怖いところは、ちょっと高いなと思うものも気軽に購入できてしまうところです。
少し値が張る支出も、欲しいと思えば、手持ちの現金がなくてもクレジットカードを使えば購入手続きができてしまいます。
クレジットカードを使えばブランドもののスーツだってバッグだって財布だって買えてしまうわけですね。
クレジットカードをついつい使いすぎてしまう方というのは、このような「欲しい」「必要だ」という気持ちを抑えるということが苦手な傾向があります。
「なんとかなるさ」と買う時は気楽にクレジットカードを差し出すのですが、いざ支払う時になったら大慌て。毎月顔が青ざめてしまうような人も少なくありません。
このような方は、そもそも高額なものをクレジットカードで気軽に買わないというクセを身につけてほしいものです。
「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」といった高額になりやすい支出を全て我慢するということではなく、少なくとも今ある支払いが全部終わってから。
次から次へとローンを組むのではなく、1つ支払いが終わってしばらくしてからまた高額な支出の購入を考えるなど、少し間をあけるように調整しましょう。
できればこのような支出は「分割払い」ではなく「一括」で支払うよう計画したいものです。
クレジットカードで支払うお金が多すぎるな…と思う時は、一度支払いを清算することをオススメします。
1つローンが終わったと思ったらまた増やすというサイクルではなく、一度全部返し終えてスッキリさせてしまうのです。
一度全部返し終えるまではクレジットカードを使うのを一時的に封印するというのも有効な手段です。
その間ポイントなどを取りこぼすことになり、もったいない気がしますが、多すぎる支払いを続けても家計はなかなか改善しません。
一度スッキリと整理してしまうことで、また少しずつ今度は節度を持って使うようにしましょう。
クレジットカードをつい使いすぎてしまうと、いつの間にか支払いが膨らみ月収以上になってしまう。
これが慢性的な赤字を引き起こしてしまう原因です。
一度このような支払いサイクルになってしまうと、家計は自転車操業になりがちです。
そうならないように一度クレジットカードでの支払いを清算したら、次回からは月収を意識したクレジットカードの利用を心がけましょう。
少なくとも「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」といった高額な支払いを除いたカード払いは月収以下になるように支出をコントロールしてみましょう。
大きな支出以外は月にいくらまでと決めて利用するのもよいでしょう。
クレジットカードを使いすぎてしまう傾向のある方の特徴として、何枚もクレジットカードを持っているということがあります。
あのポイントもこのポイントを貯めたいとあちこちのポイントを貯めようとして何にいくら使ったか分からない、引き落としの口座もバラバラ。
このようなクレジットカードの使い方は危険です。
クレジットカードの支払いが引き落とされる口座をまとめる、クレジットカードの枚数自体を少なくするなど支払いルートをスッキリさせるだけでも使いすぎを防止できます。
ついついクレジットカードを使いすぎてしまうという人は、クレジットカードの利用限度額を思い切って下げるという方法も有効です。
クレジットカードを複数所有している場合は、すべてのクレジットカードの利用限度額を加算してみてください。
クレジットカードA 利用限度額50万円
クレジットカードB 利用限度額50万円
クレジットカードC 利用限度額50万円
利用限度額50万円のクレジットカードが3枚あれば、クレジットカードが150万円まで利用可能になってしまいます。クレジットカードの利用限度額は、引き落としのタイミングなどでおおよそ2ヵ月前後の間に利用できる限度額であることが多いものですから、2ヵ月で割っても毎月おおよそ75万円ほどクレジットカードでの支払いが可能になってしまいますので、月収以上になってしまう方がほとんどでしょう。
上記の場合であれば、すべてのクレジットカードの利用限度額を30万円に引き下げるだけで、クレジットカードの限度額を90万円に減らすことができ、使いすぎを防止することにつながります。
高額な商品を購入する際は、一時的な限度額の増額を行えばよく、慢性的な増額をしないように気を付けましょう。
ただし、一度クレジットカードの利用限度額を引き下げてしまうと、次に上げる時には審査が必要になることが多いものですから、引き下げすぎることで不便にならないよう気を付けましょう。
実は、私も昔は年間で50万円以上をクレジットカードの支払いに浪費していました。
毎月給料がはいるとクレジットカードの支払いでお金がなくなり、その月の生活が苦しいという支払いサイクルになってしまっていたのです。
しかし、現在ではクレジットカードの使い方を見直したことで正常に家計が回るようになりました。
また、同様にクレジットカードの支払いの整理をした方からも家計が改善したとご報告をいただいております。
クレジットカードでの支払いが多くなりすぎてしまった時、使いすぎてしまうと感じた時は、このような方法を使って、クレジットカードの使いすぎを防止することをオススメします。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
なかには、クレジットカードの支払いが膨らみすぎ、生活に困窮してしまう人も。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが、1000件以上の家計相談にお答えしてきた経験から、「クレジットカードの使いすぎを防止する方法」を紹介します。
クレジットカードを使いすぎてしまった経験のある人や、実際に家計の立て直しに困っている人は、よろしければ参考になさってみてください。わが家の過去の経験談も紹介していますので、合わせて参考になさってみてください。
クレジットカードを使いすぎる
クレジットカードは、キャッシュレス社会の現代では非常に便利なものです。
しかし、これまでにお引き受けした過去の家計相談でも、「ついクレジットカードを使いすぎてしまう」という人からのご相談は後を絶ちません。
実際に、クレジットカードを使いすぎると、どのような家計状況になっていくか想像できるでしょうか。
- 給料が入ったと同時にクレジットカードの支払いで手元の現金がなくなる
- 手元に現金がないので、さらにクレジットカードで支払いを重ねる
- 次第に収入以上の支払いになり、クレジットカードの支払いをするために借金をする
- 借金の返済も滞るようになり、返済ができなくなる
最悪の場合は、クレジットカードの支払いが多すぎることで、破産してしまう人もいます。
クレジットカードは便利なものですが、このような家計状況にならないよう、使いすぎを防止することが大切です。
クレジットカードを使いすぎを防止する方法7つ
クレジットカードを使いすぎを防止する方法として、私は以下のような対策をオススメしています。
1.いくら使っているかメモをする
クレジットカードの怖いところは、いくら使った実感がないうちに使いすぎてしまうところです。
来月いくら引き落とされるのか請求書がくるまで分からないというようなことになると、給料が入ったと思ったらすぐにクレジットカードでの支払いでお金がなくなってしまうということになりやすいのです。
数百円の支払いにもクレジットカードを使っている人は少し面倒かもしれませんが、日々使った金額をメモすることから始めましょう。
4月1日 コンビニ1000円
4月2日 スーパー2000円
4月4日 洋服 15000円
など、端数までしっかり書く必要はないのでだいたいの金額を記してみましょう。
書き出すことで「日々いくら使っているか」という「お金を使った」という実感がわくようになってきます。
クレジットカードを使っている時に一番問題になる「お金を使っている実感がない」という現象を解消するのが目的です。
クレジットカードの明細を確認するだけでもかまいませんが、明細は使ってすぐには反映されないことも多いものです。明細が更新されるまで待っている間に使いすぎてしまうことも多いので、クレジットカードの使い過ぎが防止できるようになるまでは、手を使って書き出すことをオススメします。
2.分割払いやリボ払いはしない
クレジットカードの支払いが多くなりすぎてしまう方の特徴のひとつとして「何でも分割にすれば払える」という意識があることが挙げられます。
例えば、テレビを10万円で購入したいと思った時に、「10万円なんて大金は払えない」と分割払い。「10万円の支払いも月々1万円くらいからなら払える」などと考えてしまう傾向があります。
このような分割払いがひとつだけで済めばまだいいのですが、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」など、高額になりやすい支出を全て「分割払い」。
このような支払いをしている人は、高額なものが壊れる度にローンが増えていく傾向があります。
月1万円なら払えるかな…なんて思って始めた分割払いやリボ払いが気付けば月3万円、4万円になっていた、という話もよくあることです。
私がこれまでお引き受けしてきたご相談でも、ローンがつみ重なって毎月の生活がままならなくなってしまっている方がたくさんいました。
一方、無理なくお金を貯めている節約上手な方で家電の分割払いが複数あったりリボ払いが多い人というのは見たことがありません。
分割払いとリボ払いに頼った生活こそが、クレジットカードを使いすぎる生活の元凶なのだと考えましょう。
3.高額なものほど利用回数を減らす
クレジットカードでの買い物の怖いところは、ちょっと高いなと思うものも気軽に購入できてしまうところです。
少し値が張る支出も、欲しいと思えば、手持ちの現金がなくてもクレジットカードを使えば購入手続きができてしまいます。
クレジットカードを使えばブランドもののスーツだってバッグだって財布だって買えてしまうわけですね。
クレジットカードをついつい使いすぎてしまう方というのは、このような「欲しい」「必要だ」という気持ちを抑えるということが苦手な傾向があります。
「なんとかなるさ」と買う時は気楽にクレジットカードを差し出すのですが、いざ支払う時になったら大慌て。毎月顔が青ざめてしまうような人も少なくありません。
このような方は、そもそも高額なものをクレジットカードで気軽に買わないというクセを身につけてほしいものです。
「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」といった高額になりやすい支出を全て我慢するということではなく、少なくとも今ある支払いが全部終わってから。
次から次へとローンを組むのではなく、1つ支払いが終わってしばらくしてからまた高額な支出の購入を考えるなど、少し間をあけるように調整しましょう。
できればこのような支出は「分割払い」ではなく「一括」で支払うよう計画したいものです。
4.一度支払いをキレイにする
クレジットカードで支払うお金が多すぎるな…と思う時は、一度支払いを清算することをオススメします。
1つローンが終わったと思ったらまた増やすというサイクルではなく、一度全部返し終えてスッキリさせてしまうのです。
一度全部返し終えるまではクレジットカードを使うのを一時的に封印するというのも有効な手段です。
その間ポイントなどを取りこぼすことになり、もったいない気がしますが、多すぎる支払いを続けても家計はなかなか改善しません。
一度スッキリと整理してしまうことで、また少しずつ今度は節度を持って使うようにしましょう。
5.月収を意識してカードを使う
クレジットカードをつい使いすぎてしまうと、いつの間にか支払いが膨らみ月収以上になってしまう。
これが慢性的な赤字を引き起こしてしまう原因です。
一度このような支払いサイクルになってしまうと、家計は自転車操業になりがちです。
そうならないように一度クレジットカードでの支払いを清算したら、次回からは月収を意識したクレジットカードの利用を心がけましょう。
少なくとも「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「パソコン」「テーブル」「ソファー」「旅行」といった高額な支払いを除いたカード払いは月収以下になるように支出をコントロールしてみましょう。
大きな支出以外は月にいくらまでと決めて利用するのもよいでしょう。
6.クレジットカードの枚数を減らしてみる
クレジットカードを使いすぎてしまう傾向のある方の特徴として、何枚もクレジットカードを持っているということがあります。
あのポイントもこのポイントを貯めたいとあちこちのポイントを貯めようとして何にいくら使ったか分からない、引き落としの口座もバラバラ。
このようなクレジットカードの使い方は危険です。
クレジットカードの支払いが引き落とされる口座をまとめる、クレジットカードの枚数自体を少なくするなど支払いルートをスッキリさせるだけでも使いすぎを防止できます。
7.クレジットカードの利用限度額を引き下げる
ついついクレジットカードを使いすぎてしまうという人は、クレジットカードの利用限度額を思い切って下げるという方法も有効です。
クレジットカードを複数所有している場合は、すべてのクレジットカードの利用限度額を加算してみてください。
クレジットカードA 利用限度額50万円
クレジットカードB 利用限度額50万円
クレジットカードC 利用限度額50万円
利用限度額50万円のクレジットカードが3枚あれば、クレジットカードが150万円まで利用可能になってしまいます。クレジットカードの利用限度額は、引き落としのタイミングなどでおおよそ2ヵ月前後の間に利用できる限度額であることが多いものですから、2ヵ月で割っても毎月おおよそ75万円ほどクレジットカードでの支払いが可能になってしまいますので、月収以上になってしまう方がほとんどでしょう。
上記の場合であれば、すべてのクレジットカードの利用限度額を30万円に引き下げるだけで、クレジットカードの限度額を90万円に減らすことができ、使いすぎを防止することにつながります。
高額な商品を購入する際は、一時的な限度額の増額を行えばよく、慢性的な増額をしないように気を付けましょう。
ただし、一度クレジットカードの利用限度額を引き下げてしまうと、次に上げる時には審査が必要になることが多いものですから、引き下げすぎることで不便にならないよう気を付けましょう。
クレジットカードを使いすぎを防止する方法(まとめ)
実は、私も昔は年間で50万円以上をクレジットカードの支払いに浪費していました。
毎月給料がはいるとクレジットカードの支払いでお金がなくなり、その月の生活が苦しいという支払いサイクルになってしまっていたのです。
しかし、現在ではクレジットカードの使い方を見直したことで正常に家計が回るようになりました。
また、同様にクレジットカードの支払いの整理をした方からも家計が改善したとご報告をいただいております。
クレジットカードでの支払いが多くなりすぎてしまった時、使いすぎてしまうと感じた時は、このような方法を使って、クレジットカードの使いすぎを防止することをオススメします。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
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