特別費の貯め方・使い方!お金の流れの作り方について
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当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
結婚して3年。家計簿を色々試してきたけど結局あきさんも述べてる あるあるな理由で挫折続きでした。
私の考えとあきさんのブログ、本の考えがとても合っている事に気が付いて 本も2冊購入させて頂きました。
今1ヶ月目で、2週間くらい付けているのですが、本当に本当に根本的な事が理解出来ずいます。それは、年間予定費についてです。
年間の予定費は組むことが出来て、今の所このくらいかな〜という予算は検討がつきました。
ただ、その貯蓄についてが理解出来てません。予算はある程度考えられたとして、そのお金はどのように毎月のお金から分けていくのでしょうか?
例えば衣服費が7月に20,000円必要だとして、それは毎月数千円積み立てて、7月に下ろすという事でしょうか?
質問の仕方が下手くそですみません!
年間の予算表の積立をどうしたら良いのか悩んでしまったのですが、それについて調べても思い当たる回答が見当たらないので質問させて頂きました。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます。
「特別費のお金の作り方と使い方」についてですね。
毎月のやりくりの中から特別費をどのように貯めていき、どのように使うかという特別費のお金の流れについてのご質問ですね。
こちらの内容については、やや入り組んだ回答になるので混乱しないように仮の家計の例をもちいて以下お伝えしますね。
まずAさんは月収が毎月30万円あるとします。
そのうち毎月「特別費をのぞいたお金」として必要な「月の家計」が25万円だとします。
その場合は、毎月お給料がはいったらまず30万円をおろし、25万円を固定費+生活費の支払いに使います。
月収30万円の場合は5万円が余りますよね。
その余った5万円のうちたとえば3万円を特別費の口座に入金し、2万円を貯金の口座に入金します。
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費口座に入金する
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
これで月の給料30万円は全額ふりわけが完了します。
特別費のお金の貯め方の流れはボーナスがない場合は毎月この3つを繰り返すだけで終わりです。
ここまでは大丈夫でしょうか?
ここからがやや入り組んだ話になりますのでゆっくり読み進めて下さいね。
上記のお金の流れで毎月家計を回していくと、特別費の口座には毎月お金が貯まっていきます。
上記の例だと1ヵ月3万円×6ヶ月で半年分では18万円になります。
毎月の特別費を使う時は
例えば衣服代2万円が必要な月の場合。
1.特別費口座から「今月必要な特別費」として衣服代2万円を引き出す
2.家計簿の残高をおろしてきた分だけ増やす
3.家計簿の特別費欄に衣服費2万円支出として記入して使う
というやりくりになります。
ここがややこしいので何度か読んでいただくとよいかな?と思います。
家計管理を始めたばかりで特別費口座にお金が入っていない時は、ひとまず貯金口座から2,3ヶ月の間に必要な特別費を特別費口座に移してから始めるといいですね。
ちなみに口座にお金を移しただけで実際には使っていない状況の時は「家計簿には支出として書かない」のが基本です。
Aさんの例で言うと、
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費口座に入金する
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
これが基本の毎月のお金の流れになりますが、
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費としておうちに持ち帰る
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
というように、「今月すぐに特別費が必要」という時は、2の特別費の振り分け方を口座に入金ではなく、現金持ち帰りにしていただいてもかまいません。
自宅に持ち帰った「特別費」の家計簿の処理としては
1.毎月の家計簿の残高を持ち帰った金額分増やす
2.使った時に支出として家計簿に記入する
という手順になります。
上記のようなやりくりが面倒、分かりにくいな・・・という時はボーナスや手当がある方向けの方法にはなりますが
1.毎月の給料からは特別費口座には入金しない。全額貯金口座に入れる。
2.ボーナスや手当が出た時に半年分などまとまった金額を特別費口座に入金
3.毎月特別費口座から必要なお金をおろして使う
というようにすると分かりやすいですよ。
わが家は上記のようにしています。
書籍を2冊もご購入いただき本当にありがとうございます!家計管理の考え方の方向性が似ていると言っていただきとても嬉しいです!
特別費のお金の流れを是非マスターして大きなお金に備えられる家計になっていかれてくださいね!
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
結婚して3年。家計簿を色々試してきたけど結局あきさんも述べてる あるあるな理由で挫折続きでした。
私の考えとあきさんのブログ、本の考えがとても合っている事に気が付いて 本も2冊購入させて頂きました。
今1ヶ月目で、2週間くらい付けているのですが、本当に本当に根本的な事が理解出来ずいます。それは、年間予定費についてです。
年間の予定費は組むことが出来て、今の所このくらいかな〜という予算は検討がつきました。
ただ、その貯蓄についてが理解出来てません。予算はある程度考えられたとして、そのお金はどのように毎月のお金から分けていくのでしょうか?
例えば衣服費が7月に20,000円必要だとして、それは毎月数千円積み立てて、7月に下ろすという事でしょうか?
質問の仕方が下手くそですみません!
年間の予算表の積立をどうしたら良いのか悩んでしまったのですが、それについて調べても思い当たる回答が見当たらないので質問させて頂きました。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます。
「特別費のお金の作り方と使い方」についてですね。
特別費のお金の作り方&使い方
毎月のやりくりの中から特別費をどのように貯めていき、どのように使うかという特別費のお金の流れについてのご質問ですね。
こちらの内容については、やや入り組んだ回答になるので混乱しないように仮の家計の例をもちいて以下お伝えしますね。
1.特別費のお金の作り方の基本
まずAさんは月収が毎月30万円あるとします。
そのうち毎月「特別費をのぞいたお金」として必要な「月の家計」が25万円だとします。
その場合は、毎月お給料がはいったらまず30万円をおろし、25万円を固定費+生活費の支払いに使います。
月収30万円の場合は5万円が余りますよね。
その余った5万円のうちたとえば3万円を特別費の口座に入金し、2万円を貯金の口座に入金します。
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費口座に入金する
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
これで月の給料30万円は全額ふりわけが完了します。
特別費のお金の貯め方の流れはボーナスがない場合は毎月この3つを繰り返すだけで終わりです。
ここまでは大丈夫でしょうか?
ここからがやや入り組んだ話になりますのでゆっくり読み進めて下さいね。
2.特別費のお金の使い方
上記のお金の流れで毎月家計を回していくと、特別費の口座には毎月お金が貯まっていきます。
上記の例だと1ヵ月3万円×6ヶ月で半年分では18万円になります。
毎月の特別費を使う時は
例えば衣服代2万円が必要な月の場合。
1.特別費口座から「今月必要な特別費」として衣服代2万円を引き出す
2.家計簿の残高をおろしてきた分だけ増やす
3.家計簿の特別費欄に衣服費2万円支出として記入して使う
というやりくりになります。
ここがややこしいので何度か読んでいただくとよいかな?と思います。
家計管理を始めたばかりで特別費口座にお金が入っていない時は、ひとまず貯金口座から2,3ヶ月の間に必要な特別費を特別費口座に移してから始めるといいですね。
ちなみに口座にお金を移しただけで実際には使っていない状況の時は「家計簿には支出として書かない」のが基本です。
Aさんの例で言うと、
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費口座に入金する
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
これが基本の毎月のお金の流れになりますが、
1.毎月の固定費+生活費の支払いとして25万円をおろす
2.残り5万円のうち3万円を特別費としておうちに持ち帰る
3.残り5万円のうち2万円を貯金口座に入金する
というように、「今月すぐに特別費が必要」という時は、2の特別費の振り分け方を口座に入金ではなく、現金持ち帰りにしていただいてもかまいません。
自宅に持ち帰った「特別費」の家計簿の処理としては
1.毎月の家計簿の残高を持ち帰った金額分増やす
2.使った時に支出として家計簿に記入する
という手順になります。
特別費のお金の作り方&使い方
上記のようなやりくりが面倒、分かりにくいな・・・という時はボーナスや手当がある方向けの方法にはなりますが
1.毎月の給料からは特別費口座には入金しない。全額貯金口座に入れる。
2.ボーナスや手当が出た時に半年分などまとまった金額を特別費口座に入金
3.毎月特別費口座から必要なお金をおろして使う
というようにすると分かりやすいですよ。
わが家は上記のようにしています。
書籍を2冊もご購入いただき本当にありがとうございます!家計管理の考え方の方向性が似ていると言っていただきとても嬉しいです!
特別費のお金の流れを是非マスターして大きなお金に備えられる家計になっていかれてくださいね!
この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
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