バレンタイン・ホワイトデーの費用は何費?家計簿のつけ方
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バレンタインやホワイトデーにかかった費用は、家計簿の何費にすればいいの?
一般的には「交際費」にする方が多いのではないかと思いますが、実は「交際費」という費目は「会計処理の勘定科目」としては大切ですが「家計簿の費目」としてはない方が「お金を貯める効果」がでやすいのです。
ではその代わりに「家計簿」ではどのように管理したらいいかを紹介します。
ですが、会社やお友達、お付き合いの範囲が広くなればなるほどたかがバレンタインやホワイトデーでもたくさんのお金がかかるようになります。
まとまったお金がでることもある費用を「何費」にするか考えるというのは家計簿では大切なことです。
バレンタインやホワイトデーにかかる費用は、「交際費」として扱われることが多い支出です。
しかし、このように仕分けるのは家計簿上はあまりオススメできません。
なぜなら「交際費」は「作らない方がよい費目」と考えているからです。
なぜ「家計簿」に「交際費」を作らない方がよいかというと、「交際費」という費目は該当する支出が非常に分かりにくく、そもそも何を分類していいか分からないという悩みの原因になることが第一の理由として挙げられます。
例えば外食ひとつにしても、友人といったランチは交際費だが、家族で行ったランチは外食費?
バレンタインやホワイトデーにかかる支出も、家族の分は食費?にするが、会社で配るためのものは交際費にすべき?
おうちで子どもが食べるおやつは食費だけど、おうちに子どもの友達が来た時にみんなで食べるおやつは交際費にすべき?
など、そもそも「交際費」という費目があるだけで家計簿の分類がゴチャゴチャとしてきます。
また、毎月交際費は5000円までと予算を決めたところで、「友人とバーベキューを1回したら軽く5000円を超えてしまった」など、たった1回の交際費で予算オーバーになったり、反対に「今月は全くお付き合いがなかった」という理由でゼロ円になってしまう月も出てきます。
このような理由で家計簿の費目として交際費があると家計管理が混乱する原因になりやすいと言えます。
そのため、バレンタインデー・ホワイトデーの費用を家計簿につける際に私のオススメの分類は「娯楽費」または「特別費」です。
少額なちょっとした程度の支出なら「娯楽費」
1度の支出が1万円以上(またはそれに近い支出)になるような高額な支出は「特別費」
で分類すると分かりやすいです。
記入の仕方は以下のようになります。
■2月13日に「特別費費」でバレンタインデー5,000円の支出があり、お財布の残金は28,000円になった。
という意味の家計簿の記入の仕方になります。
ホワイトデーの場合も上記と同様に記入します。
わが家の場合は、バレンタインデーもホワイトデーもそれほど高額にならないので両方「娯楽費」に入れていますが、お付き合いが多い方は「特別費」をオススメします。
余談ですが、最近の女子は「男の子」にもあげるのでしょうが、「友チョコ」として女の子同士で「チョコ交換」をする機会が増えています。
子どもが3人で、全員女の子だと、「友チョコ」の数がものすごいことになります。
1人に2個3個用意すると100個以上作るのは当たり前。手作りとは言え、ラッピングまですると5000円くらいかかるようになってきました。
全部子供だけで作れればいいのですが、まだまだところどころ手伝ったりするので、何を作るかによってはバレンタインの準備に6時間くらいかかることも!
子どもが楽しんでくれているので、もちろん時間がかかるのも費用がかかるのも良いのですが、子どもたちにとってはバレンタインが「年に一度の一大イベント」になりつつあります。
代わりにホワイトデーはパパが会社の方などにお返しさせていただくだけ。あっさりとしたものです。
女子が友チョコばかりで男の子にはほとんどあげないので、男の子はもらえる機会が減ったという子もいるようです。
なかには「男子も友チョコに混ざって!」と女子に言われて、ホワイトデーまでお返しを待つのではなく、バレンタインに男子も「手作りチョコ」を持参して女子と交換する子も。
女子からバレンタインのチョコをもらいたければ男子も手作りチョコ!
昔とはバレンタインやホワイトデーの文化も変わってきていますね。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
一般的には「交際費」にする方が多いのではないかと思いますが、実は「交際費」という費目は「会計処理の勘定科目」としては大切ですが「家計簿の費目」としてはない方が「お金を貯める効果」がでやすいのです。
ではその代わりに「家計簿」ではどのように管理したらいいかを紹介します。
バレンタイン・ホワイトデーにかかる費用
バレンタインやホワイトデーなどは、家族だけのプレゼントですむなら少額で済ませられることもありますよね。ですが、会社やお友達、お付き合いの範囲が広くなればなるほどたかがバレンタインやホワイトデーでもたくさんのお金がかかるようになります。
まとまったお金がでることもある費用を「何費」にするか考えるというのは家計簿では大切なことです。
バレンタインやホワイトデーにかかる費用は、「交際費」として扱われることが多い支出です。
しかし、このように仕分けるのは家計簿上はあまりオススメできません。
なぜなら「交際費」は「作らない方がよい費目」と考えているからです。
なぜ「家計簿」に「交際費」を作らない方がよいかというと、「交際費」という費目は該当する支出が非常に分かりにくく、そもそも何を分類していいか分からないという悩みの原因になることが第一の理由として挙げられます。
例えば外食ひとつにしても、友人といったランチは交際費だが、家族で行ったランチは外食費?
バレンタインやホワイトデーにかかる支出も、家族の分は食費?にするが、会社で配るためのものは交際費にすべき?
おうちで子どもが食べるおやつは食費だけど、おうちに子どもの友達が来た時にみんなで食べるおやつは交際費にすべき?
など、そもそも「交際費」という費目があるだけで家計簿の分類がゴチャゴチャとしてきます。
また、毎月交際費は5000円までと予算を決めたところで、「友人とバーベキューを1回したら軽く5000円を超えてしまった」など、たった1回の交際費で予算オーバーになったり、反対に「今月は全くお付き合いがなかった」という理由でゼロ円になってしまう月も出てきます。
このような理由で家計簿の費目として交際費があると家計管理が混乱する原因になりやすいと言えます。
そのため、バレンタインデー・ホワイトデーの費用を家計簿につける際に私のオススメの分類は「娯楽費」または「特別費」です。
「娯楽費」「特別費」の使い分け
バレンタインやホワイトデーの支出を家計簿につける場合は、少額なちょっとした程度の支出なら「娯楽費」
1度の支出が1万円以上(またはそれに近い支出)になるような高額な支出は「特別費」
で分類すると分かりやすいです。
記入の仕方は以下のようになります。
~〇〇〇〇年度2月分の毎月の家計簿~ | |||||
日付 | 食費 | 娯楽費 | 特別費 | 支出計 | 残高 |
2/13 | バレンタインデー 5,000 | 5,000 | 28,000 |
■2月13日に「特別費費」でバレンタインデー5,000円の支出があり、お財布の残金は28,000円になった。
という意味の家計簿の記入の仕方になります。
ホワイトデーの場合も上記と同様に記入します。
わが家の場合は、バレンタインデーもホワイトデーもそれほど高額にならないので両方「娯楽費」に入れていますが、お付き合いが多い方は「特別費」をオススメします。
余談ですが、最近の女子は「男の子」にもあげるのでしょうが、「友チョコ」として女の子同士で「チョコ交換」をする機会が増えています。
子どもが3人で、全員女の子だと、「友チョコ」の数がものすごいことになります。
1人に2個3個用意すると100個以上作るのは当たり前。手作りとは言え、ラッピングまですると5000円くらいかかるようになってきました。
全部子供だけで作れればいいのですが、まだまだところどころ手伝ったりするので、何を作るかによってはバレンタインの準備に6時間くらいかかることも!
子どもが楽しんでくれているので、もちろん時間がかかるのも費用がかかるのも良いのですが、子どもたちにとってはバレンタインが「年に一度の一大イベント」になりつつあります。
代わりにホワイトデーはパパが会社の方などにお返しさせていただくだけ。あっさりとしたものです。
女子が友チョコばかりで男の子にはほとんどあげないので、男の子はもらえる機会が減ったという子もいるようです。
なかには「男子も友チョコに混ざって!」と女子に言われて、ホワイトデーまでお返しを待つのではなく、バレンタインに男子も「手作りチョコ」を持参して女子と交換する子も。
女子からバレンタインのチョコをもらいたければ男子も手作りチョコ!
昔とはバレンタインやホワイトデーの文化も変わってきていますね。
まとめ
・バレンタインデー・ホワイトデーにかかる支出は少額なら「娯楽費」、1度の支出がまとまった金額になるなら「特別費」で分類することをオススメします。この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
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コメント
コメント一覧 (2)
他の4000円分の買い物があって、バレンタインデー1000円と足して支出計が5000円ということでしょうか?Σ(´□`;)
細かいことが気になって、申し訳ございません
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました^^