2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

年金生活の家計簿。収入が2ヵ月に一度のやりくり、項目やつけ方のコツはありますか

こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容


あき様、いつも お世話になっております。

今回は年金をもらって生活をしている母の家計簿のつけ方で質問です。

年金は2か月に一度振込みされます。振込まれた偶数月の収支は潤ってますが、奇数月の収支はマイナスになります。

年金生活者の家計簿は何か工夫をして記入していけばいいのでしょうか?

年間の収支が合えばそれでいいのですか?

お忙しいところ、すみませんがよろしくお願いします。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「年金生活の家計簿」についてですね。

年金生活の家計簿


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年金生活になると、基本的には2ヵ月に一度収入が入るサイクルになります。

会社員の時は、月に1度だった収入が2ヵ月に1度になることで、家計管理に戸惑う方もいらっしゃることと思います。

今回は、そのような「年金生活の家計簿」の「項目の選び方やつけ方などのコツ」を紹介します。

年金生活の家計簿のつけ方


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年金生活の家計簿のつけ方として、注意していただきたいのは、以下の点です。

1.収入の書き方


年金生活になると、収入のサイクルは基本的には2ヵ月に1度になります。

多くの支払いが月に1度であるのに対し、収入が2ヵ月に一度になるので、どのように家計簿につければいいか迷う方も多いのですが、家計簿の収入の書き方は「収入があった月の金額をそのままその月の収入として記入する」という方法が簡単です。

収入が2ヵ月に一度なので、半分に分けて収入を書いた方がいいのではないか、支出を2ヵ月分をまとめて家計簿をつけた方がいいのではないか、など迷ってしまうこともあると思いますが、このような家計簿のつけ方をすると、集計や予算だてが複雑になることが予測されます。

従って、のちのちの予算管理や集計の簡単さから「入ってきたときに入ってきた月の収入として家計簿につける」という方法をオススメしています。


2.収支の書き方


年金生活になると収入が2ヵ月に一度になりますから、収支も月に一度収入がある場合とは異なります。

例えば、2月は2ヵ月分の年金が支給されたので、収入が40万円あった。

しかし、3月は年金がなかったので収入がゼロになった。

このような時に、2月は収支が黒字22万円になるが、3月は赤字18万円になってしまうというような収支の波が起こるようになります。

このような収支の波があると、家計管理に戸惑ってしまう方も見られますが、年金生活の家計簿は「2ヵ月の収支が一つの単位」として考えましょう。

例えば、上記の例であれば、2月の収支は+22万円、3月の収支は-18万円なので、22万円+(-18万円)=4万円として、+4万円が2ヵ月の家計簿の収支となります。

月単位の黒字や赤字に振り回されるのではなく、まずは2ヵ月ごとの収支に着目し、最終的には1年単位の収支に着目していけるように、家計簿の収支の見方を変えましょう。


3.その他、年金生活の家計簿で気をつけること


年金生活の家計簿になった場合に、特に気をつけていただきたいのは、収入の波に支出も引っ張られてしまうことです。

例えば、年金の支給があった2月はお金がたくさんあるからと使いすぎ、3月は収入がないために生活費が足りなくなってしまい、はらうべきものも払えなくなってしまう。

家計管理が上手にできない高齢者の方は、どうしてもこのようなやりくりになりやすいので、注意が必要です。

収入が2ヵ月に一度になることで、「月にいくら使っていいか」が分からなくならないように家計簿をつける工夫をしましょう。


年金生活者の家計を上手に管理するには


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年金生活になり、収入のサイクルが基本的に2ヵ月に一度になった場合は、まず「月にいくらまでなら使っていいか」をはっきりさせておきましょう。

例えば2ヵ月に一度40万円の支給があるとしたら、1ヵ月に使えるお金の上限は20万円と考えて生活します。

家計簿をつける時に特に気をつけた方がいいのは、「収支が今月黒字だったか赤字だった」ではなく、「今月使う予定以下のお金で生活できているか」ということです。

例えば月20万円を限度額として考えるなら、月18万円は使うお金、月1万円は特別費に入金、月1万円は貯金するお金というように、2ヵ月に1度の収入を1ヵ月に直して振り分けをしっかり考えておきましょう。

昨今は、人生100年時代と言われ、老後の生活が長くなる傾向がありますので、老後の生活が長期化した場合でも困らないような家計管理を工夫しましょう。

なお、家計簿のつけ方は、十人十色、千差万別です。

長年家計簿についてお伝えしてきた経験から、私は上記のように家計簿をつけることをオススメしますが、基本的にはご自分がやりやすい方法に自由にアレンジしていただいて構いません。参考になれば幸いです。

家計簿がつけられない高齢者の方は、ご家族の方が月に1度「貯金簿」を作成するような家計管理もオススメできます。


関連記事


合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■その他の家計簿のつけ方について



■老後の家計簿について

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. えみこ
    • February 19, 2019 14:07
    • アドバイスいつもありがとうございます。
      もやもやがすっきりしました。
      いつも通りの記入方法をして、月にこのくらいは使えるという事を伝えて生活していきたいと思います。
      私自身、年金生活者になった時にもこのように管理していきたいです。
      ありがとうございました。
    • 2. あき
    • February 25, 2019 13:59
    • えみこさんコメントありがとうございます!
      年金生活になると収入が急に2カ月に一度などになるので、どう計画を立てていいかとまどうこともありますよね。
      大切なのは「月にいくらまでなら使っていいのか」を把握できる家計簿にしておくことです(#^^#)
      またいつでもご利用ください!こちらこそありがとうございました^^
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