2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

月収23万円台の家計簿公開!夫婦別財布の家計の収支は?

ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして。最近あき様のページにたどりつき、拝見させていただいています。
3、7歳の子を持つ者です。お聞きしたいことがあり送らせていただきます。

現状:
お金の管理が2の次3の次の毎日で、赤字にならないのをいいことにだらだらとやってきました。
しかし、子供も成長してきて、習い事を増やしたいという事情や、妻(私)の労働時間を減らしたいが、収入がどの程度減ってもいいのかということが心配になり、真剣に家計の管理をしたいと思うようになりました(遅いですが)。

夫は夫の給料を自分で管理しています。年間の決まった貯金額を貯めてもらうほか、家賃、車検、生命保険、自分の外食、小遣い等を出しています。
妻は保育料・学童代・習い事など子供関連、光熱費生活費等、夫が出す以外を出しています。
妻は月給を使い切り、ボーナスから年間費を引いたものが貯金となりますが、年によってぶれが大きいです。

質問:
1.夫の収支は知り得ないので、それを除いて、自分が把握できるものだけで家計簿をつけるのでOKでしょうか。(貯金がほぼない家計になります)

2.上の子だけで17000/月の習い事の支出があります。
4月が近づいてきて、下の子も同じようにやりたがったり、上の子ももっとやりたいというものがありますが、家計に占める習い事費が高くなりすぎるのではと心配しています。
割合の目安のようなものはあるのでしょうか。
習い事の費用は妻から支出予定です。

とりとめのない文章ですみません。
大体の妻の収支は下記の通りです。まだまだあきさんのブログを読み込めていないのですが、引き続き勉強させていただきたいですm(_ _)m

給料      230000
光熱費とガソリン 29000
携帯        3500
保育学童     64000
食費       60000
日用品       2000
医療費      10000
小遣いランチ含  22000
習い事      17000
(あと2万円は使途不明、おそらく書籍等です)

賞与 年間90万
保険 100000
帰省 100000
冠婚 100000
衣類  50000
教材等 30000
残り貯金


「家計診断」についてですね。

質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
全体的な感想について

まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます!
年間収支は?

収入366万円
支出314万円

収支は年間約52万円の黒字の予定ということですね。

年間で支払っている保険がもしかしたら貯蓄性のあるものかもしれません。
家計のやりくりはどうする?

質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです!
1.月の家計を見てみよう!

質問者様の月の家計を見てみましょう。

光熱費とガソリン 29000
携帯        3500
保育学童     64000
食費       60000
日用品       2000
医療費      10000
小遣いランチ含  22000
習い事      17000
(あと2万円は使途不明、おそらく書籍等です)

合計 23万円

ここまでが毎月かかると想定される支出のようです。

使途不明金があるということなので、月の給料はほぼ全額使ってしまっている状況かと思います。
2.特別費は?

賞与 年間90万
保険 100000
帰省 100000
冠婚 100000
衣類  50000
教材等 30000
残り貯金

合計38万円

給与90万円にたいして38万円ほど特別費があるということですね。

貯蓄は保険もあるかもしれませんが、ひとまずボーナスの残りと考えると年間52万円ほどということになります。

冠婚葬祭の費用が多いなという印象ですが、ご年齢が分かりませんので判断できません。
親戚づきあいの多い方であったり、年齢的に結婚ラッシュが続くような若い世代の方か、逆にお見送りが多くなる40代以降の方なのかというところです。いずれにせよ冠婚葬祭が必要な時期なのかもしれません。

旅行などの費用が入っていませんが、もしさらに費用を負担しているとしても、だいたい合計40万円にはおさまるように計画しましょう。
3.月の家計を見直してみよう!

質問者様の月の家計では、まず不明金をなくすようなやりくりを検討することから始めましょう。

ご夫婦ともに働いていて、さらに保育料の高さから考えると、ご主人の収入も高いのではないかと思います。

ですから、収入が高いがゆえにお金に対して無頓着でもなんとかなってきたのではないかと推測いたします。

このような家計を変えるために家計簿をつけましょうと言いたいところではありますが、共働き世帯の方というのはあまり家計管理に対して興味がない場合もあります。

家計簿をつけるなんてもってのほか!ということもありますので、家計簿をつけてもいいですが、袋分けでもよいでしょう。

⇒家計簿が苦手な人にオススメ!「ズボラ袋分け家計管理」でお金を貯める

光熱費とガソリン 29000
携帯        3500
保育学童     64000
食費       60000
日用品       2000
医療費      10000
小遣いランチ含  22000
習い事      17000
(あと2万円は使途不明、おそらく書籍等です)

合計 23万円

こちらの家計のうち、まずは光熱費とガソリン、医療費、小遣いランチを見直してみましょう。

光熱費とガソリンはどれだけ節約可能なのかはわかりませんが、できる範囲で取り組んでみてください。

医療費、小遣いランチについては、減らすというよりは複合的に考えるとよいのではないかと思います。

医療費ももしかしたら持病がおありなのかもしれませんが、ないのであれば、月1万円は予算として確保しておきたい金額ではあるものの実際には余る月もある可能性があります。

また、地域によってお子さんにも医療費がかかる場合と、この年齢のお子さんでしたら医療費がかからない地域があります。

もし奥様の医療費だけ負担しているということなら、医療費、小遣い、その他不明金含め月4万円などとし、これは袋に入れずに別財布にして持ち歩くと上手に管理できます。

⇒財布を分ける方法!

今できるオススメの配分としては

光熱費とガソリン 29000
携帯        3500
保育学童     64000
食費       60000
日用品       2000
小遣いランチ含  40000(医療費不明金含む)
習い事      17000
(あと2万円は使途不明、おそらく書籍等です)

合計 約21.5万円

こうすることによって不明金なく管理することができるようになりますので、少なくとも月1.5万円は貯金をふやすことができます。

年間18万円ほど貯金がふやせます。
4.習い事にはいくらまで?

習い事にいくらまでなら使っていいか悩んでいるということですが、習い事費で家計が困らないようにするコツは、月収を超えない範囲でやるということです。

習い事を増やすことで毎月のお金が足りなくなり、ボーナスや手当で何とか支払うようになってしまう家計は赤信号です。

⇒子どもの習い事費は月いくらまで?家計を赤字にしない決め方のコツは?

現状の家計のままの場合は、月あと1万円までならふやしても何とかなるという範囲です(もちろんその分貯蓄は減ります)。

ただ、現在かかっている高額な保育料が、10月以降減るということなら、減った分の一部を習い事に回し、さらに余っている部分については収入を減らしてもよい範囲と考えてもよいでしょう。
5.夫婦別財布の場合の家計簿

家計簿が苦手な場合では袋分けでもOK!と上記でご紹介いたしましたが、もし家計簿に取り組んでくださる場合は、ご自分の収入の分だけでOKです。

⇒共働きの家計簿。夫婦別財布でお金を管理!生活費の計画のコツは?

貯金がほとんどない家計になってしまうということですが、現状の収入であれば年間で最低でも50万円は貯金ができそうです。

だいたいそれくらいは貯金ができるような計画を立ててみることをオススメします!
まとめ

上記のプランでは、支出合計は298万円。年間68万円貯めるプランをご提案いたしました。

習い事を追加しても、収入が減ってもこの合計金額以下でつり合いがとれるくらいを維持できると今後も安心なのではないかと思います!
この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の4冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる! 「ズボラ家計管理」トレーニング」
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. みるきー
    • April 07, 2019 20:02
    • あきさんご回答ありがとうございます!お忙しい中ご対応頂いたのにお礼が遅くなりすみません。
      毎月の固定費が増えることをどう考えればよいか迷っていましたが、月の家計から出せる範囲であって、ボーナスでまかなうようになるとまずいという指針の中で検討できそうで、安心しました。
      光熱費、ご相談を送った後、ブログを読んで見直してみました。
      水道は減らなそうですが、電気もガスもプランを変え、格安SIMだった携帯も更に1000円安くなりました。
      夫婦は40前後なので、冠婚葬祭は多い上、二人とも遠方出身なので一度の行事で4人移動するだけで10万円近く飛んでしまいます。
      そうした特別費も、相談をお送りした後きちんと書き出すと昨年結婚式お葬式法事各1回で40万円強(ご祝儀お香典衣装等含み)ありました・・・。報告が適当ですみません。
      ですので、それらあわせて賞与からの支出を40万円に収めるというのが実際は難しいのかもしれませんが、もちろんこんな年ばかりではないと思いますし、頂いたアドバイスのように毎月の使い方を改善して、そちらへの備えに充てられたらと思っています。
      家計簿にはむしろ憧れがあり、何度も挑戦しましたが続いたことがありませんでした。が、すでに2回、年間の家計簿への転記ができて驚いています(ただし集計が甘くまだまだ訓練が必要そうです)。
      アドバイスにありました「不明金をなくす」道筋になりそうです!
      医療費は持病と、子供も定期的に遠方通院があり、コンスタントに約1万円かかりますので、別のままでもいいのでしょうか?
      小遣い不明金含め別財布にするというのは管理が苦手な私にもやれそうでさっそく試してみます。
      家計簿をつけてみたら、把握漏れに気づいたり、相談後発生した子供の矯正費用(+毎月メンテナンス要)等が出てきてしまいましたが、もう一度年間予算と、月の余るお金を考えて見ます。
      少し収入が減っても子供との時間を優先したいと思って相談しましたが、半年後、保育料の安くなるタイミングを目指して、家計管理をよりどころに考えていけば迷いが減りそうと感じてきました。
      本当にありがとうございます。長々とすみませんでした。今後ともよろしくお願いいたします!
    • 2. あき
    • April 18, 2019 17:04
    • みるきーさんコメントありがとうございます!
      いろいろとさっそく見直しをされているようで何よりです!
      医療費は毎月コンスタントにかかるということでしたら費目として確保しておいた方がよいですよ。
      家計管理は先のことが見通せないと迷いが出ますよね。
      しかし先のことが少しでも見えるようになると、大きな不安がなくなるものです。
      こちらこそこの度はご利用ありがとうございました!またのご利用をお待ちしております。
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