2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

両親と同居の生活費分担額は?食費と日用品が月10万円は高すぎる?

ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容


今回1ヶ月過ごしてみて主人とふと食費+日用品にかかる費用が高い気がすると思い今回ご相談させて頂きます。

私達
世帯年収(手取り)432万円
両親
世帯年収(話しの流れから推測)630万円
私達+両親年間収入合計 1,062万円

家賃(ネット、水光熱費、駐車場込み)
年間78万円(156万円)

食品+日用品 年間60万円(120万円)

同居を始めるまでは食費+日用品 年間36万円程でした。

両親世代にはそれなりの出費があろうとは思いますが、年収432万円と630万円の世帯が同じ固定費年間138万円を支払うのは妥当なのか主人と疑問に思い始めましたので、ご相談させて頂きました。

ちなみになのですが、主人は週5日お弁当お茶等持って行きますが朝食 夕食はほとんど休みの日以外食べません。(深夜3、4時帰宅の為)
父は週末しか帰ってこない為平日の食事はほぼ私と母のみです。

エンゲル計数が高めなのでは?と思うところもあるので、ご指導頂ければ幸いです。()内の金額は二世帯の合計です。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

ブログへのご訪問もありがとうございます。

「両親と同居時の生活費負担」についてですね。

両親と同居時の生活費負担



質問者様は、ご両親と同居中で、月に11.5万円、年間138万円の生活費を分担しているということですね。

しかし、ご両親とは収入が全く違う。それなのに負担額は全く同じ。しかもその負担額がやや多すぎるのでは?という気がするということと推測します。

食費の平均は?



総務省統計局の家計調査によると、二人以上世帯のひと月の食費は75,783円です。

内訳は、

穀類 5,734円
魚介類 5,928円
肉類 7,422円
乳卵類 3,654円
野菜・海藻 8,153円
果物 2,938円
油脂・調味料 3,525円
菓子類 6,873円
調理食品 9,978円
飲料 4,079円
酒類 2,743円
外食 14,757円

となります。

家計簿で食費として該当する支出は各家庭によりさまざまですが、少なくとも外食 14,757円(給食費含む)を除くと61,026円となります。

世帯人数の平均は2.98人。つまり、世帯構成員ひとりにつき食費の平均は20,478円です。

参考引用:家計調査(二人以上の世帯)2019年(平成31年)1月分(http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html)

日用品の平均は?



総務省統計局の家計調査によると、二人以上世帯のひと月の家具・家事用品費は10,455円です。

内訳は、

家庭用耐久財3,338円
室内装備・装飾品567円
寝具類946円
家事雑貨2,442円
家事用消耗品2,497円
家事サービス664円

となります。

一般的に家計簿で日用品としてつけるものは家事雑貨2,442円、家事用消耗品2,497円を足した4,939円と考えられます。

参考引用:家計調査(二人以上の世帯)2019年(平成31年)1月分(http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html)

同居世帯の食費と日用品費



質問者様はご両親と同居されているということで、4人家族と考えると食費については月8万円程度までなら平均と比べそれほど高いとは言えないということになります。

また、日用品についてもオムツのお子さんがいらっしゃらないと考えますと、月5000円程度まででしたら高いとは言えないということになります。

したがって、食費+日用品費で月85,000円。年間1,020,000円程度が平均的な食費+日用品費の合計と言えます。

質問者様のご家庭では現状では年間1,200,000円かかっているということですからやや高めと言えます。

月15,000円ほど節約できると平均的と言えます。

また、平日はほぼお母様と質問者様の二人分しかないと考えると、さらにもう少し節約できてもよいと考えられます。

家賃については、各ご家庭のお住まいの地域などによりますので、最低限かかる費用以上の負担がないか調べてみるとよいでしょう。

この記事を書いた人

あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の4冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる! 「ズボラ家計管理」トレーニング」

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. YUMI
    • May 13, 2019 01:25
    • この度も丁寧に回答頂きありがとうございます。
      その後母とも話し合い相談直後のお給料で食費+日用品で各4万円ずつ出しあい次月に持ち越せる程でやりくり出来ました。思い切りも大切ですね。相談させて頂いてとても良かったです。
      我が家の場合二世帯?で子供がいない状況ですが、現状月に7~8万円の生活費がストレスも無く余裕を持てると、実感出来た為良い勉強になりました。願わくばもう少し減らしたい所ではありますが、それは次のステップと捉え生かす出費に変えていきたいと思います。
      いつも本当にありがとうございます。
    • 2. あき
    • May 14, 2019 08:16
    • YUMIさんコメントありがとうございます。
      ご両親とも話し合いができ、家計がよりよく改善されたとのこと何よりです!
      ストレスなく回せる金額をしっかり確保しながら家計を管理できるようになると本当に気持ちが楽になりますよね。
      今後もますます家計が軌道にのっていかれますように。
      またいつでもご利用くださいね。
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