電気代節約の基本!3LDK、20Aでもブレーカーは落ちない!契約アンペアを見直して基本料金を節約しよう。
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電気代の節約するために「契約アンペア」を下げたい方も多いのではないでしょうか?
とはいえ契約アンペアを下げたら毎日ブレーカーが落ちてしまう…なんてことになっては生活が不便ですよね。
ここでは契約アンペアを40Aから20Aに下げてもブレーカーが落ちない「わが家の節電生活のコツ」を紹介します。
電気代の基本料金を見直すことは節電の基本ですから、電気代を節約するにはまずここから始めてみてくださいね!
各電力会社によって電気料金の明細は異なりますので、契約している電力会社の利用明細を確認してくださいね。
なお、東京電力の電気料金の利用明細の電気料金の内訳は、以下のようになっています。
■参考:「電気ご使用量のお知らせ」の読み方(東京電力)
■参考:燃料費調整制度とは(東京電力)
■参考:再生可能エネルギー発電促進賦課金単価(東京電力)
毎月561.6円の節約になりますから、1年では6739.2円の節約になります。
1年では大した節約額にならないような気がしますが、10年では67,392円、20年では134,784円の節約と考えると金額が大きいですよね!
契約アンペアを見直すだけで、基本料金が節約できます。
長い目で見ると決して馬鹿にすることのできない金額の節約が可能になりますので、電気代を節約するならぜひ契約アンペアの見直しから始めてみてくださいね。
やみくもに契約アンペアを少なくしてブレーカーが毎日落ちてしまっては本当に不便ですよね。
そんな時は、同じく東京電力でわが家のアンペアチェックというものがありますので、一度やってみることをオススメします!
■参考:わが家のアンペアチェック(東京電力)
エアコンやテレビが何台あるかなどをプルダウンメニューから選択し、シミュレーションスタートと押すとシミュレーション結果が表示されます。
こちらのシミュレーションを利用する際のコツは「所有している家電すべてをチェックしない」ことです。
よく読むと書いてありますが、「所有している家電の数」ではなく「一番同時に稼働する可能性のある家電をチェックする」のがこちらのシミュレーションの意図です。
所有している家電をすべてチェックしてしまうと、とんでもないアンペア数になってしまいますから注意してくださいね。
年に数回程度は時々ブレーカーが落ちますが、毎日のようにブレーカーが落ちてしまうということはまず皆無です。
■20Aで契約しているわが家のある1年間の電気料金を公開!
2019年2月の総務省統計局による「家計調査結果(※4)」によれば、電気代の平均額は14,333円(世帯人数2.98人)。
年間の電気代は171,996円ですから、世帯人数2.98人の電気代よりも5人家族のわが家の電気代は平均の半分以下となります。
■出典:「家計調査結果」(総務省統計局)(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html)
わが家の場合は、夫婦二人暮らしの時は電気代が月に1800円という月もありましたので、5人家族になり子どもたちもそれぞれ大きくなりましたので、これでも相当に電気代が上がってしまったんです…。
■参考:わが家の夫婦二人暮らし時代の電気代については以下の記事で紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2996260
20Aでもブレーカーを落とさず生活するにはコツは大きく分けて三つあります。
電気代が大きくかかる家電は何かというと、「エアコン」「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」「ドライヤー」「電子レンジ」などがあげられます。
このような家電を複数同時に使えば当然消費電力量は上がりますのでブレーカーも落ちやすくなります。
各部屋にエアコンがついているようなご家庭では、同時に複数のエアコンをつけると当然20Aではブレーカーが落ちてしまいます。
わが家ではエアコンは3LDKでも1台のみ。テレビも1台のみとそもそも利用する家電を絞っています。
年間の電気料金としては大したことはないものの、瞬間的に使うと大きく電力を消費する家電というものがあります。
例えば「ドライヤー」「電子レンジ」「食器洗い乾燥機」「掃除機」などです。
これらの家電はひとつひとつの瞬間的な電力消費が大きいので、複数を同時に使うと当然ブレーカーは落ちます。これらの家電は極力同時に使わず時間差で使います。
家電というものは、使い始めが一番電力を消費します。その後安定稼働に入るとぐっと電力消費は減るというのが通常の家電のセオリーです。
特に最近の家電は省エネ型が増えていますので、いきなりいろいろな家電を一気に使わず、一つの家電が安定稼働に入ったころを見計らって次の家電を稼働させるようにすればブレーカーは落ちずにすみますよ!
契約アンペアを見直したい時には、契約している電力会社にまず問い合わせましょう。
各電力会社でカスタマーサービスの電話番号が記載されていますから、そちらに問い合わせて「契約アンペアを下げたい」と連絡すればOKです!
わが家でも引っ越し当日にまずお願いしたのは契約アンペアを下げることでした。
ただし、工事などの都合もありますから、一度契約アンペアを下げて数日ですぐに「やっぱり上げたいです」というような作業はすぐには引き受けてくれない場合もあります(わが家でも「どうしてもというならば1週間程度でも変更できますが、通常は年に1回程度にしてもらっています」と説明されました)。
わが家の場合は幸いにして10年以上20Aでも問題ありませんが、契約を変更する場合は今一度どれくらいの契約アンペアが適切なのか考えてからにしましょう。
契約アンペアを見直すだけで月に数百円、10年にすると数万円の電気代の節約が見込めるので電気代の節約になりますよ!
電気代は家電の台数などによって大きく左右されますから、より少ない家電を効率的に利用することで全体的な電力消費量を無理なく落とすと不便な生活をしなくても電気代を節約できるのでオススメです。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4025
とはいえ契約アンペアを下げたら毎日ブレーカーが落ちてしまう…なんてことになっては生活が不便ですよね。
ここでは契約アンペアを40Aから20Aに下げてもブレーカーが落ちない「わが家の節電生活のコツ」を紹介します。
電気代の基本料金を見直すことは節電の基本ですから、電気代を節約するにはまずここから始めてみてくださいね!
電気料金の仕組み
電気料金について考える前に、まず電気料金の仕組みについてまず理解しておきましょう!各電力会社によって電気料金の明細は異なりますので、契約している電力会社の利用明細を確認してくださいね。
なお、東京電力の電気料金の利用明細の電気料金の内訳は、以下のようになっています。
基本料金 | 契約アンペアに対する基本料金(※1) |
---|---|
1段料金 | 120kwhまで19円52銭 |
2段料金 | 300kwhまで26円00銭 |
3段料金 | 300kwh以上30円02銭 |
燃料費調整 | 火力燃料の価格変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整される料金。(※2) |
再エネ発電賦課金 | 再生可能エネルギーの買取りに要する費用。全国一律の単価で電気の使用量に応じて負担する料金。(※3) |
口座振替割引 | 口座振替で支払っている場合に該当。東京電力では54円〔税込〕割引き。 |
※1 契約アンペアに対する基本料金
東京電力では、契約アンペアによっての基本料金が以下のように設定されています。10A | 280.80円 |
---|---|
15A | 421.20円 |
20A | 561.60円 |
30A | 842.40円 |
40A | 1123.20円 |
50A | 1404.00円 |
60A | 1684.80円 |
■参考:「電気ご使用量のお知らせ」の読み方(東京電力)
※2 燃料費調整
東京電力では燃料費調整が毎月加算されます。燃料費調整額については時にはマイナスになることもあります。■参考:燃料費調整制度とは(東京電力)
※3 再エネ発電賦課金
毎月の電気料金には再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。■参考:再生可能エネルギー発電促進賦課金単価(東京電力)
わが家の電気料金の明細
ちなみに、わが家の電気料金の明細は以下のように届いていますよ!契約アンペアを下げるとどれくらい節約になる?
上記の東京電力の例でいうと、契約アンペアを40Aから20Aに下げると、基本料金が1123.20円から561.60円になります。毎月561.6円の節約になりますから、1年では6739.2円の節約になります。
1年では大した節約額にならないような気がしますが、10年では67,392円、20年では134,784円の節約と考えると金額が大きいですよね!
契約アンペアを見直すだけで、基本料金が節約できます。
長い目で見ると決して馬鹿にすることのできない金額の節約が可能になりますので、電気代を節約するならぜひ契約アンペアの見直しから始めてみてくださいね。
契約アンペアの選び方
契約アンペアを下げることで、基本料金が節約できますが、わが家の場合はどれくらいのアンペアで契約すればいいの?と疑問になる方も多いのではないでしょうか。やみくもに契約アンペアを少なくしてブレーカーが毎日落ちてしまっては本当に不便ですよね。
そんな時は、同じく東京電力でわが家のアンペアチェックというものがありますので、一度やってみることをオススメします!
■参考:わが家のアンペアチェック(東京電力)
エアコンやテレビが何台あるかなどをプルダウンメニューから選択し、シミュレーションスタートと押すとシミュレーション結果が表示されます。
こちらのシミュレーションを利用する際のコツは「所有している家電すべてをチェックしない」ことです。
よく読むと書いてありますが、「所有している家電の数」ではなく「一番同時に稼働する可能性のある家電をチェックする」のがこちらのシミュレーションの意図です。
所有している家電をすべてチェックしてしまうと、とんでもないアンペア数になってしまいますから注意してくださいね。
電気代の平均とわが家の電気代
ちなみになのですが、わが家の電気料金の契約アンペアは20Aです。5人家族で3LDKですが、20Aでブレーカーが落ちて困るということはほとんどありません。年に数回程度は時々ブレーカーが落ちますが、毎日のようにブレーカーが落ちてしまうということはまず皆無です。
■20Aで契約しているわが家のある1年間の電気料金を公開!
4月 | 7512円 |
---|---|
5月 | 6089円 |
6月 | 5929円 |
7月 | 4675円 |
8月 | 3838円 |
9月 | 4512円 |
10月 | 6885円 |
11月 | 6244円 |
12月 | 6129円 |
1月 | 3487円 |
2月 | 4695円 |
3月 | 5030円 |
合計 | 65025円 |
2019年2月の総務省統計局による「家計調査結果(※4)」によれば、電気代の平均額は14,333円(世帯人数2.98人)。
年間の電気代は171,996円ですから、世帯人数2.98人の電気代よりも5人家族のわが家の電気代は平均の半分以下となります。
■出典:「家計調査結果」(総務省統計局)(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html)
わが家の場合は、夫婦二人暮らしの時は電気代が月に1800円という月もありましたので、5人家族になり子どもたちもそれぞれ大きくなりましたので、これでも相当に電気代が上がってしまったんです…。
■参考:わが家の夫婦二人暮らし時代の電気代については以下の記事で紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2996260
20Aでもブレーカーを落とさず生活するコツ
20Aでもブレーカーを落とさず生活するにはコツは大きく分けて三つあります。
電気代を大きく消費する大物家電を極力複数持たない、使わない
一つ目のコツは「電気代を大きく消費する大物家電を極力複数持たない、使わないこと」です。電気代が大きくかかる家電は何かというと、「エアコン」「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」「ドライヤー」「電子レンジ」などがあげられます。
このような家電を複数同時に使えば当然消費電力量は上がりますのでブレーカーも落ちやすくなります。
各部屋にエアコンがついているようなご家庭では、同時に複数のエアコンをつけると当然20Aではブレーカーが落ちてしまいます。
わが家ではエアコンは3LDKでも1台のみ。テレビも1台のみとそもそも利用する家電を絞っています。
消費電力量の大きい家電を同時に使わないこと
二つ目のコツは「消費電力量の大きい家電を同時に使わないこと」です。年間の電気料金としては大したことはないものの、瞬間的に使うと大きく電力を消費する家電というものがあります。
例えば「ドライヤー」「電子レンジ」「食器洗い乾燥機」「掃除機」などです。
これらの家電はひとつひとつの瞬間的な電力消費が大きいので、複数を同時に使うと当然ブレーカーは落ちます。これらの家電は極力同時に使わず時間差で使います。
消費電力量が安定したころを見計らって使う
三つ目のコツは「消費電力量が安定したころを見計らって使う」です。家電というものは、使い始めが一番電力を消費します。その後安定稼働に入るとぐっと電力消費は減るというのが通常の家電のセオリーです。
特に最近の家電は省エネ型が増えていますので、いきなりいろいろな家電を一気に使わず、一つの家電が安定稼働に入ったころを見計らって次の家電を稼働させるようにすればブレーカーは落ちずにすみますよ!
契約アンペアを見直したい時は
契約アンペアを見直したい時には、契約している電力会社にまず問い合わせましょう。
各電力会社でカスタマーサービスの電話番号が記載されていますから、そちらに問い合わせて「契約アンペアを下げたい」と連絡すればOKです!
わが家でも引っ越し当日にまずお願いしたのは契約アンペアを下げることでした。
ただし、工事などの都合もありますから、一度契約アンペアを下げて数日ですぐに「やっぱり上げたいです」というような作業はすぐには引き受けてくれない場合もあります(わが家でも「どうしてもというならば1週間程度でも変更できますが、通常は年に1回程度にしてもらっています」と説明されました)。
わが家の場合は幸いにして10年以上20Aでも問題ありませんが、契約を変更する場合は今一度どれくらいの契約アンペアが適切なのか考えてからにしましょう。
電気代を契約アンペアから節約する方法まとめ
電気代の節約を考えるなら、まずは契約アンペアの見直しから始めることをオススメします。契約アンペアを見直すだけで月に数百円、10年にすると数万円の電気代の節約が見込めるので電気代の節約になりますよ!
電気代は家電の台数などによって大きく左右されますから、より少ない家電を効率的に利用することで全体的な電力消費量を無理なく落とすと不便な生活をしなくても電気代を節約できるのでオススメです。
関連記事
■固定費を見直して節約する方法については以下の記事にまとめて紹介しています。https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4025
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