通帳・口座の使い分け法

貯金口座の作り方!貯金口座を他の口座と分ける意味とは?

貯金口座イメージ画像

貯金口座を生活費口座と分けるのは通帳口座の管理方法の基本です。

特に貯金口座については他の口座と分けて管理することを強くオススメします。

貯金口座を上手に使い分けて、効率よくお金が貯められる仕組みを作りましょう!

家計簿歴15年以上、家計簿&家計管理アドバイザーとして1000件以上のご相談をお引き受けしてきた経験から、お金が貯まる貯金口座の作り方を紹介します。

貯金口座の作り方

貯金口座貯金口座

貯金口座を作りたいと思っても、どの銀行につくればいいの?と迷ってしまうこともありますよね。

貯金口座とは「貯金専用の通帳口座」です。

これから「お金が貯まり続ける口座」になりますから、慎重に選びましょう。

貯金口座の作り方の基本は以下の3つです。

1)引き落としが一切かからない口座を選ぶ

2)貯金口座は基本的に入金専用のため、容易に入金が可能な銀行を選ぶ

3)できれば金利が良い銀行を選ぶ

1)引き落としが一切かからない口座を選ぶ

貯金口座はこれから「貯金を貯めていく通帳口座」です。

貯金口座は「貯める口座」ですので、一切引き落としがかからない口座を選ぶことが貯金口座を作る最大のポイントです。

貯金口座はクレジットカードの引き落としや、住宅ローンなどの支払いをするための口座とは分けましょう。

ちょっとくらい別にいいんじゃない?と軽視する方も多いのですが、貯める口座に引き落としがかかっていると貯まったと思ってもいつの間にかなくなるということを繰り返し、貯める効果が半減してしまいますので注意が必要です。

2)貯金口座は基本的に入金専用のため、容易に入金が可能な銀行を選ぶ

貯金口座は「現金を貯めておく口座」です。貯金口座にお金を移すときに手間のかからない口座を選びましょう。

例えば貯金口座が車で移動しないと入金できないような場所にあると、入金をしに行くのが面倒になります。

ネット銀行でも構いませんが、「ネット銀行にログインしてお金を移動させる一連の手続きが面倒くさい」と思うタイプの方には向いていません。

3)できれば金利が良い銀行を選ぶ

貯金口座は、比較的「長期的にお金を預ける口座」です。入金したまま長期間ほったらかしにしておくことも多い口座ですので、できれば金利が良い銀行を選ぶとよいでしょう。

しかし、今は低金利の時代ですから、目先の金利に目がくらみ交通費をかけて移動しないといけないような遠い場所に銀行口座を開設してしまうと本末転倒になります。

金利については利便性の次に重視するという優先順位のつけ方の方がうまく運用できます。

ちなみに、わが家の場合は「貯金口座」は「ゆうちょ銀行」です。

ゆうちょ銀行の金利は現在全く高くありませんが、そもそも銀行口座でお金を増やそうとは考えておらず、歩いても行ける場所にあることを重視して開設しています。

わが家の場合は、増やす口座は投資口座に任せています。

■参考:銀行口座の選び方については以下の記事で紹介しています。

通帳、口座管理
銀行口座の選び方!金利で選ぶ?それとも便利さで選ぶ?当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします! ※その他免責事項をお読みください。 今回の...

貯金口座を作る意味


効率よく貯金をしたいなら貯金口座を作ることが家計管理の基本です。

しかし、なぜ貯金口座をつくることが効率よく貯金をすることにつながるのでしょうか?

貯金口座を持つことにどんな意味があるのでしょうか?

答えは簡単です。それは「貯金」「使ってもいいお金を混同しないため」です。

例えば通帳に50万円が入っているとします。

生活費と貯金が一緒になっていると、そこから家賃が引かれ、必要な生活費を引き出し…というようにお金の出し入れをしているうちに、純粋な貯金額が分からなくなってしまうのです。

また、来月も大きな支払いもあるし…などと考えていると、残ったお金のうちいくらが「貯金」で、いくらが「使ってもいいお金」なのかますます混乱してしまいます。

そのような混乱こそお金が貯まらない原因なのです。

通帳をみるだけで「今月はあといくら使えるな」「今貯まっている貯金はいくらだな」ということがスッと理解できる仕組みを作っておくこと。

これが貯金口座を持つ意味です。

上記の例ですと、生活費口座に入っている50万円のうち20万円を貯金口座に移すことで、「今月つかってもいい生活費は30万円まで」「わが家の貯金は20万円ある」というように、通帳の残高をみるだけで理解できるようになります。

貯金口座の使い方


貯金口座を開設したら、今後は貯金はこの「貯金口座のみに入金」するようにしましょう。

毎月の先取り貯金や、やりくりした後に残った余剰金、ボーナスや手当など、貯金ができるタイミングで「貯金口座」に入金します。

貯金口座に一度入金したお金は「車、マイホーム、教育費、老後、もしもの時」以外は1円たりともおろさないお金です。

たくさん貯金口座に入金しても、あとから「旅行に行くから」「家電を買い替えないといけなくなったから」と気軽に引き出してしまうようでは貯まりません。

また、貯まったと思ったらなくなるということを繰り返し、いつまでたっても貯金額が増えないということにもなりやすいのです。

貯金口座を持っているのに、お金が貯まらないという方は、だいたい何かと理由をつけて一度貯金したお金を気軽に崩してしまう傾向があります。

一度この口座に入れたお金は気軽におろさないと決めましょう。

貯金口座の貯め方


また、貯金口座を作成したら、実際に貯金口座にお金を入金する仕組みを作ることが大切です。

例えば毎月1万円ずつ入金する、ボーナスからは10万円ずつは入金するなど、貯金口座にお金を入金するためのリズムを作りましょう。

できる方は先取り貯金にして毎月一定額を自動積立などにしておくのもよい方法です。

わが家では毎月定額を先取り貯金で入金し、ボーナス時にも入金、手当やお祝いなどの臨時収入は全額貯金口座に入金するというリズムを作っています。

一度作ったリズムはなるべく崩さず長期的にルーティン化してしまうと、毎月いくらを貯金口座に入金すればいいだろう?と頭を悩ませることがありません。

このように貯金のリズムをルーティン化してしまうことを「貯金の仕組み化」と言います。

■参考:先取り貯金でお金を貯める仕組みを作る方法は以下の記事で紹介しています。

家計管理
失敗しない!「先取り貯金」の正しい仕組みと方法の作り方とは「先取り貯金」とは、収入から貯金を先取りで確保する貯金法です。 収入があったら、まず貯金をし、残ったお金で生活するというスタイルに...

貯金口座は複数口座あってもいい?

さて、この貯金口座ですが、1冊しか持ってはいけないのかというご質問もよく受けるのですが、1冊しか持ってはいけないということはありません。

「車の購入資金のための貯金口座」「子どもの大学費用のための貯金口座」「マイホームを購入するための貯金口座」「老後のための貯金口座」など、目的別に貯金口座を使い分けている方もいますよ。

なかには「子どもの大学費用のための貯金口座」子どもの数だけさらに分けて口座を開設している方もいます。

ただ、通帳の冊数は多くなりすぎると管理ができなくなりますので、ある程度の冊数までにとどめておきましょう。

■参考:子ども名義の通帳口座に貯金をする場合の貯め方については以下の記事で紹介しています。

通帳、口座管理
子ども名義の通帳は何の目的でいくら貯める?意外なデメリットも当ブログに寄せられた日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします! ※その他免責事項をお読みください。 今回の...

貯金口座は夫婦で分けたほうがいい?

さらに、貯金口座は夫婦で一緒の方がよいのか、分けて持っていたほうがよいのかというご質問もよくお受けしますが、貯金口座は相続などの考え方からも夫婦別々に持っておくことをオススメします。

例えば夫の口座だけに貯金をし続け、夫に万が一のことがあった場合。夫の口座に入っているお金全額が相続税の対象になります。子どもがいないと夫の両親にも相続権が発生するなど、のちのちトラブルになる可能性も否定できません。

どちらか一方の口座に偏ることなく、均一に貯めておいた方がよいでしょう。

貯金口座と特別費口座の区別をつけよう


貯金口座を持つ場合に特に注意したいのが「特別費口座」との区別です。

先ほどお伝えした通り、貯金口座は「基本的に入金専用」「気軽に引き出さない」口座です。

旅行や家電の買い替えといったちょっとした支出には貯金口座に入っているお金は使いません。

このようなちょっとした支出には「特別費口座」で対応します。

特別費口座は貯金口座とはさらに別に作っておきましょう。

貯金口座の作り方まとめ


貯金口座の作り方ついて紹介しました。

入金専用の貯金口座を作ることで、気軽に貯金を崩さない仕組みを作りましょう。

お知らせ

こちらの貯金口座を作る方法については、書籍(ズボラ家計簿)におさめられました。また雑誌や新聞にも掲載されました。

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効率よくお金を管理するためには、口座を使い分けることが大切です。

「貯金口座」だけでなく「生活費口座」「特別費口座」そしてできれば「投資用口座」まで口座を分けて管理できれば理想的です。

口座の使い分けの基本については、以下の記事で紹介しています。

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他

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