家計簿で何費?傘、まな板などちょっとした支出は日用品や雑貨じゃないの?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
質問ばかりで恐縮なのですが、分からないことがあり、お時間あるときで結構ですので、教えていただけますと幸いです。
フライパンや傘なども、日用品ではなく娯楽費ということでしたが(以前、まないたも日用品に入れないというのも拝見したような気がします)そのあたりが少しピンと来ていません。
というのも、「ないと困る、生活できないもの」と思ってしまうためです。
これらを自分で考えても娯楽費に分けられるようにならないと何でも日用品にしてしまいそうなので、「必需品」の考え方をお教えいただけますと助かります。
お忙しいところすみません。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「傘やまないたのようなちょっとした支出の家計簿での分類」についてですね。
一般的な家計簿では、まないたのような支出は「日用品費」、傘については「服飾雑貨」などのように仕分けられます。
しかし、このように分類してしまうと、日用品費や服飾雑貨の予算が立てにくく守りにくい家計簿になってしまうので注意が必要です。
代わりに、当方でお勧めする分類方法は、「傘」や「まな板」のようなちょっとした支出は「娯楽費」で対応するという方法です。
傘やまないたといったちょっとした支出を、なぜ日用品や服飾雑貨で仕分けないかというと、「日常的な支出ではない」からです。
家計簿に「日用品費」という費目を作成している場合、「日用品費」に何を分類するのかというのが「日用品費の予算を守りやすくするコツ」になります。
例えば、傘やまな板といった支出を日用品に分類してしまうと、その月だけ日用品費が高くなり、次の月は日用品費が安くなりといった支出額の波が発生しやすくなります。
このような支出の波が出てしまうと、毎月いくらを予算にしたらいいか分からず、予算を立てたとしても守れない家計簿になってしまいます。
予算が守れない家計簿は、せっかく家計簿をつけているのにお金が貯まらない原因になりやすく家計簿の意味をなしません。
つけても貯まらない家計簿にならないようにするために、日用品ではなく「娯楽費」に分類することをお勧めしています。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
日常的な日用品以外は日用品に分類しないようにすることが家計簿では大切だと私は考えていますが、日常的な日用品とは何かという疑問がわくこともありますよね。
結論からお伝えすると、日常的な日用品とは、なくなったら繰り返し買い足すような日用品のことと私は考えています。
例えば、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、トイレットペーパー、洗剤、生理用品など。
学校用品なども必ず買い足すものですので、ノートや鉛筆といった支出も日用品で分類してしまって構いません。
季節ものの防虫剤や虫よけや家族で使う日焼け止め程度も日用品とみなしてしまって構いません。
しかし、まな板や傘といったものは一度買ったらしばらく買い替えないものなのではないでしょうか。
また、ひとつで値の張る支出になりますので、月の日用品の予算を5000円にしていた場合、3000円の傘を購入してしまったらその月の日用品の予算は2000円しか残らなくなり、結果として日用品の予算が守れなくなるということにもなりかねません。
このような支出は日用品に分類しないようにすると、予算が守りやすい家計簿になると私は考えています。
■参考:日用品の家計簿での基本的な分類方法は以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
↓家計簿のつけ方に関するご質問はこちらから
・家計簿のつけ方に関するご質問一覧
↓食費・日用品に関するご質問はこちらから
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他、似たようなご質問も届いています。
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今回のご相談内容
質問ばかりで恐縮なのですが、分からないことがあり、お時間あるときで結構ですので、教えていただけますと幸いです。
フライパンや傘なども、日用品ではなく娯楽費ということでしたが(以前、まないたも日用品に入れないというのも拝見したような気がします)そのあたりが少しピンと来ていません。
というのも、「ないと困る、生活できないもの」と思ってしまうためです。
これらを自分で考えても娯楽費に分けられるようにならないと何でも日用品にしてしまいそうなので、「必需品」の考え方をお教えいただけますと助かります。
お忙しいところすみません。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「傘やまないたのようなちょっとした支出の家計簿での分類」についてですね。
傘やまないたは家計簿では何費?
一般的な家計簿では、まないたのような支出は「日用品費」、傘については「服飾雑貨」などのように仕分けられます。
しかし、このように分類してしまうと、日用品費や服飾雑貨の予算が立てにくく守りにくい家計簿になってしまうので注意が必要です。
代わりに、当方でお勧めする分類方法は、「傘」や「まな板」のようなちょっとした支出は「娯楽費」で対応するという方法です。
傘やまないたはなぜ日用品や服飾雑貨ではないのか
傘やまないたといったちょっとした支出を、なぜ日用品や服飾雑貨で仕分けないかというと、「日常的な支出ではない」からです。
家計簿に「日用品費」という費目を作成している場合、「日用品費」に何を分類するのかというのが「日用品費の予算を守りやすくするコツ」になります。
例えば、傘やまな板といった支出を日用品に分類してしまうと、その月だけ日用品費が高くなり、次の月は日用品費が安くなりといった支出額の波が発生しやすくなります。
このような支出の波が出てしまうと、毎月いくらを予算にしたらいいか分からず、予算を立てたとしても守れない家計簿になってしまいます。
予算が守れない家計簿は、せっかく家計簿をつけているのにお金が貯まらない原因になりやすく家計簿の意味をなしません。
つけても貯まらない家計簿にならないようにするために、日用品ではなく「娯楽費」に分類することをお勧めしています。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
日常的な日用品とは?
日常的な日用品以外は日用品に分類しないようにすることが家計簿では大切だと私は考えていますが、日常的な日用品とは何かという疑問がわくこともありますよね。
結論からお伝えすると、日常的な日用品とは、なくなったら繰り返し買い足すような日用品のことと私は考えています。
例えば、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、トイレットペーパー、洗剤、生理用品など。
学校用品なども必ず買い足すものですので、ノートや鉛筆といった支出も日用品で分類してしまって構いません。
季節ものの防虫剤や虫よけや家族で使う日焼け止め程度も日用品とみなしてしまって構いません。
しかし、まな板や傘といったものは一度買ったらしばらく買い替えないものなのではないでしょうか。
また、ひとつで値の張る支出になりますので、月の日用品の予算を5000円にしていた場合、3000円の傘を購入してしまったらその月の日用品の予算は2000円しか残らなくなり、結果として日用品の予算が守れなくなるということにもなりかねません。
このような支出は日用品に分類しないようにすると、予算が守りやすい家計簿になると私は考えています。
■参考:日用品の家計簿での基本的な分類方法は以下の記事で詳しく紹介しています。
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