月収60万円台の家計簿公開!キャッシングやリボ払い。家計がキツくて貯金ができません。
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
こんにちは。初めまして。
今家計がキツくて毎日悩んでいます。
どうかよろしくお願いします。
夫38自営業
妻35パート
子2 保育園
収入
夫だいたい¥520,000前後
妻¥100,000前後
支出
住宅ローン¥112,415
国民健康保険¥26,000
保育料¥40,500
夫生命保険¥18,416
子ども府民共済¥1,000
ジム¥7,020
通信費3台¥11,000
テレビ、電話、電気(eo光)¥13,000
ガス¥18,000
国民年金¥16,340
医療費¥2,268
水道料¥12,478(2ヶ月)
夫小遣い¥40,000
食費¥50,000
雑費¥10,000
車ローン¥50,000
外食など¥20,000(使いすぎと自覚してます。今なるべく自炊するように始めました)
☆妻の保険、年金はパートの給料から天引きなので入れてません。
ここまでみると余裕そうなのですが、この他に引越しのために家具等をカードリボ払いにした分と、キャッシングが毎月¥60,000(残高¥1,300,000ほど)
車ローンとこの分は妻の給料から支払いのためほぼ毎月なくなります。
現在2人目希望です。
しかし産休制度もなさそうで妊娠したら仕事を辞めなくてはいけないです。
とにかく毎月の支払いを抑えたく、カードローンで借り換えしようと思いましたが限度額が50万で到底足りず借りていません。
今、不動産担保ローンを申し込むか迷っています。
切迫してます。どうかよろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
質問者様の月の家計を見てみましょう。
住宅ローン¥112,415
国民健康保険¥26,000
保育料¥40,500
夫生命保険¥18,416
子ども府民共済¥1,000
ジム¥7,020
通信費3台¥11,000
テレビ、電話、電気(eo光)¥13,000
ガス¥18,000
国民年金¥16,340
医療費¥2,268
水道料¥12,478(2ヶ月)
夫小遣い¥40,000
食費¥50,000
雑費¥10,000
車ローン¥50,000
外食など¥20,000(使いすぎと自覚してます。今なるべく自炊するように始めました)
キャッシング¥60,000(残高¥1,300,000ほど)
合計 50.6万円
ここまでが毎月かかると想定される支出のようです。
質問者様の家計の月収は62万円ですので、まだ家計にゆとりがありそうに見受けられます。
加えて児童手当も月額15000円出ている時期ですので、収入も月収63.5万円ともう少し多いことが予測されます。
しかし、その他にもリボ払いがあるということですので、毎月の生活が苦しいことから推測するとまだ書き出せていない支出がありそうな気がします。
この書き出せていない支出が何かについてまずは確認してみてください。
質問者様は自営業ということですので、ボーナスはないものと考えられます。
月の家計のやりくりをしっかり立て直すことが大切になります。
特に以下の支出についてしっかりと見直してみましょう。
■保育料
保育料¥40,500
保育料については今後幼児教育無償化の対象になる可能性があります。
お子さんの年齢によってはもう少し先になるかもしれませんが、今後どれくらい安くなるかは確認しておきましょう。
■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。
■生命保険
夫生命保険¥18,416
ご主人の生命保険料も貯蓄性のある保険かどうか確認してみましょう。
貯蓄性のない保険にしては保険料が高すぎますので、掛け捨ての場合は早急に見直しましょう。
■水道光熱費
水道料¥12,478(2ヶ月)
ガス¥18,000
特にガスと水道についてはもう少し節約できないか検討してみましょう。
■その他
ジム¥7,020
雑費¥10,000
外食など¥20,000
ジムは家計にゆとりがあるなら継続してもよいですが、家計にゆとりがなくローンを検討している状況で加入するものではないと言えます。
ジムの会費を節約することでローンを組むリスクが減らせるのであれば家計が整うまではいったん解約することも検討しましょう。
また、ご自分でも節約を始めたということですが、雑費と外食費は合わせて月2万円くらいまでおとせるように計画してみましょう。
以上の点を重点的に見直すことで、月2,3万円は節約できる可能性があります。
当方の家計簿では「雑費」という項目はオススメしておりません。
■参考:雑費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
節税については税理士さんの管轄となりますので、当方で詳しく診断することはできません。
しかし、ご主人の収入、健康保険料、保育料の金額から考えてしっかりと経費対策をされているのかという点については気になります。
各地域の商工会議所などが無料で税理士相談を行っている場合がありますので、一度自営業者のための税理士さんの無料相談などに行かれることをオススメします。
また奥様のパート収入ですが、ご主人が自営業ですので扶養などの所得制限は特に気にせずにもう少し仕事を増やすことを検討してもよい可能性があります。
まずはキャッシングやリボ払いなどの返済を終えることから。
2人目のお子さんを検討するにしても、キャッシングやリボ払いの返済が終わらないうちはより厳しい生活になってしまうことが予測されます。
自営業でこれだけの収入があるということは、しっかりとしたお仕事をされていると思いますので、キャッシングやリボ払いの返済が終われば家計は見違えるように立て直せると言えます。
上記の節約を実行してどれくらい月にゆとりが出るかもう一度予算を作成してみましょう。
自営業の場合は年金の金額などが少ないことが予測されますので、特に老後の家計が心配です。
キャッシングやリボ払いの返済が終わったり、幼児教育無償化の対象になったりと支出が減るタイミングで油断しないように気をつけましょう。
ゆとりが出た分はしっかりと老後のための貯蓄にするなど、将来を見据えた家計設計が大切です。
新たなローンについても検討されているということですが、ローンは組めば組むほど生活は苦しくなります。
新たなローンを組んだ時だけ目の前の支払いが一瞬ラクになりますが、その後はどんどん苦しくなるばかり。
また一瞬だけでもラクになりたいと考えてしまい、新たなローンを考えるという悪循環になりやすいものです。
できる限り新たなローンは追加しない方向で一度踏みとどまることが大切です。
お二人目のお子さんをお考えならお二人分のお子さんの未来もかかってると考えると、なおさら「問題を未来に先送りにする」という方法は安易に賛成できません。
過去にも自営業の方のからのご相談はお引き受けしております。
特に自営業の方は、
国民年金や国民健康保険の支払いがキツイこと
経費が別途必要になること
経費についてしっかり帳簿をつけないと税金が高いこと
入ってくる収入は高いため油断しやすいこと
収入が不定期のため家計簿がつけにくいと感じてしまうこと
などが理由で生活が苦しくなる方が多くみられます。
同じ自営業の方の家計簿を参考になさるのもよいと考えられます。
以下の自営業の方の家計簿をよろしければご覧ください。
■参考:自営業の方の家計簿
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■月収をベースに考える!みんなの家計簿はこちらから
・みんなの家計簿公開のまとめ
■その他のご質問のまとめはこちらから
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
こんにちは。初めまして。
今家計がキツくて毎日悩んでいます。
どうかよろしくお願いします。
夫38自営業
妻35パート
子2 保育園
収入
夫だいたい¥520,000前後
妻¥100,000前後
支出
住宅ローン¥112,415
国民健康保険¥26,000
保育料¥40,500
夫生命保険¥18,416
子ども府民共済¥1,000
ジム¥7,020
通信費3台¥11,000
テレビ、電話、電気(eo光)¥13,000
ガス¥18,000
国民年金¥16,340
医療費¥2,268
水道料¥12,478(2ヶ月)
夫小遣い¥40,000
食費¥50,000
雑費¥10,000
車ローン¥50,000
外食など¥20,000(使いすぎと自覚してます。今なるべく自炊するように始めました)
☆妻の保険、年金はパートの給料から天引きなので入れてません。
ここまでみると余裕そうなのですが、この他に引越しのために家具等をカードリボ払いにした分と、キャッシングが毎月¥60,000(残高¥1,300,000ほど)
車ローンとこの分は妻の給料から支払いのためほぼ毎月なくなります。
現在2人目希望です。
しかし産休制度もなさそうで妊娠したら仕事を辞めなくてはいけないです。
とにかく毎月の支払いを抑えたく、カードローンで借り換えしようと思いましたが限度額が50万で到底足りず借りていません。
今、不動産担保ローンを申し込むか迷っています。
切迫してます。どうかよろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
家計のやりくりはどうする?
質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。
月の家計を見てみよう!
質問者様の月の家計を見てみましょう。
住宅ローン¥112,415
国民健康保険¥26,000
保育料¥40,500
夫生命保険¥18,416
子ども府民共済¥1,000
ジム¥7,020
通信費3台¥11,000
テレビ、電話、電気(eo光)¥13,000
ガス¥18,000
国民年金¥16,340
医療費¥2,268
水道料¥12,478(2ヶ月)
夫小遣い¥40,000
食費¥50,000
雑費¥10,000
車ローン¥50,000
外食など¥20,000(使いすぎと自覚してます。今なるべく自炊するように始めました)
キャッシング¥60,000(残高¥1,300,000ほど)
合計 50.6万円
ここまでが毎月かかると想定される支出のようです。
質問者様の家計の月収は62万円ですので、まだ家計にゆとりがありそうに見受けられます。
加えて児童手当も月額15000円出ている時期ですので、収入も月収63.5万円ともう少し多いことが予測されます。
しかし、その他にもリボ払いがあるということですので、毎月の生活が苦しいことから推測するとまだ書き出せていない支出がありそうな気がします。
この書き出せていない支出が何かについてまずは確認してみてください。
月の家計を見直そう!
質問者様は自営業ということですので、ボーナスはないものと考えられます。
月の家計のやりくりをしっかり立て直すことが大切になります。
特に以下の支出についてしっかりと見直してみましょう。
■保育料
保育料¥40,500
保育料については今後幼児教育無償化の対象になる可能性があります。
お子さんの年齢によってはもう少し先になるかもしれませんが、今後どれくらい安くなるかは確認しておきましょう。
■参考:幼児教育無償化については以下の記事で詳しく紹介しています。
■生命保険
夫生命保険¥18,416
ご主人の生命保険料も貯蓄性のある保険かどうか確認してみましょう。
貯蓄性のない保険にしては保険料が高すぎますので、掛け捨ての場合は早急に見直しましょう。
■水道光熱費
水道料¥12,478(2ヶ月)
ガス¥18,000
特にガスと水道についてはもう少し節約できないか検討してみましょう。
■その他
ジム¥7,020
雑費¥10,000
外食など¥20,000
ジムは家計にゆとりがあるなら継続してもよいですが、家計にゆとりがなくローンを検討している状況で加入するものではないと言えます。
ジムの会費を節約することでローンを組むリスクが減らせるのであれば家計が整うまではいったん解約することも検討しましょう。
また、ご自分でも節約を始めたということですが、雑費と外食費は合わせて月2万円くらいまでおとせるように計画してみましょう。
以上の点を重点的に見直すことで、月2,3万円は節約できる可能性があります。
当方の家計簿では「雑費」という項目はオススメしておりません。
■参考:雑費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
経費などを見直そう!
節税については税理士さんの管轄となりますので、当方で詳しく診断することはできません。
しかし、ご主人の収入、健康保険料、保育料の金額から考えてしっかりと経費対策をされているのかという点については気になります。
各地域の商工会議所などが無料で税理士相談を行っている場合がありますので、一度自営業者のための税理士さんの無料相談などに行かれることをオススメします。
また奥様のパート収入ですが、ご主人が自営業ですので扶養などの所得制限は特に気にせずにもう少し仕事を増やすことを検討してもよい可能性があります。
予算を作り直そう!
まずはキャッシングやリボ払いなどの返済を終えることから。
2人目のお子さんを検討するにしても、キャッシングやリボ払いの返済が終わらないうちはより厳しい生活になってしまうことが予測されます。
自営業でこれだけの収入があるということは、しっかりとしたお仕事をされていると思いますので、キャッシングやリボ払いの返済が終われば家計は見違えるように立て直せると言えます。
上記の節約を実行してどれくらい月にゆとりが出るかもう一度予算を作成してみましょう。
自営業の場合は年金の金額などが少ないことが予測されますので、特に老後の家計が心配です。
キャッシングやリボ払いの返済が終わったり、幼児教育無償化の対象になったりと支出が減るタイミングで油断しないように気をつけましょう。
ゆとりが出た分はしっかりと老後のための貯蓄にするなど、将来を見据えた家計設計が大切です。
ローンは慎重に考えよう
新たなローンについても検討されているということですが、ローンは組めば組むほど生活は苦しくなります。
新たなローンを組んだ時だけ目の前の支払いが一瞬ラクになりますが、その後はどんどん苦しくなるばかり。
また一瞬だけでもラクになりたいと考えてしまい、新たなローンを考えるという悪循環になりやすいものです。
できる限り新たなローンは追加しない方向で一度踏みとどまることが大切です。
お二人目のお子さんをお考えならお二人分のお子さんの未来もかかってると考えると、なおさら「問題を未来に先送りにする」という方法は安易に賛成できません。
自営業の家計簿
過去にも自営業の方のからのご相談はお引き受けしております。
特に自営業の方は、
国民年金や国民健康保険の支払いがキツイこと
経費が別途必要になること
経費についてしっかり帳簿をつけないと税金が高いこと
入ってくる収入は高いため油断しやすいこと
収入が不定期のため家計簿がつけにくいと感じてしまうこと
などが理由で生活が苦しくなる方が多くみられます。
同じ自営業の方の家計簿を参考になさるのもよいと考えられます。
以下の自営業の方の家計簿をよろしければご覧ください。
■参考:自営業の方の家計簿
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
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コメント
コメント一覧 (2)
またよろしくお願いします。
まずは足りないところの書き出しについてもう一度挑戦されてみてください。
そのうえで再診断などもいつでもご利用可能ですので、またのご利用を楽しみにお待ちしております。
家計改善が不可能な家計ではありませんので、ぜひ楽しんで取り組まれてみてください。