特別費はどこから支払う?特別費の貯金をするには?
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日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
特別費の年間計画を立てたところ628300円になりました。
これを月にすると52359円。
それを毎月の給料から貯金していくのは、難しいです。
どのように対応したらよいでしょうか。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「特別費の貯金」についてですね。
固定資産税、車検、冠婚葬祭など一度に出ていく大きな支出のことを「特別費」といいます。
この特別費という支出は人によっては年間で100万円以上になることもあり、家計を大きく圧迫するものです。
この特別費に「年間計画」をたて、上手に対応することが家計管理を健全に保つコツです。
■参考:特別費とは?年間計画の立て方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
さて、年間でかかる特別費の金額が分かっても、そのお金をどこから支払ったらいいのか分からないということがありますよね。
質問者様の場合は、年間で628300円。月にすると52359円。
毎月5万円以上の黒字がある家計でないと毎月の給料からは特別費が払えないということになります。
しかし、実際にはそれだけの黒字が毎月の給料からはない場合はどう考えたらよいのでしょうか?
特別費が毎月の給料からは支払えないという場合は、その他の財源がないかを確認しましょう。
手当やボーナスなどから一度に取り分けてしまうという方法も有効です。
どこからなら支払えるのかを検討してみましょう。
■参考:特別費の積立については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/12783
特別費をどこから支払うのかが決まったら、特別費は他の口座とは分けて管理することをオススメします。
特別費のお金を生活費の口座などに一緒に入れてしまうと、お金の流れが作りにくくなります。
他のお金とはしっかり区別できる仕組みを作っておくことが大切です。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16119
■参考:特別費口座をつかった特別費のお金の流れの作り方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14491
特別費を準備しなくてはいけないと考えるのは素晴らしいことですが、やってはいけない特別費の貯金法があります。
それは特別費の貯金をすると「毎月赤字」になってしまうような貯金の仕方です。
特別費を毎月5万円ずつ積み立てると毎月3万円ずつ赤字になる。
このようなやりくりになると、毎月の赤字を補填するためにどこからかお金を用意しなくてはならず、管理が煩雑になります。
質問者様の場合も毎月の給料から貯金するのが難しいのであれば無理して貯金をして赤字を引き起こさないように気をつけましょう。
■参考:特別費を積み立てると赤字になる時の考え方は以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10587
特別費を貯金するというと、どうしても「貯金をしている」という意識になりますが、特別費のための貯金は純粋な貯金とは言えません。
もちろん口座などに貯めているお金ですので、貯金額としてはカウントしていただいてかまいませんが、特別費のための貯金は1年以内になくなってしまうお金です。
通常の純粋な貯金とは別に考える必要がありますので注意してください。
特別費の口座に200万円貯まっていても、純粋な貯金が100万円なら長く残せるお金は100万円だけと考えます。
■参考:特別費と別に準備する貯金については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16175
特別費の支払いがある月は家計が大幅な赤字になることがあります。
車検20万円+通常の生活費20万円=40万円。
月収が30万円だと、特別費がない月は黒字なのに特別費で車検代を支払ったら今月は大幅な赤字になってしまうというようなケースです。
このような現象が起こると「家計が赤字になってしまう」と心配される方も多いのですが、上記の方法ですでに支払いの準備ができていれば特別費の支払い月に家計が赤字になってしまうのは全く問題ありません。
問題なのは特別費に対して上記のような準備を何もしていない状態で赤字になってしまうことです。
特別費の貯金を何もしていない状態で家計が赤字になってしまうと、特別費の赤字分を埋めるためにクレジットカードの支払いを追加したりローンを組んだりと無謀な家計管理に陥るケースが多発しています。
質問者様も毎月の収入から特別費を貯金するのは難しいということですが、だからといって何の準備もしないと上記のような無謀な家計管理になる可能性があります。
毎月の収入からは難しくても他の収入から貯金をするなど、しっかりと特別費に対応するようにしましょう。
■参考:特別費を払うと収支が赤字になる?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13660
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14651
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:他にもある!特別費に関するご質問はこちらから
・特別費に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
特別費の年間計画を立てたところ628300円になりました。
これを月にすると52359円。
それを毎月の給料から貯金していくのは、難しいです。
どのように対応したらよいでしょうか。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「特別費の貯金」についてですね。
特別費に対応するには?
固定資産税、車検、冠婚葬祭など一度に出ていく大きな支出のことを「特別費」といいます。
この特別費という支出は人によっては年間で100万円以上になることもあり、家計を大きく圧迫するものです。
この特別費に「年間計画」をたて、上手に対応することが家計管理を健全に保つコツです。
■参考:特別費とは?年間計画の立て方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239
特別費のお金はどこから?
さて、年間でかかる特別費の金額が分かっても、そのお金をどこから支払ったらいいのか分からないということがありますよね。
質問者様の場合は、年間で628300円。月にすると52359円。
毎月5万円以上の黒字がある家計でないと毎月の給料からは特別費が払えないということになります。
しかし、実際にはそれだけの黒字が毎月の給料からはない場合はどう考えたらよいのでしょうか?
特別費が月の給料から払えない
特別費が毎月の給料からは支払えないという場合は、その他の財源がないかを確認しましょう。
手当やボーナスなどから一度に取り分けてしまうという方法も有効です。
どこからなら支払えるのかを検討してみましょう。
■参考:特別費の積立については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/12783
特別費は他の口座とは分けて準備しよう
特別費をどこから支払うのかが決まったら、特別費は他の口座とは分けて管理することをオススメします。
特別費のお金を生活費の口座などに一緒に入れてしまうと、お金の流れが作りにくくなります。
他のお金とはしっかり区別できる仕組みを作っておくことが大切です。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16119
■参考:特別費口座をつかった特別費のお金の流れの作り方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14491
こんな特別費の貯金法はNG!
特別費を準備しなくてはいけないと考えるのは素晴らしいことですが、やってはいけない特別費の貯金法があります。
それは特別費の貯金をすると「毎月赤字」になってしまうような貯金の仕方です。
特別費を毎月5万円ずつ積み立てると毎月3万円ずつ赤字になる。
このようなやりくりになると、毎月の赤字を補填するためにどこからかお金を用意しなくてはならず、管理が煩雑になります。
質問者様の場合も毎月の給料から貯金するのが難しいのであれば無理して貯金をして赤字を引き起こさないように気をつけましょう。
■参考:特別費を積み立てると赤字になる時の考え方は以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10587
特別費と通常の貯金は分けて考える
特別費を貯金するというと、どうしても「貯金をしている」という意識になりますが、特別費のための貯金は純粋な貯金とは言えません。
もちろん口座などに貯めているお金ですので、貯金額としてはカウントしていただいてかまいませんが、特別費のための貯金は1年以内になくなってしまうお金です。
通常の純粋な貯金とは別に考える必要がありますので注意してください。
特別費の口座に200万円貯まっていても、純粋な貯金が100万円なら長く残せるお金は100万円だけと考えます。
■参考:特別費と別に準備する貯金については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16175
特別費があると家計が赤字になる?
特別費の支払いがある月は家計が大幅な赤字になることがあります。
車検20万円+通常の生活費20万円=40万円。
月収が30万円だと、特別費がない月は黒字なのに特別費で車検代を支払ったら今月は大幅な赤字になってしまうというようなケースです。
このような現象が起こると「家計が赤字になってしまう」と心配される方も多いのですが、上記の方法ですでに支払いの準備ができていれば特別費の支払い月に家計が赤字になってしまうのは全く問題ありません。
問題なのは特別費に対して上記のような準備を何もしていない状態で赤字になってしまうことです。
特別費の貯金を何もしていない状態で家計が赤字になってしまうと、特別費の赤字分を埋めるためにクレジットカードの支払いを追加したりローンを組んだりと無謀な家計管理に陥るケースが多発しています。
質問者様も毎月の収入から特別費を貯金するのは難しいということですが、だからといって何の準備もしないと上記のような無謀な家計管理になる可能性があります。
毎月の収入からは難しくても他の収入から貯金をするなど、しっかりと特別費に対応するようにしましょう。
■参考:特別費を払うと収支が赤字になる?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13660
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14651
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■参考:他にもある!特別費に関するご質問はこちらから
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■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
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