毎晩晩酌する夫の酒、さしみ、つまみ代で食費の予算が守れません。
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
こんにちは。
あきさんのブログを毎日見て、勉強中の者です。
昨年の12月から本格的にあきさんの家計簿をつけ始めたのですが、どうしたらいいのかと思い、相談しました。
酒代と魚代です。
うちは、主人の酒代がかさみます。毎日、ビール500mlを2.3本飲んでから、700ml~1800mlの焼酎のボトルや瓶を、お茶や炭酸飲料で割って飲みます。
最近では、プラスして、ストロング缶500mlを平日帰宅してから時間がないから、グッと飲んで寝たいと、毎日飲んでます。
このストロング缶が増えてから、ビールもどんどん格下げて、今では第3にしてもらってます。それでも毎回ケースごと買い、かごも酒でいっぱいになります。
魚代というのは、主人は魚が好きで、特に刺身が好きです。
平日も煮魚焼魚などして、週末は刺身を買います。平日特売の魚を買っても、400円程しますし、刺身は1パック500円します。それが毎週末なので、刺身だけで月に4000円は越えます。
それに主人はよく食べるので、煮魚だけでは足りないので、肉も野菜もして、毎日4.5品は作ってます。
それでも足りないときがあるのでしょう。朝起きたら、カップラーメンを食べた形跡もあります。
今は育休中なので作れますが、復帰したらそこまで何品もに時間がかけれるかどうかも不安です。
食費に予算を立てても守れません。別にビール費魚費を作ればいいのでしょうか。
それでしたら、ビールはできても魚はレシート抜き出しが毎回手間なような。
困ってしまいます。
仕事もハードだし、早朝から午前様で帰ってくるので、飲んで食べることが唯一の楽しみと言っているので余計に悩みます。
今は子供達はまだ小さいですが、男ばかりなので、これから食費もどんどんかかるだろうと予想され、家計管理をしっかりしたいと思っています。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「お酒を飲むの方の食費」についてですね。
毎晩晩酌をする酒飲みで…というタイプの方ですと、どうしてもお酒にかかる支出が高くなりがちです。
酒代まで食費にいれると、食費が異常に高くなってしまうけれどよいのだろうか?
そもそもお酒ににかかる「酒代」は「食費なのか」?
家計簿に「酒代」という項目を作ったほうが良いのだろうか?
夫しかのまないのだから「夫費」に計上した方がよいのでは?
酒代だけではなく刺身などのつまみが必要になる場合はつまみまで含めて酒代?
たかが毎晩の晩酌のことのようですが、家計簿をつけている方にとってはさまざまな悩みどころがあるようです。
こちらでは「毎晩のようにお酒を飲む習慣のある方の家計の管理方法」について紹介します。
家計簿をつけていると、そもそも酒代は何費にしたらよいのかと迷うこともあるのではないでしょうか。
酒費という項目を作ったほうがいいのか
食費にした方がいいのか
娯楽費や嗜好品費といった費目にした方がよいのだろうか
というような悩みをよく伺います。
結論からお伝えすると、酒代は基本的に「食費」でよいと考えています。
なぜなら「酒費」としてしまうと、毎月集計しなくてはいけない項目が増え手間がかかる上に、予算が守りにくいと考えられるからです。
■参考:酒代の項目については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:家計簿に作ってはいけない費目については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記のような理由から質問者様の場合も、家計簿に「酒代」「ビール費」「魚費(つまみ費)」というような項目を作成する必要はないと考えます。
家計簿に上記のような項目を作成するかしないかということではなく、食費の予算が守れる仕組みを作る方がよいと考えられます。
なぜなら、刺身などのつまみや酒にかかる費用は毎日とはいえなくとも1週間単位、月単位で考えればほぼ同じくらいの定量を守ることが可能な支出と言えるからです。
例えば、刺身を毎週末500円買うことが必要なら、仮に1日2000円を食費の予算としても×7日(1週間)の食費の予算に500円を追加すれば1日単位で見れば刺身の分だけ食費が高くなりますが、1週間単位で考えればほぼ毎週同じくらいの食費を維持することができます。
また、飲む酒の量としても、毎月だいたい同じくらいの量を購入するようにすると、食費も安定させることが十分可能です。
例えばボトルの酒は月1本まで。ビールは1日2本まで、1週間で14本までしか買わない。
このように一ヵ月単位で購入する酒の量を決めてしまいましょう。
たまには月1本までと決めても月によっては月初と月末でたまたま2本になるというようなこともあるかもしれませんが、その場合は次の月は買わないなど全体で調整できるようになると酒代で食費の予算がばらつくことがなくなります。
このように飲む定量を決めてしまうと
晩酌が唯一の楽しみという旦那様の楽しみを奪うことになるのでは?
とお考えになるかもしれませんが、
酒は求められるまま際限なく飲ませることがパートナーとしての務めではなく、
ある程度はたしなみをもちお酒の量をコントロールし健康を維持することに努めるほうがパートナーとしての務めともいえるのではないでしょうか。
週の半ばで1週間分を飲み切ってしまっても追加では買わず、1週間に飲む量はこれくらいの方が体のためと考えてみてはいかがでしょうか。
いくら飲むことと食べることが楽しみとはいえ、過剰になりすぎ健康を損ねてしまっては本末転倒です。
毎週定量で購入している分以上にどうしても追加で飲みたい時は小遣いから自分で買ってもらうようにするというのも一つの手です。
上記のような理由から酒代が食費に含まれていても予算を守ることは十分に可能と考えられます。
もちろん数百円~千円程度の予算オーバーなら気にすることはありません。数千円~1万円もオーバーしないようにだけ気をつけましょう。
■参考:食費の予算が守れない時の考え方は以下の記事で詳しく紹介しています。
酒代があることではじめのうちは予算を守ることが難しい場合もありますが、上記のように毎月のルーティーンとして組み込んでしまうようにすれば、予算は楽に守れるようになると考えられます。
それでも予算が守れない時はそもそもの予算が低すぎる場合も考えられますので、予算を上げて様子を見ましょう。
男の子がいらっしゃるということですので、食費についてはいつまでも赤ちゃんの時と同じ金額を予算にするのではなく、成長するにしたがい少しずつ月数千円でも食費の予算を上げるようにするとストレスなく予算が守れるようになると考えられます。
食べることが好きなご家族から食べる楽しみを奪わない程度の食費を維持しつつ、節約は他でできないか考えてみましょう。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:食費・日用品に関するご質問は以下の記事にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
こんにちは。
あきさんのブログを毎日見て、勉強中の者です。
昨年の12月から本格的にあきさんの家計簿をつけ始めたのですが、どうしたらいいのかと思い、相談しました。
酒代と魚代です。
うちは、主人の酒代がかさみます。毎日、ビール500mlを2.3本飲んでから、700ml~1800mlの焼酎のボトルや瓶を、お茶や炭酸飲料で割って飲みます。
最近では、プラスして、ストロング缶500mlを平日帰宅してから時間がないから、グッと飲んで寝たいと、毎日飲んでます。
このストロング缶が増えてから、ビールもどんどん格下げて、今では第3にしてもらってます。それでも毎回ケースごと買い、かごも酒でいっぱいになります。
魚代というのは、主人は魚が好きで、特に刺身が好きです。
平日も煮魚焼魚などして、週末は刺身を買います。平日特売の魚を買っても、400円程しますし、刺身は1パック500円します。それが毎週末なので、刺身だけで月に4000円は越えます。
それに主人はよく食べるので、煮魚だけでは足りないので、肉も野菜もして、毎日4.5品は作ってます。
それでも足りないときがあるのでしょう。朝起きたら、カップラーメンを食べた形跡もあります。
今は育休中なので作れますが、復帰したらそこまで何品もに時間がかけれるかどうかも不安です。
食費に予算を立てても守れません。別にビール費魚費を作ればいいのでしょうか。
それでしたら、ビールはできても魚はレシート抜き出しが毎回手間なような。
困ってしまいます。
仕事もハードだし、早朝から午前様で帰ってくるので、飲んで食べることが唯一の楽しみと言っているので余計に悩みます。
今は子供達はまだ小さいですが、男ばかりなので、これから食費もどんどんかかるだろうと予想され、家計管理をしっかりしたいと思っています。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「お酒を飲むの方の食費」についてですね。
お酒を飲む方の食費
毎晩晩酌をする酒飲みで…というタイプの方ですと、どうしてもお酒にかかる支出が高くなりがちです。
酒代まで食費にいれると、食費が異常に高くなってしまうけれどよいのだろうか?
そもそもお酒ににかかる「酒代」は「食費なのか」?
家計簿に「酒代」という項目を作ったほうが良いのだろうか?
夫しかのまないのだから「夫費」に計上した方がよいのでは?
酒代だけではなく刺身などのつまみが必要になる場合はつまみまで含めて酒代?
たかが毎晩の晩酌のことのようですが、家計簿をつけている方にとってはさまざまな悩みどころがあるようです。
こちらでは「毎晩のようにお酒を飲む習慣のある方の家計の管理方法」について紹介します。
そもそも酒代は食費?
家計簿をつけていると、そもそも酒代は何費にしたらよいのかと迷うこともあるのではないでしょうか。
酒費という項目を作ったほうがいいのか
食費にした方がいいのか
娯楽費や嗜好品費といった費目にした方がよいのだろうか
というような悩みをよく伺います。
結論からお伝えすると、酒代は基本的に「食費」でよいと考えています。
なぜなら「酒費」としてしまうと、毎月集計しなくてはいけない項目が増え手間がかかる上に、予算が守りにくいと考えられるからです。
■参考:酒代の項目については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:家計簿に作ってはいけない費目については以下の記事で詳しく紹介しています。
酒代があると食費の予算が守れない?
上記のような理由から質問者様の場合も、家計簿に「酒代」「ビール費」「魚費(つまみ費)」というような項目を作成する必要はないと考えます。
家計簿に上記のような項目を作成するかしないかということではなく、食費の予算が守れる仕組みを作る方がよいと考えられます。
なぜなら、刺身などのつまみや酒にかかる費用は毎日とはいえなくとも1週間単位、月単位で考えればほぼ同じくらいの定量を守ることが可能な支出と言えるからです。
例えば、刺身を毎週末500円買うことが必要なら、仮に1日2000円を食費の予算としても×7日(1週間)の食費の予算に500円を追加すれば1日単位で見れば刺身の分だけ食費が高くなりますが、1週間単位で考えればほぼ毎週同じくらいの食費を維持することができます。
また、飲む酒の量としても、毎月だいたい同じくらいの量を購入するようにすると、食費も安定させることが十分可能です。
例えばボトルの酒は月1本まで。ビールは1日2本まで、1週間で14本までしか買わない。
このように一ヵ月単位で購入する酒の量を決めてしまいましょう。
たまには月1本までと決めても月によっては月初と月末でたまたま2本になるというようなこともあるかもしれませんが、その場合は次の月は買わないなど全体で調整できるようになると酒代で食費の予算がばらつくことがなくなります。
このように飲む定量を決めてしまうと
晩酌が唯一の楽しみという旦那様の楽しみを奪うことになるのでは?
とお考えになるかもしれませんが、
酒は求められるまま際限なく飲ませることがパートナーとしての務めではなく、
ある程度はたしなみをもちお酒の量をコントロールし健康を維持することに努めるほうがパートナーとしての務めともいえるのではないでしょうか。
週の半ばで1週間分を飲み切ってしまっても追加では買わず、1週間に飲む量はこれくらいの方が体のためと考えてみてはいかがでしょうか。
いくら飲むことと食べることが楽しみとはいえ、過剰になりすぎ健康を損ねてしまっては本末転倒です。
毎週定量で購入している分以上にどうしても追加で飲みたい時は小遣いから自分で買ってもらうようにするというのも一つの手です。
上記のような理由から酒代が食費に含まれていても予算を守ることは十分に可能と考えられます。
もちろん数百円~千円程度の予算オーバーなら気にすることはありません。数千円~1万円もオーバーしないようにだけ気をつけましょう。
■参考:食費の予算が守れない時の考え方は以下の記事で詳しく紹介しています。
酒代も含めた食費の管理をしよう
酒代があることではじめのうちは予算を守ることが難しい場合もありますが、上記のように毎月のルーティーンとして組み込んでしまうようにすれば、予算は楽に守れるようになると考えられます。
それでも予算が守れない時はそもそもの予算が低すぎる場合も考えられますので、予算を上げて様子を見ましょう。
男の子がいらっしゃるということですので、食費についてはいつまでも赤ちゃんの時と同じ金額を予算にするのではなく、成長するにしたがい少しずつ月数千円でも食費の予算を上げるようにするとストレスなく予算が守れるようになると考えられます。
食べることが好きなご家族から食べる楽しみを奪わない程度の食費を維持しつつ、節約は他でできないか考えてみましょう。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:食費・日用品に関するご質問は以下の記事にまとめてあります。
・食費・日用品に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
コメント
コメント一覧 (2)
そこを話し合ってください
従えないなら離婚でも良いでしょう
今の時代はそんなもんです 辛抱強い女なんて過去の遺物
とっと慰謝料と養育費です
ご指摘ありがとうございます。
夫婦の問題というのは一概にああすればいいというのは言いにくいところがありますが、
幼稚脳さんのご意見も一つ参考に今後も回答させていただきます。ありがとうございました。