2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

手取り年収1000万円の家計簿公開!塾費月20万円?生活費は月81万円です。

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今回のご相談内容

ブログとても興味深く拝見させていただきました

子供の教育費に圧迫されて現在はにっちもさっちもいかない状況です

教育費に関しては受験が終われば少し落ち着くかと思ってはおりますが・・・

学費が発生するのでそこまで楽になるとは思っていないので、家計の内容を見直したくご相談させていただきました

貸金庫などは解約したり、保険の見直しもしました

夫の保険は60歳払い込みのため、このままの方がよいといわれております

化粧品も以前の物よりランクを落としてみたり、夜だけは良いものを使い朝の物を安価にしてみたりはしています

携帯代金はYモバイルなど検討はしてみたのですが、実家の両親の携帯とシェアしているため、このままで大手キャリアのままとしたいと考えています

住宅ローンは残り3〜4年で完済予定です

他に見直すところがあれば、ご教授ください
どうぞよろしくお願い致します

●家族構成●
夫(50)、妻(47)、子(4月から高2)、子(4月から小6)

1、収入
夫 年間600万円
妻 年間400万円

合計 年間1000万円

2、銀行支出
住宅ローン 年間110万円(月6万円+ボーナス払いあり)
管理費 年間33.6万円(月2.8万円)
電気・ガス代 年間25万円(月2.1万円)
水道代 年間11万円(月約0.9万円)
固定電話+JCOM 年間6万円(月0.5万円)
携帯電話(4人) 年間27.6万円(月2.3万円)
保険(夫)年間41万円(月3.4万円)
保険(妻)年間11.4万円(月0.95万円)
学資保険(長女)年間19.8万円(月1.65万円)
学資保険(次女)年間27.6万円(月2.3万円)
学費(長女)年間125万円(学校と塾と定期)
学費(次女)年間126万円(月学校給食5千円と塾10万円)
習い事(長女・次女)年間18万円(月1.5万円)
コンタクト代 年間5.4万円(月0.45万円)

合計 587.4万円

3、支出
食費 年間100万円(月8.4万円)
外食費 年間50万円(月4.2万円)
日用品 年間18万円(月1.5万円)
衛生費(美容院含)年間35万円(月2.9万円)
化粧品代 年間15万円(月1.25万円)
被服費 年間60万円(月5〜6万円)
夫小遣い 年間54万円(月4.5万円)
妻小遣い 年間54万円(月4.5万円)
子供小遣い 年間3.6万円(月0.3万円)

(特別費予定)
固定資産税 14万円
車税 4.5万円

合計 408万円

(昨年度貯金実績)
積立定期 年間24万円(月2万円)


ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「家計診断」についてですね。

質問者様の家計状況について、いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。

年間収支は?


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収入1000万円
支出約995.4万円

収支は年間約5万円の黒字の予定ということですね。

保険(夫)年間41万円(月3.4万円)
保険(妻)年間11.4万円(月0.95万円)
学資保険(長女)年間19.8万円(月1.65万円)
学資保険(次女)年間27.6万円(月2.3万円)

こちらがありますので、全額貯蓄性の保険の場合は年間99.8万円の貯蓄はできていることになります。掛け捨てが含まれている場合はもう少し貯蓄額は少なくなります。

家計のやりくりはどうする?


質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

住宅ローン 年間110万円(月6万円+ボーナス払いあり)
管理費 年間33.6万円(月2.8万円)
電気・ガス代 年間25万円(月2.1万円)
水道代 年間11万円(月約0.9万円)
固定電話+JCOM 年間6万円(月0.5万円)
携帯電話(4人) 年間27.6万円(月2.3万円)
保険(夫)年間41万円(月3.4万円)
保険(妻)年間11.4万円(月0.95万円)
学資保険(長女)年間19.8万円(月1.65万円)
学資保険(次女)年間27.6万円(月2.3万円)
学費(長女)年間125万円(学校と塾と定期)
学費(次女)年間126万円(月学校給食5千円と塾10万円)
習い事(長女・次女)年間18万円(月1.5万円)
コンタクト代 年間5.4万円(月0.45万円)

食費 年間100万円(月8.4万円)
外食費 年間50万円(月4.2万円)
日用品 年間18万円(月1.5万円)
衛生費(美容院含)年間35万円(月2.9万円)
化粧品代 年間15万円(月1.25万円)
被服費 年間60万円(月5〜6万円)
夫小遣い 年間54万円(月4.5万円)
妻小遣い 年間54万円(月4.5万円)
子供小遣い 年間3.6万円(月0.3万円)

合計 977万円(月81.4万円)

質問者様の月収はわかりませんが、いつの間にか支出が増え毎月81.4万円が必要な家計設計になっています。

お子さんの教育費にもお金がかかっていますが、それ以外の支出にもお金がかかっています。

貯蓄性の保険で貯蓄はある程度できていますが、高収入なのに現金が貯まりにくい家計になっていると言えます。

特別費のやりくりは?


質問者様の家計の特別費にあたる支出は以下のとおりです。

(特別費予定)
固定資産税 14万円
車税 4.5万円

合計 18.5万円

生活費は月81.4万円かかっているのに対し特別費の支出がとても少なくできています。

ただ、車税がかかっているということは、車検がある年もあり、車の保険もかかりますから実際にはもう少し特別費の予算が必要になります。

また、現状の予算では旅行や家電の買い替えなどには予算がさけていませんので、年収が1000万円あっても旅行や家電の買い替えにはほとんどお金が使えないという家計になっています。

家計を見直そう!


質問者様の家計は全体的に収入が高いがゆえに支出の肥大が起こっている家計と言えます。

特に以下の支出について見直してみましょう。

■水道光熱費

電気・ガス代 年間25万円(月2.1万円)
水道代 年間11万円(月約0.9万円)


水道光熱費はお住まいの地域によって大きく差が出るものです。

もしかしたら地域の事情である可能性もありますが、今一度水道光熱費については見直してみましょう。

ちなみに特別な節約は一切していない5人家族のわが家の水道光熱費は年間約19万円(月約15800円)です。

子どもたちが大きくなり、自室で過ごすことが増えたことや洗濯なども増えたことから大分値上がりしましたが、それでも4人家族で月3万円水道光熱費がかかっている質問者様の家計より少ない金額になっています。

もちろん節約家の方であればもっと少ない水道光熱費にすることは可能です。

地域の事情がある場合は仕方がありませんが、水道光熱費を月5000円節約するだけでも年間で6万円節約できますので挑戦してみてください。

■参考:わが家の1年分の水道光熱費については以下の記事で詳しく紹介しています。



■日用品

日用品 年間18万円(月1.5万円)

日用品についてもオムツやミルクのお子さんがいない状況で月15000円は高いと言えます。

オムツやミルクのお子さんがいないのであれば、月8000円くらいでもやや多いくらいですので、全体的に日用品を見直してみましょう。

できれば月7000円、少なくとも月5000円は節約できないか検討してみましょう。

日用品を見直すだけでも年間60000円~84000円の節約ができます。

■参考:日用品費の見直し方については以下の記事の記事で詳しく紹介しています。



■娯楽費用

外食費 年間50万円(月4.2万円)
衛生費(美容院含)年間35万円(月2.9万円)
化粧品代 年間15万円(月1.25万円)
被服費 年間60万円(月5〜6万円)

合計 160万円(月13.3万円)

当方でオススメしている費目である「娯楽費」(一部特別費でもよい支出も含まれています)にあたる支出が年間160万円、月13.3万円と高額です。

上記の支出はすべて含めても月5万円、年間60万円程度に節約できれば年間で100万円の節約ができます。

■参考:洋服代はいくら?については以下の記事で詳しく紹介しています。



■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。



■小遣い

夫小遣い 年間54万円(月4.5万円)
妻小遣い 年間54万円(月4.5万円)

娯楽費用が月13.3万円あり、さらに小遣いも二人で月9万円と決して少ない金額ではない点も浪費を拡大しやすい傾向が見受けられます。

できれば娯楽費用である衣服費、化粧品、衛生費は各自の小遣いに含めるようにすると浪費の拡大を防ぐことができます。

■参考:小遣いの範囲とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。


予算を作り直してみよう!


上記の点を踏まえてもう一度家計を見直してみましょう。

電気・ガス・水道 年間30万円(月2.5万円)
日用品 年間12万円(月1万円)
娯楽費 年間60万円(月5万円)(外食、衛生、化粧品、被服費こみ)


合計 102万円(月8.5万円)

現状では、上記の支出だけで214万円(月17.8万円)かかっていますので半分以下、年間112万円節約できるプランです。

節約できた112万円のうち、40万円ほどは車検やその他の予備として特別費に計上してもよいでしょう。

40万円を特別費に回したとしても貯蓄性の保険と合わせて年間170万円ほどの貯蓄が可能になります。

厳しく見積もればもう少し節約することも可能ですが、これくらいをひとまずの目標とすると無理がないでしょう。

家計の今後を考えよう!


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質問者様の家計は、「収入が高いがゆえの支出の拡大」が見られます。

お子さんの教育にも大変熱心な点は素晴らしいのですが、現在小学生のお子さんにも月10万円塾の費用をかけているということは「中学校の受験」を検討されているのではないかと考えられます。

私立中学校に入学された場合は、数年後私立中学校の学費も高額になる可能性があります。

私立ではなく国立の中学校受験であったとしても、今後も塾の費用などが少なくならない可能性も十分に考えられます。

あと数年で住宅ローンの支払いが終わるということで年間110万円の支払いは間もなくなくなる予定ではありますが、その分さらに教育費が増えてしまっては結局貯蓄ができないまま老後を迎えることになりかねません。

ご主人の年齢を考えると、ちょうど下のお子さんが大学を卒業するころにご主人も60歳を迎えるころになりますので、退職金などが手厚い状況でないと老後の資金が貯められない可能性が高まります。

今後は老後までの資金計画を含めて家計を計画されるとさらに安心できる家計になるでしょう。

お金の使い方のタイプとしては、高所得なのに貯まらないタイプと言えます。

■参考:お金が貯められないタイプ別診断(高所得なのに貯まらないタイプ)



■参考:チェックリストから診断できる!お金が貯められないタイプは以下の記事から診断できます。


高収入なのに貯まらない?


同じく高収入な方からのご相談は過去にもお引き受けしています。

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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収600万円台以上の家計のまとめ

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

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