2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

節約になる家計簿のコツとは?特に意識したい支出は何?

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさま。このような機会をありがとうございます!

質問したいことがありまして、ご利用させていただきます。

小さな子供が二人いますので、買い物にでると、ついあれもこれもとなってしまいます。

そこで、一行家計簿の記入をするさい、たとえば、子供のゲーム、絵本、コンビニでお菓子、など複数のレシートがでたとき、すべて娯楽にまとめて、合算した金額をかいて、横には、絵本などで、よいのでしょうか?

1日の予算とかは、まだ決めておらず、ズボラ家計管理トレーニングをいま注文したばかりなのですが、1日に多くのレシートが出ると言うことは、買い物の仕方も見直したほうがよいのでしょうか?

そして、娯楽をたとえば、月三万円使っていたとして、節約を意識するとしたら、娯楽を2万5000円までにしようとか決めて生活すればよいのでしょうか?

ただ記録するだけの家計簿と、あきさまの家計簿のちがいはつかみつつあるのですが、節約をするとしたら、やはり娯楽費ですか?

まだ、あたまでそうか!ってなっていなかったので質問させてもらいました。

お忙しいと思いますがお返事お待ちしています!

ありがとうございました♪


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「家計簿で節約するポイント」についてですね。

節約になる家計簿と節約にならない家計簿


家計簿というのは「家計簿さえつければ節約になる」と誤解されがちなのですが、実はそうではありません。

ただやみくもに家計簿をつけていても、「家計簿をつけているのに節約できない」という状況になる方の方が圧倒的に多いのです。

なぜ「家計簿をつけているのに節約ができない」という状況になるかというと、それは「コツをつかんだ家計簿のつけ方をしていないから」なのです。

家計簿はつければつけるほど「自分の家計の弱点」が自然に浮き彫りになり、なおかつ「改善方法までもが家計簿を見るだけでわかる」という状況にしなくては意味がありません。

市販されている家計簿は数多くありますが、一般的な家計簿は「ただつけるだけの記録帳」になってしまうもの。

同じ家計簿でも市販の一般的な家計簿と違い「見直し・振り返りがしやすい家計簿」にこだわっているのが当方の家計簿です。

家計簿をつけるだけで節約できるコツ


質問者様も市販の一般的な家計簿と当方の家計簿の違いをつかみつつあるということですね。

「娯楽費」という支出について特に意識をされているご様子です。

この「娯楽費」という家計簿の項目(費目)は、当方独特のオリジナル項目です。

一般的な家計簿の「娯楽費」とは全く違う意味や役割を持ちますので、注意してください。

この娯楽費をどのように節約するかが「家計簿をつけるだけで節約できるコツ」のひとつになるのは間違いありません。

■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890

娯楽費でなぜ節約ができる?


家計簿をつけるだけで節約ができる家計簿にするためには、「娯楽費」という費目を作成し、「娯楽費の予算を守る」という作業を行うことが大切です。

なぜなら「娯楽費」に仕分けられる支出は「雑多な支出」になることが多いからです。

・ファンシー文具
・出かけたときにかかったちょっとした駐車場代
・雑誌
・カフェでの休憩

など、普段の生活で出るちょっとした支出こまごまと積み重なることが多いのです。

このこまごまとした支出というのは「人によっては非常に数が多い」という傾向があります。

なお、節約家の方ほど娯楽費の欄に記入する支出の内容が少ないという傾向があります。

つまり、家計簿で節約するには「娯楽費」に記入する支出の数を減らすということが大切なのです。

数をコントロールすることで支出が減り、自然に節約ができるということになります。

「娯楽費」に仕分けられる支出は、一般的には「雑費」として仕分けられることも多い支出ですが、「雑費」という項目は家計簿にはない方がよい費目です。

■参考:雑費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5961924

質問者様もレシートの数が多くなってしまうということですが、レシートの数を減らすことで節約ができるものと考えられます。

どうしてもレシートの数が多くなるという場合は、以下の手順で記入をまとめるということをやむをえません。

・ファンシー文具 500円
・雑誌 1000円
・お菓子 300円

質問者様もお気づきの通り、この場合は合計して「子どもの雑誌など 1800円」と複数のレシートをまとめて記入してもかまいません。

ただし、複数のレシートをまとめて書くという作業は「作業の手間の節約」にはなりますが「お金の節約」にはなりませんので注意してください。

■参考:レシートの数が多い時、まとめて家計簿につける方法については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/14822

家計簿をつけるだけで節約するなら


家計簿をつけることで節約したいならまず「娯楽費」を節約する意識を高めましょう。

しかし、節約ばかりに気を取られ、家族からお楽しみを奪ってしまうようでは家計簿の意味もなくなります。

適切に支出をコントロールし、予算を守れる状況をキープしながら、家族のお楽しみも程よく残すくらいが理想的です。

質問者様も、月30000円の娯楽費を25000円を予算にして節約すれば月5000円、年間6万円の節約が可能になります。

しかし、そうすることで「家族に無理な節約をおしつける」ようになっては本末転倒です。

25000円の予算が無理なく回るように、無駄な支出を極力出さないようにすると上手に節約ができるようになります。

■参考:娯楽費が節約できない時については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5468

なお、家計簿で節約を行うには「娯楽費」を意識するだけでなく、「固定費」と「特別費」を意識することも大切です。

まず「娯楽費」を意識するところから始め、次に「固定費」や「特別費」の見直しなどに進むと、次は全体的に節約ができる家計簿になります。

少しずつ「全体的な節約」まで考えられるようになると、まさに「家計簿をつけるだけで節約できる」ようになります。

■参考:「固定費」の見直しについては以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4025

■参考:「特別費」については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239

テレビや雑誌でも紹介していただいた当方の家計簿については以下の記事で詳しく紹介しています。

■参考:つけるだけで節約になる家計簿とは?

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:他にもある!家計のやりくりアドバイスに関するご質問は以下にまとめてあります。
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問一覧

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

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