2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

初心者向け!端数を書かない家計簿のつけ方!手抜きでラクをしたい時

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして。

初歩的な質問なんですが、消費税など1円単位で家計簿につけていますか?

家計簿を見させていただくと、10円1円は切り落として書かれていますよね?

それはどういった基準で切り落としてますか?


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「端数のない簡単な家計簿のつけ方」についてですね。

端数のない簡単な家計簿


家計簿をつけたいと思っているけれど、計算を合わせたりするのが難しそう…と感じる方もいますよね。

もっと初心者向けで簡単な家計簿にしたい。

そのような時は端数のない家計簿をオススメします。

端数のない簡単な家計簿のつけ方


端数のない家計簿のつけ方は簡単です。

支出をだいたいの金額で繰り上げて家計簿につけるだけです。

3980円なら4000円。
1250円なら1300円。

このように10円以下をだいたいで繰り上げて家計簿に記入しましょう。

どういった基準で切り落としているかというご質問ですが、繰り下げではなく、繰り上げで家計簿に記入するのがポイントです。

■参考:端数のない家計簿のつけ方

端数のない家計簿のつけ方 端数のない家計簿のつけ方



1)4月1日にスーパーでだいたい1600円の買い物をし、日用品で500円の買い物をした。


2)4月2日にスーパーでだいたい4000円の買い物をし、だいたい2300円の外食をした。

という意味の家計簿になります。

端数のない簡単な家計簿の注意点


端数を落として家計簿をつけると「だいたい何にいくら使ったか」を把握することができます。

しかし、注意しなくてはいけないのは端数を落として家計簿をつけると残高を合わせることができなくなるという点です。

実際の支出が3980円なのに、4000円と家計簿につけると、お財布の残高は20円合わなくなります。

したがって、端数のない家計簿をつけるなら残高は計算しないという方法をオススメします。

端数のない家計簿のつけ方(残高) 端数のない家計簿のつけ方(残高)


通常の家計簿のつけ方ですと、残高もあわせて記入します。

しかし端数のない家計簿の場合は残高を合わせることに意味がなくなりますので、上記の残高欄は家計簿から削除しましょう。

端数のない簡単な家計簿のメリット・デメリット


端数のない家計簿は

・10円以下の端数を家計簿につけなくてよい
・残高の計算をしなくても済む

という点ではしなくてはいけない計算も減りますし、より簡単な家計簿になります。

家計簿が苦手で初めて家計簿に挑戦する家計簿初心者の方に向いているというメリットがあります。

家計簿はできる限り手抜きをしてラクに続けたいと考えている方にも向いています。

しかし、反面残高を合わせないことで使途不明金が増える可能性があるというデメリットがあります。

お財布の残高を確認する家計簿のつけ方をしていると、お財布のお金と家計簿の残高が合わないと「家計簿に書き忘れている支出があるのでは?」「家計簿の記入ミス」に自然に気が付きます。

レシートのない支出がなかったか振り返る機会を持つことができますので、書き忘れのない家計簿にすることができます。

しかし、端数のない家計簿では「家計簿に書き忘れてる支出があることに気が付かない」まま次の支出の処理に進んでしまいますので、記入もれの多い家計簿になる可能性があります。

多少の記入漏れは問題ありませんが、あまりに記入漏れが多いと家計簿の意味がなくなります。

家計簿初心者の方が気楽に取り組むという意味ではオススメできますが、正確性という意味ではオススメできません。

慣れてきたら残高のある家計簿に挑戦してみるというのもオススメです。

また、端数を落とした家計簿にするなら、せめて月1回の銀行残高のチェックは行うなど、家計簿の精度を上げる仕組みをあわせて取り入れましょう。

■参考:家計簿が続かない方にオススメの月1家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3797

なお、端数のない家計簿のつけ方は書籍(1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿)でも詳しく紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。

わが家の家計簿


わが家の場合はどうしているかというと、特別費など一部端数を落として家計簿に記入する支出はありますが、ほとんどは端数を落とさず1円単位まで正確に家計簿につけています。

記入例として掲載している画像では分かりやすくするため端数を落としている場合もありますが、あくまで記入例ということになります。

ただ、しっかり1円単位まで正確につけているつもりでもたまには使途不明金がでることもあります。

しかし、そのような1円単位まで正確であることにあまりこだわる必要はありません

家計簿はだいたいこれくらいの支出があるという支出の全体像がつかめれば問題ありません。

■参考:家計簿をつける意味とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/12827

家計簿初心者の方がどのような難易度の家計簿を選んだらいいのか分からないという時は、難易度別に家計簿を選ぶという方法もオススメです。

■参考:難易度別の家計簿については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/3903

わが家の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。

■参考:わが家の家計簿のつけ方

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:他にもある!家計簿のつけ方に関するご質問は以下にまとめてあります。
・家計簿のつけ方に関するご質問一覧

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

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