2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

財布の使い分け!3つの財布を持ち歩くわが家の家計管理術

こんにちは!家計簿&家計管理アドバイザーのあき(@aki_kakeibo)です!

ところで、みなさんは、いくつのお財布を使っていますか?

私は、普段から3つの財布を用途に応じて使い分けています。

なぜなら財布を分けると、お金の使い方も整うからです。

ここでは、私が普段から実際に行っている「お財布の使い分け」について紹介します。

なお、こちらの「お財布を使い分ける方法」については書籍(ズボラ家計管理 講談社)にも納められています。

家計管理に必要な財布はいくつ?


私が普段から持ち歩いている財布は基本的には2つです。

■1つ目の財布(生活費)

財布1

1つ目の財布は生活費用の財布

この財布は通常の財布ですね。

こちらの財布には「食費、日用品」など日常的にある支出に関するお金をいれるようにしています。

■2つ目の財布(小遣い)

財布2

2つ目の財布は小遣い用の財布です。

1つ目の生活費の財布と違い、こちらの財布には「自分の小遣い」を入れています。

臨時に使う財布


私は普段から上記の2つの財布の使い分けをしているのですが、上記の2つの財布以外にも時々もう一つ財布を持ち歩くことがあります。

■3つ目の財布(特別費)

財布3

家計には「特別費」といって日常的な支出ではなく、その時だけかかる比較的高額な支出がありますよね。

例えば「固定資産税、車検、旅行、家電の買い替え費」など、一般的によく知られる大きな支出だけでなく「入学準備のランドセル、七五三の写真撮影代、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント」など、ちょっとしたイベントにかかる支出などもわが家では特別費にしています。

このような特別費にかかる費用を支払う時には特別費用の財布を持ち歩きます。

でも、財布を3つも持ち歩くのはかさばりますよね…。

そのため、わが家では上の画像のように3つ目の財布は「100円均一ショップ」で販売しているような簡易的な財布を利用していますよ。

特別費の財布は普段は持ち歩かず、必要な時だけ持ち歩き、使い終わったらすぐカバンから抜きしまっておきます。

普段は「生活費」と「小遣い」の2つの財布を持ち歩き、必要な時だけ「特別費」の財布を持ち歩いています。

基本的にいつも持ち歩く財布の数は2つ。時々3つになるというイメージです。

■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。


財布を使い分けよう!


わが家では以下のように財布を使い分けています。

■1つ目の財布(生活費)から支払う支出

・食費
・日用品
・外食
・雑貨
・衣服(子供服)
・習い事費(部活費含む)
・学校の支払い(教材費や写真代や体操服の追加購入など)
・ちょっとした医療費(薬代やシップなど)

■2つ目の財布(小遣い)から支払う支出

・美容院
・自分の服
・自分の化粧品
・自分のおつきあいにかかる交際費
・仕事で使う交通費

■3つ目の財布(特別費)から支払う支出

・家電の買い替え
・衣服費(スーツ、コートなど高額なもの)
・誕生日やクリスマスのプレゼント
・夏休みなど長期休みにかかる費用
・ランドセルや制服など入園入学進学にかかるまとまった費用

上記のように何の支払いを何の財布から行うかをだいたい決めておき、各財布からお金を出すようにしています。

このように財布を使い分けることで、家族の支出と自分の支出がごちゃごちゃになったり、普段の生活費が特別費などの大きな支出でカツカツになったりというような家計管理の混乱を防いでいます。

生活費の財布と、小遣いの財布を使い分けることで、「自分の小遣いを家族の食費に使ってしまった」ということがなくなりましたし、特別費の財布を生活費の財布と別にして持ち歩くことで「いつもの食費にいつの間にか旅行代を使ってしまった」というようなことがなくなり、旅行などの費用は旅行のためだけに使うということができるようになりました。

なお、わが家では、何の支出をどの財布から出すかを決めるために、何の支出を小遣いから出すのかという「小遣いの範囲」も決めています。

■参考:小遣いの範囲については以下の記事で詳しく紹介しています。



財布を整理しよう!


わが家では財布の使い分けと同時に「各財布の整理整頓」も心がけています。

3つの財布を持ち歩くことで各財布にそれぞれレシートがたまりっぱなし。

カードなどもパンパンにはいっているようでは持ち歩くのもかさばって重くなってしまいますよね。

各財布にいれるカード類も厳選。レシートは必要ないものはすぐに捨てることでいつもスッキリした財布にすることができます。

わが家では以下のように各財布にいれるカードも決めています。

■1つ目の財布(生活費)のカード

・利用頻度の高いスーパーのカード
・楽天ポイントカード
・Dポイントカード
・Tポイントカード
・図書館のカード

■2つ目の財布(小遣い)のカード

・保険証(定期的に通う病院があるため)
・運転免許証

■3つ目の財布(特別費)から支払う支出

・家電を買う時は家電のお店のポイントカードなど必要なカードだけ都度いれる。

カードやレシートを整理すると、お金の混乱を防ぐことができますので、お金が貯まりやすい財布にすることができます。

■参考:財布の整理整頓方法については以下の記事で詳しく紹介しています。


財布の使い分け(まとめ)


上記のように財布を使い分けると、「この支出にはいくらまでなら使ってもいい」という「使ってもいいお金の上限」財布の残高をみるだけで分かるようになります。

お金が貯められない人というのは、「使ってもいいお金の上限」がわからないために「まあいいや買ってしまえ。支払いは何とかなるだろう」とダラダラとお金を使っているうちにいつの間にかお金を使いすぎてしまう傾向があります。

このような「不透明になりやすいお金の上限」をはっきりと見える化するのがお財布を使い分ける目的です。

家計簿が苦手な人は、家計簿をつけなくても財布を上手に使い分けるだけでも家計管理の効果が期待できるのでオススメですよ。

■参考:財布の使い方については以下の記事で詳しく紹介しています。


関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:他にもある!正しい家計管理の方法については以下にまとめてあります。
・正しい家計管理の方法

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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. みるくま
    • July 20, 2019 09:32
    • 主婦歴約40年で始めて家計簿を一年以上継続中です。今年は一年続けた家計簿をもとに、FPに相談し、家計の見直しが出来ました。来年は収入もだいぶ少なくなるので、引き続きあきさんの本やブログを参考に頑張ろうと思います。
    • 2. あき
    • July 24, 2019 06:18
    • みるくまさんコメントありがとうございます。
      主婦歴40年ではじめて家計簿1年以上継続中とは素晴らしいですね!
      さらにFPさんに相談までされ家計の見直しに成功。
      本当に素晴らしい成果を出しておられます。
      継続は力なりですので、ぜひ今後も継続していかれてください。
      またいつでもご利用くださいね。楽しみにお待ちしております。
    • 3. こまったちゃん。
    • November 07, 2020 01:56
    • 初めまして(*'▽'*)夫婦2人暮らしで家計のやりくり必死でやってます。今まで色んな家計管理の方法試してきました。でも数ヶ月で「私たちの生活スタイルには合わないかな…」と断念してきたので、あきさんのサイトを見つけてシンプルですぐ当てはめられて上手くいってるのでとっても嬉しいです(*´꒳`*)
      でも悩みがあります…汗
      今は1ヶ月を週5と考えて食費毎月8,000円でやりくり(調味料込)してます。プラス日用雑貨5,000です。ここはうまくいってると思います…。でも、お米代が別というのと、食費にお菓子、デザート系は含まれてないのでコンビニorスーパーで嗜好品を買うのがいつもの流れです。あと外食費が別です。誰かを家に呼んだ時のお酒、ご飯、おつまみ代も別です。現金で特別費として20,00/月は取り分けてますが全く足りずクレジットに頼ってます。それで月末に「今月使い過ぎたな…」と悩むんです。夫に「いくらまでだよ」って言うのも言いにくくてずるずる好きなの好きなだけ買わせてしまうていうのも問題かもですが泣
      みなさん食に関する食費以外のその他の項目をどんな風に分けて、いくらくらいに設定して、それ以上になりそうな時どんな対策しておられるんでしょうか(;ω;)教えてください!
    • 4. あき
    • December 01, 2020 10:30
    • こまったちゃんさんコメントありがとうございます。
      夫婦2人暮らしで家計のやりくりを頑張っていらっしゃるのですね。
      食費に関するご質問ありがとうございます!
      大変恐縮ですが、コメント欄ではご質問を受け付けておりません。
      あらためまして、メールフォームからお問い合わせいただければ幸いです!
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