2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

家計簿は明細を細かく書く?まとめて書く?つけ方のメリット・デメリット

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

いつも参考にさせていただいております。

1日1行でスッキリなのですが、出費の詳細を記入していた方が、後で何にいくら使ったのかわかるので、1行で無理やり記入しているのに少しストレスを感じています。どうしたらよいのでしょうか。


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計簿の明細」についてですね。

家計簿の明細の書き方



家計簿をつけるなら明細は細かくつけた方がいいのだろうか?まとめて書いた方がいいのだろうか?


と迷うこともありますよね。

結論からお伝えすると、家計簿は明細を細かくつけたいなら細かく書いても間違いではありませんし、明細を細かく書くのは面倒という方は明細はおおざっぱで構いません。

質問者様は「1日1行にまとめて家計簿の明細を書くのがストレス」ということですが、「細かく家計簿の明細を書き出すことがストレス」という方もいます。

どちらが良いかというのはお好みと言えます。

家計簿の明細を細かく書くメリット・デメリット




家計簿の明細を細かく書くことにもメリット・デメリットがあります。

■細かい家計簿のメリット


・細かく書きだすことで、あとから何に使ったか細かく振り返ることができる。
・家計簿をつけているという実感がわきやすい。
・頑張って家計を管理しているというモチベーションがアップする。

■細かい家計簿のデメリット


・家計簿をつけるのに時間がかかる
・家計簿を集計するのにも時間がかかる
・家計簿の集計方法などが複雑になる

特に大きなデメリットは家計簿をつけるのに時間がかかる・手間がかかる・計算が複雑になるという点です。

ただし、これをデメリットと感じないという方には細かく明細をつける家計簿は向いています

家計簿をつけることが趣味であったり、毎日ゆっくりと書き物をする時間をとることができる方にとっては細かい家計簿はとても楽しいものです。

特に書くのが好きという方ですと、家計簿と一緒に日記を記入したり、献立ノートを作成したり、家事ノートを作成したり他の作業も一緒に行うことでさらに家計簿をつける楽しみが生まれることがあります。

家計簿の明細をざっくりまとめて書くメリット・デメリット




家計簿の明細を細かく書かない、当方でオススメしている1日1行などまとめて家計簿を書くことにもメリット・デメリットがあります。

■ざっくり家計簿のメリット


・記入量が少ないので家計簿をつける時間が短くて済む
・家計簿を集計する手間も少なくて済む
・記入方法が簡単
・時間がかからず簡単なので長く続けやすい

■ざっくり家計簿のデメリット


・家計簿に細かい明細が残らないので、おおざっぱに振り返りはできるが細かい振り返りはできない
・家計簿が好き、家計簿を書くのが趣味という方には記入量が少なすぎて物足りない

特に大きなデメリットは書くことが好きな人にとっては物足りないという点です。

1日1行に支出をまとめて書くので、記入量が少なく簡単ですが、書くことが好きな人はもっと時間をかけて書き出すことに喜びを感じますので記入量が少ないことがかえってデメリットになります。

しかし、特に書くことが好きではない人、毎日忙しくて家計簿をつける時間が少ない人、なるべく簡単に済ませたい人、家計簿をつけるのこと苦手な人にとっては家計簿は細かくつけるよりも簡単につけるほうが続けやすい家計簿になります。

時間がない人にとって家計簿に毎日1時間も費やすような作業は苦行以外のなにものでもありません。

家計簿を選ぼう




当方でオススメしている家計簿のつけ方は1日1行で簡単に家計簿をつける方法です。

■参考:当方の家計簿のつけ方の基本については以下の記事で詳しく紹介しています。



家計簿をつけるのが苦手な人、時間がない人でも続けやすいように簡単な家計簿の仕組みを採用しています。

しかし、1日1行、レシートの合計額を書くだけの家計簿であっても「計算が苦手」という人によっては難しいという場合があります。

そのような場合は「端数のない家計簿」にしてさらにつけるのを簡単にするという方法もあります。

■参考:端数のない家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。



難易度別に家計簿を選択するという方法もあります。

■参考:難易度別の家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。



家計簿を書くという作業自体が苦手という方には袋分けで家計を管理するという方法もあります。

■参考:袋分けで家計を管理する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。


家計簿は細かくつけた方が見直しがしやすい?




どの家計簿が自分に向いているか考えたうえで選択することをオススメしますが、ご質問の件である「家計簿を細かく書いた方が振り返りがしやすい」という点について補足しますと、細かくつけた家計簿の方が必ずしも振り返りがしやすいわけではありません。

たくさんの明細を書いていることで、かえって該当の支出を見つけにくいというデメリットもあります。

また、明細がありすぎて「何が無駄遣い」で「何が無駄遣いでないか」が分からなくなるとうデメリットもあります。

このような判断ができなくなると家計簿をつけているのに、わかるのは「明細だけ」というつける意味のない家計簿になってしまう可能性があります。

さらに、几帳面で細かい方は時間をかけて丁寧に家計簿を見直すこともありますが、おおざっぱな方は「過去の家計簿をほとんど見返さない」という傾向もあります。

したがって家計簿の明細を細かくつけても、10年後に「あの日あのスーパーでなすを買ったのが無駄遣いだった…」などと細かな振り返りをする可能性はほとんどないと言えます。

10年前の家計簿を見てもだいたいの傾向がおおざっぱに把握できる程度の内容が記載されていれば家計簿としての役割は十分と考えられます。

家計簿の明細は残したいものだけ残す


なお、家計簿の明細については「残したいものだけ残す」という方法がオススメです。

例えば「食費」の中でも「米」だけは月にいくら購入したか残しておきたい。

このような場合は以下のように家計簿につけます。

家計簿の明細の残し方 家計簿の明細の残し方


このように「米」だけは別途明細を分けることで、「米費」だけをあとから集計したり振り返りをしたりということが可能になります。

同様にして「衣服費」「子供服」「酒費」「オムツ費」など、あらゆる支出の明細を家計簿に残すのではなく、ご自分で残しておきたい明細だけを個別に記入すると、さらにご自分の残したい情報だけを効果的に家計簿に残すことができるようになりますのでオススメです。

なお、わが家の家計簿の明細の書き方としては「1日1行程度で済ませる(数日分を1行にまとめるのも可)」「残したい明細がある場合のみ、1行ではなく2行などに明細を増やして対応する」という方法を採用していますよ。参考までにお伝えしますね。
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:他にもある!家計簿のつけ方に関するご質問は以下にまとめてあります。
・家計簿のつけ方に関するご質問一覧

■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. さくらんぼ
    • June 23, 2019 08:02
    • 私も細かい明細を残したい派なので、あきさんのズボラ家計簿でありながら、家計簿ソフトを使って管理しています。ちなみにソフト名は「家計簿ソフトマム」です。レシートの明細を全部入力していますが、一行にまとめられて、クリックすれば、細かな明細も確認できて便利です。あれはいつ買っていくらだったのかと振り返る時に役だっています。
      このソフトはもちろんまとめて入力することも可能ですし、アレンジはいろいろできます。
      また、カードの引き落とし日や口座情報も設定できるので、月の家計簿と年間の家計簿も分けずに済みます。支払い方法を現金なのかカードなのか、口座振替なのか一つ一つ選ぶ事ができるので、購入した月の支出で管理しながら、集計は引き落とし日に引かれるので、口座の情報も分かりやすく、今月後いくら使えるのか、いくら残しておかなければならないのかというのが分かりやすいです。かれこれ5年以上つけていますが、あきさんのズボラ家計簿に切り替えてからは3年目です。全口座情報の集計もされるので家計管理が便利にできておススメです。
    • 2. あき
    • June 26, 2019 14:45
    • さくらんぼさんコメントありがとうございます。
      細かい家計簿が好きな方は好きですよね!
      家計簿ソフトマム!なつかしいです。
      私も新婚当初一番最初につけた家計簿は家計簿ソフトマムでした。
      細かくつけるうえでのメリットもありますから、どちらがご自分にあっているかを考えたうえで選択されるのが一番ですね!
      コメントありがとうございました。またいつでもご利用ください!
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット