2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

手取り年収400万円台の家計簿公開!貯蓄はあるのに現金がない!とは?

日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

先日は、質問に答えていただきありがとうございました。

今回は家計診断をお願いしたくメール致しました。よろしくお願い致します。

●家族構成●
夫(34)妻(34)子供(1歳5ヶ月)

1、収入

夫 年間3,000,000
ボーナス未定
妻 年間1,200,000
(今年から仕事復帰予想額)
手当 年間180,000

合計 4,380,000

2.銀行支出

住宅ローン年間627,216(月52,268)
電気代  年間72,000(月6,000)
ガス代  年間66,000(月5,500)
水道代  年間42,000(月3,500)

保険(掛け捨て)
夫 年間92,460(月5,705+2,000)
妻 年間24,000(月2,000)
子 年間12,000(月1,000)

生命保険(積立)
夫 年間130,968(月10,914)
(後、今年入れて12年払込終わり)

個人年金 年間120,000(月10,000)
積立保険 年間180,000(月15,000)
(後、今年入れて6年払込終わり)

携帯2人 年間120,000(月10,000)
保育園代 年間480,000(月40,000)
(保育園の駐車場代含む)

NHK 16,510
固定資産税 約80,000
(去年積立てたので今年はそこから出します)

2台分の車の税金53,000
2台分の車の保険84,660
(お互い車で通勤の為2台もち)
自治会費 年間4,000

合計2,204,814円

3.現金支出

食費  年間360,000(月30,000)
(米は実家からもらう)
日用品 年間120,000(月10,000)
娯楽費 年間180,000(月15,000)
教育費 年間?
夫小遣い年間360,000(月30,000)
妻小遣い年間120,000(月10,000)
(育休中は無し、仕事始まってから)
ガソリン代年間204,000(月17,000)

合計1,344,000円

4.特別費予定

イベント費 年間197,000
(浄水器カートリッジ4ヶ月一度交換3456円 年間10368円含む)
レジャー費 年間120,000
衣服費   年間100,000
臨時費医療 年間32,000(月1,000 2万は使用したとき払うお金)
臨時費家電、インテリア 年間36,000(月3,000)
合計 485,0000

1-2+3+4=4,033,814円

貯金346,186

今年は、2台とも車検ありません。

固定資産税は去年、毎月袋積立金で貯めたほうから出します。今年はやりません。

今年、浄水器はやめようと思います。

家計診断よろしくお願い致します。


ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「家計診断」についてですね。

全体的な感想について


まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。

年間収支は?


収入438万円
支出約403万円

収支は年間約35万円の黒字の予定ということですね。


生命保険(積立)
夫 年間130,968(月10,914)
個人年金 年間120,000(月10,000)
積立保険 年間180,000(月15,000)


こちらがありますので、年間でさらに43万円の貯蓄があり、合計で78万円の貯蓄ができていることになります。

家計のやりくりはどうする?


質問者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

月の家計を見てみよう!


まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

住宅ローン年間627,216(月52,268)
電気代  年間72,000(月6,000)
ガス代  年間66,000(月5,500)
水道代  年間42,000(月3,500)

保険(掛け捨て)
夫 年間92,460(月5,705+2,000)
妻 年間24,000(月2,000)
子 年間12,000(月1,000)

生命保険(積立)
夫 年間130,968(月10,914)

個人年金 年間120,000(月10,000)
積立保険 年間180,000(月15,000)

携帯2人 年間120,000(月10,000)
保育園代 年間480,000(月40,000)

食費  年間360,000(月30,000)
日用品 年間120,000(月10,000)
娯楽費 年間180,000(月15,000)
教育費 年間?
夫小遣い年間360,000(月30,000)
妻小遣い年間120,000(月10,000)
ガソリン代年間204,000(月17,000)

合計331万円

質問者様の月収はわかりませんが、ご夫婦合わせての月収が月27万円以上であるか確認してみてください。

おそらく奥様がお仕事に復帰後は月27万円以上の収入は確実にあると予測できます。

特別費のやりくりは?


質問者様の家計の特別費にあたる支出は以下のとおりです。

毎月の支出に一部特別費に当たる支出がありましたので、そちらの支出を特別費にうつしています。

イベント費 年間197,000
レジャー費 年間120,000
衣服費   年間100,000
臨時費医療 年間32,000(月1,000 2万は使用したとき払うお金)
臨時費家電、インテリア 年間36,000(月3,000)
NHK 16,510
固定資産税 約80,000
2台分の車の税金53,000
2台分の車の保険84,660
自治会費 年間4,000

合計 72.2万円

特別費の支出は多すぎず少なすぎずといったところです。

イベントやレジャーにも多少の予算を割いていますが、やや少なめと言えます。

ただお子さんがまだ小さくそれほどレジャー費がかかる時期ではないため、窮屈でないなら現状のままでもよいでしょう。

家計を見直そう!


質問者様の家計は無駄遣いが多い家計ではありませんが、以下の支出について見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

■保険など

夫 年間92,460(月5,705+2,000)
妻 年間24,000(月2,000)
子 年間12,000(月1,000)
夫 年間130,968(月10,914)
個人年金 年間120,000(月10,000)
積立保険 年間180,000(月15,000)


合計 55.8万円(月4.65万円)

質問者様の家計は収入に対して保険の割合が非常に高い家計と言えます。

手取り年収438万円とすると、収入のうち約13パーセントが保険の支払いとなります。

そのため保険に支払う金額が大きく「貯蓄はできるが手元に現金が残りにくい家計」になっています。

ただ、その他の支出については特に大きくこれを見直した方がよいという支出はありません。

保険以外に見直しを検討するほど大きく問題がないということは、日ごろから節約の意識が高いことが分かります。

手取り年収400万円台で車が2台あり、さらに手取り年収の10パーセント以上が保険という家計設計の中、黒字にできているというのは非常に優秀です。やりくりも上手であると考えられます。

家計の今後は?


ただし、現状の内容のやりくりで上手に家計が回せるのはお子さんが今後も一人である場合のみです。

一人目のお子さんの年齢やご夫婦の年齢から考えると、まだ次のお子さんを考えられる年齢です。

しかし、現状の家計の内容では、おそらくお二人目のお子さんを迎えると「保険の支払いが多く全く現金が残らない」という家計になることが予測されます。

一人目のお子さんが大きくなり習い事などを検討する頃には今と同じ収入ではかなり苦しくなるでしょう。

上のお子さんが幼児教育の無償化に該当する年齢になったころに二人目のお子さんの出産を迎える

現状では未定となっているボーナスが多めにもらえるようになる

貯蓄性保険の支払いが終わる

などうまく収支が取れるタイミングが合えばよいですが、タイミングが合わないと非常に苦しい家計に転落する可能性がありますので注意しましょう。

家計診断(まとめ)


質問者様の家計は普段から家計管理に気を付けていることが良く分かる家計です。

ただ、貯蓄性の保険など保険関係の支払いが多く「貯蓄はあるのに現金がない」という家計になりやすい傾向があります。

このような家計の方は「収入がそれほど多いわけではないのに収入がそれなりにある方の理想の家計の真似をしてしまう」「貯金をしなければという不安が強すぎる」という傾向があります。

家計管理を頑張らなければと思うあまりに理想を追い求めすぎてしまうという特徴があります。

理想を目指して頑張ることはとても素晴らしいことですが、貯蓄はできても現金がない状況が長く続くと、車の買い替えやリフォームなど大きな支出がある場合に現金がないために多額のローンを組むという本末転倒な家計になる可能性があります。

質問者様の家計の場合は、このような本末転倒な家計にならないように気を付けられさえすればそれほど大きな問題は現時点ではありません。

是非今後の家計を慎重に計画されて行ってくださいね。

■参考:理想を追い求めてしまう家計の方のタイプ別診断結果は以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2379087

■参考:チェックリストで分かる!お金が貯められないタイプ別診断は以下の記事より診断できます。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。

・手取り年収400万円台以上の家計のまとめ


■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

■参考:家計簿&家計管理アドバイザーに無料で相談できます。

https://kakeibo.kosodate-info.com/mail

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